読み切り置き場   作:秋田小町

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最近書いてなかったけど投稿したいから書いたやつ


好き勝手に生きていたい

好きに生きていきたい

僕の人生は僕のものだ。

僕は親の言う通りに小学校から大学入学までまで過ごしてきた。

今までは親の言うとおりに過ごせば今までうまく行っていたが門限だったり友人関係も親が管理していたため大学では友達がいなくて一人ぼっちになってしまった。

発熱など体調不良で休んでしまうと講義についていけなくなってしまうこともあり親の言う通りに過ごしていると大学では何もできなくなってしまうと感じた。

そして僕は友達がいないことに限界を迎え留年しかけてしまいそうになった。

親にそのことを話すと父親は僕のことを軽蔑した目で「そんな子に育てた覚えはない、我が家の恥だ」と罵ってきた。

母親は喚きながら僕に「留年なんて近所にどんな目で見られるか貴方にはわからないの?」と言ってきた。

僕は両親の言葉に限界を感じてしまった。

両親は僕のことを見ていない世間の目を気にして僕を育てただけだった。

今まで僕にとっては両親の期待に応えることが生きる意味だった。

ただその両親は僕のことを見ているわけではなく世間の目を気にしていただけだった。

僕はどうすればいいのか分からなくなった。

そして両親に会うことも嫌になり部屋に篭るようになってしまった。

部屋に篭るようになり大学にも行けなくなり両親にも会わない日が過ぎていった。

1週間経つとドアの向こうから両親の喧嘩が聞こえてくるようになった。

更に3日経つと母親がドアの前で泣きながら「近所の人が冷ややかな目で見てくるの出てきて」と言うようになった。

更に数日経つと父親も「会社の人に伝わって軽蔑された目で見られるから出てきて欲しい」と言われた。

何を言われようと僕の心には両親の声は届かなかった。

両親に何を言われようと世間の目のために出て欲しいとしか聞こえないのだ。

僕が心配なのではなく世間での自分の立場が心配なだけな両親に会いたいとは思えずそれからそのまま部屋に引きこもって1ヶ月経った。

両親は世間の目を気にしていることもあって引きこもっていてもご飯はくれる。

それもきっと餓死による虐待とか噂を立てられるのが嫌だからだ。

大学にも行かず部屋から出ずに過ごすようになって僕は趣味がないことに気がついた。

気付いた理由は引きこもってもやる事はなく何もせず1日が過ぎていくからだ。

そしてそんな中僕の数少ない友人から連絡が来た。

その友人からは「最近何やってるの?大学忙しい?」と連絡が来ていた。

引きこもっているのを伝えるのは少し恥ずかしいがせっかく連絡をもらったのと話を聞いてもらいたかったと言う思いがあったのか「実は大学には行けてなくて部屋に引きこもっているんだ」と連絡を返した。

そしたら友人は「そうか、じゃあ気分転換がわりに何処か行こうぜ」と遊びに誘ってくれた。

僕は「わかった、そっちに日程は合わせるよ」と返信をして遊びにいくことに決めた。

そして日程が決まり遊びに行く日になった。

部屋から出てきた僕を見て家にいた両親は驚いていたけど僕には話しかけこなかった。

友人との待ち合わせ場所に着きそのままカラオケに入った。

入って最初は友人が「楽しく歌おう」と言ったため最初は歌っていた。

そして不意に僕はぽつぽつと友人に話始めた。

大学のことから始まり疑問を抱き両親のことを話した。

そして今引きこもっていること全てを話した。

友人は黙って話を聞いてくれて「自分の好きなように生きたらいいんじゃないかな」と言ってくれた。

続けて友人は自分の話をしてくれた。

「俺も実は大学がキツくてお前に会いたいから連絡したんだ、親は放任主義でほとんど助けてくれないから寂しくなるしお前に会いたくなってさ……」と話してくれた。

友人と話してよかったと僕は今日心から思った。

友人に帰り際お礼を言って家に帰宅した。

家に帰宅したら両親は慌てて玄関まで来た。

母親は「どこいってたの?」とか「こんな時間に帰ってきてどうしたの?」など言ってくる。

父親は無言で立っていた。

僕の前に立つ両親に僕は「この後少し話をしたい」と伝えて両親の間を抜けて部屋に戻った。

10分ほど時間を空けて両親がいるリビングに行き両親の前に座った。

深呼吸をして両親に「大学には行きたいと思ってるし、ここまで育ててくれたのは感謝してるけど、色々考えて思ったんだお父さんとお母さんは僕のためじゃなくて世間の目を気にして僕を育ててるって」僕の思ってることをそのまま両親に伝えた。

「僕は2人の道具じゃないし大学生になってもここまで縛られるのはもう嫌だ、僕のやりたいことや一緒にいる友人は自分で選びたい」

そして僕の気持ちを伝えた。

「2人がどうしてもこのまま縛り続けるなら僕は家を出ていく」

そして僕の最後の決断を伝えた。

その場で両親の返事を聞かず部屋に戻った。

その後両親と和解することは出来ず僕は一人で生きていくことに決めた。

一人で生きていくことで大変なことも沢山あったが自由に生きることができるようになった事で今までできなかった事をする事が出来るようになり今までより楽しく過ごす事ができるようになった。

あの件以降僕は両親と連絡すら取らず両親のことを忘れていた。

大学も卒業し社会人になって数年経った頃に親から留守番電話が入っていた。

内容を聞くと病気になってしまいお金が必要とのことだった。

正直親と絶縁した状態だったのでお金を渡す義理もないが一応育ててくれた恩と思い治療費は出すことにした。

そしてその後も親と連絡を取ることはなく親がその後どうなったのかも知ることなく僕は幸せに過ごす事ができた。

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