デジモンアドベンチャー 〜魂の咆哮〜   作:すなぎも

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はい、どーも、砂肝でございます。
最近モンハン4Gが楽しすぎて小説をろくに書いていませんでした。
とりあえずクリアは完了したのでこれからは頑張ってきますw


第十二話 同じ目線で

-------龍明-------

「もうそろそろか・・・足ももう治ったし平気だろ」

ドルモンと話してからもう一週間が経過していた

足も完全に治り、いつでも戦う準備が整った

しかし、気がかりが一つだけあった

「ドルモン・・・」

ドルモンとこの一週間あれから一度も話していないのである。

朝起きればどんなに早く起きても先に起きていて、どんなに探して見つけ出し声を掛けようと追いかけても気づけばどこかへ行ってしまうのだ

もう一週間もそんな状態が続いているのだ、不安になってしまう。

「大丈夫だとは思うけど・・・とりあえず、あんときの場所に行ってみるか・・・」

俺とドルモンが初めて完全体進化を成した場所、そして、初めて俺が死にかけた場所

俺はベッドから立ち上がり服装を整え邪鉄斬魂剣を携え扉を開き鍵を掛けてから部屋を出る

「・・・さて、まだ子供たちも来ないみたいだしな、訓練でもするか。」

 

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

「ふう、やっぱ距離あるなぁ・・・っと、こんなところにいたのか」

俺は訓練場の奥、闇の最も濃い場所に紫色のデジモンを捉えた

「龍明・・・、ちょっといいかな?」

ドルモンは俺の方へと歩み寄り話を持ちかける

そして、話を始める

「ごめん、熱くなりすぎた。」

ドルモンが頭を下げてくる

どっちが悪いかすらわからない状態だというのにだ

・・・ほんとにこいつは・・・

「いいんだよ、俺だって悪いんだ、家族を守ろうとして、無理をして、こんな状態まで持ち込んでしまった」

俺は片膝を地面につきドルモンの頭に手を置く

「また、一緒に闘ってくれるか?今度からはパートナーとして、同じ目線で、同じ立場で・・・」

俺はゆっくりと言葉を出していく

それと同時にドルモンの頭を撫でる

「うん、龍明は、僕のパートナーだもん」

ドルモンが俺の脇腹を掴み抱きついてくる

「・・・ありがとう、心配かけてごめんな」

そういって俺はドルモンを思いっきり抱きしめる

懐かしいような感触だった

あの最初の頃が思い出されてくる

あたりは静寂に包まれる

しかしそれは突如として警報によって破られた

「警告!!警告!!城内に選ばれし子供たちが侵入!このまま進まれればゲートまでたどり着いてしまいます!戦闘員は急いで現場に向かってください!」

警報が現状を知らせ、再び静寂に包まれる

こりゃ仮面とかも持ってきておいて正解だったな・・・

「子供たちが来たか・・・いくぞ、ドルモン!」

そういい俺はデジヴァイスを構える

「うん!」

ドルモンが輝き、銀色の光を放つ

ードルモン!超進化!!

 

ードルグレモンッ!!!

「お前はとにかく上へ進め邪魔なものは、俺が斬る」

ドルモンへ指示を出し俺は仮面をつけ邪鉄斬魂剣を鞘から抜く

その動作が終わるまでにドルグレモンは飛び立つ準備を整えそして、飛び上がる

 

「鬼哭連斬」

連撃で天井を斬り崩しながらどんどん上へと向かう

「「ううおおおおおお!!!!」」

 

 

 

-------華音-------

「はあ、こんなときにあいつはどこいったのやら・・・」

「どうせ、自分の部屋で寝てんだろ」

私は仮面の上から顔を掻く素振りをしながらリュウダモンと会話する

「今のうちに降参したらどうだ?完全体4体相手じゃあさすがに辛いだろ」

金髪タンクトップの少年が勝ちを確信したかのような口ぶりで提案をしてくる。

「・・・はあ、あんまり本気出したくないんだけど、仕方ないか、リュウダモン、武装進化、ヒシャリュウモン」

「おう」

ーリュウダモン、武装進化!! ヒシャリュウモン!

ーヒシャリュウモン!武装化!

ヒシャリュウモンの体が分解され、武装として私の体を中心に再構成される

 

「戦刃斧、顕現」

私は胸の前に手をかざし斧を出現させる。

 

「そう簡単には通さない、4体まとめてかかってこい」

「!?、そ、総攻撃だ!」

太一さんが一瞬驚いたような顔をしてデジモン全員に号令をかける

それを合図にメタルグレイモン、ワーガルルモン、ガルダモン、アトラーカブテリモンが総攻撃を仕掛けてくる

「うううううああああああ!!!!」

力一杯斧を振り抜きギガデストロイヤーを打ち返しそのまま遠心力を上乗せし地面に振り下ろしシャドーウィングとホーンバスターをかき消す

「カイザーネイル!」

攻撃に合わせて後ろに回りこんでいたのだろうか

ワーガルルモンが背後からカイザーネイルを放ってくる

「よっと」

「ぐぅ!?」

体を反らせてカイザーネイルを避けワーガルルモンの腹に蹴りを叩き込む

腹に入ったのが効いたのだろうか

ワーガルルモンは呻きながら地面に伏せる

「まず、一体かな?」

私は右肩を中心に右腕をぐるぐると回しながら言う

「よくも!」

ガルダモンが性懲りも無く再びシャドーウィングを撃ってくる

「効かないって・・・わっ!?」

再び斧を振り抜きシャドーウィングを掻き消すとその後ろからメタルグレイモンの機械の左腕が飛んでくる

ギリギリ回避したが本当は離れなければならなかったのだ

鎖が体に絡みつき動きを束縛される

「まずい!」

「ギガデストロイヤー!」

「シャドーウィング!」

「ホーンバスター!」

三体の完全体が同時に必殺技を放つ

「ちっ、こうなったら・・・」

私が緊急の打開策を打とうとした瞬間床を壊しながら下から赤い竜が飛び出してくる

その背には仮面をつけた龍明が乗っていた

「!!仮面の男!?」

「・・・選ばれし子供たちか、ひさしぶりだな、完全体にまで進化できたのか」

龍明はドルグレモンの背から降り私の体を束縛している鎖を外しメタルグレイモンの腕ごとメタルグレイモンに思いっきり投げつける

 

「さて、じゃあ始めようか?」

 

 

 

 

-------龍明-------

「華音、ドルグレモン、1人一体ずつで完全体を相手にするぞ」

俺は2人にボソッと策を伝える

「りょーかい」

「分かった」

2人とも小声で返事を返してくる

「俺はメタルグレイモンを止める、華音はガルダモン、ドルグレモンはアトラーカブテリモンを頼む」

さすがに完全体三体と乱戦をするわけにもいかない

完全体ともなればさすがに本気を出さずにはいられない

そこで乱戦なんてしてしまえばあとはご察しの通り、城ごと吹っ飛ぶだろう

 

「はっ!」

俺はメタルグレイモンに向けて刀を振りかぶり飛びかかる

「一人で向かってきたな!みんな!」

太一さんが全員に必殺技を放つための号令をあげる

しかし、止まらずそのまま突っ込む

なぜなら

「突然で悪いね、君の相手は私だよ」

華音がガルダモンを止めるのが目に見えていたからだ

華音はそのままガルダモンの顔を蹴り、大広間の中でガルダモンを分断する

ドルグレモンも同じようにアトラーカブテリモンを吹っ飛ばし分断に成功する

「鬼哭連斬」

刀をメタルグレイモンに向けて何回も振る

しかし、完全体の上メタルパーツがあるため全てガードされる

「ちっ、鬼哭突(きこくとつ)!」

ビリヤードのキューを構えるように刀を構えメタルグレイモンを突く

今度は刀の切っ先をメタルパーツの角の無いあたりに当てられ逸らされる

「よっと・・・」

そしてその突きの体勢のまま飛びメタルグレイモンの頭上で刀を鞘にしまう

そして空中から地面へと向かいながらそのまま抜刀術へと持ち込む

「神速抜刀、真・鬼哭斬」

メタルグレイモンの頭目掛けて高速の斬撃を叩き込む

 

しかし、これもガードされガァンと鈍い音を響かせるだけの結果に終わった

「かってーなおい・・・」

するとメタルグレイモンは今度はこっちの番だと言わんばかりに突進してくる

さすがにこのまま攻撃を食らうのは避けたい

俺はそのまま一度体勢を立て直すため後ろに大きく飛び退く

 

突然何もないはずの空中でなにかとぶつかる

「なんだ?」

ぶつかったものは華音だった

華音もおそらく一度体勢を立て直すため下がったのだろう

そして、ドルグレモンもこちらに下がってくる

3人が広間の中心に集まり敵は三体とも離れていて、遠距離の攻撃ができる

「まずい!誘い込まれたかっ!」

 

今だと声が響き三体が同時に必殺技を放つ

ギガデストロイヤー、シャドーウィング、ホーンバスターが三方向それぞれから飛んでくる

空中にいるため当然攻撃を回避することはできずほぼ直撃する

三つの必殺技は入り乱れとてつもない威力の爆風を起こす

目の前が爆風でなにも見えなくなる

破壊の渦でもみくちゃにかき回される

 

爆風が収まりなんとか立ち上がることができた

そして立ち上がると同時にピシと仮面にヒビが入り右上半分が割れ、地面にカランと音を立て落ちる

 

「お前・・・龍明か?」

太一さんは俺を見るなりすぐに気付いたらしい

驚愕の表情を浮かべこちらを見ている

 

「そんなことはどうでもいい、早く決着をつけようぜ」

俺は刀を胸の前で構え刃の峰に指を立てる

そして、こう言った

「お前たちも守るために闘っているんだろう?」と

 

それと同時に三体のデジモンが必殺技を放つ

こちらもそれぞれ本気の攻撃を仕掛ける

これが、確実に最後の攻撃になるだろう。

 

「真・鬼哭斬!」

「ギガデストロイヤー!」

 

そして、再び爆発が起こり塵芥が舞い上がる

俺は大広間の壁に叩きつけられる

そして、パキンと何かが折れる

そして、鋭い切っ先は地面に落ちた

邪鉄斬魂剣が、折れたのだ

それも半ばから二つに

 

「あーあ、負けちまったか」

どうやら華音とドルグレモンも押し負けたらしい

もうドルグレモンは退化しドルモンに戻り華音も武装進化を解除している

 

「ゲート開いてくれ、退くぞ」

俺は邪鉄斬魂剣の刃を拾い華音にゲートを開くよう頼む

すぐに華音はゲートを開き移動を始める

俺はのんびり歩いてドルモンを持ち上げ抱えながらゲートを通る

そして、入ってすぐに太一さんたちの方へ振り向く

太一さんは、動揺の表情を顔に貼り付けていた

 




はい、どーも砂肝です。
まずは読んでいただきありがとうございます。
今回は初めて敗北がありましたねー
正直言って、龍明の年齢が分からなくなってきてます(笑)
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