いつものことですがww
そういえばpixiv様の方にも転載させていただいております
そちらの方では「毎度キャラに攻撃される作者」タグが追加されました
噴きました
俺は子供達に負け、ゲートを通り自室へと戻っていた
子供達はどうやらテイルモンに撃退されたらしい
おそらくまた明日来るとのことだ
「うーむ、まさかこの刀が折れられるとは・・・」
俺は左手に折れた刃右手に本体を持ちながら呟く
するとドルモンが俺の背中に飛びついてひっついてくる
そしてこういった
「ウィザーモンなら魔法でなんとか出来るんじゃないの?」
ドルモンは折れた刀を見ながらそう言う
なるほど、その手があったか・・・
「ん?折れた刀を?」
「ああ、1日で直せないか?」
書庫で本を読んでいたウィザーモンに刀を見せる
それをウィザーモンはまじまじと眺める
「これは・・・形を変えないと無理かもな・・・折れ口が酷い」
一通り見終わり溜息とともにウィザーモンはポソリと話す
「うーん、やっぱりか・・・」
この結果をなんとなく予想できていた俺は頭をポリポリとかきながら椅子に座る
「形が変わってもいいんだ、なんとか直せないか?」
俺は頭を下げながら頼み込む
「それなら多分1日で直せると思うが・・・本当にいいのか?姿が変わってしまえば、それを今まで通り使いこなせるかは分からないぞ?」
ウィザーモンは念を押すように俺に視線を向けてくる
もちろんそんなことで引くわけにはいかない。
こっちも闘いの武器は必要なのだから
「構わない、ただ、急いで貰えば助かる」
「・・・ふむ、急ごしらえになるかもしれないが3時間で終わらせよう」
なんとウィザーモンは顎に手を添えながら刀を見つめ、立ち上がりそういった
「さ、3時間?」
俺は自分の耳に疑いを持ちながらもう一度聞き直す
「ああ、3時間だ、素材はあるからな。」
そう言ってウィザーモンは刀を持ったまま踵を返し書庫から出ていった
「・・・さすが魔法使いと言うべきなのか?」
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「3時間か・・・」
俺はベッドに座り込み考え込む
もちろん3時間の間何をするかについてである
・・・・・・
だめだ、思いつかない・・・
頭を抱えながらあれこれ考えているとトントンとノックの音が響き華音が部屋に入ってくる
「りょ、龍明、ちょっといいかな?」
華音の顔は苦笑いが貼り付けてあり額にはなにやらうっすらと汗が浮かんでいた
ゆっくりとこちらへ近づき俺の隣にストンと腰を下ろす
「えーとね?エ、エテモンからこんなチケット貰ったんだけどー・・・一緒に・・・行かない?」
チケット・・・?
華音は紙をすっと俺に渡してくる
俺はそれを受け取り書いてある字を読んでみる
天下一オカマ舞踏会
と書いてある
・・・ん?天下一オカマ舞踏会?
・・・やめておこうか
俺は苦笑いしか出てこなかった
どうにもこれは嫌な予感しかしないのである
そう考えたのは華音と母にアレをやられたのもあるが・・・(いつぞやの女装)
「なあ、華音、お前本当にこれでいいのか?」
一応念のため聞き直してみる
さすがに華音はオカマが好きな訳じゃないだろうし・・・
「うん、だって私そういうの好きだもん・・・」
好きなの!?
え!?これ!?これのこと!?
オカマが踊ってるの見るの好きなのか!?
お前どんな趣味だよ!?
ますます苦笑いが込み上げてくる
というかもう嫌悪の感情に近いだろう。
「お、お前にこんな趣味があったとはな・・・」
さすがにこんな趣味をしていると分かってしまってはどうしてもギクシャクとしてしまう。
いや、もちろん趣味は人の好きなのだが
「い、意外かな?」
当たり前だ馬鹿野郎
「当たり前だろ・・・」
「だって私だって女の子だもん!遊園地くらい好きだっていいじゃんかぁ!」
・・・遊園地・・・?
オカマ舞踏会じゃないのかこれ?
俺は穴が開くくらいに紙をじっくりと見つめる
「・・・・・・」
じっくりと紙を見渡すと端っこに、小さくこう書いてあった
遊園地、ペア2名無料券
と
・・・ああね。
なるほどね・・・。
「分かった、行こうか、それじゃあな」
頭痛くなってきた
そして俺はベッドから立ち上がりドアを開け廊下へと出る
「・・・パンプモンとゴツモンのところにでも行くか・・・」
俺は頭を抑えながら暗い廊下を前屈みになりながら歩いていく
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「いょーす、パンプモン、ゴツモン、調子どうだー?」
「あ、龍明!」
「遊ぼ!遊ぼ!」
俺の姿を視界に入れるなり二体はすぐさま駆け寄ってきてそれぞれ俺の腕を掴む
「ははは、じゃあ何する?」
「うーん、そうだなー」
「あっ、あれにしようあれに!」
2人は俺の腕掴んだままそれぞれで遊びを考える。
もう思いついたらしいが
「じゃあね!殺し合いしよう!」
「そうそう!このマグナムとかマシンガンでドーンって!」
・・・・・・
ドーンってなんだよ。
「あっと、すまんな、用事があったんだった」
俺はさっさと背中を向け即行で部屋の扉を開け放ち廊下を脱兎のごとく走り抜ける
「「あーっ待ってよー!」」
2人が声を揃えて俺を呼び止めているのが聞こえてくる
しかしそんなこと関係ない
俺は・・・自由なんだ・・・
「ははははははははぁぁあーーーっ!!!」
俺は笑いを抑えることなくただただ走り続ける
一目なんて知ったことかぁぁぁぁぁぁっ!!!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
俺は再び、地下の訓練場、あの時の場所へと戻ってきていた
「龍明、お前さっき笑いながら走ってたけどどうしたの?」
突然階段を降りてきたドルモンが苦笑いをしながら尋ねてくる
本当に神出鬼没だなぁと俺も若干苦笑いを浮かべそうになる
「うん、現実逃避」
「はは、まあこれあげるよ」
ドルモンが笑いながらコアラのマーチみたいな形の何かを渡してくる
それは黄色い六角柱の箱、パッケージであろう表にはDの文字が刻まれている
デジノワだ
そういえば、とドルモンもこれが好きだったことを思い出す
「ありがとう、お前が食え」
俺はにやけながらお礼を言い当たり前のようにそのデジノワをドルモンに押し返す
「うん、あげるって言ったものをお前が食えって言って返す奴は初めて見たよ」
ドルモンは苦笑いを継続したまま訓練場の床に座り込み押し返されたデジノワを開けぽりぽりと食べ始める
「いやー、ウィザーモンに刀を直すのに3時間くらい掛かるって言われちゃってさー、何もすることもなかったしで、いろんなところ言ってたんだけどさ・・・もう、な?」
俺はデジノワを食べているドルモンを見ながら話しかける
しかしドルモンは聞く耳持たずといった様子でデジノワの箱に顔を突っ込んで直接ボリボリと食い始めていた
「・・・・・・よし」
俺はそう呟き思いっきり隣に座る紫竜の額にチョップをお見舞いする
「な、何すんだよ!龍明!」
ドルモンはビックリしたような顔で額を押さえながら涙目でこちらへと視線を向ける
「食い方汚いぞ、というか話は聞け」
俺ゆるい笑顔でドルモンの頭を撫でながらドルモンの行動を注意する
「むー・・・一気に食いたいのになぁ・・・」
ドルモンはその手に持つデジノワを見ながら一つずつぽりぽりと食べ始める
「なー、今だいたい1時間ぐらいたったからさ、残り2時間くらい戦闘訓練しないか?」
俺はドルモンを横目で見ながら話を持ちかける
今度はデジノワの箱に口を突っ込まずザザーッと一気に口の中へと放り込んでいる
「・・・・・・」
再び隣に座る紫竜の額にチョップをお見舞いする
「痛いって!」
ドルモンはデジノワを口に放り込むのをやめ片手でデジノワを持ち片手で額を押さえ始める
「あのな?話を聞け、それから食い方が汚いって言ってるだろ」
「むー・・・」
ドルモンは渋い顔をして再び一つずつデジノワをつまみぽりぽりと食べ始める
「で、話なんだかな・・・」
再び話を始めようとドルモンへと視線を向ける
すると今度はドルモンはデジノワを箱ごと口に入れもっしゃもっしゃ噛んでいる
「なにやってんだよお前!?」
「むー?ふぇひほふぁふぁへへふんはほ」
口に箱を頬張りながらモゴモゴと言葉を話し始める
言葉じゃないが
「口ん中に入れてる箱出せ!アホ!」
やっぱり行動がドルモンらしいなぁと思う
「ドルモン、戦闘訓練しようぜ、完全体で頼むよ」
「んぐっ・・・手加減は?」
ドルモンは俺の言葉に応えるため箱ごとデジノワをごぐんと飲み込み質問してくる
「もちろん、いらない」
ドルモンの質問に答えながら訓練場の真ん中へと移動する
「ドルモン、進化」
そしてポケットに入っているデジヴァイスを出し、ドルモンを進化させる
ードルモン超進化!
ードルグレモン!
「行くよ、龍明」
ドルグレモンはそういうとかなりのスピードで突進してくる
「よっと」
体をひねり突進を避けドルグレモンに回し蹴りを打ち込み吹っ飛ばす
しかし、ドルグレモンは空中で翼を広げ停止する
「メタルメテオ!」
ドルグレモンはすぐさま巨大な鋼鉄球を作り出し発射してくる
「返すよ」
飛んできた鋼鉄球に渾身の力を込めたパンチを叩き込み鋼鉄球を押し返す
すると巨大な鋼鉄球の陰から球を避けるようにカーブする小型の鋼鉄球が何発も降り注いでくる
「うおっ!あぶね」
どんどん降り注ぐ鋼鉄球を避けながらジャンプする
しかし空中では身動きが取りづらいため必然的に球を弾く必要が出てくる
「かかったね、メタルメテオッ!!!」
降り注ぐ鋼鉄球を弾きながらドルグレモンに近づいていくと再び巨大な鋼鉄球が飛んでくる
「ほっ!」
アッパーを打ち込み球を上へと吹き飛ばす
すると再び小型の鋼鉄球が降り注いでくる
「いてっ!いてててっ!」
さすがにすぐには対応できず何発かヒットする
「いってーな・・・」
未だに上空に居座るドルグレモンを見ると今度は先ほどまでよりもはるかに巨大な鋼鉄球を作り出していた
「これ喰らったら死ぬだろ・・・」
そんなことを言っている間に鋼鉄球は完成しドルグレモンの手によって放たれる
「牙穿(がせん)」
腕をドリルのようにひねりながら鉄球にパンチを入れる
鉄球はパンチの入れた点を中心に周囲がなくなる
「えっ?龍明、その武術マスターしてたの?」
「当たり前だ、あのコウモリに出来るなら俺にも出来る」
鉄球を削り取ったのはヴァンデモンに教わった武術だった。
ヴァンデモン曰く、その武術名は竜牙というらしいが詳しくは知らない
なんかずっと中国四千年の歴史がありこの武術はブラジルで生まれたとか訳わかんねーこと言ってたし・・・
ただ、秘伝技に関しては威力はおかしいらしい
「そろそろお互い本気でやろーぜ、つまらん」
「あー、そうだね、じゃあ本気で行かせてもらう、よっ!!!!」
ドルグレモンが空中を滑空し一気にスピードを上げ突っ込んでくる
「ブラッディータワー!!!」
「甘い」
俺はドルグレモンの攻撃の前に素早く上へと跳ぶ
「牙炎」
手を竜の爪のように開き捻りながら空に掌を打ち込む
この技は風圧で攻撃する技らしい
俺がやると風圧の比じゃないらしいが
「ぐっ!!」
ちょうどその射程に入り込んだドルグレモンは地面に叩きつけられそのまま押さえ込まれる
そして強くなり続ける圧力に耐え切れず退化しドルモンに戻る
それと同時に俺は地面へと着地する
「残念だったな、ドルモン、まだ詰めが甘いぞ」
そして起き上がろうとするドルモンに歩み寄り額にデコピンをする
「じゃ、帰るか。もうそろそろ3時間経つだろ」
俺はドルモンを抱き上げ訓練場の入り口へと向かう
帰りには新しくなった邪鉄斬魂剣が受け取れるのだと思うと胸が高鳴る
どんな姿をしているのか楽しみならなかった
「さて、明日が楽しみだな・・・」
はい、どーも砂肝です
毎度読んでいただきありがとうございます
感想などが届くと作者が回ってみた状態になります
ユーザー登録などをしなくてもコメントできるようになっているのでここをどうするといいなどの評価をいただけるとありがたいです。
それでは、また次回ー