そしてそれに呼応するように・・・
はい、どーも年末の忙しさで体力が完全に切れている砂肝です。
ここ最近国語の受験勉強で文を縦読みしてるから常に
縦読みする← 癖が
もう疲れて疲れていやー、鍋食いたいなぁ。
ぐつぐつ煮えてる鍋食いたい
ん?フグ鍋がいいって?
まあまあ、ただの鍋でいいじゃん
じゃあお前が具だって?
んー?ドウイウコトナノ?
アーーーーッ!
さて、もう分かりましたかね?
「「うおおおお!」」
ドルゴラモンが叫びヴェノムヴァンデモンの頭を鷲掴みにし地面に叩きつける
そして腕に炎を纏い攻撃を仕掛ける
「ドルディーン!」
ドルゴラモンが叫ぶと同時に腕に纏った炎がヴェノムヴァンデモンの頭に纏わりつき燃やす
「どけぇっ!」
しかし体格差がある故に簡単に炎は振り払われドルゴラモンも鉄柱のような硬い太い足で吹き飛ばされる
ドルゴラモンはビルをいくつも貫きながら飛んでいく
「さらばだ、選ばれし・・・子供達よッ!」
そう言ってヴェノムヴァンデモンは赤い甲殻に覆われた硬い腕を地面に向けて振り下ろす
その瞬間にワーガルルモンとメタルグレイモンが腕に強烈なタックルを当て、それを受けたヴェノムヴァンデモンは身体を後ろに向けて仰け反らせる
「カイザーネイル!」
「ギガデストロイヤー!」
すぐに二匹の必殺技が放たれる
しかし簡単に腕の甲殻によって弾かれる
結果は足止めだけに終わった
そしてヴェノムヴァンデモンは立ち上がり今度こそ止めを刺そうと腕を振り上げる
「ううおおおッ!」
叫びが聞こえ突然鉄のような色の影、ドルゴラモンがヴェノムヴァンデモンの脇腹に突っ込みヴェノムヴァンデモンの巨体を押し倒し地を転がす
「龍明!予言を読め!」
ドルゴラモンがそう叫ぶ
何がしたいのか
それには理解に苦しむが何か理由がある
それを理解し予言を誰かに聞こうとする
そして、一番確かな情報を聞ける人物が思い浮かぶ
「光子郎!ゲンナイさんに予言のことを聞いてくれ!
知っていると言ったら話してもらってくれ!」
「分かりました!」
光子郎はすぐにパソコンのキーボードを叩きメールを書き上げていく
そしてそれを送ると数秒後にゲンナイさんからのメールが届いたらしい
光子郎が声を出す
「予言を読みます!
獣の数字を刻むとき吸血鬼の王は更なる力を持つ者へとなる
これはつまりはヴァンデモンのさっきの進化のことと考えられます!」
そして再び光子郎はカタカタとキーボードを叩き再び予言を読み始める
「ここからはまだ実現していません!
光と希望の最愛なる人に矢が刺さるときその者の最愛なる人更なる力を得る・・・。
和親の心が満たされし時、和の龍更なる力を得、新たな姿を手にする・・・?」
光子郎が読みながら顎に手を当て思案を始める
「どういうことだよ・・・」
龍明は理解が出来ず頭を項垂れる
「ここは光子郎ハンとワテに置き換えてみましょ!
ワテのパートナー、つまりは光子郎ハン、その最愛なる人っちゅーのは光子郎ハンのご両親さんとなるんでんがな」
突然アトラーカブテリモンが指なのか定かではない指を一本立て説明をする
「ならこの光と希望という言葉は、紋章を表しているのか!」
光子郎は頭がいいらしい。
俺には理解できない文字の羅列をよく理解出来た上で言っている
しかし光子郎の仮説が当たっているとしたら・・・
「華音、予言の通りだとしたらお前の心が満たされるとある。
お前は一体何をすれば心が満たされるんだ?」
華音を指差してたずねる
しかし当の本人は口をもごもごさせているだけで一向に何も話そうとしない
「大丈夫だよ、もし叶えられそうにないことでも、必ず俺が側で支え続けるから。だから、早く・・・」
そういうと華音は少し驚いたような表情を浮かべる
「・・・大丈夫、もう、私の心は満たされたよ。」
そう言って華音は優しく微笑む
それと同時に華音の腰に下げられたデジヴァイスが暖かい白い光を放ち出す
「華音・・・お前の想い・・・我に届いた」
いつの間にかヒシャリュウモンから退化しているリュウダモンはそう言うと白い光を纏った固形となる
『リュウダモン!ワープ進化!』
次々とリュウダモンの姿が変わっていく
ギンリュウモンの形からヒシャリュウモンの形へ
ヒシャリュウモンの形をベースに腕が生え二対の剣が現れる
そして背中にも二対の刃が生え白い光がその究極体の形を成す
『オウリュウモン!』
光の衣が消え中から金色の二対の刀を持つ龍が現れる
そしてそれと同時に背後から声が聞こえる
「「・・・届け!希望と光よ!」」
そしてそのすぐ後にオレンジ色の光と青い光が迸る
「・・・予言はどうやら実現したみたいだな。」
『アグモン!ワープ進化!』
『ガブモン!ワープ進化!』
アグモンはオレンジ色の固形にガブモンは青色の固形となり今までの進化体の形になりその更に先究極体の形を成す
アグモンは足が急に発達し二足歩行になり腕に爪のような武器が装着される
そしてガブモンは逆に四足歩行になり背中からブレードのようなものが生える
『ウォーグレイモン!』
『メタルガルルモン!』
ウォーグレイモンは全体的にオレンジ色の二足歩行の竜人型デジモンで胸に重厚な装甲が付けられ背中には勇気の紋章が刻まれた盾を背負っていた
メタルガルルモンはワーガルルモンとは打って変わり四足歩行になっただけでなく体のほとんどをサイボーグ化されていて瞬間的な火力に特化した武装が主になっていた
「よっしゃあ!究極体だァ!」
「よくもまあやってくれたなこのコウモリ野郎!」
メタルガルルモンが吠えるとそれに続いてウォーグレイモンが腕の武器をわざわざ外し中指を立てながら怒鳴る
「お前ら・・・何を言っているのだ。
今は戦うことに集中するべきぞ。」
そう言ってオウリュウモンは左手の刀の峰を肩に当てめちゃくちゃ余裕ぶる
それと同時にドルゴラモンが再び吹っ飛んできて隣にあったビルに突っ込む
「あいたた。」
ドルゴラモンは余裕そうな声で頭を抑えながら立ち上がる
それと同時にオウリュウモンが攻撃態勢を整え攻撃をを開始する
「永世竜王刃!」
そう叫びながら刀を振りかぶりヴェノムヴァンデモンに攻撃を仕掛ける
ヴェノムヴァンデモンはそれを片手で受け止めにやりと笑う
「・・・拙者だけと思うたか?」
「コキュートスブレス!」
いつの間にやらヴェノムヴァンデモンの足元に移動していたメタルガルルモンが口から絶対零度の息を吐きヴェノムヴァンデモンの足を凍結させ地面に固定する
「まだだ!ガルルバースト!」
メタルガルルモンの体中から小型砲台が現れ辺り一面の地面に着弾する
そして着弾したところから凍りつき辺りが氷に閉ざされる
「ふん!我には寒さなど蚊ほども効かぬわ!」
ヴェノムヴァンデモンはそう言って凍りついて固定された足を引き剥がそうと足に力を入れる
しかしメタルガルルモンとオウリュウモンはそれを見逃し一目散にその場から離れる
「ウオオオオ!」
ウォーグレイモンが強烈な熱を放ち出す
オレンジ色の装甲が赤く染まり氷の地面だというのに灼熱の炎がところどころにチロチロと燃え始める
「オメガバーストォッ!」
その瞬間に爆発が起こり氷の地面を溶かし吹き飛ばしヴェノムヴァンデモンを巻き込み周囲の物を消し飛ばしていく
そして数秒置いて炎の勢いが収まり次第に弱まり煙を立てながら中心部分が融解した大地と下半身の無い黒焦げのヴェノムヴァンデモン、空に浮いているウォーグレイモンが見えてくる
「絶対零度の中で何千という炎に焼かれれば少しは効くだろう?」
ウォーグレイモンはそう言って腕の爪をヴェノムヴァンデモンに向ける
しかしその瞬間にウォーグレイモンの背後に紺色の男の姿が現れる
「効かないと言ったはずだが?」
「!?」
そう言ってヴァンデモンは振り向いたウォーグレイモンの頭に回し蹴りを入れ吹っ飛ばしブラッディストリームで追い討ちを掛ける
「死ねぇ!コキュートスブレス!」
ヴァンデモンの注意がウォーグレイモンに向いている間にメタルガルルモンが飛びかかりコキュートスブレスでヴァンデモンを凍りつかせ完全に氷塊の中に閉じ込める
「ここで!お前には死んでもらうぞ!」
そう言ってオウリュウモンが両手の刀で氷ごと叩き斬ろうと刀を大きく振り被る
「甘い!」
ヴァンデモンは氷を力で無理やり砕きブラッディストリームでオウリュウモンの左脇腹を抉るように薙ぐ
しかしオウリュウモンはそれを右手の刀で受け止める
どうやらかなり反応速度が上がっているらしい
「黄鎧!」
オウリュウモンは両腕を振り回しブラッディストリームを輪切りにしながら金色の竜巻と化して回転しながらヴァンデモンの腹部を対象に削り取ろうと飛び込む
「ふふはははははっ!」
ヴァンデモンはそれを笑いながら蹴り上げる
「ナイトレイドォッ!」
ヴァンデモンの腕からコウモリが放たれ蹴り上げられたオウリュウモンへと襲いかかる
「ガイアフォース!」
「グレイスクロスフリーザー!」
二体の究極体の技によりコウモリが吹き飛ばされ消え去る
「まだまだだ」
オウリュウモンの前へとウォーグレイモンが出てそういう
「俺たちはまだ戦えるぞ!」
そうメタルガルルモンが言う
「ここからが本番ぞ!」
オウリュウモンは肩に刀の峰を当て見得を切るような動きをする
「ゴォラアアアアアア!」
「うおっ!?」
突然下からドルゴラモンが現れヴァンデモンを殴り飛ばす
ヴァンデモンは突然起きたその出来事に一瞬体が硬直する
そして、三匹はそれを見逃さなかった
「「「今だ!」」」
3匹が同時に必殺技の予備動作を行う
「ガイアフォース!」
「永世竜王刃!」
「コキュートスブレス!」
三匹の必殺技が互いに混ざり合いスパークを起こしながらヴァンデモンへと向かう
「くっ。」
ヴァンデモンは急いで上昇し技の軌道上から逃げようとする
「逃がすかよ!」
いつの間にやら上空へと移動していたドルゴラモンがヴァンデモンの頭にアームハンマーを叩き込み再び技の軌道上に叩き落す
刹那、鋭い閃光が迸り辺りの霧や雲が全て吹き飛ぶ
それと同時に全員が地へと降りてくる
そして、閃光は光の柱となりその中をヴァンデモンがふわふわと降りてくる
俺は両腕をだらりとぶら下げたままヴァンデモンが降りてくるであろう着地点へと向かう
彼の持っているであろう真実を聞き出すために。
-------ヴァンデモン-------
「よう、ヴァンデモン、この勝負は俺らの負けみたいだな」
目の前に自分を打ち負かした少年の顔が見えた
どうやら私は負けたらしい
まったく悔しいものだ
「はは、は、どうやら、強くなれたようだな。」
体中の傷に苦しみながらも強がりを見せて笑う
「ああ、あんたの考え通りだ、俺たちはあんたの思惑通りに動いてたよ」
少年は前よりも優しさに満ちた目をしていた
これも成長できた証なのだろう
そして彼の元に彼の仲間が集まってくる
集まった子供達は彼と、あと2人の子供を除いて皆、私のことを蔑んだ目で睨んでいる
まあ、仕方は無いのだろう。
やったことがそれなりのことなのだから
「全くだから貴様は弱いのだ!」
突然選ばれし子供達の背後に右腕に剣をを持ったピエロのような服装のデジモンが現れる
体が動く
ピエロの持つ剣が妖艶な光を放ち後ろを振り返る子供達の首へと向かう
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
「ぐっ、ごほっ」
ヴァンデモンが紅い飛沫をあたりに飛ばしながら地面に倒れこむ
子供達の表情が硬直する
その中で究極体の四体と俺が同時にピエロのようなデジモンを取り囲む
「「「「「お前は何者だ!?」」」」」
五人で声が同時に揃う
しかしクソピエロはくすくすと笑ったまま質問に答えようとはしない
「はははははははは、ヒャハハハハハハハハ」
ピエロの狂気の篭った笑いを耳にした途端額から冷や汗が数滴流れる
「ガイアフォース!」
「ブレイブメタル!」
「永世竜王刃!」
三匹が同時に最大の必殺技を放つ
それと同時にメタルガルルモンだけが距離を置く
そして攻撃を終えた三匹はすぐにメタルガルルモンと同じようにその場から距離を置く
そしてメタルガルルモンの体中から小型の砲台が出現する
「ガルルバースト!」
砲撃は全て命中しピエロは氷に押し込められる
「ウオオオッ!」
あの時と同じように装甲が赤くなったウォーグレイモンが雄叫びをあげる
「オメガバーストッ!」
ピエロが紅蓮の炎の中に消え去る
しかし、突然そのことは起こった
「・・・ククッ、はははは、ヒャハハハハハハハハ!涼しいなぁ!」
炎の中から不気味な笑みを浮かべたピエロが無傷の姿を何もなかったかのように現す
「「「「「!?」」」」」
「トランプソード!」
四匹が反応するよりも早くピエロの背に携えられていた四本の剣がドルゴラモンの肩、ウォーグレイモンの胸メタルガルルモンの腹、オウリュウモンの首へと突き刺さる
そして四匹は成長期まで退化してしまう
「選ばれし子供達よ、自己紹介といこうか、私はピエモン!ダークマスターズの1人だ・・・」
ピエモンがそんな自己紹介をしているときに彼は突然彼の背後に現れた黒いゲートに呑み込まれる
「・・・間に合ったみたいだね。」
地面に手と膝をつきながら息を荒げた華音が呟く
どうやらゲートを開いてピエモンをゲートでデジタルワールドに飛ばしたらしい
「・・・くそっ、りょ・・・うめい。」
突然倒れたヴァンデモンが俺を呼ぶ
それに応じてすぐさま俺が駆け寄ると彼はすぐに俺の肩に手を当てる
それと同時にヴァンデモンの体が崩れ、光となって散り始める
「私が・・・見ていられる、の・・・は、もうここまで・・・らしい、私の・・・見た・・・かったセカイを・・・見てき・・・て、くれ・・・」
そこまで言った途端に、彼は消え去る
「・・・お前の見たかったセカイ、か。
・・・お前の願い、俺がたしかに、受け継いだ」
俺はそれの実現を決意し静かに強く拳を握った
恐らく折れているのだろう腕に鈍い痛みが走った
そしてすぐにみんなが走ってくる
「龍明、ヴァンデモンは・・・味方だったのか?」
ヤマトさんが俯きながら悔しそうに拳を震えさせながら呟く
「そうですね。」
その瞬間後ろからコンクリートに拳を打ち付けたのだろうガツンと音が聞こえる
「じゃあ、俺たちは!仲間を殺したってことじゃないか!」
拳を打ち付けたのは太一さんらしい
彼は悲痛な叫びを上げて嗚咽を漏らし始める
「ヴァンデモンは俺たちに世界を救えるまでに強くなってもらうために俺たちと戦ったんです
自分が死ぬのも構わずに俺たちをピエモンから守ったんです。」
俺は落ち着いた雰囲気を出しながら太一さんが達の方を見つめる
「ヴァンデモンは自分の力だけじゃあこの世界を救えないと知り、俺たちにこの世界を救わせようとしていたんです。」
それと同時に7色の光が空から降りてくる
ビッグサイトで眠っていた人たちが続々とその光の元に集まってきた
その中にはみんなの家族もいた
「太一!ヒカリ!」
太一さんのお母さんが太一さんとヒカリちゃんに向けて手を伸ばしながら走ってくる
「空!」
空さんのお母さんらしき人も走ってくる
その中でたまたま、瓦礫に座っている母さんとその横でタバコをふかしながらこちらに笑顔で手を振っている父さんを見つけた
「・・あいつらは子供が心配じゃないのか・・・」
思わず苦笑いが浮かぶ
そして、選ばれし子供達全員が恐らくはそれぞれの両親に向けて手を振り始める
みんな両親にそれぞれの両親の呼び方で声を上げている
必ず戻ってくるからね。
と・・・
それに触発されたのか俺もボソリと呟く
「さよなら。」
父さんがふっと笑った気がした。
ついにダークマスターズ編に入れそうです!
次回、君は進化したカオスを目撃する!