ギルガルド可愛いとか言ってレート潜ってたらいつの間にか一週間が経過していました。
現在はクチートを厳選してますw
鋼タイプ可愛いの多いからね。(感性がズレてる)
ツキヤは動かない。
みるみるうちに彼の体に空いた穴から溢れた赤い液体が地面に広がっていく
「月矢ァ!」
龍明は叫ぶと同時にピクリとも動かない彼に駆け寄る
頭を抱き上げ頬を叩く
しかし、傷口から血が溢れるばかりで全く動かない
それと同時に背中に吸盤のようなものがへばりつく
その吸盤はいつの間にやらこの場に来ていたレーザーを撃ったであろうムゲンドラモンへと繋がっていた
「これで、魂のエネルギーが手に入る・・・」
ピエモンはそう言って不気味な笑みを浮かべる
それと同時に脱力感が体中に現れそのまま前のめりに倒れ込む
「エネルギー・・・を・・」
瞼が重い。
力が入らない
もう全てを諦め意識を投げ出そうとした瞬間だった
赤い髪に赤い鎧を着た巨大な槍を携えた青年が現れ脱力感が消え失せる
「情けねーな。龍明」
「ミカ・・・ド・・」
その青年は過去に自分達を助けてくれた青年であるミカドだった
彼は耳につけた通信機のようなもののスイッチを入れると話し出す。
「あーあー、ボース、只今鉄の元へ現着した。
日金の方は恐らくは・・・
交戦権を求める。」
ミカドがボスと呼ぶものに連絡をすると同時にノイズ気味の機械のような声が聞こえる
『分・・まし・・
こ・・り全ロ・・ルナ・・に交戦を・・・ます。』
その声を聞き届けたあとミカドはニヤリと笑う
「了解。」
ミカドの姿が消え、まず最初にピエモンとピノッキモンとムゲンドラモンの内ピノッキモンが吹っ飛ぶ
「次っ!」
ムゲンドラモンの前にミカドが現れる
ピエモンはそれを読みそちらに向けトランプソードを投げる
「デストロイドラッシュ」
ミカドはその手に持つ槍をピエモンの方にむけ地面に叩きつける
その一撃で地が割れ地面がめくれ上がりピエモンごと空へと舞い上がる
「昇竜斬波」
そして一度持ち上げた槍を再び振り下ろし斬撃を放つ
その斬撃は真っ直ぐ跳びピエモンの体を切り裂く
その勢いをそのまま利用し槍を地面に打ち込みそれを使って空へとジャンプする
「オラァッ!!」
ミカドは空中で回転しながら空中から落下する際のスピードを加えてムゲンドラモンの頭にかかと落としを叩き込む
そして先ほど槍を刺した場所へ華麗に着地すると槍を地面から抜きその先端をムゲンドラモンへと向ける
「・・・ペンドラゴンズグローリー」
槍の先端から青いレーザーが放たれ爆風が起こると同時にムゲンドラモンの腹部を貫き拡散しクロンデジソイド性の装甲をバラバラに砕く
その瞬間にミカドは龍明とツキヤを抱え一気に移動を開始する
「・・・よし、大丈夫だったな。
ムゲンドラモンがやられたのは惜しいが・・・種は植えつけた。」
そう言ってピエモンは不気味に微笑む
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「全員集まったようだな。」
紫色の鎧を纏った老兵がミカドが戻ったのを確認しそう呟く
現在、選ばれし子供達とミカドと鎧を纏った3人はムゲンドラモンの支配するメタルエンパイアの街の地下道、そこで話をしていた
「ミカド、どーすんだ?
隊長はこっちには来られなかったからな。
今はお前が隊長だ。」
青い鎧を纏った青年がミカドとなにやら話をする
それを聞いたミカドの表情から察するに恐らくはなにか重大なことなのだろう。
「とりあえずは月矢の治療が終わり次第だろうな。
さすがにいくらクレ・・・クレアとローでもすぐには治せないだろうしな。」
ミカドはそう言うと現在擬似的な無菌空間を作り出し月矢の毒抜きと傷の縫合を行っている年季を漂わせる紫色の髪の男とその助手だろうか?
彼の手術を手伝う桃色の髪の女性を目だけで見る
「しかし・・・問題は月矢よりもあいつらだ。
恐らくは俺たちを疑っている。
龍の方はどっかに行っちまうし。」
ミカドは槍を地面につきたてそれに体を寄せながら状況を話し出す
「・・・ミカド、龍明には・・・話しといたほうがいいんじゃないか?」
青い鎧を纏った青年は少し言葉を詰まらせながら話し出す
それを聞いた途端にミカドの目は一変する
瞳孔がまるで猫や蛇のような縦長に伸びそれと同時に空気が張り詰める
「まだ話さない方がいいかもしれない。
それを聞けばあいつは間違いなく・・・」
「死ぬ、とでも?」
ミカドはその言葉に静かに頷く
そして青い鎧の青年は顎に手を当て思案を始める
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「みんな、あの人たちのことをどう思う?」
空が膝を抱えながらポソリと呟く
それをきっかけにずっと黙り続けていた太一たち選ばれし子供達は徐々に話を始める
「私は今は信じて平気だと思う。」
華音はリュウダモンの体を撫でながら話し始める
しかしすぐにその意見への批判が上がる
「少し様子を見るべきです。
すぐに信じられる訳ではないですから・・・」
光子郎はそう言って俯く
唯一彼のパートナーテントモンはほとんど無傷だった
空で敵を撃ち落としていたのだそうだ。
「でもミカド君もいたよ?」
ヒカリが過去に助けてくれたミカドを支持し信用する元を作ろうとする
しかし太一はそれに首を振る
「だいたいあいつが一番怪しいんだよ。」
「誰が怪しいって?」
太一が呟くと同時に彼の背後にミカドが現れる
そして彼はこう言った
「戦う意思はあるか?」
その言葉に全員が一時的にだが言葉を失い黙りこくる
しかし数秒後彼らは口を開き質問を投げかけようとする
「意思があるかないか、それを聞いているんだ。」
彼はそう言うと子供達全員を一瞥し黙らせる
明らかに全員の表情が強張っていた恐らくはミカドを恐れているのだろう。
しかし、ここでその内の一人が口を開いた
「私は・・・ある。」
華音だ。
「そうか、じゃあ華音はこのままついてこい
他の奴らはその鍵を使って自分たちに与えられた指名すら理解せずにさっさと帰れ。
戦う意思の無い者が居ても邪魔なだけだ。」
ミカドはそう言って子供達に向けて鍵を投げつける
そしてそこからしばらく歩くと華音が唐突に口を開く
「・・・ミカド君さ、人じゃないでしょ。」
ミカドはその言葉に少し動揺する
しかし頭に手を当てると華音の方を睨む
「ったく・・・どうして歴代の和親はこんなに勘が鋭いんだよ。」
「いやー、私は読心が出来るから」
華音はそう言ってにっこりと笑う
ミカドもそれを見て少しだけ表情を緩める
「これで・・・少しは戦意を取り戻してくれればいいんだが。」
その時だった背後から複数人の走る音が聞こえてくる
しかしミカドはそれを気にすることなく歩を進める
「ミカド!」
太一は声を張り上げミカドを声で引き留めようとする
しかし、左から右に右から左に聞き流す体制をとっているミカドの耳には届かない
ミカドは止まることなく進み続ける
「俺たちは戦う。
俺たちを助けてきてくれた人達のために・・
大切な人達のために!」
太一たちがそう言うとミカドは立ち止まり頭だ振り返り太一達を睨み据える
しかし太一達もそれに負けずミカドを見続ける
やがてミカドは溜息を零す
「合格だ。ついてこい」
ミカドはそう言ってまた歩き出す
今度は全員を連れて。
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「遅かったな、ミカド、月矢の治療も終わった。だが、あいつは一足先に帰らせた。」
紫色の髪の老人がそう言う
ミカドはそれに頷く
「あいつは仕方ないだろ、なあ、龍。」
「龍って呼ぶな。俺は龍明だ。」
そう言って彼は通路の陰から現れる
刀に腕を置きながら相変わらずのポーカーフェイスを貼り付けている
「龍明!」
華音は彼の名を呼び彼に駆け寄る
「どこ行ってたの!?」
そう言って華音は思いっきり龍明を殴りつける
龍明は何かあったのかという表情でそれを受け止める
「おとなしくしろ、縛り上げてビルの屋上から落とすぞ。」
ミカドはそんな二人を睨み、威圧する
その気配に二人はまるで犬のようにすぐに言うことを聞き大人しくなる
「よし、それでいい。
・・・これから話すことをよく聞け。」
ミカドはそう言って話を始める
彼の後ろでは青髪の青年、紫髪の老人、桃髪の女性が立っていた
「俺達はこのデジタルワールドの秩序を守る
我らが神、イグドラシルの側近、ロイヤルナイツだ。」
ミカドはそう言うと元の姿へと戻り始める
ミカドは赤と銀色の翼の生えた竜に、青髪の青年は青い鎧に青い羽の竜剣士に、紫髪の老人は紫色の重厚な鎧を纏った兵士に、桃髪の女性は桃色の鎧を纏った騎士へと変わる
「俺の本当の名は、竜帝、エグザモン」
「俺はアルフォースブイドラモン」
「私はクレニアムモン」
「私はロードナイトモン」
それぞれ名を名乗り話の続きを始める
「俺達はこれまでデジタルワールドの異変の原因を調べてきた。そこで偶然にもあるものを見つけた。」
ミカドがそう言うとクレニアムモンが一歩出て話を変わる
なんか打ち合わせしているだろ。これ。
「このデジタルワールドに迫る巨悪。
その物体は空間を歪ませ、更にもう一体化物を増やした。
その二体が、このデジタルワールドの異変の原因だ。」
クレニアムモンは腕組みをしながらそう話す
そこで次はアルフォースブイドラモンが一歩踏み出す
「その名は、アポカリモンとミレニアモン。」
「一体の戦闘力は私達四人の力を遙かに凌ぎます。」
アルフォースブイドラモンとロードナイトモンはそう言うとクレニアムモンと共に一歩後ずさる
「だが、一体なら俺らでどうにか出来る。
残りの一体はお前達に頼まなければならない。」
エグザモンはそう言うと地面に降り膝を折り選ばれし子供達に頭を下げる
「こんな大層な異名下げてるくせにって思うかもしれないが・・・
この世界を、救ってくれ。」
エグザモンはそう言って頭を下げ続ける
「分かった。」
龍明はそう言い再び旅に出るための準備を整え始める
それを追うように選ばれし子供達全員が了承を出す。
「すまない、感謝する・・・」
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「俺たちは別世界の住人であるが故、あまり大々的には姿を見せられない。
ミレニアモンは我らロイヤルナイツが引き受けるダークマスターズの内ムゲンドラモンは始末した。
残るは・・・ピノッキモンとピエモンだ。
心してかかってくれ」
そう言って再び人間の姿になったミカド達は旅立とうとする
「そうだ・・・龍。」
「龍って呼ぶなって言ってるだろうが。
なんだよ?」
その時ミカドは哀れむような表情を浮かべる
「お前はまだ全ての力を出せていない。
お前の本当の力は・・・いや、これ以上は言うべきじゃねーな。」
それだけ言い残しミカド達はさっさと旅立っていく
「さて、俺もそろそろ行くか。」
龍明はそう言って荷物を担ぎどこかへと立ち去ろうとする
「待って」
華音はそう言って龍明を引き止める
しかし龍明は振り返りもせずそのまま歩みを止めようとはしない
「どうして、一人で行くの?」
その言葉に彼は振り向き穏やかな表情で笑う
「目的ヲ、達すルため、だよ。」
その時彼の体からは微量の殺気と邪気が溢れ出す
しかし、華音はおろか選ばれし子供達は誰一人としてその邪気に気付くことは無かった。
「じゃあな。」
龍明は前に向き直りそのまま後ろを見ずこちらに手を振りながら地下道の闇へと消える
そして再び静寂が訪れた
「華音ちゃん、本当に良かったのか?
別に龍明に無理矢理にでもついていっても良かったんだぞ?」
太一は華音の肩を軽く叩きため息混じりに呟く
その言葉を聞いて華音は少し表情を緩め太一にこう言った
「龍明は考えを持った上で行動するから!」
その時華音の眼に迷いはなく、心から龍明のことを信じているということが伝わった
そして、そんな関係になれている二人を太一はある意味羨ましくも思った。
「私達は私達にできることを。
ダークマスターズに支配されている地域を少しでも早く解放してあげよう!」
華音はそう言って龍明とは逆の方向に歩き出す
これより電報を送る。
鉄 龍明の紋章の真実を
かの紋章の真髄を
汝の手より伝授されたし。
突然青い光を放つパソコンのディスプレイにその文字が表示され、パソコンの前に立つシワの入った老顔がニヤリと笑う。