次が遅れます
それではどうぞ!!
気が付くと俺は部屋のベッドで寝ていた
そして隣にはドルモンと華音が眠って・・・ん?
俺はそこで異変に気付きガタガタタタッと音を立ててベッドから落ちる
「なんでお前が俺の布団にいるんだよ!?自分の部屋で寝ろ!!自分の部屋で!!!」
華音を起こすとそう華音に怒鳴る
「あーごめんごめん、君を運んだら眠くなっちゃってそのまま寝ちゃった」
うん、分かってたこいつがこういう性格だって、分かってたよ・・・
「じゃあ、起きたことだし君のことについて話そうかな?」
ほら、殆ど無視だもん・・・
そして俺はその後質問をことごとく全てスルーされ、光ったポケベルはデジヴァイスといい進化に必要なものであるということ、進化は想いの力が必要ということを知った
「ちなみにデジモンは幼年期、成長期、成熟期、完全体、究極体があってパートナーデジモンの場合は完全体以降に進化するのに紋章の力が必要なんだ」
華音はおそらくだが相当丁寧に話しているだろう
うむ、頭が追い付かん
「実物を見せた方がいいかな・・・これは僕の和親の紋章だよ」
そう言って華音はポケットからタグのようなものを取り出す
色は白く、模様は中心に二重マル、その左右上に二本ずつ棒が描かれている
「で、これは君の魂の紋章、これは君が持っておいてね、無くしたら殺すよ」
華音が脅しをオマケにつけて俺のだというタグを渡してくる
色は銀色で紋章の模様は炎のようで真ん中にはマルが描かれている
紋章って絶対マルが入ってるのか?
「それと君には1ヶ月毎に自宅に帰らせるよこのデジタルワールドの時間は現実世界よりもはるかに早いからね」
それは嫌なことを聞いた
チクショウメェ・・・
「じゃ、また修行だね、今回はこっちにいる間に絶対に完全体進化を習得してもらうよ」
・・・ああ、今度こそ死ぬかもなあ・・・
「待て、龍明にはその前にちょっと話がある、龍明だけついてこい」
死の覚悟をして話を聞こうとしていたがヴァンデモンのお陰で助けられた
「へーい」
返事をしてそそくさとヴァンデモンにくっついていく
「さて、話といってもたいしたものじゃない、あと約二年後、お前をファイル島という場所に転送する、しっかり修行しなければ死ぬぞ」
ヴァンデモンは平然と過激発言をする
「それ全然大したことあるだろおいーーーーー」
「そんなこと知らん、華音、連れてけ」
華音がいつの間にか背後に立っていた
華音の顔はどうみてもmjktの顔だった
「さあ、行こうねぇ?龍明君」
「いぃやぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「さ、今回は戦闘訓練をしていくよー、成熟期で闘うから君も成熟期で闘うよ」
「もう、やだなぁ・・・ドルモン、進化ぁ・・・」
気の抜けた掛け声でドルモンを進化させる
「・・・ねぇ、龍明君」
「ん?な・・・」
真横にギンリュウモンの徹甲刃が飛んでくる
「気抜いてると殺すよ」
・・・いやあああああああああ
「ドルガモン!!!撃ち落とせ!!」
「ギンリュウモン!!行くよ!」
二人同時にそれぞれのパートナーデジモンへ呼び掛ける
そしてその指示に従い二匹のデジモンは互いに技を放つ
「パワーメタルッ!!!!」
「棒陣破ッ!!!」
二匹の攻撃がぶつかり合い爆音が響き渡り煙が立ち込める
煙が晴れると二匹のデジモンはお互いに力を使い果たしたらしく成長期に退化しぶっ倒れていた
「休もうか、ドルモン」
「お疲れさま、リュウダモン、龍明君、今日は終わりにしよう」
華音ももう無理と判断したのか修行を終わりにしようと言ってくる
「分かっ・・「警告!!!警告!!!城内に謎のデジモンが出現!!!戦闘員はすぐに城内正・・・ザザ・・・ザザザ、ザーーーー」
突然城内放送が響き城内が一気に騒がしくなる
「龍明君、早く部屋に戻って、僕が行く」
「いや、でも・・・」
華音の話に異議を唱える
しかし華音はこちらすら見ない
「早く!!!」
華音に怒鳴られとにかく早く部屋に戻ろうとドルモンを抱えて階段へ向かう
その瞬間部屋の真ん中の天井が崩れ落ち何かが降りてくる
姿は四足歩行、背中に翼が四枚、全体的に黒い毛並みで背中には赤い毛が生えており目の辺りは鉄の猿ぐつわのようなものをつけている竜
「こいつ、デクスドルグレモンっ・・・!?」
リュウダモンはさっきの騒ぎで目を覚ましたらしくすでに臨戦態勢に入っていた
「リュウダモン!!行くよ、完全体だ」
華音はデジヴァイスを構えデクスドルグレモンから距離をとる
華音のデジヴァイスが輝きリュウダモンに当たる
「リュウダモン、進化あああああ!!!ギンリュウモンッ!!!」
そしてデジヴァイスとギンリュウモンは更に輝きを増す
「ギンリュウモン、超、進化あああああ!!!!!!」
ギンリュウモンの姿が光に包まれ更に光が強くなり一時的に全てが真っ白になる
「・・・ヒシャリュウモンッ!!」
「ん・・・なに?あれ・・・」
ドルモンもヒシャリュウモンの光に目を覚ます
「リュウダモンが完全体に進化している」
光が晴れると鎧を纏った竜が空を駈けていた
「これが・・・完全体なのか・・・?エネルギーが成熟期の比じゃないっ・・・・」
そしてヒシャリュウモンは華音の付近に舞い降りる
「ヒシャリュウモン、参る」
ヒシャリュウモンはそう呟くと瞬間移動したかのようにデクスドルグレモンに突っ込み吹っ飛ばす
しかしデクスドルグレモンも余裕そうに受けきりそしてヒシャリュウモンの腕を掴み、大きく口を開く
「なっ、これは・・・」
ヒシャリュウモンがその言葉を言い切る前に、それは起こった
とてつもない爆風が起こり何も見えなくなる
そして煙が晴れるとそこにはぼろ雑巾のようになったヒシャリュウモンが横たわっていた
「・・・い、一撃・・?」
「嘘でしょ・・・?完全体のヒシャリュウモンが・・・」
俺はそんなヒシャリュウモンを見て体が凍りついたように動かなくなった
ドルモンも嘘と思うほどだ、相当である
それは華音も同じで地面に横たわるヒシャリュウモンに駆け寄り半ば悲鳴のようにヒシャリュウモンに呼び掛け続けている
「龍明!早く二人を助けないと!!!」
ドルモンは恐怖からいち早く立ち直り俺に呼び掛けてくる
「無理だ・・・、俺たちじゃ・・・勝てない、無理だ・・・無理だ・・・」
ほとんどうわ言のように呟いた、無理だと
「・・・バカぁぁぁ!!!!」
ドルモンに大声で怒鳴られはっと我に帰る
「お前、仲間を見捨てるのかよ!?華音を助けないのかよ!?逃げるなよ!!華音をちゃんと見てみろよ!!!」
ドルモンが本気で俺に怒り、俺に華音を見ろと怒鳴ってくる
その言葉通り華音を見てみる
華音は退化してしまったリュウダモンを抱き抱えながら涙をこぼしていた
「・・・!!!ドルモン・・・ありがとう、行くぞ!!!!」
「・・・うん」
そして俺とドルモンは駆け出しすぐにデクスドルグレモンと華音、リュウダモンとの間に立ちはだかる
「仲間を・・・守る!!!!」
「グガアアアアアアアア!!!!!!」
デクスドルグレモンは雄叫びを上げながら突進してくる
そしてまた、あのときと同じように自分とドルモンを除いて時間の流れが、遅くなる
そしてドルモンが勝手にドルガモンに進化する
「なんだこれは・・・!?」
俺は異常な事態に驚きを隠せない
そして次に紋章が震えだし銀色の光を放つ
「これは、新しい、進化の」
そしてデジヴァイスが輝き、ドルガモンすら見えなくなる
輝きの中でドクンドクンと誰かの鼓動が聞こえてくる
そして頭の中で声が響いた
--------さあ、行こう、と
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