デジモンアドベンチャー 〜魂の咆哮〜   作:すなぎも

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どーも、砂肝です・・・

「やあ、作者、随分と艦これやらチョコランやらにご執心だったね」

いやいや、そんなことはないy

作者はオールデリートされました。


Extra episode.2『終わり』

アメリカサーバーへと向かうウォーグレイモン達を見守り続けていると光子郎のパソコンからメール着信の音が鳴り響く

 

「トケイヲ・・・モッテルノハ・・・?」

そこまで光子郎が呟くと突然敵の映像が映される

しかしその映像はただの映像ではなく敵の数がどんどん倍になっていくといったものだった

 

「これは・・・どういう意味だ?」

太一が光子郎のパソコンを覗きながら呟く

 

その時突然パソコンの動作が落ち始める

 

「これって、まさかコピーしてるのかな?」

華音の呟きでその場の空気が凍りつく

 

「まさか・・・してるのか?」

 

光子郎が呟くと次の瞬間にピロリンと着信音が鳴り1通のメールが自動的に開かれる

光子郎はその文面を読み上げながら顔色を青くしていく

 

「つい先ほど・・・アメリカで核爆弾が発射されたらしいです・・・」

「は・・・?」

光子郎の言葉に太一が言葉を失う

 

「どこ目掛けてかは分かりませんが恐らくこのタイマーが0になった瞬間、この地球のどこかで爆発します」

 

その事実に華音ですら口を開けたまま茫然としていた

 

 

 

 

「もうすぐで着くぞ・・・」

ウォーグレイモンがそういった途端に目の前に光子郎の映像が映し出される

 

「待って!引き返してください!」

 

しかし既に入り口は目の前今更止まることは出来なかった

そして入り口からサーバー内へと侵入するとそこには驚愕の映像が映し出されていた

 

「なんだよ・・・これ?」

目の前では大量の敵が蠢いていた

まるでサーバーの壁のようになっていた

 

その直後敵が全員こちらを振り向き一斉攻撃を開始する

 

火の玉が雨の様に降り注ぎ究極体デジモン4体に襲いかかる

勿論ながら4体は降り注ぐ火の雨を避けていく

しかし体が思うように動かないのか度々ぴくりと動きが止まり徐々に攻撃を被弾し始める

 

「なんだ?動きがおかしいぞ。」

太一が誰に聞くともなく呟くと光子郎はただページチェンジを繰り返すパソコンの画面を彼に見せる

 

「おそらく全世界から送られてくるこのメールの所為です」

「あいつにアドレスを拡散されてるのかもね」

 

落ち着いた様子で話す2人だがその顔には明らかに焦燥の様子が浮かんでいた

その2人の顔を見ると太一はすぐに画面に顔を向ける

 

しかしそこには先程までとは全く違う様子のデジモンたちが映し出されていた

 

「ウォーグレイモン!?」

 

ウォーグレイモン、メタルガルルモン、ドルゴラモン、オウリュウモンの4体の究極体デジモンは見るも無惨な程ボロボロになっていた

立て続けに敵の攻撃を受け続けたのだろう

ウォーグレイモンの背中のブレイブシールドは半壊していた

そして一番ダメージが多かったのはドルゴラモンとオウリュウモンだった

この2体に関しては恐らく最後まで戦い抜いていたのだろう

ドルゴラモンは腹部と腕部の装甲に亀裂が入り、背中には装甲が剥がれ出てきたのであろう焼け爛れた痛々しい皮膚

オウリュウモンは自慢の2本の刀が真ん中から折れ、背中の体から生える刃が所々割れていた

何より腹部が削り取られたかのように削がれそこからドクドクと赤い血が流れ出していた

 

「ウォーグレイモン!」

「ドルゴラモン!

オウリュウモン!」

 

一方ヤマトも自身のパートナーの名を叫びボロボロのメタルガルルモンを呼び起こそうとしていた

 

その時バリンと太一たちのいる部屋のガラスが何か白い物体により破壊される

 

「は!?」

 

白いモノは床を転がり壁へと衝突しギャグ漫画のような煙をあげる

そこでようやくソレが鳥だと彼らは理解した

 

「鳥・・・?

ってもしかしてこいつ・・・」

彼らはその鳥に見覚えがあった

かつてデジタルワールドから帰る際に自身を一瞥して飛び去っていったことを覚えていた

 

「華音さん・・・こいつの首元のヤツって・・・」

 

鳥は首にチェーンに繋がれた何かを付けていた

未だに目を回して気絶している彼の首から華音は優しくチェーンを外し、それを見る

 

「銀色の・・・デジヴァイス?

でも、選ばれし子供は・・・」

9人の筈

そう言おうとした途端デジヴァイスから光が飛び出し戦況を映し出すディスプレイへと飛び込む

 

それと同時に手のような形の光が伸び太一と華音を引きずり込む

向こう、ヤマトたちの方でもそれは起こっていた

ヤマトだけを光は掴み画面へと引きずり込む

 

「ここは・・・?」

ヤマトがそう呟く間に太一と華音はそれぞれのパートナーデジモンへと近づいていく

ヤマトもそれを見るとすぐにメタルガルルモンの元へと近づく

 

「ウォーグレイモン、来たよ、俺も・・・」

「起きて・・・2人とも、私も一緒に戦うから・・・」

「メタルガルルモン、寝てる暇はないぞ、こいつらを倒してみんなで帰ろう・・・」

 

三人がそう言って彼らに触れると突然三匹が膨張を始める

その様子に危機感を覚えたのか

敵は一斉に砲撃体制を整え集中砲火を始める

 

しかし突如現れた壁がそれを阻み続いてさらに他の壁が出現し中身を保護する卵の殻のように展開する

 

ウォーグレイモンとメタルガルルモンの二体の体が巨大化を止めるとその頭の中に自身の体を収納

そして再構築を始める

 

『ウォーグレイモン

 メタルガルルモン

 合体進化ッ!!』

 

二対の頭から腕が伸びその間にメールから伸びた光が集中し

新たな体を作り出す

 

『オメガモン・・・』

 

 

「行くよ、ドルゴラモン、オウリュウモン・・・」

華音はそういうと鳥のが運んできたデジヴァイスを強く握りしめる

 

『ドルゴラモン!

 オウリュウモン!

 ジョグレス進化ッ!』

 

『アルファモン!!』

 

黒い鎧の騎士と白い鎧の騎士

対象的な二体が背中合わせで敵を見据える

 

『光子郎・・・タイマーの残りは何分だ?』

オメガモンは光子郎に質問を投げかけ自身の右腕から大砲を

アルファモンは魔法陣を展開する

 

「残り5分を切ります!」

 

『アルファモン、行くぞ・・・』

『分かっている!』

 

 

途端、場の空気が張り詰めオメガモンの砲門から冷気を纏った砲弾が

魔法陣からは超高速の鳥型召喚獣が敵を消し去っていく

 

「すごい・・・億以上の敵が一瞬で・・・」

 

『時計持ちになかなか当たらんな』

『最後には当たる』

アルファモンがオメガモンの気の抜けた言葉に返事をするとオメガモンは武器の弾丸の発射方式を

単発から連射に変更する

 

「「一匹残らず消し去ってくれる!!」」

それを境に二体は話すのをやめ、敵の殲滅に全神経を向ける

 

 

 

「次で最後です!」

 

その光子郎の声を聞いた二体は最後の一体探しを始める

 

『どういうことだ・・・どこにもいない!?』

 

アルファモン、オメガモンがあたりを見回し続け敵を探すも一向にその視界に敵は映り込まなかった

いや、正確には捉えられなかったのだ

敵の動きが早いこと、そして敵が媒介しているサーバーの質がまるで違うこと

これが彼らの目に映らない理由だった

 

「敵のレスポンスが良すぎるのか、こっちのレスポンスが悪いのか・・・ッ!」

光子郎は一か八かといった表情でどこかへと自身のパソコンに届く大量のメールを転送を始める

 

その途端に彼らの視線の延長線上に敵の姿が現れる

 

『!?』

 

「急げ!二人とも!」

「あいつを倒して!」

「そしてみんなのところへ帰るぞ!」

 

『究極戦刃 王竜剣』

『グレイソード』

 

二体が自身の獲物を振りかぶり敵に向けて振り下ろす

そして二対の刃はその頭を捉え、ずぶりと頭から脇腹にかけて×型に体を引き裂く

 

「タイマーは!?」

太一がそういうと光子郎は苦笑いで太一たちのほうを見る

 

「止まってます・・・あと30秒でどこかに落ちるだけで・・・

爆発はしないはずです・・・」

 

その言葉に太一とヤマトは歓喜の声を上げる

 

しかし華音の持つ銀のデジヴァイスがまだだというかのように光り輝き

今度は華音とアルファモンを掴み現実世界へと放り出す

 

そのとき声が直接頭に届く

 

ー爆発を止めろ・・・

 

 

そしてアルファモンと華音がもといたマンション付近に放出される

上を見上げれば上空に巨大な鉄の塊が落ちてきていた

 

「爆発を止めろってことは・・・信管は・・・」

『作動してるな』

 

そういってアルファモンは空へ向けて今までに見たこともない巨大な魔法陣を作り出す

 

『我に仕えし聖なる獣よ

今我が呼びかけに応え魔力を代償に敵を殲滅せよ』

 

アルファモンはさらに詠唱を続ける

 

『豪食の聖竜よ、その爪で、牙で、空より降り注ぐであろう災厄を喰らい尽くせ!

デジタライズ・オブ・ソウル!』

 

魔法陣から巨大なとても聖獣とは呼べないような禍々しい竜が召喚される

 

『グルル・・・ガルルルァァァァァァ!!』

 

竜は一声吠えると上空の爆弾に突撃しその巨体に秘められた力で無理やりそれをはるか上空の大気圏外

つまりは宇宙空間へと向け押し返す

 

そして竜の牙が爆弾を捉えた瞬間に爆風が空の雲を吹き飛ばす

 

 

 

『これですべて終わった・・・な』

「うん、本当に助かったよ。

ありがとう、アルファモン、オウリュウモン・・・」

 

華音がそういうと再び銀のデジヴァイスが輝きアルファモンをデジタルワールドに引き込み

代わりに太一をディスプレイから引きずり出す

 

「華音ちゃん、どうしたんだ?」

 

太一は何も知らなかったのか驚いた表情で華音に質問を投げかけてくる

 

華音と光子郎はそれを見て顔を合わせて笑う

 

気づけば銀色の鳥はいなくなっていてたしかに持っていたはずのデジヴァイスも消失していた

唯一残されていたのはデジヴァイスの繋げられていたチェーンとどこから飛んできたのか刃の折れた二対の刀が転がっていた

 

 

 

 

その後チェーンと刀は華音が引き取った

太一と光子郎にとっては使うあてもなければただの危険物だということで捨ててしまうらしい

彼女がそんな物を引き取ったのはなぜかそれに懐かしさを感じたからだという

 

刀はなぜそこに届いたのか

なぜデジヴァイスは消えたのか

それがわかったのは今回のことが起こってから4年近くが経ったあとだった

 

彼らは再び事件に巻き込まれていく

 

だがその話はまた今度にしよう。

また、今度・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたでしょうか。
感想、指摘、どうするべきなど多数意見はあると思いますが先にここで締めをさせていただきます

今回を持ってデジモンアドベンチャー 〜魂の咆哮〜 は終幕
つまりは終わりとさせていただきます

続きはまた次回作で綴っていこうと思います

今までに閲覧してくださった皆様
応援メッセージ、指摘をしてくださった皆様
本当にありがとうございました!
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