デジモンアドベンチャー 〜魂の咆哮〜   作:すなぎも

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はい、どうも、砂肝です
勉強してました
文語力は上がりません!!!



第五話 帰宅

ーーーーやれやれ・・・ヴァンデモンのところにデクスドルグレモンを送り込んだのは間違いでしたね・・・

 

ー何を言う、我らにかかればあんな小僧ごときすぐに始末できるだろう

 

ーいや、ヴァンデモンの軍を相手にするとなると無理だろう

ーまあ、今は様子を見ておいていいんじゃない?

ーふん、まあそうですね、いざというときにはすこし力を使ってしまうが始末は出来るでしょうからね、クックックック・・・・

 

 

 

俺は華音の作ったゲートを通り人間界へと戻っていた

再び急角度の道を通って...

「またか、またなのか!?どちくしょうめええええええ」

俺はもう悲鳴ともとれる情けない声を上げながらトンネル内を滑り落ちる

「あはははは、やっぱりこれ最高だねぇwwwww」

「おい、お前なんか語尾に変なの付いてんぞ」

 

 

---

「おい!華音の語尾についている『wwwww』とは一体なんだ!?解析急げ!!!」

ヴァンデモンは謎を解明するためコンピューターとヴァンデモン軍の解析班を総動員する

「だめです!!!解析不可能です!!!」

 

 

 

 

----

そしてデジタルワールドに来た時と同じように穴の終わり、つまりは出口が見えてくる

 

しかし、空間は急角度、いくらブレーキをかけても既に最高スピードに達した俺の体は止まれる筈もなく自宅の床へと思いっきり滑り込む

そしてそれに続き華音が俺の上に落ちてくる

 

「ぐふうっ!!」

「あははは、またやっちゃったなー」

もう華音に反省の色が見えない・・・

めっちゃ痛いんだけど・・・

「あら、さっそくしちゃ「おいバカやめろ」

華音が俺に馬乗した状態から脱出しようとしてるといつの間にか音もなく部屋に母親が侵入してた

 

「残念でした!私は元自衛隊よ?」

「初めて知ったよ、自衛隊が音を消して歩くなんて」

「癖なんだ、音を消して歩くの・・・」

なんか母親のテンションめっちゃ高い

どっかで聞いたようなセリフを・・・

「まあ邪魔だからさっさと出ろよ」

話をするのに邪魔な母親をどかそうと扉の方へとほぼ無理矢理押しやる

「ああ、なるほどこの後に○○○とか○・「殺す!!」

俺は高速、そういっても差し違えのないスピードで母親に突っ込む

「甘いわよ、そんなんじゃあ戦場のヴァルキリーと呼ばれた私には勝てないわよ!」

「そのゆるっゆるの脳みそごと手榴弾で吹っ飛ばしてやる!!!」

そういって俺は手榴弾を取り出しピンを抜いて投げつける

しかしどういうわけか手榴弾は空中でバラバラになり炸裂することも無く地面に落ちる

そして母の両手から信管とそれから分離された爆薬がそれぞれこぼれ落ちた

「ふふふ、甘いわよ、ねぇ、龍明、死ぬ寸前の気持ちはどう?」

「す、スイマッセンシターーー」

「と、とりあえず話させてもらってもいいですか?」

そんな争いをしていると華音が苦笑いをしながら俺と母さんの間に入ってくる

 

 

 

 

--------

「ぐすっ・・・そうなの・・・良いわよ、いくらでも面倒見るわ」

その後、華音は巧みな話術で母さんをそそのかし家に居座ることが決定した・・・って言うかもはや家族設定になってる

 

 

時は数十分前にさかのぼる

 

 

 

「実は私、一月前に急に親が事故で死んでしまって・・・グスッ・・・親戚にたらい回しにされていて・・・」

突然泣いたふりをしながら華音が辛い過去(嘘)を話し始める

「今はとりあえず落ち着いてるんですが・・・いつまたたらい回しにされるかと思うと怖くて・・・そんなときに龍明君のことを思い出して・・・小さい頃に公園で一緒に遊んだときに・・・・・・辛かったら頼ってねって言われたのを思い出して・・・」

言ってねぇぞ?言ってねぇぞ、おい

それ以前に会ってすらいねぇぞ

「それで今日、家を飛び出して龍明君の家まで来たんです・・・」

「お願いです、私をこの家の家族として迎え入れてくれませんか?」

いや、ふざけるな

あのコウモリ野郎・・・次会った時がてめえの最後だ

ズタズタにして殺してやる・・・

「お願いです!!!私もうあんな辛い思いしたくないんです!!!」

「うん、うん、辛かったでしょう」

もう母さん大号泣

なんでしっかり話せてるのか理解できない・・・

 

そして今へと戻る・・・

 

「はい!ありがとうございます!これからよろしくお願いします!」

さっきまでの泣き声のような声は一体どこへ行ったのやら・・・

 

「さ、じゃあ自己紹介しとくわね、私の名前は鉄 沙仍(クロガネ サヨ)、分かってるとは思うけどこのアホ息子は鉄 龍明(クロガネ リョウメイ)」

なんかアホ息子ってつけられて紹介される

あれ?そういえばこの小説内で俺の名字一回も出てないな・・・

作者『メタい、やめろ』

 

「僕は天谷 華音(アマガイ カノン)改めてよろしくお願いします!」

華音は元気よく自己紹介をし、先程のことは無かったように振る舞う

「うーん、華音、一人称は僕じゃなくて私にしなよ、そっちの方が女の子らしくてかわいいわよ?」

母さんは華音の頭を撫でながら笑顔で話しかける

そのとたんに若干緊張していた顔が緩む

なんか母さんさっそく呼び捨て始めてるし・・・もうこれ家族で決定したみたいだな・・・

そんなこんなで華音はかなり(不)自然に家族の一員となった

「でも・・・布団が無いわね・・・」

そこで母さんが今更な問題を口に出す

しかしこれ、結構な問題だ

布団が無い、つまりはそれは華音が誰かの布団で一緒に寝るか、あるいは誰かが布団以外で寝るかになるだろう

だが母さんの性格上まず、誰かを布団以外で寝かせることは考えられない

つまりは誰かの布団で寝ることになるだろう

まあさすがに子供とはいえ男と女性を一緒に寝させることはないだろう

「じゃあ華音は龍明の布団で寝てね」

『なんでだよちくしょおおおおお!!!!!!』

心の中で盛大に声をあげてしまう

「あ、分かりました」

それでいいのか?おい、よくねえだろバカ野郎!!!

 

「・・・でね、龍明、華音、話があるんだけど・・・」

なにやら母さんが深刻な顔をして話を切り出す

「なんだよ、らしくない、何かあったのか?」

「まさか・・・早速引っ越す・・・とか?」

俺が母さんに質問すると華音が苦笑いをしながら母さんに尋ねる

「そのまさか、龍明、去年あの爆弾テロで命に関わる大怪我したでしょ?お母さん、あなたでも、華音でも、もうあんな姿を見たくないの」

『今回は』真面目そうにこちらに目を向け話しかけてくる

「へぇ。で、どこに引っ越すの?」

「お台場よ」

「お」「お台場?」

俺が話そうとすると華音がまるで知らないといった様子で母さんに尋ねる

そこで俺は華音が心を読めることを思い出し心の中で

『お台場は東京の地名だ、東京くらいはわかるだろ?』

と念じる

 

「ああ、なるほど」

理解した、といった様子で華音が話す

それ、母さんにも聞こえてるんだが・・・

「え?どうしたの?華音」

母さんには華音が突然独り言を言い出したように見えたのだろう

心配そうな顔で母さんが華音の顔を覗き込む

「あーなんでもないです、大丈夫ですから」

華音はぶっきらぼうにその質問を返す

「とりあえずお父さんが帰ってくるまでは龍明の部屋で一緒に遊んでてね・・・あと、華音、敬語じゃなくて平気だからね?」

「あ、うん分かった。じゃあ・・・お母さん」

華音が照れくさそうに頬を赤く染めはにかむ

・・・うん、何も言わない

言いたくない

 

「じゃあ華音が家族になったお祝いに龍明に女装させましょう!」

「あ、いいね、お母さん」

なんか母さんがトンデモ発言を放った

「よくねぇよ!!?なんでそうなるんだよ!?」

「ついさっき『息子さんの成長の1ページに』っていうメールが届いて、そこに龍明のドレス姿があったから」

・・・・・・

アのコウもりやロウブッ殺しテヤるゥゥゥゥゥゥ!!!!!!

 

「さあ、この一族に伝わるドレスを着るのよ!!!!」

母さんがドレスを俺に向けてつきつけてくる

一族にそんな無意味なものは伝わらないよ・・・・

「この世界を救うためにはそれしかないんだ!!!」

お前はなんでそんなノリノリなんだよ・・・

やめてよもう・・・

女装は俺のトラウマなんだよ・・・

 

「逃げるが勝ちだッ!!!!」

そういい俺は足に力を込めそれを一気に解き放ち逃げ出す

「待ちなさい!龍明!!!」

「待つかよ!バーカバーカ」

子供すぎる悪口を言いながら俺は玄関のドアを即座に開け家の外へと飛び出す

そしてすぐさま駆け出し韋駄天のごとく走り去る

嘘だ、正確にはチャリより少し速いくらい

言いたくないがヴァンデモンのとこで修行してなきゃこんな速くなれなかっただろうな・・・

そしていきなり上から軍服をアレンジしたような服を着た母さんが飛び落ちてくる

「はあ!?お前どっから出て来た!?」

「私は自衛隊の最前線に赴く前は各国で諜報活動をしていてね、隠密機動は軽く出来るわよ、だから例えば」

母さんが話しながらその姿を消す

いや、消えたのではない見えないのだ

速すぎるのだ、気付いたときには母さんは後ろに居て俺に手刀を当てようと振りかぶっていた

 

・・・回避したが

そして母さんを振り切ると次はヒシャリュウモンに乗った華音が空から攻撃をしてくる

なぜだか知らないが大量に爆竹をばら撒いてる

そして突然後ろから途轍もない殺気を感じ振り返る

しかし俺の目はその殺気の発信源を捉えるより先に何も見えなくなった

 

 

 

 

「ねぇ、龍明、そろそろ立ち直ろうよ」

ドリモンが俺を心配してか、声をかけてくる

俺はあのあと母さんの手によって気絶させられ家でドレスを着せられたのだ

そして写真を撮られ、完全に弱みを握られてしまった

今俺は自分の部屋の隅で体育座りをしている

もう無理、立ち直れない

 

「あははははーーー、本当に最高だったよ龍明、あー、お腹痛い」

華音が腹抑えながら床を転げ回ってる

さすがに我慢が限界に達しここで俺は言ってはいけない(・・・・・・・・)ことをいってしまう

 

「うるっせぇな、ドブス」

 

まるで時が止まったように華音が動かなくなる

笑顔のまま、転がったまま

そして数秒すると無表情でいきなりすくっと立ち上がりこちらに向かって襲い掛かってくる

 

「ぎ、ぎゃあああああああああ!!!!」

 

☆この後腕を逆に曲げられたり、逆エビ固めされたり拷問に近いことをされました(笑)

 

 

 

 

 

------------

「うおっ!?龍明、どうした!?」

俺がベッドでほぼ死んでいるといつ帰って来たのか父さんが声を掛けてくる

俺はそれに返答する

「俺は・・・もう・・・ダ・・・め」

そう言った瞬間に意識が飛んだ

 

---華音---

そして先程龍明にあんなこと(腕を逆に曲げたり)やこんなこと(逆エビ固めry)をしてお母さんと家族のことについて話をしていた

「ねえお母さん、お父さんの名前、なんて言うの?」

とりあえず今日から家族の一員になることは決まったけどね!

「ああ、お父さんの名前はね? 鉄 迅(クロガネ ジン)って言うの、見た目はただの一般人なんだけど正直言うと私より強いわよ?」

最後のあたりは質問しなかったことだけどこれはとんでもないことを聞いてしまった気がする

お母さんより強い=人類最強ってなってもおかしく無い気がするんだけど・・・

 

「ただいまー」

噂をすればなんとやらってやつなのかな?

早速お父さんが帰ってくる

「うおっ!?龍明、どうした!?」

お父さんがおそらく先にベッドで眠っている(永の方ではない)龍明を見たのだろう

そのすぐ後に

「俺は・・・もう・・・ダ・・・め」

と言うか細い消えそうな声が聞こえてくる

なんかこれ龍明の命の灯が消えた気がする・・・

「お?その子がさっきメールで言ってたうちの新しい家族?」

気づくとお父さんはもう私とお母さんが話している部屋に入っていた

髪は艶のある黒

目は普通の茶色、メガネをしているのが特徴だろうか

なぜか分からないがその背からはなんというか、とてつもなくすごい気配が滲み出ている

お母さんより強いと言う話嘘じゃないね

「そうよ、さ、自己紹介しましょ」

そう言うとお母さんは私の背中を押してくる

「わ、私、天谷 華音って言います、これからよろしくお願いしましゅ!」

・・・噛んだ

なんとも言えない空気が流れる

すっごい緊張するんだけど・・・

気配がすごくて正直な話とても怖い

そう言ってお父さんに頭をぺこりと下げる

「うん、こちらこそよろしく、僕の名前は鉄 迅、龍明の父親だよ、これから龍明のことも含めてよろしくね」

そしてお父さんはそんなこと無かったかのように普通に挨拶をしてくる

というか龍明のことも含めてって・・・ふぇっ!?

顔が真っ赤になるのを感じる

えっ?ちょっ、ど、どういうこと?

 

「あははははは、冗談冗談、母さんとりあえず飯にしようよ」

「ふふふ、華音のことをあんまりからかわないでねアナタ」

ヤバイ、なんか黒いオーラが見える

というか、さっきのどういうこと?

今だに顔の熱が引かない

多分真っ赤だろう

あー、恥ずかしい・・・

 

「ううっ・・腰が・・」

自室で死んでいた龍明はいつのまに蘇生したのか部屋から体を引き摺りながら出てくる

「じゃ、ご飯にしましょうか」

お母さんは笑顔で夕飯をテーブルに置いていく

今日は久し振りに・・・心の底から笑えた気がした

これからもこんな風に生きていけるのかなぁ、などと当たり前のくだらない考えが頭に浮かんでしまうくらいだった

もちろんそうなっては欲しいけどね。

そんなことを考えながら私は食事を終え、色々なことを話したりしたあと、先に寝ていた龍明を布団から追い出し布団を独占し眠りについた

 

 

・・・あ、ヴァンデモンの言ってた装置の設置忘れてた

 

 

 

 

 

---龍明---

華音が鉄家の家族になって2日、俺たち家族は光が丘からお台場へと引っ越した

取り敢えず家を建てるのは地価とか言うのが高く辛いらしくマンションに住むことになった

 

で、引っ越してすぐ同じ階の人たちに華音と母さんと一緒に近所挨拶に行くことになった

俺は荷物持ちとして扱われたがな・・・

そしてうちの隣、八神という人の家の前に着いた

母さんがインターホンを鳴らし、俺に挨拶の時に渡す茶菓子を渡せという風に手を伸ばしてくる

取り敢えず母さんにぽん、と菓子の箱を手渡す

それのすぐあとに八神さんという人が出てきた

「あ、こんにちわ、隣に引っ越してきた鉄です、これからよろしくお願いしますねー、これ、つまらない物なんですが、どうぞ」

母さんは挨拶をしながら茶菓子を八神さんに手渡す

「あら、こんな良いものをありがとうございます、あら?こちらの子二人はお子さんですか?」

八神さんは俺と華音に興味を持ったのか母さんに俺たちのことを聞いている

「はい、そうなんです、ほら、自己紹介しなさい」

「こんにちわ、龍明っていいます、よろしくお願いします」

「私は華音です、よろしくおねがいしみゃっ・・・」

・・・・・噛んだ・・・よな?

噛み噛み週間ってやつか?

そんなことを考えてるとよほど恥ずかしかったのかお辞儀をしたまま顔を真っ赤にし動かなくなる

「なるほど、華音ちゃんに龍明君か、うちにも太一とヒカリっていう子供が居るの、仲良くしてね」

八神さんはとても優しい声でそう言い華音と俺の頭を撫でる

「はい、じゃあ今度遊びに行っても平気ですか?」

華音が嬉しそうな顔で八神さんに質問する

「あ、じゃあ今から遊んでいく?」

「え、いいんですか?ならお願いします!」

・・・華音、なんかデジタルワールドに居たときと・・・雰囲気違くね?

 

「え?子供?遊べんの!?」

八神さんの家の中から子供の声が聞こえてくる

どうやら男の子の方は活発な人らしい、めっちゃテンション高くなってる

そんなことを考えてると奥の方からドタドタドタっと音が聞こえてくる

「わぁぁぁっ!俺、太一!八神太一だ!お前は?」

「あー、俺は鉄 龍明デス・・・」

テンション上がりまくってる太一という子に若干引きつつ自己紹介をする

華音ももちろんそれに乗ずる

「私は鉄 華音です!よろしく!太一さん」

こいつガチで別人だなおい・・・

ヴァンデモンとこに居たときと随分差があるぞ・・・

「お、おう、こ、こっちは妹のヒカリ、よろしく頼むよ」

「・・・ひ、ヒカリです、よろしく・・・」

俺と同じくらいの歳だろうな、背が小さく、ストレートの茶髪で首から下げてる笛が特徴かな・・・

ってお?お?太一さん、顔真っ赤だな

熱でも出たか?

「な、なあ、龍明、サッカー出来るか?」

なんかめっちゃ華音の方見たまま俺に話し掛けてくる

・・・このままちょっと華音が太一さんの真後ろに来るように移動したら面白そうだな

首が180°回転とか漫画みたいで面白そう

「まあ、少しは・・・」

「じゃあやろうぜ!な!?下にゴールとかあるからさ!華音とか連れて行って一緒にやろうぜ!」

なんかめっちゃ太一さん必死だな・・・

何がこの人をこんなに突き動かすんだ・・・

 

うん、まあとりあえずサッカーをしたよ

 

----

「じゃあグーチーでチーム決めようぜ!」

太一さんがチーム分けの仕方を提案する

まあ、それ以上いい方法は思いつかないためみんなそれに頷くわけだ

 

「ぐっちー・・・や!」

その掛け声で華音、俺、ヒカリちゃん、太一さんは手を出す

結果は

太一さん・・・チョキ

俺・・・チョキ

華音・・・グー

ヒカリちゃん・・・グー

 

「よし、じゃあ・・・頑張ろうか、龍明」

「あ、はい・・・」

なんか喜怒哀楽激しい人なのかな、太一さんって

「ボールはそっちでいいぞー」

太一さんは悲しそうな笑顔を見せながら女子チームにボールを譲る

どうやら最初にボールを持つのはヒカリらしい

ゴールキーパー?そんなんいねぇよ

 

そしてヒカリは開始と同時に華音にボールを渡し華音はそれを受け取った瞬間

その細い脚でいきなりゴールまでボールを蹴り飛ばした

「ファっ!?」

「はっ!?おっ!?えっ!?」

ボールは俺と太一さんの間をとてつもないスピードで通り過ぎゴールに突っ込む

「やったー、ヒカリちゃん、ゴールだよぉ」

「すごいですね!華音さん、あんなボール打てるんですか?」

いや、普通打てねぇよ・・・

 

「よーし、今度は俺たちの番だ!行くぜ!龍明!」

「へーい」

ちょっと華音にお返ししようか・・・

太一さんはポンと俺にパスを出してくる

もちろん俺はその場でゴールに向かって本気の蹴りでボールを蹴り飛ばす

華音と同等には早いだろう

すぐに華音とヒカリちゃんの間をすり抜けゴールに向かって直進していく

しかし、そのボールは華音によって片脚で無理やり地面に叩きつけられ動きが止まる

「!?」

「龍明、今のは私に対する宣戦布告カナァ?今の、私に当てる気だった気がしたんだけど」

華音が黒いオーラ出しながらボールをコロコロと脚で弄びながらこちらに殺気と言葉を飛ばしてくる

「いや、それは誤解だから、つーか宣戦布告なんてしな」

その瞬間視界をボールが覆い俺の体は後ろのゴールに向かって吹っ飛びボールと一緒にゴールにインする

 

「・・・これが、・・・理不尽・・か、ぐふっ」

俺はそんな言葉を残して意識を手放した気づいたときには家に居たのは内緒だ

 

なんでも華音はそのあと鬼ごっこをしたり太一さんとヒカリちゃんと一緒にスーパーまでお使いに行ったり

・・・まあ、鬼ごっこは華音が忍者みたいな動きして捕まえられなかったらしいし鬼になったらなったで1分くらいで2人とも捕まったらしいしね・・・

あ、あとスーパーで華音がレジ係のお姉さん(自称20俺の見たては30後半)の人に太一さんと華音はカップルか?などと間違えられたらしい

華音がバッサリと「違う」と言ったらしいが・・・

 

そんなこんなで太一さんと明日も遊ぶことになったらしい

・・・でもなんで太一さん華音の方ばっか見てたんだろうかな?

ああ、ひょっとして・・・華音みたくすげぇ動きしたいとかかな

ま、いいか

 

今日もそんなくだらないことを考えながら俺は眠りについた

しかし、俺は知らなかった

これから自分に起こることを

そんなことが起こったのはその3年後だったんだ




はい、フラグを立てて終わりました
これで序章(?)は終了です
次回からは本編に突入していきます
ですがネタを考えたりするのもあるので次回は少なくとも2週間くらい先になるかと思います
読んでくださっている方は首を長ーく長ーくしてお待ちください
申し訳ございません
それではまた次回!
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