早く出すと私は言いました!
最後付近に多大な茶番ありです
それでは第七話、どうぞー
子供達の様子を見続けて数日、彼らは緑色の帽子を被ったチビ以外は進化を身につけそこら辺の雑魚には負けないくらいに成長したらしい。
さて、そんな状況になってくると・・・無性に・・・
「殺し合いてぇ・・・」
心の底からそんな考えが湧いてきた。
強い奴と闘う、それが楽しくてしようがない。
「ねえ、ドルモン、龍明ってデジタルワールドの悪い電波でも浴びたの?」
「いや、僕にも分からないよ。とりあえず子供達に接触させたらいけない気がする。」
なんか後ろで2人(?)がボソボソと話してるが気にしない
今はなにやら将来禿げそうな細身のメガネがファイル島の中心にある山、ムゲンマウンテンを登りきったところだった
なんかみんな絶望してんなー・・・
「龍明、彼ら島から出たいみたいだよ。」
華音があいつらの身の回りを嗅ぎ回って調べたことを話し始める
「とは言っても手助けはダメだしな。危険になったら助ける程度で平気だろ」
俺は華音に視線を移し考えを話す
すると華音が突然子供達の方を指差し
「こういうとき?」と言い出す
俺はすぐさま振り向いた。
するとレオモンとオーガモンに子供達が囲まれていた
「ちょっとあいつら助けてくる」
俺は明らかに助けてくるなんて考えを持っていない笑顔でムゲンマウンテンに向けてジャンプした。
-------太一---------
「なんだ?こいつらは・・・みんな疲弊してるってのに・・・」
俺たちはデジモンたちからから名前を聞いたデジモン、レオモンとオーガモンに囲まれていた
さっき進化したばかりでエネルギーが少ないためグレイモンたちが進化できるかすら分からない状況だ。
このまま闘うのは危険だとおもった。
しかし、挟まれている。
「くそっ、狭いところだからな、空!ヤマト!俺たちだけ進化だ!」
2人は俺の掛け声に頷きデジモンを進化させようとする
「残念だが、そこの2人が進化する必要はないな」
突然、目の前に仮面の男が降りてきて空とヤマトを指差しとんでもないことを言い放った
「!?お前は!」
俺は男に敵対の目線を送る
しかし、次の瞬間男の口から出たのは驚きの一言だった
「助太刀しよう。後で「全員同時」に俺と闘うという条件でな」
・・・は?なんか条件おかしくないか?
全員同時にってどういうことだ、おい。
・・・まあ仕方ない
「分かった!じゃあ俺たちは・・・「了解した、邪魔だ伏せてろ」
男は刀を抜き俺たちに忠告を飛ばす
「鬼哭円斬」
男はそう言い男は刀を地面に刺す
「「ぐおっ!?」」
次の瞬間、2体、オーガモンとレオモンは下の森の中まで吹っ飛び、山が斬れる。
「はあ!?」
段違いの威力だ、なんだあの刀はという疑問が頭を埋め尽くした
おそらく他のみんなも同じだろう。
これ、デジモン全員殺される気がする。
---------龍明----------
「さて、じゃあやろうか。デジモンを全員進化させろ」
俺は選ばれし子供たちに命令する
ちなみに食料を渡してエネルギー補給はさせてある。
俺はレオモンとオーガモンから選ばれし子供達を助けた後、選ばれし子供達と闘うという条件をはたすため崖の下にある見通しをよくした森の中に来ていた
「先にいいか?」
あれ、なんで太一さん?
ああ、この人も選ばれし子供か・・・
って
「ええ!?」
俺は太一さんが選ばれし子供の一員ということにかなり驚いた
「ん?どうした、まだ何も言ってないぞ」
「いや、なんでもない、続けろ」
俺は太一さんの質問を躱し続けるように命令する
「鞘から刀を抜かないでくれ、それだけだ」
「もともと抜く気は無いがな」
太一さんの質問に適当に答え、闘いを始める
相手はグレイモン、ガルルモン、バードラモン、カブテリモン、トゲモン、イッカクモンときた。
成熟期六体
「相手にとって不足はないな」
「そんなことを言ってる暇があるのか!?いくぞ!みんな!」
グレイモンが掛け声をあげる
「メガフレイム!!」
「フォックスファイアー!!」
「メテオウィング!!」
「メガブラスター!!」
「チクチクバンバン!!」
「ハープーンバルカン!!」
全員が一度にそれぞれの必殺技を放ち始める
「いけるか!?」
金髪のダンクトップ・・・なのか?を来た男が露骨にフラグを建設する。
建てなくても効かないが
俺は鞘に入れた状態でバッターポーズで刀を構え必殺技を全て打ち返す。
遥か彼方に向けて。
フォックスファイアーは刀でかき消してチクチクバンバンはとりあえず全部取った。
打ち返しずらいし、うん。
「は、はあ!?なんだこいつ!」
「必殺技を・・・打ち返した?」
こいつらは危機感知能力はないのか?
「さて、もういいかな?」
俺はチクチクバンバンの棘をバラバラと落としながらデジモン6体に聞く
「させるか!」
聞く耳も持たずすぐにガルルモンがフォックスファイアーを放ってくる
まあ、当たるわけもない。
俺は地面を殴りつけ畳返しの感覚で地面を叩き起こし壁にする
「なんだ、あいつは・・・」
ガルルモンが歯噛みをするような感じで悔しそうな声をあげる
「みんな!諦めちゃダメ!」
青いヘルメット(?)を被った女子がデジモンたちに声援を送る
「そうだぞ!!グレイモン!みんな!俺たちはまだ戦える!」
「そうだ・・・、俺たちは、太一を!みんなを!守るんだ!」
デジモンたちがエネルギーを大量に溜め込み始める
・・・これは・・・
「メガフレイム!!」
「フォックスファイアー!!」
「メテオウィング!!」
「メガブラスター!!」
「チクチクバンバン!!」
「ハープーンバルカン!!」
みんなデジモンたちは再び同時に必殺技を放ち出す
さっきとは比べものにならない力を肌に感じる
勘が受けてはいけないとガンガン警鐘をならす
「はあっ!!!!」
俺は思いっきり刀を振り抜きとてつもない突風を起こし必殺技を全てかき消し、吹き飛ばす
「なんだ、やるじゃんか。だけどな?」
「弱い、まだ俺には届かない」
俺はそう言い刀を振るう
「鬼哭閃刃」
デジモン6体は子供達を飛び越え森を崩しなから6方向に飛ぶ
空を見ればもう暗くなってきている
「ふうっ・・・邪魔したな、俺は帰る」
そう言った瞬間デジモンたちと子供達が空に浮かび別々の方向に飛ばされ島が割れ移動を始める
「大丈夫!?龍明!」
華音がすぐさま近くに降りてくる
「大丈夫だけど、この島が割れて動き始めている、まさかとは思うけどお前がやったのか?」
「できるか!」
そんなコントをしているとそれは俺のいる近くの木の影からそれは姿を現した
闇をそのまま具現化したような黒い体、悪魔のような容姿
「デビモン・・・だな。」
「誰かと思えばヴァンデモンどもの仲間か、そこの精鋭だな、流石に2人では分が悪い、ここは退くか」
なかなか俺らのことを知っているらしい
デビモンは何かと言いながら再び影の中へと潜っていった
「仕方ないな、とりあえず俺らはここにいるか。ドルモンたちもちょうど来たらしいしな」
俺がそう言うとすぐに森からドルモン、リュウダモンが顔を出す
「龍明、何これ!?2人がやったの!?」
「「やらないよ!!」」
ドルモンの発言に2人で揃って否定する
ハモるの本当嫌なんだけど・・・
「とりあえず、子供達がくるまでここに待機するどうやらここは移動しなさそうだ。子供達のピンチは手伝ってやれないが食料は食わせてやったから大丈夫だろう」
俺はとりあえず、大丈夫だろうということを華音に話す
「多分2日もあれば戻ってくると思うよ。ゲートで繋いでもいいけどそれもめんどくさいし、とりあえず彼らに任せようか」
「じゃあとりあえず釣りしようぜ!」
リュウダモンが釣りをしようと言い出す
「あ、いいなそれ、じゃあ子供達が戻ってくるまでの間で一番多く魚を釣った奴が優勝、時間は7時から昼の12時、午後1時から夜の8時までってルールで大会しようぜ!」
「「「「おー」」」」
とりあえず子供達が戻ってくるまでの間、釣り大会が開催されることになった。
さあ、釣り伝説の始まりだ!
釣り対決は熾烈を極め、何度か海へ引き込まれる者も居た
時間が経つごとに一匹、一匹と増えていく
そしてその日の時間は終わりを告げそれぞれ食事をし眠りにつく
そして次の日、俺は寝坊した
「「「「アレー、リョウメイクンオソーイ」」」
三人(?)に棒読みでハモられた。
なんか、なんか、なんかイラっとくる
しかもなんか三人(?)と4、5匹くらい差が・・・
「くっそ・・・何が何でも勝ってやる・・・」
俺はすぐに餌を付け糸を海に垂らす
すぐさまグイグイと糸を引っ張る感覚が竿を伝って俺の手に届く
「はっはー!入れ食い・・だ」
糸の先にはなぜか長靴とバケツと空き缶と木の枝が絡まってた
「「「ぶはっ!!!」」」
三人(?)が揃って俺のいる反対側を向いて吹き出し笑い転げる
とりあえず長靴とバケツと空き缶と木の枝は邪鉄斬魂剣で切り裂いた。
そして再び糸を海へと垂らす
待つ、待つ、とにかく待つ、待つことは釣りの基本である
すると再びグイグイと海の中へ浮きが引き摺り込まれ竿がしなる
「オヤー、マタゴミガカカッタカナー」
リュウダモンが棒読みで茶化してくる、殴りたい、このクソトカゲ
それなりに重い、これは大物か、と思いグイッと力一杯獲物を引き上げる
なんかでかい魚、見た目はマグロが先についてた
「一匹かよ・・・」
俺がガクッとうなだれると、マグロ(?)がぐほっと気持ち悪い音を上げて鯉みたいな魚を吐き出す、口は広いから鯉ではない
2匹になってもな・・・
そう思いまたガクリとうなだれると今度はゲボロシャア!とすごい音を出して鯉が何かを吐き出す
吐き出したのは小魚10匹くらいだったその中の一匹は鯉と、マグロと連なり針が掛かっている
「ラッキーすぎんだろ!」
謎の強運に思わず突っ込んでしまう。
すると遠くから島が六つこちらへ向けて戻ってくる
「うわー、戻ってきた!大会も終わりかー、思ったより短かったなー」
華音が伸びをしながら呟く
「いいから集計しようよ、華音」
ドルモンはそんな華音に呆れたような目で声をかける
結果は・・・
俺・・・34匹
ドルモン・・・20匹
華音・・・21匹
リュウダモン・・・48匹
となっていて・・・あれ?
「「「リュウダモンお前何があった!?」」」
三人(?)で声を揃えてリュウダモンに疑問を投げかける
「半分以上昨日のポイントで釣れたんだから仕方ないだろ・・・」
そういえばリュウダモンは昨日は一人別の場所で釣っていたのかいなかったな・・・
「くそお!魚釣王(うおつりおう)になりたかった・・・」
華音がなんかよく分からない単語を作り悔しそうにorzポーズをとる
「魚釣王になればこの世の富、名声、権力が手に入ると言われていたのにッ!!!」
ドルモンもそれにのってどっかの海○王のネタみたいのを出し始める
「おい、お前らこれ以上はやめろ」
こうして釣り大会は子供達もデビモンも知らぬ間にとても静かに幕を閉じた
お疲れ様です。
読んでいただきありがとうございます!
指摘などをしていただければ訂正致しますのでよろしくお願いしますー