デジモンアドベンチャー 〜魂の咆哮〜   作:すなぎも

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はい、遅れました。
第八話になります。
ぶっ壊れ回です、はい。


第八話 決着

--------龍明--------

「さて・・・そろそろ動くか?子供達も見た感じ全員集まってるみたいだし・・・」

俺は華音に行動するかどうかを問う

華音は少し考え口を開く

「・・・命に危険が及ぶギリギリ、それまで待とう、もし、その状況が実現してしまったら、行動しよう。」

華音はなにか考え込んでいるような、そんな顔をしていた。

 

 

 

-------太一--------

「タケル!助けに来たぞ!」

俺はタケルがいる、始まりの街とやらにやってきた。

「太一さん!」

タケルが俺に向けて手を振ってくる

「ヤマト!大丈夫か?」

「やっと来たな!太一!」

俺よりも先についていたヤマトはレオモンとオーガモンからタケルを守っていた。

しかし、2対1であるため、どちらかがフリーになりかけてしまっている

「俺たちも加勢するぞ!グレイモン!」

「おう!」

俺はグレイモンに声をかけオーガモンの方へ向かう

 

 

「さて、オーガモン、闘おうか」

グレイモンが好戦的な言葉をオーガモンに投げかける

「おれは普通に闘ったって強いんだぜ!?覇王拳!!」

オーガモンは覇王拳をグレイモンに放つ。

しかしグレイモンは痛くも痒くも無い様子でどんどんオーガモンへと近づいていく

「メガフレイム!」

グレイモンは覇王拳をガン無視しながらメガフレイムを放つ

「うおっ!?あぶね、ぎゃあああ!」

オーガモンは一発は避けたがもう一発は直撃した。

それなりにダメージも入っただろう。

「よし、行ける、っ!?黒い歯車!?」

 

行けると思った矢先、ムゲンマウンテンの方角から黒い歯車が幾つもレオモンに向かって飛んでくる

「ぐおあああああ」

レオモンの背中に大量の歯車が入り込みレオモンが悲鳴をあげる

そして、レオモンの体が変異を始めた。

体はより筋肉質に、肌は薄黒くなり毛は黒くなる

全体的に一回り大きくなっている。

「まずい!ガルルモン!逃げろ!」

ヤマトがレオモンを見るとすぐにガルルモンに指示を出す。

だがレオモンはそれより早く獣王拳でガルルモンを吹っ飛ばす

「ガルルモン!」

ヤマトがガルルモンへと向かって走っていく

レオモンはそんなヤマトを気にも留めずグレイモンへと視線を向け再び獣王拳を放つ

獣王拳は威力が相当上がっているのだろう、グレイモンですら吹っ飛ばされる

「グレイモン!」

俺はグレイモンへと走り寄る、だがその判断は誤ったものだった。

「小さき、選ばれし子供、殺す!」

レオモンが俺たちにトドメを刺す前にタケルの方へと向かったのだ。

「やめ「チクチクバンバンー!!」

「うおっ!?」

空からトゲモンが降ってきてレオモンが吹っ飛ばされる

トゲモンが落ちてきた上空にはカブテリモンも飛んでいる

「ミミちゃん!光子郎!」

「太一さん!助けに来ました!」

そのときだった

近くの影からデビモンが現れる。

「ちっ、面倒だな。歯車の数を増やすか」

デビモンがそう言うとムゲンマウンテンから大量の歯車が飛んできてオーガモンとレオモンにさらに融合する

オーガモンとレオモンはさらに筋骨隆々になり一回り大きくなる

 

 

-------龍明-------

「なー華音、ちょっとやばくなってきたぞ。レオモンとオーガモンが歯車で強化された上にデビモンまで出てきたけど。」

俺は崖の上で子供達とデビモン一行の様子を眺めながら華音に話しかける。

「うーん、あんまり介入したくないけど仕方ないか。行こう」

「じゃあ、俺レオモンを貰うかな、強そうだし」

「了解」

そう言いお互いに納得するとそれぞれ仮面をつけ速攻で崖を下り目的地へと全速力で走りこむ

もちろん刀は使うが。

華音はどんな戦法を取るのやら。

 

「はっはあああああ!!!!」

「げふっ!」

俺は崖を下ったスピードを落とさず高速でレオモンに蹴りを叩き込み森の奥まで吹っ飛ばす

「なっ!お前、仮面の男!」

「レオモンとオーガモンの相手は任せて貰うよ、デビモンはお前らで片付けろ」

俺はそう子供達に言い残しレオモンを追いかけ森の奥へと突っ込む

 

 

「邪魔をするな!」

まさに悪役というようなセリフを言いながらレオモンが獣王拳を放ってくる

それなりに速度もあるがよけられない程ではない

俺は体を捻り獣王拳を避けレオモンの胸に邪鉄斬魂剣を振り下ろす

ガキィンと鈍い音が響き邪鉄斬魂剣が弾かれる

「うおっ!固っ・・・てやべ」

弾かれて体勢が崩れた瞬間にレオモンのパンチが飛んでくる

体勢が崩れていたためパンチは直撃し近くの大樹に背中を強打する

息が一瞬出来なくなる

その隙に付け込まれさらに獣王拳が飛んでくる

「ちっ!」

脚で無理やり地盤を叩き起こして壁にする

「・・・なるほど、地盤は貫通できないか。」

とはいっても邪鉄斬魂剣の刃が入らない以上決定打がない

刃が通らないなら・・・砕くか?

「・・・動けなくすればいいかな。」

俺は邪鉄斬魂剣を地面に刺し素手で構える

「はっ!」

レオモンは距離をとって獣王拳を飛ばしまくってくる

あ、そろそろうざくなってきた・・・

レオモンは俺の気分など全く知らず獣王拳を乱打してくる

俺の中で何かが音を立ててちぎれる

 

 

 

-------華音-------

「さて、じゃあ始める?オーガモン」

私は子供達からオーガモンを引き離しオーガモンと睨み合いを続けている

「俺はウイルス種だからな、歯車の力は制御出来るから並みの強さじゃねえぞ!」

「じゃあさ、無くなるのは、腕と脚、どっちがいい?」

「はあ?何言ってんだ?」

「リュウダモン、始めるよ。」

私はリュウダモンに特別な進化コードを掛ける

「「武装進化、ヒシャリュウモン」」

リュウダモンがギンリュウモン、ヒシャリュウモンと進化しヒシャリュウモンのデータがそれぞれバラバラに分離しそれぞれ私の腕や首回り、脚に装備として付く

そして、武器として、一部のデータはそれなりのサイズの斧になる

特別な進化、武装進化。

パートナーを進化させ、体にそのデータを纏う新型の進化法

デジモンの能力をそのまま使えるため制御しづらいのだが・・・

「さて、じゃあ、始めようか、どこからも ラ お う か ナァ ?」

正直これ、人格崩壊状態だからあんまりなりたくないんだよなぁ・・・

「な、なんだよ!なんだよそれ!くそっ、覇王拳!」

歯車で強化していようがしていなかろうが完全体の防御力に成熟期の攻撃力が勝るわけがない

脚に目一杯力を込め思いっきり踏み込みオーガモンへと斧を振りかぶりながら突っ込む

 

 

 

 

 

-------龍明-------

「・・・・・・また、爆発してたか・・・」

気付くと目の前には片腕を折られ元に戻ったレオモンが倒れていた

恐らく相当暴れたのだろう、半径2、30mくらいの間の木々が根こそぎ吹っ飛んでいる

「これは・・・どうしたもんかな・・・」

「さすがまたよく暴れたねぇ、龍明」

突然背後から華音が声を掛けてくる

さすがにビクる

「あんまり暴れるなって、私言ったよね?」

恐る恐る後ろを振り向くと顔に笑顔が貼り付けてあるものの冷徹な目で俺を見つめている華音が立っていた

「あのさあ、さすがにこっちの能力を全部バラすと後々面倒だから出すなって言ったでしょ?」

「でもお前だってどうせ武装進化したんだろ?さっき地響き聞こえたし!」

「別に私はそれ以外にももう一個あるから関係ないでしょ。」

「嘘つけよ!ねーくせに!ついでにむ・・」

「黙れ殺すぞ」

「すいません!!」

華音と茶番で時間を潰していると元いたあたりでデビモンが巨大化しエンジェモンも一緒に現れる

 

「お、向こうもそろそろ決着かな」

 

エンジェモンは拳に光を集めデビモンに向かって最大出力であろうヘブンズナックルを放つ

ヘブンズナックルはデビモンの体を貫通、そのままデビモンの体を消し去っていく

そしてデビモンの体は完全に消え空が明るく晴れ渡る

それと同時にエンジェモンも形を崩し、光の柱になって消えた。

 

 

 

後日・・・

 

俺たちは仲良くなったメガシードラモンに協力してもらい子供達の目指す大陸へ移動することになった

「あー、暴れたせいで筋肉痛だよー」

華音がだられけきった姿でメガシードラモンの背中に跨る

「筋肉痛て・・・どうせ一撃で吹き飛ばした癖に・・・」

そんなだらだらしている華音にささやかに突っ込む

「そういえば龍明ゲームでおん・・「やめてください、お願いですから!」

そんなくだらない話をしながら海を漂うように大陸へとのらりくらりと近づいて行った




お疲れ様でした。
次回もまた遅くなるかもしれませんがごゆっくりお待ちいただければ幸いです。
それでは、また次回^^
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