S級ヒーロー:黒猫剣士   作:ちいさな魔女

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襲撃と無双

フランは師匠にサーフィンの要領で乗りながら、雨が降る空を飛行していた。サイタマやジェノスとはJ市に着いた時点で二手に分かれて行動し、フランは師匠と共に避難所へと向かっていたのだ。ジェノスはサイタマと行動し、怪人達を蹴散らしながら避難所へ向かうとの事だった。

 

その時、フランと師匠はある男に出会った。それは、何故か大雨の中で裸になっている細マッチョな青年だ。彼はビルの上を走っていたが、フラン達の姿を見て止まった。

 

師匠はフランが話しやすいように青年の前で止まり、フランは師匠の刀身に胡座をかいて座る。

 

ソニック「何だお前は?」

 

フラン「………フラン」

 

ソニック「フランか。成る程、お前がZ市に降ってきた隕石の破片を砕いた黒猫の少女か。お前もしや、深海王を追っているのか?」

 

フラン「深海王?」

 

ソニック「緑色の筋肉質な半魚人のような怪人だ。俺以外にもS級ヒーローが1人戦った。ぷりぷりプリズナーという男だ。しかし深海王は奴を圧倒し、俺もこのザマだ」

 

ソニックの胸元には何かが擦れたような赤みがあり、裸になっている事を考えれば装備ごと破壊されたのだと、フランと師匠は思った。

 

フラン「………分かった。それで、お前の名前は……」

 

ソニック「俺はソニック。では此れで失礼する」

 

その後、フランの横を走って抜けたソニックは、その場から一瞬にして消えた。

 

フラン「師匠」

 

師匠『ああっ。彼奴がヒナタの言ってた音速のソニックか。確かに実力は高いな』

 

フラン「速かった。もしかしたらフラッシュと同じかも」

 

師匠『だが、今は避難所へ急ごう』

 

師匠は再びエネルギーを柄から放って、フランを乗せたまま空を飛び始める。

 

すると、フラン達に向かって空からある大群が攻めて来た。

 

それは、首の骨が音叉のように二股になっており、ドラゴンのような見た目をした翼竜の群れだ。

 

フラン「っ!こんな時にこの群れは!」

 

師匠『やるしかない!この群れを放置するのは危険だ!』

 

師匠は真上を向くが、フランは師匠の刀身に立ったままだ。そして、師匠はギャオスの群れに向かって突っ込んで行き、フランは左手に青い炎を纏い、右手に電撃を纏った。

 

ホーク『おい!親父から許可されてねぇぞ!避難所を襲わせる手筈だろ!?』

 

イーグル『す、すまねぇ!!何故か知らねぇがギャオス共が突然飛び立って行ったんだ!!』

 

ホーク『そんな言い訳が通じるか!此奴等、急にどうしちまったんだ!?』

 

イーグル『知るか!兎に角ギャオスが暴走した原因を探れ!グエバッサーとライバッサーには引き続き暴れてもらえ!』

 

師匠は上空から響く会話を聴いた。聴覚範囲を拡大したお陰で、遥か上空に居る怪人達の会話も聴こえるようになった。

 

師匠『フラン。此奴等は空の上に居る怪人達の戦力らしいな!』

 

フラン「なら、全滅させる!」

 

フランはギャオスの一体に向けて、右手を握り締めて作った拳から電撃を放った。電撃はギャオスの体を貫き、爆発させる。更にもう一匹がフランに迫るが、フランは青い炎を纏った左手の手刀で真っ二つに切断した。

 

師匠『『カイゲルファング』!』

 

師匠は溶解光線を刀身に纏い、刀身に乗るフランが跳んだ。師匠はギャオスの肉体に突き刺さると、外皮と体内を溶かしてしまい、そのまま貫いた。フランは念動力で空を飛んだ後、口から冷凍ガスを吹き出した。冷凍ガスはギャオスの群れを瞬く間に凍らせていき、道路へ落下させていく。

 

ホーク「な、何だ貴様等!?」

 

イーグル「あのギャオスの群れをこうもアッサリと……」

 

ホークとイーグルの2体は、目の前でギャオスの群れを駆逐し続けるフランと師匠の様子に驚いていた。

 

すると、フランは2体の怪人をギャオスの群れの中から見つけた。

 

フラン「師匠、見つけた」

 

師匠『よし。やるか』

 

そしてその頃、ある場所に1人のS級ヒーローが向かっていた。




今回は短いです。

改めてフランと師匠の能力を載せます。あくまで現時点なのですが。

『能力』
怪人又は倒した相手の能力を得る事が出来る。フランと師匠にもそれぞれ生まれつき特殊な力を持ち合わせている。ロボットも例外ではない。此れまで得てきた能力は以下の通りである。
『完全適応能力』
フラン固有の能力。どんな環境や力にも適応する事が出来る。フランの不死身たる所以も此処から来ており、攻撃にさえも適応し耐性を持つ事が出来る。但しサイタマのような自分より格上の攻撃は適応しきれず、肉体が回復するだけである。その理由は不明で、本人もよく解ってない。
『アースタイタン』
ワクチンマン✕マルゴリを合わせて創った能力。320メートルにまで巨人化(服もサイズ調整可能)。光パワーによる光弾、光線の遠距離エネルギー攻撃。地球エネルギーの使用。体の一部又は刀身を巨大化。飛行能力。
『マンモスフラワー』
体の一部を植物化。地面に突き刺して吸血の根を生やして操る。殺人花粉を広範囲に撒く。突き刺した刀身から根っ子を無数に生やして血を吸い取る。
『ペギラ』
両腕に翼を生やして飛行。口又は刀身から冷気を放ち、相手を凍らせてしまう。放ち過ぎると周りを氷河期に変えてしまう。
『能力融合』
今まで倒して得た能力、吸収して得た能力や身体機能を融合させる事で新たな能力を目覚めさせる。
『四足獣拳法(よんそくじゅうけんぽう)』
四つん這いになる戦闘形態。獣のように駆けたり闘ったりした上でダンスのようにキレキレな動きが出来る。また、師匠を口に咥える事で師匠と連携を取る事が出来る。
『カイゲル』
当たった物を溶かす溶解光線を放つ。
『パゴス』
放射性物質を捕食可能。放射能汚染を起こす激ヤバ光線。地面を掘り進む事が出来る。
『紅蓮武装』
地底王とカマキュリーの能力を融合させる事で誕生させた能力。武器又は拳に紅蓮の炎と高熱を纏い、触れた物を焼く又は溶かす。また、もしフラン又は師匠が複数の武器を持ったとしても、持った武器全てに炎と高熱を纏って問題なく使用する事が出来る。因みに炎の色は青である。
『獣王』
爪を伸ばす、又は刀身を5つに分裂させて、一度の攻撃で5つの斬撃を放つ。『獅子斬流星群』により、連続で斬撃を放ち続ける。
『グランドドラゴン』
地面を掘り進める事が出来る。硬いアスファルトや鉱石するも掘る事が可能。
『マジカルアント』
様々な超能力を使用出来る。念動力や念話、読心、探知等といった超能力を行使可能。タツマキ未満ゲリュガンシュプ以上の精度とパワーを持つ。また、相手の話す言葉が真実かどうか見抜く事が出来る。アリの為、10階建てビルを素手で持ち上げられるパワーがある。
『ネロンガ』
透明化による熱工学攻撃及び光線の無力化は勿論の事、角からの電撃攻撃も可能。電気を食べられる。
『ツインテール』
体の一部又は刀身を鞭状にする。
『グドン』
両腕又は刀身を鞭状にする。
『パッチマミー』
巨大な鋏で切断し、針と糸で縫い付ける。素材問わずどんな硬い物でも切って縫い付けられる。
『銭湯狂』
熱湯や冷水を相手にぶっかけて攻撃する他、広大な浴場のような異空間「銭湯戦闘空間」を作り出し周囲の人物を引きずり込む能力を持つ。空間は混浴かつ体や頭を洗うのに必要な物やシャワー、座る椅子も無限にあり、銭湯や温泉にある風呂が全部ある。
『雑食』
超巨大アフリカゾウと様々な捕食系怪人を組み合わせて生み出した能力。肉や野菜、魚や菓子だけでなく、石や大木さえも何でも食べる事が出来る。
『ガボラ』
ドリル状の鰓を生み出し、体に纏う事で地底を楽に移動出来る。また、放射性物質を捕食出来る上に、溜め込んだ放射性物質を光線にして放つ事で攻撃出来る。
『ゴルバー』
目から放つメルバニックレイや、口から放つ黄色い超音波光線。翼を展開して高速で飛行する事も可能。ワクチンマンの光パワーと対をなす闇の力を行使可能。
『料理王』
様々な料理を作っていった師匠が発現した能力。美味しい料理の作り方を閃き、実行すれば最低限の材料でも美味しい料理を作る事が出来る。


オリジナル技

『カイゲルファング』
使用者:師匠&フラン
カイゲルの溶解光線を刀身に纏い、物を溶かしながら切断する。意味はあまり無いが、再生能力や分離能力を持つ相手に対抗したり、硬すぎる体を持つ相手に対抗する為に編み出した。
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