入学式編から入学編に変更しました。理由は入学式編の語呂が悪いからです。
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11月25日16時に加筆修正を行いました。内容としては摩利に名乗らせるのを忘れていたのでその部分です。
入学式編Ⅲ
しょうもない事で争っているテーブルに近づくとほのかさんと雫さんは自分に気づいたらしく少し安堵したような表情をしている。
「何をしているんですか、邪魔です。」
と少し言葉を強めに掛ける。クレーム集団はなんだよ!と言わんばかりにこちらを振り返るとギョッとしたような顔をしたがすぐに表情を戻しなんか文句でもあるのかとばかりにこちらを睨みつけている。これには少し感心した。
「そこは俺の席だから邪魔だと言ってるんですよ。分かります?」
と返すと何を思ったのかニヤリとし、達也グループの方を見る。
「ほらな!四葉もこう言ってるんだぜ!だから早く席をどけ!ここはブルームである俺たちが司波さんたちと食事を食べる場所なんだよ!ウィードのお前らは隅の席にでも行くんだな!」
と水を得た魚かのように勢いよくわけのわからないことをのたまっている。いやホントに何言ってんだこいつら?
あ、やべ深雪さんごワナワナ震えてるこれはまずいですねぇ。さっさとこいつらどかそう。
「違う、お前ら名も知らない一科生のヤツらに言ってるんだよ。自分は深雪さんはもちろんそっちのレオ達と食事をするんだよ。お前らじゃない」
と言うと流石に効いたのか少し怯んでいる。しかしなおも反論してこようとしていたので先に
「俺の名前、ご存知ない?」
こう言うと流石に焦ったのか捨て台詞を吐き捨てながら去っていった。なんだったんだアイツら。
「悪いな空気悪くして」
「ううん、全然気にしてないわよ。むしろ助かったって感じ。」
「そ、そうですよ!助かりました!」
席に座りながらそう言うとエリカさんととほのかさんがフォローしてくれた。感謝を伝えると
「いいわよそんなこと、それよりもさん付けやめてくれない?普段呼ばれないからムズムズしちゃう」
とはエリカの弁。これを自分は了承すると他の皆もそうするようにと言ってきてくれた。ついでにタメ口も要請された。が、敬語の方は癖みたいなものだから簡単には抜けないよ、と返しておいた。
「ところで大丈夫なの?四葉の名前出して?」
最後の事だろう。雫さ…雫が心配してくれた。自分はしらばっくれる事にした。
「なんの事かな?自分は夜瑠の名前を出しただけで苗字の四葉じゃないですよ」
とお茶を啜りながら屁理屈を言うと苦笑いだったり、ポカーンとしたり仏頂面だったりケラケラ笑ったりと様々な反応だった。あ、今雫が「夜瑠の方も十分悪名高いけど...(意訳)」みたいな顔してる。さっき廊下であった時よりジト目になってる。
そして食事を開始するとぽつぽつと会話が始まる。深雪さんと達也が兄妹だというのもこのタイミングで話していた。皆は驚きよりもなんとなく納得の方が多いようだ。ちなみに話の流れで雫とほのかがなんで自分に声をかけたのかを聞いたところ、どうやら深雪さんと話をしてみたかったらしい。こんな感じで終始和やかに食事を楽しんでいると突然エリカから爆弾が投下される
「あ、そういえば一つ聞いてもいい夜瑠?」
なんだ?と目線をやるとエリカがニヤニヤしながら質問してくる。え?なに聞くつもりなの?と、戦々恐々として身構えると
「七草生徒会長が許嫁って本当?」
なんだそんなことか、となんとなく気が抜けて自分は
「本当ですよ」
と返した。、えぇっ!?と皆驚いている、そらそうかなんせあの七草家のご令嬢の真由美さんと四葉の跡取り息子の自分だしね、自惚れでもなんでもなく正直ここ数年の日本魔法界では一番のニュースかもしれない。しかも昨日まで発表していなかったわけだし。(親戚の中でもより親しい者たちにしか伝わっていない。四葉で言ったら司波はもちろん黒羽も知っている。七草家の方は...自分が把握しているのは七宝くらい)
「そ、そんな軽く言ってもいいんですか!?」
と美月さんが聞いてきた、もちろん騒ぎが大きくなりすぎるのも考えものだが自分はあの四葉の跡取りなのだ。このくらいの騒ぎはどんと受け止めよう。というような考えをそのまま伝えると皆なんとなく納得したような、感心したような表情をしている。
「すげぇな、俺と同い年でそこまで考えれてんのか」
「あんたみたいな脳筋とはそりゃ違うでしょ」
というような今では当たり前になったレオとエリカのじゃれ合い、もうこんなに仲良くなってすげーなーと素直に感心していると、次は深雪さんの方から質問が飛んでくる。
「お昼は七草先輩とご一緒でなくて大丈夫だったのですか?」
これに関しては今日来る時に話しており、今日は生徒会室で仕事が残っているため一緒に食べれないのだそうだ。残念だか自分は真由美さんの邪魔をしたい訳ではないので仕方なく了承した。と、返答し昼食を食べ終わるとキリよくチャイムが鳴った、まだまだ根掘り葉掘り聞きたそうだったがまたの機会になと話を切り席を立ち、皆で食堂を出た。
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教室へ戻り、次の授業に向けて準備をする。ちなみに自分とほのかほ「み」と「よ」なので席は隣同士である。このこともあってか昼休み過ぎてからは深雪さん、ほのかと雫の3人組はほのかの席の近くで喋っている。ちなみに自分の周りは3人以外居ない。これはもはや諦めの域に達している。二日目にして早いとは思うけど仕方ないものは仕方ない。さらに先程の食堂の一件もある。これでより近づかれなくなるだろう。こういう理由もあり深雪さん達は人払いがてらほのかの席で話しているのだろう。などとぽけ〜っと考えていたら急に声を掛けられた。
「夜瑠さんもそう思いますよね?」
やっべなんも聞いてねぇや。適当に相槌を打とうかと思ったがさすがに失礼だと思いやめた。し
「ごめん、何も聞いてませんでした。なんの話?」
「部活動の話。やっぱり入るなら魔法を使う競技が良いよね?」
と、雫から返答があった。なるほど部活の事か、なにかしらの部活に入り態度は思ってはいるがまだその段階だ。
「うーん、なにかしらの部活に入りたいとは思ってますけどそれが魔法が関係していなくても良いかなって思ってます。」
「夜瑠さんもそう思うんだ。私はやっぱり魔法関係が良いな」
と雫はこぼした。
「確か部活動勧誘月間があったはずでからその時に考えれば良いのでは?」
それもそうか、と納得したようで今度こそ授業開始のチャイムが鳴る。よし、あと二時間頑張ろう。
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今日の授業が終わりぽつぽつと教室から出て行く中自分はほのかに一緒に帰らないかと誘われていた。しかし自分ほ真由美さんと共に帰る旨を伝えると、微笑ましい物を見る目で三人に見られた。なんだかむず痒い思いをし視線を切るようにそそくさと教室から出る。この後は適当に学校をぶらつきまがら見学でもしよう。
1時間ほど学校を見て周り図書館広かったなーとか設備良かったなーとか敷地広すぎやとか思いながら校門まで行くと言い争っているのが見えた。この学校荒くれ者しか居ないのか?と思いつつも流石に流血沙汰になったりしたら気分も悪いので様子を見ようとそちらに向かうと聞き覚えのある声がした。
「だから僕達は司波さんに聞きたいことがあるんだよ!」
「そうよそうよ!一緒に帰りながらお話したいだけよ!」
「ですから、深雪さんはお兄さんと帰ると言ってるんです!なんの権利があって二人の仲を引き裂こうとするんですか!」
と美月がなかなかの啖呵を切ると深雪が照れたように身をくねらせている。相変わらずブラコンだなぁと思いつつ様子を見る。自分は何も喧嘩が悪い事とは思っていない、そこから殴り合いになるのが良くない。痛いのは見る側も嫌なのだ。
「これは1-Aの問題だ!ウィードは引っ込んでろ!」
「同じ新入生でしょう!なのにあなた達ブルームがどれだけ優れてると言うんですか!」
あ、美月それはマズイかも。
先頭の男...たしか同じクラスの森崎さんとか言ったか。森崎さんがニヤリと笑うと
「そこまで俺たちのブルームの力が知りたいか」
「おもしれぇやってみろよ」
とレオが返す。あーこれ止まんないな
先頭の森崎さんが魔法の準備に入ると同時に後ろの取り巻き2人も魔法の準備に入る。それを見て焦るようにほのかも魔法の準備に入ってしまう。
森崎さんが腰にあると思われるCADに手を伸ばし、胸の辺りまで腕を勢いよくあげると
「「「…え?」」」
森崎さんのCADが手からすっぽ抜けた。
そしてその後すぐに森崎さんだけでなく達也たちも含めてゾッと寒気では無い何かを感じてしまう。
バッと全員がこちらを振り向くとちょうど森崎さんのCADがこちらに降ってくる。そのCADは俺の方まで飛んできてそのまま自分が地面に落ちないようにキャッチする。CADは精密機械だかな、あの勢いで落ちたら流石にどっかの部品壊れそう。などと思ってもないことを考えながら集団の方に近づく。
「ほら、CAD返しますよ。次は気をつけてください。」
「あ、ああ」
と森崎さんは事実が受け入れられないようで呆然としている。当然だな、こんな凡ミスをするんだからプライドの高そうな森崎さんはより受け入れられないだろう。また、他のメンバーも少し怯えたようにこちらを見てくる。
自分は顔を周りを見渡すとメンバーを確認する。今日の昼食のメンバーに加えて1-Aのクラスメイト達である。正直名前は覚えてない。見回す時に達也の方を見ると自分が何をしたか気づいてるらしく。やれやれみたいな顔をしてる。
どう声をかけようかと考えていると背後から凛とした女性の声が聞こえた。
「ふむ、通報があったから来たものの、もう既に騒ぎは終わっていたか。四葉、君が騒ぎを止めたのかね?私は風紀委員長の渡辺摩利だ。」
と、聞こえたので振り向くと渡辺風紀委員長と真由美さんが立っていた。真由美さんに声を掛けたい気持ちを我慢し、声をかけてきた女性に返答する
「はい、自分が止めました」
「生徒間同士の諍いを止めるのは立派だが学校内での魔法の使用は厳格なルールが定められている。今回は注意と全員への聞き取りのみとしよう」
分かったか?と言わんばかりの顔でこちらサイドを見られたので自分達は大人しく寛大な処置に頭を下げた。
これから徐々に物語は進むと思います。(当社比)
入学編9の最後のようにリアルの話題を落とし込むのはどう思いますか?自分は延長線上にある感じがして好きです。
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あり
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なし
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どうでもいい