未来ノ護衛艦、転生ス   作:NK7

18 / 30
お久しぶりです
それではどうぞ


十五話 未来ノ護衛艦、死ヲサマヨウ

F-3隊隊長妖精「そこだ。FOX3!!」

 

F-3隊隊長は一機の艦載機とヘッドオンを仕掛けていたが機首に被弾し、レーダーが故障した

 

F-3隊隊長妖精「レーダーが…機首に被弾したからか…もう弾薬も無い。潮時が…母艦に次ぐ、こちらF-3隊隊長。レーダー故障及び弾薬が尽きたので帰投する」

 

やまと「了解。直ちに修理補給出来るように準備しておく」

 

F-3隊隊長妖精「感謝します」

 

隊長妖精はやまとに通信を終えるとA-10の隊長に通信を掛けた

 

F-3隊隊長妖精「すまん。先に帰投する」

 

A-10隊隊長妖精「そうか。俺もちゃんと戻ってくるから先に母艦でいつもの酒持って待ってろよな!!」

 

F-3隊隊長妖精「フッ、補給と修理が終わったらすぐ戦場に戻ってくるさ。お先に失礼するぞ」

 

A-10隊隊長妖精「そうか。お前が戻ってくる前にこの海戦終わらせてやるよ」

 

F-3隊隊長妖精「それは心強い。それじゃ、頼むぞ」

 

 

 

ル級「全艦、目標ヘノ有効射程距離ニ到達シマシタ。必中距離デス」

 

戦艦棲姫「ワカッタ。…ココマデノ犠牲ハ大キカッタガココマデ来レタ…沈ンデ行ッタ僚艦ノ為ニモコノ戦イニ勝タナクテハナ…全艦、砲撃用意!!目標敵鎮守府!!撃テ!!」

 

深海棲艦の艦隊は鎮守府を有効射程距離に捉えるまで追加で空母全滅、戦艦1隻、重巡2隻喪失の被害を負ったが有効射程距離に到達し、戦艦棲姫以外は鎮守府を、戦艦棲姫はやまとに対して砲撃を始めた

 

逆に言うとやまとはその距離まで接近を許してしまった

 

敵艦隊が砲撃を始めたのはやまとにも伝わってきた

 

観測員妖精「っ敵艦隊砲撃!!目標鎮守府と予想!!」

 

やまと「クッソ!!空母ばかり攻撃命中の命令を出したのと弾薬温存し過ぎたせいで直接叩ける戦艦を疎かにしちまった!!対空兵装用意!!砲弾を迎撃せよ!!」

 

観測員妖精「更に数発の砲弾はこちらが目標だと予想されます!!」

 

やまと「何!!急いで対空迎撃!!1発でも喰らえば大破か轟沈だ!!急げ!!」

 

砲撃長妖精「SM-2発射と同時にCIWS、SaeRAM攻撃開始だ!!急げ!!」

 

VLSからSM-2が4発発射され、CIWSが攻撃開始を始めた

 

やまと『頼む…当たらないでくれ…もうあの日の様にならないでくれ…』

 

やまとは回避行動を取りながら声に出さず、心の中で祈っていた…が

 

砲撃員妖精「目標に2発命中…ですが他の2発は他の目標に命中…CIWSはオーバーヒート、SaeRAMは残弾無し…残り1発迎撃出来ません!!」

 

副艦長妖精「総員対ショック姿勢!!衝撃に備え!!」

 

やまと「っは!!」

 

やまとの目の前には戦艦棲姫が放った砲弾が目の前にあった

 

ドォォォォォォン

 

やまとに16inch砲弾が命中し、大爆発が起きた

 

A-10隊隊長妖精「爆発…」

 

A-10隊副隊長妖精「母艦からレーダー通信拒絶…先程の敵の砲撃で母艦が大破した模様…恐らくですが離着艦はほぼ不可能です」

 

A-10隊隊長妖精「マジかよ…全機体に告ぐ、弾薬及び燃料切れが近い機体は母艦ではなく、鎮守府の航空基地に帰還せよ!!」

 

航空隊妖精「「「了解!!」」」

 

A-10隊隊長妖精「て言ってたら弾薬も燃料も切れかけてやがr」ドォン「何!!」

 

A-10隊隊長妖精が乗る機体の右翼と右、垂直尾翼、右エンジンが敵の長距離対空砲の攻撃で吹き飛ばされた

 

A-10隊隊長妖精「右翼全壊に尾翼がほぼ利用不能、エンジン大破に燃料流出…脱出してもこの対空砲火じゃ救援はほぼ不可能に等しいだろうな…副隊長、応答しろ」

 

A-10隊副隊長妖精「こちら副隊長。隊長、大丈夫ですか!!」

 

A-10隊隊長妖精「全然大丈夫じゃない…もう限界だ…それでだ。アイツに『お前みたいな相棒と戦えて嬉しかった』と伝えてくれ」

 

A-10隊副隊長妖精「何故遺言みたいな事言って……!…まさか…」

 

A-10隊隊長妖精「最後に母艦をやった奴に一矢報いて殺らねぇとなぁ!!」

 

隊長はA-10の高度を機体が耐えれるだけ上げ、やまとに砲撃した戦艦棲姫に向かって急降下を始めた

 

戦艦棲姫「何!!特攻ダト!!」

 

A-10隊隊長妖精「…副隊長」

 

A-10隊副隊長妖精「はい!!」

 

 

A-10隊隊長妖精「俺の分も生き延びろ。じゃあな」

 

戦艦棲姫「落チロォォォォォ!!!!!」

 

A-10隊隊長妖精「沈めぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

ドォォォォォォン

 

A-10は戦艦棲姫の顔面に特攻し散っていった

 

A-10隊副隊長妖精「隊長…今までありがとうございました…」/)`;ω;´)

 

 

 

一方その頃鎮守府では

 

長門「今の爆発音と砲撃音は…」

 

加賀「…まさか…っ」

 

明石「ちょ、加賀さん!!待って下さい!!」

 

信濃「やまと…」

 

加賀が無断出撃した直後

 

観測妖精「敵弾接近!!」

 

ドォォォォォォン

 

砲弾が鎮守府に着弾した

 

信濃「くっ砲撃か!!」

 

長門「提督!!無事か!!」

 

執務室に長門が艤装をつけたまま突撃してきた

 

信濃「まぁな。それより被害報告は」

 

長門「出撃ドッグが全壊して弾薬庫が吹き飛んでしまった」

 

信濃「そうか…出撃は出来るのか?」

 

長門「さっき言っただろ。出撃ドッグが全壊して出撃すら出来ない。しかも出撃準備が整った主力艦隊にも被害が出た」

 

信濃「…分かった…基地航空隊の準備が整い次第すぐ出撃させる。」

 

長門「打つ手はあるって事か…流石だな…ところでな、加賀が」

 

信濃「ん?加賀がどうした」

 

長門「鎮守府に着弾する前の爆発音がなった直後に無断出撃した」

 

信濃「…そうか…やまとの事だろうな。連絡ありがとう」

 

長門「これで失礼するぞ!!」バタン

 

信濃「…クッ…あのバカ共…絶対に帰ってこいよ」

 

1人になった執務室で呟くのであった

 

 

 

加賀『まさか…沈んでないよね…』

 

一方その頃加賀は最高戦速でやまとの元に向かった…が

 

飛行甲板が燃え上がり、顔や左腕から血を流しながら海の上で立ち、まだ戦おうとするやまとの姿があった

 

加賀「やまとさん!!」

 

加賀はやまとを見つけると艤装の弓を投げ捨て、やまとの元に駆け寄った

 

やまと「か…加賀…さ…ん……な…なん…で…ここ…に」

 

加賀は後ろからやまとの名を叫び、やまとは振り向いたがやまとの声は死にかけだった

 

加賀「その理由は後です!!もう撤退して下さい!!これ以上戦ったら轟沈してしまいます!!」

 

やまと「いや…まだ…た…戦…え…る…加賀さ…ん…こそ…ち…鎮守…府…に…戻…って……ここ…に…て…敵…が…く…来…る……」

 

ドサッ

 

やまとは気を失い、加賀の身体に倒れかかった

 

加賀「やまとさん!!気をしっかり!!」

 

 

戦艦棲姫「ヤット追イ詰メタ。バケモノ艦娘…イヤ…男?イヤ、関係ナイ。沈ンデ逝ケ」

 

加賀の目の前にA-10隊隊長による特攻で中破になった戦艦棲姫がやまとに主砲を向けながら現れた

 

加賀「戦艦棲姫…この人は殺らせません。殺るのなら私を沈めてからにしなさい」

 

戦艦棲姫「ソウ…ナラ一緒ニ沈ンデ逝キナサイ」

 

A-10隊副隊長妖精「隊長の仇!!!!!怒りの2000ポンド爆弾を受け取れ!!!!!」

 

戦艦棲姫「グッッハエガ…鬱陶sギャァァァァァァァァァァァァァァァァ」

 

戦艦棲姫はA-10に主砲を向け、砲撃したが当たり前のように当たらず、逆に2000ポンド爆弾を受け、主砲一基が吹き飛んだ

 

 

一方その頃

 

???「ここは何処なのでしょうか…しかも艦船のはずの私達が人の姿なのは」

 

???「それは後で考えましょう…ん?ちょっと待ってください…不安定だけどIFFの反応があります…しかも沈んだはずのやまと型の1番艦です…なぜ」

 

???「不安定って事は攻撃を受けたのかな?それなら工作艦の私の出番ですね!!」(゚∀゚)キタコレ!!

 

???「IFF反応は不明ですがやまと姉様と隣にいる艦は味方でしょう。それ以外は敵でしょうね…攻撃準備!!味方艦を救出します!!あかしさんはやまと姉様に直行して下さい」

 

???「任せてください!!」

 

???「攻撃開始!!」

 

???、???「「了解(です)!!」」

 

正体不明の艦隊が深海棲艦に攻撃を始めた

 

加賀「ミサイル…やまとさん以外に持っている艦なんて…」

 

???「ちょっと失礼しますね〜」

 

加賀「あの、貴方は?」

 

???「新型特殊工作艦のあかしでーす。ちょっと離れてって(;´∀`)…うわぁ最新の装備がボロボロじゃん…って気失ってる!!…近くに基地とか無いかな?」

 

加賀「2km北東に鎮守府が」あかし「ありがと!!ちょっとキミも手伝って」加賀「あ、はい。でも戦闘が落ち着いてからの方が」あかし「確かにーそーしよー」

 

戦艦棲姫「クソッ新手カ!!」ガチャン

 

戦艦棲姫は再度やまとに照準を定めた…が

 

???「撃たせはしませんよ!!17式でも喰らいなさい!!」

 

戦艦棲姫「何!!主砲ガ!!」

 

???「主砲が壊れた戦艦なんてただの的ですね。それでは永遠におやすみなさい」

 

戦艦棲姫「クソォォォォ!!!!!」

 

2隻から発射された4発の17式艦対艦ミサイルが戦艦棲姫に命中し、そのまま爆沈した

 

その後の戦闘は正体不明の艦隊の圧勝であり、全ての艦が深海に沈んでいった

 

 

???「あかしさん、やまと姉様は生きてますか?」

 

あかし「ん?ボロボロだけど一応生きてるよ〜だけど性別が姉様じゃなくて兄様だけどね〜(笑)」

 

???「そうですか…性別が違えど…生きててよかった…」

 

旗艦であろう長髪で高身長の女性は胸を撫で下ろした

 

???「むさし、安心するのはまだ早いですよ。やまとを修理出来る場所に運ばないと」

 

あかし「それならさっきその子から2km北東に鎮守府があるって聞いたからそこ行こー」

 

むさし「分かりました。目的地は鎮守府…行きましょう」

 

???「空の警戒は任せてください」

 

???「頼みますね。あきづきさん」

 

あきづき「このあきづきにお任せ下さい!」

 

???「ところで貴方は?どこ所属なのですか?」

 

加賀「佐世保鎮守府所属、一航戦の加賀です。こちらからも聞きたいのですが貴方達の所属と艦名を教えて貰えますか?」

 

加賀の質問を聞いた4人は一時停船した

 

???「失礼しました。私は横須賀基地第1護衛隊群第1護衛隊所属DDH183いずも型護衛艦1番艦いずもと申します」

 

あきづき「佐世保基地第1護衛隊群第5護衛隊所属のあきづき型護衛艦ネームシップのあきづきよ!対空ならこのあきづきにお任せ下さい!」

 

あかし「一応横須賀基地第1海洋補給隊所存予定だった特殊工作艦のあかしでーす!工作艦は補給隊なのかな?」

 

むさし「あ、えっと…よ、横須賀基地しょ、所属のやまと型護衛艦の2番艦、む、むさしです」

 

加賀(これは提督になんといえばいいのだろう…(ó﹏ò。)ウゥゥダレカタスケテ…)

 

海上自衛隊の艦艇がいきなり増え、どうすればいいのか分からなくなった加賀であった




さて、如何だったでしょうか
なんだろう…どんどん文字数が増えている気がします
これからもこんなペースで書いていきますのでよろしくお願いします

追加して欲しい艦第2弾 外国艦編(国を選んで追加して欲しい艦を感想に書いてください)

  • アメリカ
  • ロシア
  • 中国
  • イギリス
  • ドイツ
  • イタリア
  • フランス
  • インド
  • トルコ
  • その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。