鮮血のエンブリヲン   作:Mk.Z

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第十四話 Xtal/手と手をとって

 ■【浮遊航行艦 エンブリヲン】中央庭園

 

 空を飛翔するこの艦の上層には、ハスの蕾のようになった丸い壁に幾重にも覆われた、ひとつの庭園があった。

 柔らかな土と芝生、流れるせせらぎや枝を広げるナナカマドは、<エンブリオ>ではなく、持ち込まれた実物だ。それら庭園を覆うのは、薄く精緻に組み上げられたガラスと金属の丸い天蓋であり、そこを通って夜空の月明かりが庭園を照らしていた。

 大きな食卓は芝生に雄々しく立ち、柔らかなビロウド張りの椅子がいくつもまわりを囲んでいる。貴婦人が恥ずかしそうに言った。

「御行儀が悪いわ」

「良いじゃないか、パトリシア。たまにはこういう趣向も悪くない、夕食の味も違ってくるだろう」

 ウィリアムは妻、パトリシア・ファイアローズをエスコートすると、自分も席に着いた。子供たちもまた柔らかな椅子に腰かけると、期待に満ちた目で料理の皿を見つめた。今日は肉料理だ。

「……では、戴こう」

 ウィリアムは上品極まりない手付きでカトラリーを操り、言った。

「それで、ヴァネッサ。シリルの“お気に入り”のことだが」

「あら、忘れてたわ。……ちょっと!」

 メイドが一礼し、下がる。ウィリアムは怪訝そうに眉を上げた。

「どうした?」

「拾ったものがあるの」

 ヴァネッサは紅い唇を引き絞るように笑った。すぐに戻ってきたメイドは、おずおずとその荷物を差し出した。

 それは、ステラの剣だった。実用的な範囲の装飾で、絡み合う蛇の印象が鞘に彫り込まれている。柄には革が巻かれ、ガードは十字架のようにまっすぐだ。拾ったものだからか、メイドによって柄の隅々まで完璧に拭き清められていた。

「言ったでしょう?あの卑しい女はシリルを誑かしたの、罰を与えなければならないわ。大事な大事な剣を取り上げるのは、相応しいことではなくて?」

「好きにしたまえよ。わたしが訊いているのはその娘の素性だ」

 ウィリアムは優雅に紅茶を口にした。

「刺客……ということもないではない。残念ながら、そういうリスクをゼロにすることはできんからな。強いのか?」

「強い……?」

 ヴァネッサはくすくすと笑った。

「上級職にすら上がれない子供が?クラリスの飼ってる子犬のチョーキーのほうがまだ強いでしょうね?」

「なら、制圧は可能か。悪くない」

「僕は反対ですよ」

 エドワードはぽつりと言った。

「仕事のないものを屋敷に入れるべきじゃない。それとも、シリルの部屋で檻にでも入れておくつもりですか?」

 眼差しは厳しかった。エドワードは皿の上にある肉を、ナイフで滑らかに切り裂いた。

「使用人もファイアローズ家の一部です。統制と節制。理想は掲げられるためにある。家に役目のない人間を屋敷におくことはいかがなものかと」

「なら、厨房で下働きでもさせれば良いだろう。あるいは庭師の小間使。雑用を任せられるに越したことはない」

 ウィリアムはそう言って、ヴァネッサを見た。

「ヴァネッサ。その剣はお前の好きにすれば良いが、その見返りはくれてやることだ。上に立つものとして、傍若無人であってはならないよ」

「……分かりましたわ、お父様」

 ヴァネッサは不服そうにいい、その剣を玩んだ。エドワードが顔をしかめた。食事中に!との無言の視線に、ヴァネッサも目付きだけで鋭く応酬した。

「きゃあ!」

 そして、ヴァネッサが剣を取り落とした。

 蛇の装飾が動いていた。モゾモゾと頭をもたげ、ヴァネッサに牙を剥いている。針金のような尾が鞘を縛り、刃が抜けないようにいましめた。青銅の瞳が生気を得てきらきらと光っていた。

 黒土術(ランドマンシー)鉄鋼術(スティールマンシー)、地属性の魔法がかけられているのだ。

「なるほど……持ち主以外には抜かせないようになっているんだね」

 エドワードは面白がるように言った。

 ヴァネッサは憤慨し、左手から黒を溢れさせ、剣を支配しようとした。だが、うまくいかなかったらしい。黒いオーラは剣の表面で弾かれたように流れていくだけだった。

「強い魔法だよ。所有権はいまだその子供にあるようだ、忠実に従うように術が掛けられている……どうする?」

「捨てておいて!」

 ヴァネッサは忌々しげに叫び、そばのメイドは黙って従った。メイドが持ち上げるときも、鞘の蛇はまだ威嚇の声を上げていた。エドワードはそのメイドに目配せをし、何事もなかったようにナイフを持ち上げた。

 卓の向こうで、チャールズが大笑いしていた。

「あーあ、お仕置き気取りで余計な手を出すからだよ!はは、あのときの顔ったら!」

「黙りなさい、チャールズ?」

「ねぇ、そんなことよりさぁ!」

 チャールズはヴァネッサを無視した。額には分厚すぎるレンズが光っていた。

「父さん、あいつらとドンパチやるんだろう?いつだい?」

「間もなくさ。何、シリルを回収するついでだ。あの子が乗り込み次第すぐに出発するよ」

「えー、それじゃだめだよ!」

 チャールズは不満げに叫んだ。

「あいつらをやっつけるんじゃなきゃあ、せっかく俺の()()()兵器が使えないじゃないか!やろうよぉ、ねぇ!」

「ふん、爆弾魔ね」

 ヴァネッサは嘲るように呟き、双子も首を振った。

「趣味が悪いわよ、お兄様」

「そうよ、お兄様」 

「へん、君らにゃ分からないよ!」

 チャールズは恍惚とした表情で言った。

「空を汚す爆煙、唸る駆動音、飛び散る金属!あぁ、なんというロマン!それにね……」

 チャールズは、琥珀色の瞳でウィリアムを見た。不安定な感じは鳴りを潜め、利発そうな輝きが現れる。

「……あの可変飛行機体。コーラルレッドの発光は主に大気中の窒素由来の、ポジティブカラムの光だ。気体分子から直接反発力を得て、その作用で浮遊してるんだよ。単に支持させるのとは違う。大気圧に対する等式じゃ不可能だ。流体についての機体安定性の制御には相当の実践データが組み込まれなきゃ動作しないし、最低限の周辺窒素濃度のためにおそらく推進剤には窒素ガスを使ってる。面白い技術だよ、是非欲しい」

「……仕方がないな。だが、鹵獲や何かをしたいなら自分でやるんだ。それと、手に入れたものは共有すること」

「ありがとう!大丈夫だよ父さん!兄さんのジェスイットはまず破れないし、俺の“装甲蔓(パルテノキサス)”もたっぷりあるしね!」

 チャールズは笑顔で言った。

 ウィリアムは、既に話は済んだ、とばかりに今度は空になった皿に目を落とし、使用人を見た。その使用人は即座に頷き、少ししてから料理長を伴って戻ってきた。

「旦那様」

 団子鼻の料理長はぜえぜえと言った。赤ら顔が月明かりに光っていた。

「いかがなさいましたか?」

「素晴らしい料理だ。だが、普通の肉ではないな?説明を」

「はい。メーンでございますね」

 料理長はぜえぜえ続けた。

「用いましたのは【キング・バジリスク】の腹肉でございます。そのままでは固く筋張って食用には適しませんが、これを塩揉みしてから酒と香辛料、酢に浸して数日寝かせますと、ほどよく柔らかくなります」

 ウィリアムは眉を上げ、エドワードは頬をひきつらせた。チャールズなどは舌を出し、叫んで見せたほどだ。

「ゲー!蛇の肉かよ!」

「静かにしてくれ、チャールズ。わたしはもっとグロテスクなものを食べたことがある。十年前、日本で生きた魚を丸々一匹食べさせられたことは一生忘れん」ウィリアムは言った。「できれば忘れたいが」

「だからって、ヘビだよ?」

 チャールズは綺麗になった皿を見つめた。

「……全部食べちゃったし」

 それをバカにするように見ながら、ヴァネッサは尋ねた。

「毒はないんでしょうね」

「血抜きをしておりますし、酒や塩分にも浸してあります。むしろその毒が旨味と風味に変わるという、寸法でして」

「ふーむ、だが、それだけではないな?」

 ウィリアムは言った。

「果物のような香りがする」

「ご明察で。柔らかくした肉を煮込む際、そして仕上げのソースにも柑橘を裏漉しして使いました。濃厚な肉と対照的に、爽やかな風味が仄かに香ります。煮込みは弱火でじっくりと行い、そこに半月ほど天日干しした各種の茸を加えます。この上ない旨味が溶け出してございます」

 料理長は誇らしげだった。

「付け合わせは千切りにしました酢漬け生姜をあっさりと炒め、フランベしたものです。味の濃い肉に合いますようさっぱりと」

「気に入った」

 ウィリアムは頷いた。

「これからは月に一度、出してくれたまえ」

「……俺は別のものにしてよ」

 チャールズが首を振るのを見て、ウィリアムは言った。

「お前だって鶏肉は好きだろうに。実際美味だっただろう?わたしが中国で食べた猿の脳みそに比べれば……」

「父さんのそれはもういいよ。それに、それは違法じゃないの?」

「あぁ。さすが法律は賢明だよ」

 チャールズは頭を振り、パトリシアも眉をひそめた。

「あなた、そのくらいにしてくださる?」

「おっと、すまないな。違う話をしよう、このまえ商人から買ったカルディナ前期時代の壺の話なんかどうだね?」

 露骨につまらなさそうな顔をしたチャールズには幸いなことに、そのヴェンセールの壺についての話が広がることはなかった。

「失礼……旦那様」

 執事のナサニエルが歩み寄り、ウィリアムに声をかけた。この屋敷には数少ない、<マスター>の使用人だった。

「お電話でございます。……ロンドンのほうに」

「あぁ、わかった」

 ウィリアムは立ち上がると、最後に食卓を囲む家族を眺めた。

 

 防御担当。長男、エドワード・ファイアローズ。

 武装担当。次男、チャールズ・ファイアローズ。

 強襲・乗員担当。長女、ヴァネッサ・ファイアローズ。

 管制担当。三女、クラリス・ファイアローズ。

 隠蔽担当。四女、クラリッサ・ファイアローズ。

 

 そして愛する妻。飛行担当、パトリシア・ファイアローズと、一家の主たる自分、動力炉担当、ウィリアム・ファイアローズ。

 

 素晴らしい家族は完璧だった。三男のシリルもすぐに帰ってくる。ウィリアムはそう確信していた。

「現在エンブリヲンは敵の監視網を潜って、時速二〇ノットで巡航中だ。わたしが戻ってきたら、派手に始めよう」

 そう言うと、ウィリアムは妻パトリシアの眼を真っ直ぐに覗き込んだ。

「では、パトリシア。愛しているよ」

「ええ。あなた」

 勿論、完璧な二人の間に不信などあるはずもなかった。二人がお互いの愛を疑ったことなどなかった。だが、こういうことは何度口に出しても良いものだ。

 ウィリアムは姿を消した。子供たちの穏やかな喧騒は、再び大きくなり始めていた。

 

 ◆◆◆

 

 □■サンフォーリング旧都市塔・下層

 

「なんで僕を呼びつけたのさ?」

 ゾルは少しだけ不快そうに言った。椅子に座ったブラウラウ将軍は、重たげな身体を起こしながら答えた。

「頼みがあってね」

「依頼なら、リーダーのエルディンを通してくれよ」

「違う違う、<プレアデス>にではなく、君個人への頼みだ」

 ブラウラウ将軍は愉快そうにゾルを見つめた。

「あの二人は出撃したが、君の機体はいまだオーバーホールの最中だろう?」

「だったらなんなのさ!」

 今度こそ、ゾルは顔を歪めた。

「暇そうだって言いたいわけ?言っとくけど、そこの書類とってくれ、なんて頼みなら聞かないぜ!自分でやりなよ!」

「勿論だ。わたしが頼みたいのはもっと別のことだよ。とても重要かつデリケートな問題だ。君にしかできない」

 ゾルは怪訝そうな顔になった。こうなると、少年的な幼さが容貌に覗く。深緑のぴったりしたタートルネックを撫で擦りながら、ゾルは真剣みを増した声で言った。

「何?」

「それを教える前に、ひとつふたつ問いたい。君の……なんだ、そう、<エンブリオ>の能力は?」

 目付きを鋭くするゾルを見て、将軍は付け足した。

「概要で構わない」

「……情報処理と演算。【アルシオーネ】の電子戦能力だよ」

 ゾルは言った。将軍は満足げに頷いた。

「そうだろう。で、ここからだ。この……」将軍は机の引き出しから紙切れを一枚取り出した。「……機密保持契約にサインをしてくれるかね?」

「なんでさ?」

「重要な秘密だと言ったろう。勿論、秘密を口外しないというだけの制約だ、それ以外の余計なものは一切乗せていない。ここではこういった物品は貴重であることからも、察してほしいね。わたしは結構本気で頼んでいるんだ」将軍は鼻を触りながら言った。「欲しいなら、謝金を上乗せするが」

 ゾルは疑い深そうにしていたが、やがて机に近づいた。

「ペンを」

 将軍は派手な羽ペンを差し出すと、ゆったりと椅子に背中を預けた。

「……あぁ、それでいい。では、付いてきてくれ」

 将軍はゆっくり立ち上がると、おもむろに歩き出した。

 護衛やなにかは誰一人いなかった。ゾルはそれを少しだけ不思議に思ったが、当の将軍はまったく気にすることなく、ただずんずんと歩いていった。

 道は下っていた。地下に位置するこの場所から、さらに下へ、だ。次第に気温は下がり、空気もしんとし始めた。人が長らく足を踏み入れていないのだろう。

「……ここを、右に」

 将軍は角をいくつも曲がり、階段を下りたり昇ったりし、そしてゾルは呆れたように言った。

「なんだよ?ここ、さっきも通ったじゃないか!迷ってるの?」

「いいや?……あぁ、ここを更に下へだ」

 将軍はそう言うと、長い階段を降り始めた。ゾルも続いた。薄い金属の階段は、やがて開けた場所に出た。

 そこは、巨大な竪坑だった。滑らかな金属の塊が、真円のシャフトを造っている。直径は広く、【マーシャルⅡ】が腕だって振り回せそうな程だった。何より、死んだように静かだ。

 継ぎ目は見当たらず、底までずっとひとかたまりの金属が続いている。底は真っ暗で、なにも見えない。壁面に刻まれたきざはしをカンカンと下りながら、将軍は言った。

「落ちないように気を付けてくれたまえ。正確な高さはわたしも知らないが、首の骨くらいは折れるだろうからな」

「この場所が秘密なの?」

「いや、ここはまだだ」ブラウラウ将軍は寒そうだった。「尤も、<革新戦線>としては十分機密区域だがね」

 螺旋階段は長く続いていた。シャフトを何周したか分からない。相当下った場所で、将軍はふと呟いた。

「ここだ」

 そこは、なんの変哲もない階段の途中だった。すべらかな壁には何一つ見当たらず、ゾルは困惑したように将軍を見つめた。

 そして、将軍の身体が壁にめり込んだ。

「なっ……!」

 一瞬の出来事だった。黒々とした金属の壁に、恰幅のいい身体が溶けて消える。向こうから、将軍の声が聞こえた。

「入ってきたまえ!」

 ゾルは恐る恐る壁に触り、そしてその中へと飛び込んだ。

 水の幕を通り抜けるような感触がして、ゾルはその先の床に倒れこんだ。壁の向こうにあったのは、隠し部屋のような場所だった。

「……道順がパスワードなのだ」

 将軍はボソボソと説明した。

「単に場所が分かっていてもダメだ。あの一見無駄な道順を通ってきたものだけが、ここの壁を通り抜けられるのさ。旧サンフォーリングのセキュリティだろう」

 将軍は壁の明かりを灯した。小さな【発光晶】は、白っぽい光で辺りを弱々しく照らした。

「数多くの盗掘者たちも、これを見つけられはしなかった。わたしが発見できたのも偶然だ。この手の隠蔽コンテナーは幾つかあるが……ここは他と少し違う」

 そこにあったのは、またも壁だった。漆黒の壁が部屋の端にそびえている。明らかにそこだけ、ほかの金属とは材質が違っていた。

「この壁が何で出来ているのか、金属なのかどうかさえ我々には分からない。熱も科学薬品も、刃でも、我々の使えるものでは破壊することはおろか、サンプルすら採れない。旧サンフォーリング……二千年前の先々期文明の技術は、それほどに高度なものだったというわけだ」 

 将軍は熱を感じさせる口調で言った。

「これと同じものが、サンフォーリングの地下を囲んでいる。凡そマイナス五十メテル程の位置を、丸く、球のようにね。内部に入るためには、ここの鍵を開けなければならないようだ」

 その壁には、確かになにかの設備があった。黒い壁の表面に複雑な模様が刻まれ、パネルのようなものも見える。ゾルは静かに将軍を見た。

「要するに、ここのパスワードを解析してほしいって訳?」

「君なら可能だろう?<エンブリオ>の力はおしなべて偉大だと聞いてる」

 ゾルは頷いた。将軍は続けた。

「だが……そうだ、君の<エンブリオ>はあの機体の中核に使われているのだったな。ここからドックまでどうにか有線を……」

「必要ない」

 だが、ゾルはそう言うと、なんの緊張もなくその壁に向かった。足元で湿った床が音を立てた。

「黙って見てなよ。僕の……ラジエルの力を」

 ゾルは左手を伸ばし、黒い壁に触れた。

 赤い光が走る。壁の模様がちらちらと発光し、唸るような音が微かに聞こえてきた。

 左手では、紋章が仄かに光っていた。TYPE:カリキュレーター・ギアの能力が、<マスター>を介して壁の暗号を読み取っているのだ。

 ゾルは呟いた。

「……基本はRSA暗号だね。単純だけど強い。鍵は読めたけど、桁数が200を超えてる」

 目を瞑っているゾルに、ブラウラウ将軍は唸るように尋ねた。

「……解号できるのか?」

「かなりかかるよ」

 できなくはない、それならばいい。将軍はあからさまに笑顔を見せ、ゾルの肩を叩いた。

「どれほど待てばいい?」

 ゾルは左手を離し、特に気負う様子もなく答えた。

「ラジエルを使っても、あと一日くらいは」

「素晴らしい。君に出会えたことを感謝しよう」

「何に?」

 将軍は愉快そうに言った。

「偉大なる太陽に、さ」

 

 To be continued

 

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