もしぼっちちゃんに幼馴染がいたらというif   作:いっちゃゆ

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今回、無理やりなオリジナル回になります。

嫌な人はブラウザバックを推奨します。

それでも大丈夫な方はどうぞ


誘拐事件

翌日

 

「ち、遅刻だ〜!」

 

私は寝坊し急いで学校に向かった

 

「はぁはぁ、も、もうだ、だめ、疲れた...」

 

ひとりは重いギターケースを背負ったまま走っていた

 

ただでさえ体力がないのでバテバテだった

 

秀華高校前の細道でバテている次の瞬間

 

ガシッ!

 

「もがっ!」

 

腕を掴まれ口元に布をあてられ気を失った

 

「おい、さっさと連れていくぞ!」

 

「こっち持て!」

 

ひとりは何者かに連れていかれた

 

ポトッ

 

気を失った瞬間にひとりの耳飾りが落ちた

 

しばらくしていると

 

「あら?これ後藤さんの?あとで届けないと」

 

一方その頃、下北沢高校

 

「おはよー湊くん」

 

「おはよう湊」

 

「おう、虹夏にリョウおはよう」

 

「昨日のライブ良かったね〜」

 

「あぁ。それより悪かったなあいつらが迷惑かけて」

 

「ううん。湊くんは悪くないよ。悪いのはあの人たち」

 

「湊よくがんばってた」

 

「ありがとよ」

 

「おーい授業はじめるぞー」

 

先生が教室に入り授業がはじまった

 

「であるからここがこうなり」

 

退屈だな

 

ブーブー

 

スマホのバイブレーションが響く

 

「ん?ひとりから?あいつ授業中なのに送って、は?」

 

ロインにはひとりからのメッセージだったがそれはひとりからではなかった

 

送られてきたのはひとりが口元をガムテープ、手足を縄で縛られて気絶している画像だった

 

なんだよこれ!?

 

すぐに虹夏とリョウの方向を向いたが特におかしい様子はなかった

 

「どうしたの?」小声

 

「あ、いや、」小声

 

もう一度メッセージを見た

 

メッセージには「こいつを返してほしかったら今すぐここに来い。もちろん1人でだ。2時間以内に見つけれなかったらこいつが最悪な目に会うぞ?もちろん1人で来なかった場合でもな?」

 

と送られていた

 

クソッ!あいつらこんなことするとこまで堕ちたのかよ...

 

とにかく授業なんか受けてる場合じゃねぇ

 

どうにか抜け出さねぇと

 

「せ、先生!」

 

「ん?どうした鳴上?」

 

「あ、えっと、ちょっと急用ができたので早退させてください!」

 

「み、湊もくん?」

 

「湊どうした?」

 

虹夏とリョウがどうしたという顔で見てくる

 

すまん。今は説明ができない

 

「何言ってるんだ。そんなの認められるわけがないだろ。さっさと席に着け」

 

そりゃそうだ

 

でも、

 

「とにかく行きます!すみません反省文はあとで好きなだけ書くんで!」

 

おれは走って教室を出ていった

 

「あっ、おい!待て!」

 

「鳴上のやつどうしたんだ?」

 

「さぁ?」

 

「リョウ。さっきの湊くん明らかに変だったよね」

 

「もしかしたらぼっち関連かも」

 

「ぼっちちゃん?」

 

「湊はとても優しい。そんな湊があんな焦ってる顔で無理やり早退するなんて多分ぼっちになにかあったのかも」

 

「確かに、それなら」

 

「私も、虹夏と同じこと考えてる」

 

「よし、先生!私たちも早退します!反省文書くので!」

 

「はぁ!?おい待て!」

 

虹夏とリョウは走って教室から出ていった

 

「ど、どうなってるんだ?」

 

「クソッ!これどこだよ」

 

「湊くーん!」

 

「湊!」

 

「は!?お前らなんで!?」

 

「さっきの顔みてたらね。多分だけどぼっちちゃんでしょ?」

 

「っ!あぁそうだよ」

 

2人にロインを見せた

 

「な、なにこれ!?こ、こんなことまでするなんて、ゆ、許せない!」

 

「ぼっち絶対助ける!」

 

「でも、おれ1人じゃないといけない」

 

「そんな、湊くんをリンチするかもしれないんだよ!?」

 

「でも!あいつだけは傷ついたらダメなんだよ...」

 

「とにかく郁代にも連絡してみる。何か知ってるかもしれないから」

 

リョウが喜多ちゃんに電話をかける

 

「もしもし郁代?」

 

「リョウ先輩!後藤さん知りませんか?今日学校に来てなくて、でも、後藤さんの耳飾りが落ちてたから届けようと思ってたんですけど...」

 

「郁代落ち着いて聞いて」

 

リョウは喜多ちゃんに現状を伝えた

 

「そ、そんな!?わかりました。私もすぐにそっちに行きます!」

 

「郁代でも、」

 

「大切な友達が危ないのに学校なんていれません!すぐに行きます!」

 

「あ、切れた」

 

「喜多ちゃんなんて?」

 

「すぐにこっちに来るって」

 

「ならとりあえず制服のままじゃまずい。着替えるぞ」

 

「じゃあお姉ちゃんにも話すからスターリーに行こう」

 

「わかった」

 

スターリー

 

喜多ちゃんも合流し星歌さんに伝えた

 

「はあ!?ぼ、ぼっちちゃんが?クソッ!あいつら絶対殺す...」

 

「お、お姉ちゃん」

 

「わ、悪い。それより警察には言ったのか?」

 

「ううん。湊くん1人で来いって。それに場所がわからなくてあと1時間ちょっとで見つけて行かないとぼっちちゃんが、」

 

「で、その湊は?」

 

「あそこ」

 

リョウが指さす方向には椅子に座り、スマホを見つめる湊の姿

 

「あいつなにやってんだ?」

 

「多分、送られてきた写真がどこかを調べてるんだと思う」

 

クソ、この写真だけじゃどこかわからねぇ

 

はやく、ひとりを助けねぇといけないのに!

 

「おはようございま〜す。あら?皆さん学校は?」

 

「PAさん...」

 

虹夏がつぶやく

 

「あ、そういえばさっき湊くんの元メンバー見かけましたよ?」

 

「っ!それ本当ですか!?どこでですか!」

 

ガシッ!

 

「!?え、えっと、工業地帯の廃工場ですけど...」

 

「あそこか!」

 

湊は走っていった

 

ガラッ!

 

「どわっ!?」

 

「ひろ姉わりぃ!」

 

「湊くん!」

 

「湊!」

 

「お兄さん!」

 

「ど、どうしたのみんな!?」

 

「おい留守番しとけ!」

 

「せ、先輩まで!?PAさんどうしたの?」

 

「さぁ?」

 

ひとり視点

 

「ん、こ、ここは?」

 

ひとりが目覚めるとそこは見覚えのない廃工場

 

そして湊の元メンバーたち

 

「目ェ覚めたみたいだぞ」

 

「こ、ここは、な、なんであなたたちが...」

 

「お前は湊を釣るためのエサだ」

 

「に、兄さんを?」

 

「あいつのせいでおれたちは居場所がなくなった。ならあいつに復讐する」

 

「そ、そんなの、逆恨みです!」

 

「あ?」

 

「あ、あなたたちが、そうなったのは、兄さんのせいじゃないです!自分たちの日頃行いです!」

 

「黙れ!」

 

バシッ!

 

「うっ!」

 

ひとりの頬を平手打ちする

 

「はやくこい湊。お前もお前の大切な奴もボロボロにしてやる」

 

コンコン

 

鉄パイプを地面に打ちつけながら言う

 

廃工場前

 

「ここのはずだ」

 

「ここにぼっちちゃんが」

 

「みんなここはおれ1人で行く」

 

「何言ってるの!?1人でだなんて罠だよ!」

 

「うん。皆で行こう。店長もいるから心強い」

 

「お兄さん無茶しないでください!」

 

「あぁ。ぼっちちゃんは絶対取り返す」

 

「ダメだ!」

 

「「「「っ!?」」」」

 

湊の本気の声に驚く4人

 

「おれだけで行かないと、ひとりが、」

 

「でも、湊くんが1人じゃ湊くんが酷い目に...」

 

「なら、さっさと1人で片付けろ」

 

予想外の返事を星歌さんが言った

 

「ちょっと店長さん何言ってるんですか!?」

 

「そうだよお姉ちゃん!」

 

喜多ちゃんと虹夏が言う

 

「湊1人で片付けるならさっさと片付けないとぼっちちゃんが危ないぞ」

 

星歌さんはそう言ってスマホを見せた

 

その画面には緊急SOSの画面が表示されていた

 

「っ!」

 

「ちょっ、湊くん!」

 

「店長何したの?」

 

「警察を呼んだ。あとで呼ぶつもりだったけど1人で来いって言われてるならさっさと片付けた方がいい。要するに警察が来るまでにあいつらを片付けないとヤバいってことだ」

 

「どうしてそんな無茶を...」

 

「こうでもしないと私たちもいけないだろ?」

 

「どういうこと?」

 

リョウが星歌に聞く

 

「こっそり入って手助けするんだよ」

 

「来たぞ」

 

「お、来たか〜」

 

「兄さん!」

 

「ひとり!」

 

ひとりの近くに行こうとする

 

「おっと〜動いたらこいつが怪我するぞ〜」

 

首元にナイフを剥ける

 

「てめぇら...なんで、なんでここまで堕ちたんだよ...」

 

「堕ちただぁ?もうおれたちを受け入れてくれないなら大切なもん奪っていこうと思ってんだよ」

 

何言ってんだこいつら...いかれてる

 

「動くなよ〜」

 

別の2人が近づいてくる

 

「やれ」

 

「おらっ!」

 

どっ!

 

腹を殴る

 

「がはっ!」

 

「に、兄さん!」

 

「お前は黙ってろ!」

 

バチン!

 

「いっ!」

 

ナイフでひとりのジャージと制服が切り裂かれる

 

「へ〜結構いい体してんな〜」

 

「やめろ!ひとりに、手をだすな...」

 

「なら大人しくボコられてろ」

 

「おらっ!」

 

「しね!」

 

ドカッ!ドッ!

 

「うっ!」

 

ど、どうしよう...私の、私のせいで兄さんが!

 

「に、兄さん!私のことはいいから、逃げて!」

 

「ふざけんな!」

 

「に、兄さん」

 

「お前を見捨てるなんてこと絶対にしない。すぐに助けるから待ってろ」

 

「に、兄さん...」

 

「感動ごっこならあとでやらせてやるから今はボコられてろよ!」

 

ひとりから離れ鉄パイプを湊に振り下ろそうとした次の瞬間

 

バキン!

 

鉄パイプが弾かれた

 

「なんだ!?」

 

「虹夏!」

 

「わかってる!リョウ!」

 

「うん!郁代!」

 

「はい!」

 

星歌が石で鉄パイプを弾き、虹夏、リョウ、喜多がひとりを助ける

 

「てめぇら!どこから!」

 

「ぼっちちゃんは返してもらった。湊あとは好きにしない」

 

「はぁ?その女かえ、」

 

ガシッ!

 

肩をつかまれる

 

ドッ!

 

顔面を殴る

 

「がはっ!」

 

「さっきはよくもやってくれたな...かかってこいよ全員ぶっ飛ばしてやる」

 

ウーウー

 

パトカーのサイレンが鳴り響く

 

「お、おい警察きてるぞ!」

 

「逃がすかよ!おらっ!」

 

1人の足を引っ掛け転んだところを馬乗りになり殴り気絶させる

 

「ぐはっ!わ、わるか、がはっ!」

 

「次、」

 

「お、おいやべえぞ!」

 

「くそ湊が...」

 

「逃げるぞ!」

 

「ぜってぇ殺す」

 

逃げようとしたやつに鉄パイプをぶん投げる

 

「いって!」

 

「気絶してろ」

 

顔面を殴り気絶させる

 

「ひ、ひぃ!や、やめてくれ、こ、こいつに言われてやっただけなんだ。な、なぁ、おれたち元メンバーだろ?だ、だからや、やめ、」

 

「死ねよ」

 

顔面を蹴り気絶させる

 

「クソがっ!」

 

リーダーが逃げようとするが、

 

「逃がすか馬鹿!」

 

キン!

 

「ぐほっ!」

 

股間をおさえ倒れる

 

星歌が金的を蹴った

 

「お、お姉ちゃんすごい」

 

「警察です!誘拐事件はここで?」

 

「まさかあの立っている彼が?」

 

「ち、違います!誘拐犯はこの倒れてる人達です!」

 

喜多ちゃんが慌てて説明する

 

だが、湊の顔には奴らの鼻血のあとが少しついている

 

「とにかくキミはじっくり警察署で話を聞くから来なさい!」

 

「はい...」

 

「あなた方も事情聴取させてください」

 

「はい」

 

星歌さんが答える

 

ガチャン

 

湊がパトカーに乗せられる

 

「湊くん!湊くん!」

 

「湊!湊!」

 

「お兄さんは後藤さんを助けようとしただけです!」

 

「兄さん!兄さん!ま、待って!」

 

「悪い。ひとり、おれのせいだ」

 

奴らは病院に搬送されてから警察署に向かった

 

湊はそのまま乗せられていった

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