もしぼっちちゃんに幼馴染がいたらというif   作:いっちゃゆ

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愛をキミに

数日後

 

「はぁ」

 

文化祭も終わり11月に入った

 

ひとりは、新しいギターを買っていた

 

自分の部屋で大きなため息をつく

 

「結局伝えれなかったな」

 

姉ちゃんもあれからすぐにアメリカに帰ったため1人でつぶやいていた

 

どうしようもなく好きだ

 

あいつのギターを弾いてる姿、とまどっている顔、笑った顔、なにもかもが好きだ

 

「はぁ、どうすれば、」

 

明日、虹夏に相談してみるか

 

「でー?それで私に相談かぁ」

 

「なんだよ」

 

「別に〜、もう付き合ってるみたいなもんじゃん」

 

「なんでだよ」

 

「だってあんなにくっついたり文化祭で想い伝えたり、命かけて助けるなんてもう行動が告白だよ」

 

「うぐっ!た、確かに」

 

「まぁでも、デートに誘って告白するのが1番だけどね」

 

「デートか」

 

「ぼっちちゃん溶けちゃいそうだけどね...」

 

「よし、わかった。おれはひとりをデートに誘うぞ!」

 

「湊くんってたまにおかしくなるよね」

 

「お、お疲れ様です」

 

「お疲れ様です!」

 

「あ、ぼっちちゃん、喜多ちゃんおつかれ〜」

 

ひとりがバイトにやってきた

 

「ぼっちおつかれ」

 

結束バンドが全員集合した

 

バイトも暇になりカウンター話していた

 

「あのさ、ひとり」

 

「兄さん?」

 

「こ、今度の日曜日遊びに行かないか?」

 

「ひぇ!?わ、私と?」

 

「あぁ」

 

今だ虹夏!

 

「いいじゃんぼっちちゃん!たまには幼馴染同士で遊んできなよ〜」

 

「リョウ先輩これって!」

 

「うん。湊がこく、」

 

「わー!湊くんちゃんとエスコートするだよー!」

 

虹夏がリョウの口をふさぐ

 

「もがもが」

 

「ど、どうだひとり?」

 

「う、うん。良いよ兄さん。私も、兄さんと一緒にいたいから」///

 

「じゃ、じゃあまた連絡するから」

 

「う、うん」

 

翌日

 

「さて、これからぼっちちゃんのデート作戦会議をしまーす!」

 

パチパチパチ

 

「え、あ、あのこれは?」

 

「ぼっちちゃんと湊くんのデートの会議だよ?」

 

「え、えと、いつもの感じでいくのでは、」

 

「ダメ。ぼっちちゃん私たちが何も言わなかったらデート、ジャージで行くでしょ?」

 

「うっ!」

 

「図星なのね。ひとりちゃん...」

 

「だから、私たちがぼっちちゃんの服をコーディネートします!」

 

「うん。ぼっちも湊に良く思われたいでしょ?」

 

「は、はい」

 

「それじゃあこの前の服はどうですか?」

 

「う〜ん。もう11月だからね、少し寒いかもね」

 

「それなら、服屋に行くのが1番」

 

服屋

 

「あ、ここですか?た、高そう」

 

「大丈夫!ぼっちちゃん。お姉ちゃんに頼んだらお金出してくれたから!」

 

「て、店長さん。な、なんで」

 

一方、スターリー

 

「ぼっちちゃんの私服楽しみだな」

 

「さてと!じゃあ早速試着しよう!」

 

「うぅ。兄さんまた来世で...」

 

「ひとりちゃん死なないわよ!?」

 

デート当日

 

「虹夏に任せろって言われたけど、」

 

「あ、あの、兄さん」

 

「あぁ、来たかひと、り!?」

 

そこには、雑誌に載るレベルのオシャレな服を着たひとりの姿があった

 

髪はそのままだが

 

「ど、どうかな?」

 

「あ、あ、良いと思う...かわいい」

 

「かわ!?」

 

うぅ。こんな服着たことないからいつもみたいに話せないよ〜虹夏ちゃん助けて〜

 

「じゃあ、行くか」

 

「う、うん」

 

「やっぱり日曜日だから人が多いな」

 

「う、うん」

 

ひとりは下を向きながら答える

 

ぎゅっ

 

ひとりの手を握る

 

「に、兄さん!?」

 

「離れると危ないからな。行くぞ」

 

「う、うん」///

 

うぅ〜私なんかが兄さんと手を繋いでるなんて〜

 

て、手汗大丈夫かな?う、ううん!兄さんはそんなこと気にしないはず...

 

と、とにかく幸せすぎるよ〜

 

カフェ

 

2人はオシャレなカフェに来ていた

 

「に、兄さん、ここよく来るの?」

 

「いや?はじめてだ」

 

「うぅ」

 

「落ち着かないか?」

 

「う、うん。普段こんな服着ないしこんなオシャレやところ来ないから...」

 

「自身持てって。おれはひとりとこうやって出かけるの好きだぞ?」

 

「あ、ありがとう兄さん」

 

すると店員さんがやってきた

 

「ご注文どうされますか?」

 

「あ、じゃあココアを1つとこのスイーツを。ひとりは?」

 

「あ、わ、わたしは、え、えと、お、同じので...」

 

「かしこまりました」

 

ココアとスイーツが運ばれ食べ始めた

 

「うん。美味いな」

 

「うん。美味しい」

 

ちょっとからかってみるか

 

「ほら、おれのやるよ」

 

「いいの?」

 

「うん。でもあ〜ん」

 

「ひぇ!?に、兄さん!?」

 

「せっかく2人で来たんだからさ。それに昔はよくやってたろ?」

 

「で、でもぉ」

 

「嫌なら普通に皿に置くぞ」

 

「た、食べる!」

 

ひとりがゆっくり食べる

 

もぐもぐ

 

「お、美味しい」

 

に、兄さんがその気なら!

 

「は、はい。兄さんあ、あ〜ん」

 

「なっ!?」

 

ひとりが顔を真っ赤にしながらする

 

今にも溶けそうだ

 

「ほ、ほら兄さん、は、はやく。恥ずかしいよ...」

 

ま、まさかひとりがこれをやるとは...

 

強くなったとは思ったけどここまでか

 

「あ、あーん」

 

もぐもぐ

 

「ど、どう?」

 

「ひ、ひとりが食べさせてくれたからもっと美味い...」

 

「うぅ。恥ずかしいよぉ...」///

 

おれの幼馴染、かわいすぎる!!

 

そして、時間もたちすっかり夜になった

 

2人は、ある場所に向かっていた

 

「兄さんここって」

 

「あぁ。おれたちがはじめて出会った場所だ」

 

そこは湊とひとりが会った公園

 

「ブランコに座るか」

 

「う、うん」

 

ブランコに座り湊が話す

 

「思えばここからひとりといるようになったよな」

 

「うん。兄さんがいなかったら私、どうなってたかわからないよ」

 

「お前は1人でも大丈夫だよ。もう十分強い奴になったしな」

 

「そ、そんなことないよ。まだまだ...」

 

湊が立ち上がる

 

「おれさ、ひとりに感謝してる」

 

「え?」

 

「ひとりがいたから、ここまでこれた」

 

「兄さん...」

 

「そ、それでな、これからもおれには、ひとりが必要なんだ」

 

「え?」

 

「この前言えなかったけど。ひとり、お前のことが好きだ」

 

「に、兄さん...ひ、ひっぐ、うぅ、ぐず」

 

ひとりが涙を流しながら泣く

 

「おおお!?どうした?すまん嫌だったよな...」

 

「ち、違う、う、うれしくて、わ、わたしも、兄さんのこと、大好きだよ。子供の頃から兄さんのことが好き」///

 

「そ、そっか。そこまでストレートに言われると恥ずかしいな」

 

「に、兄さんが先に、言ったのに、」

 

「悪い悪い。て、てことは?」

 

「も、もう、兄さんの、か、かの、彼女だよ?」

 

「ありがとう。ひとり」

 

よっしゃあぁぁぁぁ!

 

「おめでとー!」

 

ガバッ!

 

「おめでとうございます!ひとりちゃんにお兄さん!」

 

「湊、やるね」

 

虹夏、喜多ちゃん、リョウがあらわれた

 

「お、お前らなんで!?」

 

「いや〜実は、心配で着いてきちゃってた」

 

「どうしても気になってしまって...」

 

「ぷっ。それにしても湊、やっぱりキザ」

 

「うるせぇ!行くぞひとり!」

 

「あっちょ、兄さん!」

 

ひとりの手を引っ張り走る

 

「ちょ!どこ行くのー!?」

 

「はぁ〜素敵ですね〜」

 

「ぼっち嬉しそう」

 

「そうだね」

 

続く

 

これ以降の話は、本編より数年後のifです

 

 

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