今俺たちの目の前には防衛プログラムとか言う気持ち悪い物体がいる
「銀髪さんよぉ、これを倒す方法とかあんのかい?」
「防衛プログラムのコアを破壊すればこの暴走は止めることが出来るだろう」
「そのコアは何処にある?」
「恐らくコアがあるのはあの人形の心臓がある部分だと思う」
恐竜の頭の上に生えているアニメとかで魔族として描かれているものによく似た人形を狙えばいいわけか
「コアの位置がわかってもあそこに近づくのは無理だろう」
なんとも情けないことを言う黒チビである
「たしかに結構頑丈なバリアが三重に展開されているがあんなの簡単に壊せるだろう?」
「「「えええっ!?」」」
イナホ以外みんな驚いている
「ん?何をそんなに驚くことがあるんだ?あんぐらいならいけんだろう?なぁイナホ」
「はい、あの程度であれば私の斬撃でも壊せます!!」
俺とイナホの会話を聞いて他の奴らはポッカーンとなっていたがピンクの髪をした美女だけは目をギラギラさせて笑っていた
あの人多分
まぁこの戦いが終わった後に相手してやってもいいがな!!
とりあえずはあの気持ち悪い物体を破壊することに専念するか
「おい!いつまでアホ面さらしてんだ!!さっさとあれを破壊すんぞ!!」
「「「はっ!そうだった!!!」」」
俺の言葉で正気に戻ったのを確認してからどのようにしてコアを破壊するかを決める
作戦はまず俺がバリアを破壊しその後に他の奴らで袋叩きにしてコアを露出させる
最後にコアを宇宙にいるアースラのアルカンシェル軌道上に転送しアルカンシェルでコアを破壊する
こんな感じの作戦で決まった
「そんじゃバリアを破壊するから後はよろしく!」
俺はそう言って防衛プログラムに向かって金棒を構えて技を放つ
「
ズドオオオオオオオン!!!
俺が放った覇龍は防衛プログラムの三重に展開していたバリアをいとも簡単に破壊し本体の七割を吹き飛ばした。
この技はビックマムの<威国>を参考にして覇気と魔力を金棒に纏わせて放つ技である
本当はカイドウさんとビックマムの合体技である<覇海>をイナホと俺で再現したいのだがイナホはまだそこまでの強さがないので断念したのだ
「ほら、バリアを破壊してやったからとっととコアを破壊してこい!!」
俺の後ろで信じられないものを見た顔をして固まっていた奴らを怒鳴って正気に戻すと皆は慌てて防衛プログラムに突っ込んでいった
防衛プログラムは再生を始めているが俺から受けたダメージ大きいのかうまく再生出来ていない
そこを俺以外の奴らが攻撃をしていく
「轟天爆砕!ギガントシュラーク!!」
ふむ、あんなに小さいのに中々の破壊力
「翔けよ!隼!!!」
なんと!ピンクさんのデバイスが剣から弓に変形した!
「縛れ鋼のくびき!!」
犬耳男は棘みたいなの出して相手の攻撃を阻害する
あの見た目で補佐系なのかよ
「凍てつけ!!」
黒チビは氷結魔法を使うのか
うちのイナホとは相性が悪いな
「燃え尽きなさい!
イナホは刀に覇気と狐人族だけが使える狐火と言う魔法を纏わせて斬撃を放つ
黒チビの氷は全て蒸発してしまった
「全力全開スターライト」
「雷光一閃プラズマザンバー」
「ごめんな。おやすみな。響け終焉の笛ラグナロク」
「「「ブレイカーーーーーー!!!!」」」
ドガアアアアアアアアン!!!
三つの強大な砲撃が防衛プログラムを襲う
ほぉ中々の威力があるじゃないか
「防衛プログラムのコア露出!捕まえた!!」
金髪の優しそうなお姉さんがコアを見つけ出した
「長距離転送!!」
「目標アルカンシェル軌道上!!」
「「「転送!!」」」
サポート役の金髪男とオレンジ色の犬耳女性がコアを転送し
コアの転送を見届けた後見聞色の覇気で未来を見た
見えたのはアルカンシェルでは破壊出来なかったコアがアースラを襲う未来
「ちっ面倒なもん作りやがって!イナホ!俺をコアの近くに転送させろ!!」
俺は龍の姿になりイナホに頼む
いきなりあらわれた龍に皆は驚いているがイナホは俺が焦っているのがわかったため転移の準備をする
「おい!いきなりどうしたんだ?」
転移の準備をしていると黒チビがこちらにやってきた
「アルカンシェルじゃあのコアを破壊できない未来が見えたから俺が破壊してくんだよ!」
「なっ!?」
「ご主人様!準備出来ました!!」
「よし!飛ばせ!!」
驚いている黒チビを無視してイナホに指示をだし宇宙に上がる
目の前ではアースラがアルカンシェルをコアに射った瞬間だった
アルカンシェルが射ち終わった後に見聞色で気配を探ると見えた未来どうりコアは破壊されていなかった
コアは再生を始めウネウネと大きくなっていく
俺は今放つことのできる最大の力で〈熱息〉を放つ
「
俺の〈熱息〉でコアを破壊することが出来た
いやぁ〜全力で〈熱息〉をうつとスンゲェ気持ちいいわ!!
今までは全力でうつと星が大変なことになるから抑えてたんだけどここは何もない宇宙空間!
後のことを気にしないでうてたことに大満足です!!
ハクリュウが全力で〈熱息〉をうてたことに大満足している頃地球にいた者たちはアースラに移動し俺がコアを破壊するところを見ていた
「なんて威力なんだ!!」
「彼が敵でなくてよかったわ」
ハラオウン親子の言葉にみんなはうんうんと首を縦に振る
「エイミー、彼が放った魔力値は?」
「測定不能たよクロノ君」
「なんだって!?」
「彼の砲撃魔法はアルカンシェルの数十倍の威力があると思う」
「そんなの人が出せる威力じゃない!!」
「あの者は人ではない」
皆が驚いている中でリインフォースだけが冷静だった
「どういうことですか?リインフォースさん」
「私は先ほど説明したはずだが?それにあの者から渡されたデータにも書いてあったはずであろう?それにあの姿が人間に見えるのか?」
「あれは変身魔法じゃないんですか?ユーノ君がフェレットになったみたいな」
なのはが身近に体験したことを踏まえて聞く
「あの者はドラゴンの姿が本来の姿なのだ。人の姿に変身しているということだ。盾の守護獣と同じだ」
「リインフォースはあのドラゴンさんのことよく知っとるなぁ」
「私がよく知っているのはあの者の元になったドラゴンを知っているからです」
はやての疑問に答えるリインフォース
「あたしたちは何も覚えてねぇんだが?」
ヴィータの言葉に他の守護騎士たちもうなずく
「お前たちが覚えてないのも無理はない。あの者の元になったドラゴン、カイドウと戦ったのは夜天の書が闇の書になる前のことだ。闇の書になってしまったことによりお前たちの記憶がリセットされてしまったのだ」
リインフォースの説明を聞いて自分たちが覚えていない理由がわかり納得した守護騎士たち
「彼が管理局に入ってくれればよかったんだけどねぇ」
「そうですねぇ」
そんな話をしていると突然部屋の中が殺気で満たされた
心臓を鷲掴みされているような感覚がするほどの殺気だ
数々の修羅場をくぐり抜けてきた守護騎士たちですら今すぐ逃げと本能が警告しているほどの
ハクリュウの凄さで忘れていたが
「私のご主人様を利用しようと言うのですか?ご主人様との約束をやぶると?」
イナホは刀を抜きいつでも斬れる準備をしている
なんとか弁解したいのだがイナホの殺気で体が硬直してしまっているので声が出せない
「なんとか言ったらどうなんですか?沈黙は肯定と受け取りますよ?」
こんな状況でなかったら惚れてしまいそうなぐらいの可愛い笑顔で聞いてくるイナホ
絶体絶命かと思えたその時
「おーい、イナホー転移よろしくぅ〜」
「はい!ご主人様♥」
ハクリュウの声が聞こえた途端に今までの殺気が嘘のように消え去ったのである
殺気が消えた事により硬直が解けはあっはあっと肩で息をする
イナホは大好きなご主人様が帰ってくるの今か今かと耳をピコピコ尻尾フリフリしながら待っている
ハクリュウがアースラに転移された瞬間にイナホはハクリュウに抱きついた
「おかえりなさいませご主人様♥」
「おう、ただいま」
ハクリュウは抱きついてきたイナホを受け止め頭を撫でた
そんな二人を見ていた面々は「この二人は絶対に敵に回してはいけない!」と心に刻んだのであった
ビックマムが出来るならカイドウさんも出来ると思ったので作りました
威力は〈威国〉と同じぐらいです