リリカルに龍があらわる   作:ヒキニックニク

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拾壱

「消えるってどういうことや!!」

 

「防衛プログラムを切り離した時に私の大半の機能を犠牲にしましたが私がいる限りまた防衛プログラムが再発する恐れがあるのです。」

 

その言葉を聞いてハクリュウ以外は防衛プログラムが復活する恐怖を感じていた

 

「ですがご安心を私が消えれば防衛プログラムが復活することはありません」

 

「なんでや!せっかく家族になったのに!これから皆で楽しいこといっぱいしていくんや!!消えるなんてウチが許さへん!!夜天の主としての命令や!」

 

涙を流しながらリインフォースにそう言って抱きつくはやて

 

「我が主の命令はなんでも聞きたいですがこればかりはどうにもなりません」

 

「いやや!!リインフォース!いかんといて」

 

泣きながらリインフォースに抱きつくはやて

守護騎士たちも自分たちではどうにも出来ないことだとわかるので悔しい思いをしていた

そんな時フェイトがふと何かを思い出した

それはかつて自分の母と姉を救った強力な力

 

「そうだ!皇我、皇我のレアスキルならなんとかなるんじゃない?」

 

「そうなの!!皇我君ならなんとか出来るかもしれないの!!」

 

皇我君ってイナホに切り刻まれたあのオリ主君のことだよね?

あの後見てないけど死んでないよね?

 

「残念ながらそれは無理だ」

 

「どうして?クロノ君」

 

「皇我は今集中治療室にいる。命に別条はないが手足を失い情緒不安定だそうだ」

 

黒チビの話を聞いてなのはとフェイトは思い出したようだ

体を震わせながら恐る恐るイナホを見るがイナホは何の事か全くもってわからないと言わんばかりに首を傾げていた

 

「なんか他に方法はないのか?」

 

「そんな簡単なことではないのたよハクリュウ。まぁ夜天の魔導書のデータがあればなんとか出来るかもしれないがないものを欲しても仕方ない」

 

「なら管理局の無限書庫でしらべれば!!」

 

ユーノがそう提案をだす

 

「そんな時間はないだろう。もって一ヶ月だろうな」

 

「一ヶ月ではあの無茶苦茶に散らかっている無限書庫から必要なデータを見つけることは不可能だ」

 

黒チビが悔しそうに言う

皆でどうしたらいいかと話し合っている横でイナホはひたすら端末をいじっている

 

「さっきから何してんだ?イナホ」

 

「はい、あの研究所にあったデータの中に古代ベルカに関するものが大量にあったのでもしかしたら夜天の魔導書に関するものがあるのではないかと探していりのですが私はこういった事に詳しくないのでどれがそうなのかわからなくて」

 

俺思うんだけどさぁイナホ万能すぎじゃね?

さっきから欲しいと思うもの持ってない?

ほら、皆がポカーンってなってるじゃん!!

俺がそんな事を思っていたらプレシアがフェイトにそっくりな幼女を連れて帰ってきた

 

「両替してきたわよ!って何この空気は?」

 

いくらなんでも早くない?プレシア出ていってから2時間ぐらいしかたってないよ?

 

「どうしたの?フェイト」

 

「姉さん実はね…」

 

フェイトは事情を話す

ってか今あの幼女のこと姉さんってよんだ?嘘だろ!見た目五歳児だよ?それなのにフェイトの姉っておかしくない?

 

「事情はわかったわ。イナホでよかったかしら?そのデータ私に見せてくれるかしら?」

 

プレシアにそう言われたイナホは確認を取るかのように俺を見てくる

 

「プレシアさんなら大丈夫だろうから見せてやれ」

 

「かしこまりました」

 

イナホはプレシアにデータが入った端末をわたす

わたされた端末を操作しながらデータを見ていくプレシア

 

「まったく、あのマーケイヌ(アホ)はどうやってここまでのデータを集めたのかしら」

 

呆れながらもデータを読み進めていくプレシア

しばらくしてすべて読み終わったのかプレシアがこちらをむいた

 

「全てのデータに目をとうした結果を言うとこのデータがあれば夜天の魔導書を復元出来る可能性があるわ」

 

「ホンマですか!!」

 

「ええ、ただし管理人格の協力と管理局の設備を使わないと無理ね」

 

そう言ってプレシアはリンディの方を見る

 

「管理局の設備を使うのであれば申請をすれば使えますが問題はその後ですね?」

 

「そうよ。管理局の連中がはやてちゃんたちを見過ごすとか考えられないわ!それと聖王教会もよ!もしはやてちゃんたちに危害をくわえれば」

 

「俺が黙っちゃいないなぁ」

 

俺はそう言って少しだけ覇気を出した

それだけでここにいる連中は震えだす

 

「俺は約束を破るようなことはしない。もしはやてたちに危害をくわえれば俺は管理局を破壊する!」

 

「では上層部は私が黙らせよう」

 

そう言いながらおじさんが先ほど戦った猫二匹を連れて会議室に入ってきた

 

「グレアム提督!!」

 

リンディさんが驚いていた

このおじさんはこん中じゃ一番偉いのかのしれない

 

「これは私が長年はやて君を騙していたことと利用しようとしたことの罪滅ぼしだ。もちろんこんなことでは全ての罪がなくなるわけではないがね」

 

「グレアムおじさん」

 

「ですがそんな事をすればあなたが上層部に何をされるかわかりませんよ?」

 

「覚悟の上だ!この老骨の最後の大仕事、必ず成し遂げてみせよう!!」

 

どうやら話は纏まったようだ

これでリインフォースが消えなくてすむようになった

はやてたちは5日後管理局に行き夜天の魔導書も復元に取り掛かるみたいだ

プレシアは復元の手伝いをするらしいので一緒に管理局へとむかうらしい

その間俺とイナホはプレシアの家でアリシアとフェイトと一緒にお留守番することになった

 

 

 

 

 

 

話し合いを終えて俺とイナホはフェイトにつれられてフェイトたちの家にやってきた

 

「ここが私達の家だよ」

 

「随分と立派な家だなぁ」

 

「母さんが住むなら広いほうがいいって」

 

「これは掃除のしがいがありますね!」

 

イナホは掃除、洗濯、料理、となんでも完璧にこなすスーパーメイドなのだ!!

掃除をすればチリ一つなくピカピカ

洗濯をすれば汚れた洋服は新品同様に綺麗になり

料理は栄養バランスを考えられた最高に美味しい料理が出てくる

魅惑の尻尾はもふもふで素晴らしく一度味わったらもう辞めやれない

そんな一家に一人は欲しいスーパーメイドがイナホさんである!

(注)

イナホさんがいれば快適な生活が出来ますがその快適さに慣れてしまうと抜け出すことが出来なくなる恐れがあります。用法用量をお守りください

 

そんなアホなことを考えながら家に入ると猫耳をはやした女性と防衛プログラムのコアを転送したオレンジ色の犬が出迎えてくれた

つうか猫率高くね?

 

「おかえりなさいアリシア、フェイト。それといらっしゃいませハクリュウさんとイナホさん。私はプレシアの使い魔であるリニスと申します」

 

「あたしはフェイトの使い魔のアルフだよ!」

 

「そういえば私自己紹介してなかった!私はアリシアだよ!フェイトのお姉ちゃんです」

 

そう言ってえっへんと胸を張るアリシア

 

「俺はハクリュウだ。しばらく世話になる」

 

「イナホと申しますハクリュウ様専属メイドですよろしくお願いいたします」

 

自己紹介を終えてリビンクに移動しイナホが入れてくれた紅茶を皆で飲みながらまったりしていた

 

「やっぱイナホが入れてくれた紅茶はうまいなぁ」

 

「ありがとうございます///」

 

「ホントに美味しいですねぇ」

 

「うん、リニスが入れてくれる紅茶も美味しいけどイナホさんが入れてくれた紅茶も美味しいね」

 

「イナホさんすごーい!!」

 

「あうぅぅ///」

 

皆に褒められて照れているイナホスゲェかわゆす!!

イナホを見て癒やされているとプレシアが帰ってきた何故かなのはを連れて

 

「ただいまアリシア、フェイト。なのはちゃんがフェイトたちにお話があるそうよ」

 

「おかえり母さん。なのは、話って?」

 

「うん、あのねアリサちゃんとすずかちゃんに魔法のことがバレちゃったから皆に話そうと思うの」

 

「そういえばアリサたちにバレちゃったんだよね」

 

「うん、だからお父さんたちにもちゃんと話そうかなって」

 

「そうだね私もいつまでも友達に隠し事してるのは嫌だからアリサたちに話すよ」

 

「それじゃ明日のクリスマスパーティーの時に話そっかフェイトちゃん!」

 

「うんそうしようなのは!」

 

「あっハクリュウさんとイナホさんもどうですか?」

 

「ん?俺たちも行っていいのか?」

 

「はい!皆に紹介したいですし」

 

「行っていいなら行く」

 

「それじゃフェイトちゃんたちと一緒に来てください!フェイトちゃんまたあしたね!」

 

「うん!なのはまた明日!」

 

なのはが帰った後イナホのブラッシングをしているとイナホがたずねてきた

 

「ご主人様クリスマスとはなんですか?」

 

「クリスマスとはサンタクロースと言う赤い服を着たおっさんがいい子にプレゼントを渡す日だ。」

 

「そうなんですね」

 

「ちなんみに悪い子にはブラックサンタクロースが来て悪い子を連れ去るそうだ」

 

「そっそんな恐ろしい者がいるのですか!!」

 

俺が言った迷信をしんじてしまったイナホ

まぁ面白いからそのままにしとこww

そんな事をイナホをブラッシングしながら考えているとアリシアが震え始めた

 

「どうしたの?姉さん」

 

「どうしようフェイト!私悪い子だからブラックサンタクロースにつれてかれちゃうよ!!」

 

「ええっ!!姉さんなにしたの!?」

 

「この前夜ご飯の時に嫌いなピーマンをアルフのお皿にのせて自分で食べたって嘘ついちゃった」

 

目に涙を溜めながら言うアリシア

それを見てプレシアは「うちの子最高に可愛い!!」と言いながらビデオカメラを回していた

 

「大丈夫だよ姉さん!!もしブラックサンタクロースが来たら私が魔法でやっつけるから!!」

 

フェイトはデバイスを取り出しながらアリシアにそういう

 

「フェイト〜」

 

アリシアはフェイトに抱きつきフェイトはアリシアをよしよししてあやしている

これでフェイトの方が姉ではないかと思ってしまう

そんな仲睦まじい姉妹にプレシアが抱きつく

 

「大丈夫よ二人共!ブラックサンタクロースなんかお母さんの〈サンダーレイジ〉で蹴散らしてやるわ!!」

 

「ありがとうお母さん!!」

 

「母さんがいれば安心だね!!」

 

そう言いながらテスタロッサ親子は仲睦まじく抱き合っていた

 

使い魔リニスは呆れてため息ついてましたけどね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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