深夜5時。
俺は寝ているのをプレシアに叩き起こされて振り袖姿の皆と初詣に来ていた
ってかイナホの分までいつ用意したプレシア
すごく眠いです!だってレジアスが来るのが楽しみすぎて寝付けなくて寝たのが3時で起こされたのが4時だから1時間しか寝てない!!
おまけに寒いし人多いしナンパしてくる奴も多いしで今の俺は大変機嫌が悪いです!
なのでナンパしてきた奴らは覇王色の覇気で気絶させるのではなくて武装色の覇気を軽く纏った足で股間を蹴り上げて撃退しております!!
それを見て恭也が「鬼だな」ってボヤいてた
えっ?鬼だって?いやいや俺は龍だよ?
って言うか自分がしたこと棚に上げて人のこと鬼とか言うなよ!
恭也だってなのはと忍に近づいてきた輩を片っ端木刀でタコ殴りにしてたじゃんか!!
ってか俺と恭也がナンパ男達を撃退してる間に他の皆んなは初詣を済ませておみくじを引いていたので俺も引く事にした
ええと何々?っお!大吉じゃん!!
健康・全く問題ない
金運・腐る程舞い込んでくる
恋愛運・これから複数の女性が貴方を求めてやってきます。
何だこれ?
健康と金運はまぁいいだろう。
だが恋愛運はなんだよこれ!複数の女性が俺を求めてやってくるだと?
なんて素晴らしいんだ!!
一体どんな女性が俺を求めてくるのだろうか?
そんなことを考えていたら振り袖姿のイナホがやってきた
イナホは巫女服の方が似合うな振り袖姿も可愛いけどな!!
「ご主人様、おみくじはどうでしたか?」
「おう、大吉だったぞ!!イナホは?」
「私も大吉でした!どんなことが書かれていいるか見せてもらってもいいですか?」
「いいぞ?ほれ」
俺はイナホにおみくじをわたした
そう、渡してしまったのだ!!
俺は慌てて取り返そうとするが俺のおみくじを見ているのがイナホだけではなくなのはたちも見ていたのだ
終わった。イナホにあんなこと言っておいてこんな結果のおみくじに浮かれていたのを見られてしまったのだからこの後は皆からボロクソに言われてイナホに泣かれるんだ!
そんな未来を想像し覚悟していたが一向に批難されないそれどころかイナホは「いい結果で良かったです!」と言って普通におみくじを返してくれたのだ
プレシアたちも何も言わないし怒られないならいいや!
俺はおみくじを縛ろうとしたらバニングスから待ったがかかった
「ちょっと待ちなさいよ!!」
「なんだよ。なんか間違ってたか?」
おみくじを縛るのにやり方なんてあんのか?
「なんでイナホさんはあの結果で納得してんのよ!!ここのおみくじよく当たるって評判なのよ!!」
「だからなんですか?ご主人様が健康でお金にも困らない一年になると言うことではないですか?」
「そうだけど!これからハクリュウさんを求めて複数の女性が来るのよ?なんで平然としていられるのよ!!」
まぁバニングスの言いたいこともわかる
これがもし俺ではなくイナホがこんな結果だったら俺はこの星を破壊していただろうなぁ
そう考えると何でイナホはなんも言わないんだろうか?
もしかして俺イナホにすてられてしまうのか!!
「強い雄に雌がよってくるのは当たり前のことでは?」
「「「はっ??」」」
あっ違ったイナホが動物思考なだけだった
まぁ狐人族だから普通の人と考えが違うよね!
「ご主人様、私何か間違ってますか?」
皆の反応に不安になってしまったイナホ
「別に何も間違ってないと思うんだけど?」
「えっ!?私がおかしいの?すずか!!」
「えっとアリサちゃんはなにも間違ってないと思うよ?」
「本人が気にしてないんだからそれでいいじゃねぇか」
「そうですよ!例えご主人様が何人もの女性を娶ったとしても私が正妻であれば問題ありません!!」
そんなやり取りをしながら初詣をすまし高台に移動し初日の出を見た
その後は月村家の庭で餅つきをしてお雑煮を食べてまったりしていた俺はいつの間にか眠ってしまっていたようでイナホに膝枕されており起きたらイナホしかいなかった
「イナホ、他の奴らはどうしたんだ?」
「皆さんフクブクロ?を買いに行きました」
「そうなのか。イナホも一緒に行けばよかったじゃないか」
「いえ、私はそんなものに興味はありませんしご主人様と離れたくありません!!」
「俺もイナホと一緒に入れて嬉しいよ」
俺はそう言いながらイナホの頭を撫でた
イナホは目を細めて気持ち良さそうな表情をしながら尻尾をフリフリしていた
俺はフリフリと揺れる尻尾を見ていたら我慢できずにモフモフしてしまったのだった
しばらくイナホをモフモフした後帰るために月村家を出て歩いていると何人かの魔道士が付けてくるのが見聞色の覇気でわかった
いよいよレジアスが仕掛けてきたか?
俺とイナホは気づかないふりをしてそのまま歩くと一人の女性が目の間に現れた
「はじめましてハクリュウさん、イナホさん。私は管理局地上本部所属のオーリスと申します。私があなた達に接触した理由はわかっていると思いますが言わせていただきます。ハクリュウさん、管理局に入りなさい」
「なんともまぁ随分と上から目線だなぁ?そんな態度で俺が言うことを聞くと思ってんのかぁ?」
ブオオオォォォォォォン!!
俺は軽くではあるが覇王色の覇気をオーリスに放つ
オーリスは今まで感じたことのない威圧感に意識が飛びそうになるのをなんとかこらえるが【今すぐに此処から逃げろ!】と本能が警報を鳴らし恐怖で膝がガクガクと震えていた
「あっあなたにきっ拒否権はありまっせん!!我々にしっ従いなさい!!」
今すぐに逃げ出したい気持ちをなんとか押し殺してオーリスはそう言うが膝がガクガクしたままなのでなんとも無様である
そんなオーリスの後ろにはいつの間にかにイナホさんが刀を抜いた状態でスタンバイ!
「従うのはあなた達の方ですよ?」
「ッ!?いつの間に!!?」
ザンッ!!
「キャアァァァッ!!」
驚いていたオーリスにお構いなしに切りかかるイナホ
オーリスは切られた右腕を抑えながらその場に座り込む
イナホは座り込んだオーリスの首に刀を当てる
「さて、ご主人様の役に立ってもらいましょう。そうすれば先程の無礼は右腕一本で許しましょう」
「私に何をしろと言うのですか?」
「探し出すのが面倒なので私達を捕まえに来た
なんか俺置いてけぼりで話が進んでいるような気がする
まぁイナホが何でもやってくれるから楽なんだけどねぇ〜
そんなことを思いながら成り行きを見守っていたらオーリスが一瞬笑ったのが見えた
どういうことだ?今の状況ではオーリスは不利だ
さっきの覇王色の覇気で俺たちを
何か作戦があるのか?それとも恐怖で頭がイカれたか?
とりあえず見聞色の覇気で未来を見る
「ッ!?」
見えた未来はオーリスがイナホと一緒に転移魔法で消えてしまいそれと入れ替わるように管理局の武装隊が現れるものだった
「イナホ!!今すぐ離れろ!!!!」
「ッ!?はいっ!」
「させません!!」
オーリスはイナホをバインドで縛り転移魔法を発動させイナホと共に消えていき見聞色で見た未来のとおりに武装隊が現れた
「ハクリュウ君だな?俺はこの武装隊の隊長であるゼストだ」
「私はメガーヌ・アルピーノです」
「クイント・ナカジマよ!」
「テメェらの名前なんざどうでもいいんだよ!!イナホを何処へやった?」
ドオォォォォォォン
俺はオーリスに向けた時よりも強い覇王色の覇気を放つと武装隊は自己紹介してきた三人を除いて気絶してしまった
「くっ!!これがドラゴンの威圧か!!」
「少しでも気を抜けば意識が持ってかれそうです!」
「流石最強と謳われたドラゴンですね」
三人は持っていかれそうな意識をなんとか保ち戦闘態勢をとる
「さっさと俺の質問に答えてくれねぇか?」
「彼女は別の場所で待機している仲間の所にいる!大人しく
「彼女には指一本触れさせないから!!」
「私たちと一緒に来てちょうだい!ね?」
イナホを連れていかれた事で怒っている俺を宥めようとしているが俺は怒っているのではなく焦っているのだ!!
(ヤバイヤバイ!チョーヤバイ!!何とかしてコイツらからイナホの居場所聞き出さないと大変な事になる!!もういっそのこと結界壊して見聞色で探すか?)
何故此処まで俺が焦ってるかと言うと前にもイナホが拉致されてしまった事があるのだ。
その時はまだ弱っちかったから監禁された場所から半径150メートルぐらいが火の海になるぐらいで済んだが今のイナホが暴走したら海鳴市が火の海になる!!
せっかく家建ててのんびりと過ごそうと思ってるんだからそんな事させてはならない!!
とりあえずコイツラをぶっ飛ばしてイナホをさがさねぇとな!