リリカルに龍があらわる   作:ヒキニックニク

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弐拾

 

 イナホがどっかに飛ばされた後に出てきた武装隊の三人と戦っているのだが

 

「はああああ!!!」

 

ゼストと名乗った男は槍型デバイスで攻めてくる

 

「ウイングロード!!」

 

クイントと名乗った女は魔法と体術

 

「隊長とクイントにブースト!」

 

メガーヌと名乗った女は補助魔法を使い二人のサポート

 

素晴らしい連携で俺を攻めてくるのだが

 

「気に食わねぇなぁ」

 

「なにがだ?」

 

「お前等が俺相手に手を抜いて戦ってることがだよ」

 

ハクリュウは気に食わなかった

確かにゼストたちは今まで戦ってきた者たちの中でトップクラスで強い

しかしゼストたちは本気で戦ってなかった

本気を出さずに倒せると思われているのが腹立たしかったのだ

 

「お前ら本気でヤラねぇで俺に勝てるとでも思ってんのか?それとも時間稼ぎのつもりか?言っておくが時間稼ぎは無意味だぞ?」

 

「どういうことだ?」

 

「イナホのことを甘く見すぎだってんだよ!イナホは俺が鍛えたんだぞ?そんじょそこらの奴なら瞬殺だぞ」

 

「「「ッ!!?」」」

 

「今頃転移先の奴らは全滅してんだろうな」

 

「メガーヌ!今すぐレジアスに連絡しろ!!」

 

「了解!こちらゼスト隊メガーヌです本部応答願います!本部応答願います!」

 

メガーヌがいくら呼びかけても応答はなかった

 

「なんてことだ!」

 

「さて、これで心置きなく戦えるだろう?さっさと本気でかかってこい!!」

 

 ブオオオォォォォォォン

 

 パリーン

 

「あっ結界割れ散った!!」

 

なんてこったい!これからだって時に結界がなくなっちまった!!どうしよう

 

「「「・・・」」」

 

ゼストたちもどうしようって顔してるよ!!

 

「なぁ、結界はれない?」

 

「メガーヌはれるか?」

 

「はれますが先程まではってあった結界より強度は落ちます」

 

まじでどうすんだよ!!

さっきよりも弱い結界なんて無いようなもんじゃん!

そんなの金棒振っただけで壊す自信があるよ!

早くしないと人が来てしまう

どうすれば・・・はっ!!

そうだよ俺には頼りになるやつがいるじゃないか!!

 

「おーい!イナホー」

 

「お呼びですか?ご主人様!!」

 

ハヤッ!!?

 

まだ5秒も経ってないのにイナホが来た

なんか知らないおじさんたちを引きずりながら

 

「レジアス!!」

 

どうやらこのおっさんがレジアスのようだ

もう一人は最初に会ったオーリスとか言う女でこっちのメガネ女は誰?

 

「イナホ、このメガネ女は誰だ?」

 

「これは戦闘機人とか言う物でお世話になっているプレシアさんへのおみあげです!」

 

せんとうきじん?なんぞそれ??

 

「ジェイル・スカリエッティと言う科学者が作った人に機械を埋め込んだものです」

 

うん、いまいちよくわからんがフランキーみたいなもんか?それともくまか?

まぁ今はどうでもいいか

 

「イナホ、無人世界に転移しろ」

 

「かしこまりました」

 

イナホの転移魔法により俺たちは無人世界に転移した

 

「ここは!」

 

「安心しろここは無人世界だ。どれだけ暴れても問題はねぇ!!」

 

俺は金棒を構える

 

「本気でこいよ?非殺傷なんてくだらねぇもんは外せ!!こっからは生きるか死ぬかの戦いだ!!」

 

俺がそう言うとゼストは覚悟が決まった顔をしていた

 

「客員!非殺傷設定を解除!こっからは生き残るために全力で挑め!!」

 

「「了解!!」」

 

「メガーヌ、召喚魔法を許可する!!」

 

「っ!?了解しました!」

 

「クイント!俺と一緒に時間を稼ぐぞ!!」

 

「了解しました!!」

 

「いくぞ!!」

 

ゼストとクイントは先程よりも鋭い攻撃を仕掛けてくる

 

「ははははっ!良い攻撃じゃねぇか!!だがまだたりねぇ!!」

 

金棒に覇気を纏わせながら応戦する

非殺傷設定を解除したにもかかわらず俺には傷一つ付かない

 

「ぐっ!カートリッジ!!」

 

『ロードカートリッジ』

 

ゼストがカートリッジシステムで攻撃力上げてくる

 

「いいなぁいいなぁ!!もっと俺を楽しませろ!!」

 

ゼストと激しい攻防を繰り広げていたら後ろからクイントが攻めてきた

 

「リボルバーキャノン!!」

 

 ドゴオォォン!!

 

背中に思いっきりくらい吹っ飛んでしまったがカイドウさんボディなので全くダメージがない

もしクイントが覇気を使えていたらダメージがあたえられたかもしれない

 

「やったか?」

 

「隊長それはフラグです!」

 

ふっとばされて瓦礫に埋まったので瓦礫をどかして起き上がる

 

「ダメだったか」

 

「フラグ回収です隊長。カートリッジ3発も使ったのに無傷だなんてショックです!」

 

「良い攻撃持ってんなぁお前たちは俺が戦った中でも2番目に強かったぜ」

 

ちなみに1番はリインフォース

 

「クイント、カートリッジはあと何発残ってる?」

 

「残り9発です隊長は?」

 

「5発だ」

 

「こないのか?だったらこっちからいくぞ!!」

 

俺は瞬時にゼストに近づき金棒を振るう

 

「雷鳴八卦!!」

 

ドオオオオン!!

 

「ガアァァッ!!」

 

「隊長!!!」

 

「よそ見してる暇なんかねぇぞ!!」

 

そう言ってクイントを蹴り飛ばすがクイントはタイミングを合わせて後ろに飛び威力を殺したのでそこまでダメージを与えられなかった

俺は続けて攻撃するために二人に近づこうとしたらメガーヌがいる方から巨大な魔力を感じ取った

 

「我が契約に従いその力をもって敵を滅せよ!白天王!!」

 

メガーヌが召喚したのは巨大な白いドラゴン

 

「グオオオオオオオオオオッ!!」

 

「ハハッアッハハハハハハッ!!なんだよ!そんなもん呼べんだったら早く呼べよ!最高だなぁお前ら!!」

 

俺は金棒をその場に突き立てて龍の姿になる

 

「さあ!第2ラウンドの始まりだ!」

 

俺と白天王は空に飛び上がり激しく激突する

 

「熱息!!」

 

「ガアアアアッ!!」

 

ドゴオオオオオオンッ!!

 

互いのブレスがぶつかり合いすの余波で地形が変わっていく

その光景はまさにドラゴン同士の戦いであった

ブレスを打ち合い時には体をぶつけ合い、噛みつき、頭突きを食らわせ殴り飛ばされる

 

「まだまだいくぞ!壊風(かいふう)!!」

 

複数のかまいたちが白天王を襲う

かまいたちにより切り刻まれ血が吹き出すが白天王はなんとか堪えて魔法で応戦する

白天王の攻撃は血こそでてはいないが確実に俺にダメージをあたえるものだった

 

「そうだ!もっとだ!もっとこい!!」

 

俺はは嬉しかった

今までは人型での戦いが多く少し窮屈でつまらなかったのだ

龍の姿になれば相手は絶望し戦うのをやめてしまうのでなかなかこの姿で戦うことが出来なかったのだ

だから今俺はこの世界に転生してから最高に楽しんでいた

しかし楽しい時間というのはあっという間に過ぎてしまう物だ

ハクリュウとの激しい戦闘で白天王は力尽き消えてしまったのである

 

「なんでもう終わっちまうんだよ!!もっと俺を楽しませろよ!!」

 

白天王が消えてしまったので俺は人形に戻った

あれだけ楽しかったのに終わってしまえばつまらなくなってしまう

 

「ああぁっもう終わっちまった。不完全燃焼だ!気晴らしに管理局でも壊しに行くか?」

 

「まっまてっ!」

 

「ああん?」

 

声がする方を見ると経っているのがやっとのゼストが槍を構えていた

 

「俺たちはまだ戦えるぞ!!」

 

「そんな虫の息なお前たちと戦っても面白くもなんともねぇよ」

 

ゼストたちを無視してイナホに頼んで管理局に転移しようとした時

 

キーン!

 

結界がはられたのだ

 

「なんだいきなり?」

 

そう思いあたりを見回すと白衣を着た男とイナホが捕まえたメガネ女と同じ服装をした女たちが現れた

 

「今管理局を潰されるのは私も困ってしまうのだよ」

 

「誰だテメェ?」

 

「私はジェイル・スカリエッティ!科学者さ!!マーケイヌが作りし偉大なるドラゴンハクリュウ君」

 

「あのアホを知ってんのか?」

 

「もちろんだとも!彼とは同じ釜の飯を食った仲さ!!」

 

「ってことはアンタも俺を狙いに来た管理局の人間か?」

 

そう言って俺はジェイルたちに覇気をぶつける

 

「おおっ!これがドラゴンの威圧か!!素晴らしい!!!ああっ、質問に答えよう私は確かに君を狙っているが管理局の人間ではない!管理局からは指名手配されているからね」

 

「なら何で管理局を壊されると困るんだ?むしろ得しかないだろう?」

 

「どんな組織にも闇があるのだよ。私は管理局から追われているが上層部と繋がっていてね、研究のための資金援助をしてもらうかわりに多少の技術提供をしているのさ!だから金蔓をなくしてもらっては困ってしまうのさ」

 

「管理局がそんなことをするわけないだろう!!」

 

俺とジェイルの話を聞いてゼストが声を荒らげた

 

「君たちが知らないだけで上は真っ黒さ!そこに転がっているレジアスも私と繋がりがある。君たちが追っていた戦闘機人関連は管理局が黒幕の事件さ!期を見て君たちには消えてもらう計画だったが彼のおかげで手間が省けたよ」

 

ジェイルがそう言うと傍に控えていた女たちがゼストたちを襲い始めたが俺はそれを阻止した

 

「何故かばうのかね?」

 

「こいつらは俺の獲物だ!横取りしようってんなら全力で潰してやるよ!!」

 

 ブオオオォォォォォォン!!

 

ジェイルたちに覇王色の覇気をぶつけると何人かは気を失い倒れていく

 

「やれやれ、ドラゴンの逆鱗に触れてしまったか。今回はこれで帰らせれもらうがその前に私の娘を返してくれないかい?」

 

俺はイナホに目配せをしてメガネ女を離すように指示した

イナホは若干渋っていたが俺の命令は絶対主義なのでメガネ女をジェイルに投げ渡した

ジェイルはなんとかキャッチして他のやつにわたした

 

「ありがとう。それではまた会おう!!」

 

そう言ってジェイルたちは帰っていった

 

ジェイルが帰ったあと俺はなんにもやる気が起きなかったので帰ることにした

 

「イナホ、帰るぞ」

 

「かしこまりました。あの者たちはどうしますか?」

 

ジェイルから真実を聞かされ自分たちが信じていたものに裏切られたことによりゼストたちは沈んでいた

 

「俺たちは今まで何のために戦ってきたんだ?」

 

「隊長」

 

今にも自害しそうなゼスト

本来ならこのまま放置して帰っても良いのだがコイツラほどの魔道士を此処で死なせるのは惜しい

どうせなら鍛えて俺の遊び相手にしてしまおうと思った

 

「俺と一緒に来いゼスト!」

 

「なに!?」

 

「俺と一緒に来いといった!」

 

「何故だ!何故敵である俺を誘う?」

 

「此処で死なせるには惜しいと思った。俺のもとに来て力をつけろ!そんでもって管理局をぶっ壊して新しく作ればいいじゃねぇか!」

 

「「「ッ!!?」」」

 

「今の腐った管理局をぶっ壊して新しく作れば今より良くなるだろう?そのためには力が必要だ!!だから俺と来いゼスト!俺がお前に力を与えてやる!!」

 

そう言ってゼストに手を差し出す

ゼストは差し出された手をしばらく見つめ覚悟が決まったのか俺の手を取った

 

「頼む!俺に力を!!管理局を変えるための力を!!」

 

「良いだろう!俺がお前を強くしてやる!!」

 

「メガーヌ、クイントお前たちは「「お供します!!」」っだがお前たちには家庭があるだろう!?」

 

「娘と一緒に行きますので大丈夫です!」

 

「私も夫をあんな組織に置いておくのは心配なので家族全員で行きます!」

 

「おまえたち」

 

「話はまとまったか?」

 

「ああっ!よろしく頼む!」

 

こうして俺とゼストたちを連れて地球へとかえっていったのだった

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