リリカルに龍があらわる   作:ヒキニックニク

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 目が覚めたら病室みたいな部屋のベットにいた

寝ている間にポットから出されたみたいだ

起き上がり体を動かしてみる。よし、体はちゃんと動くし、魔力制御も夢でやっていた通りに出来るし、覇気も何の問題もなく使えるようだ

色々と確認しているとマーケイヌが部屋に入ってきた

 

「おや目覚めていたのかい108番よ。体に異常はないかね?」

 

「特にない」

 

「それはよかった。これから君は戦場に導入されることになる。服はそこにあるのを着たまえ。他に欲しいものはあるかい?」

 

「頑丈な金棒がほしい」

 

「ふむ、金棒か」

 

マーケイヌはSF映画などでよく出てきそうな画面を空中にだし操作する

 

「金棒とはこんなものかい?」

 

そういって俺に画面を見せてきた

画面に映っている金棒はお父さんが使っていた八斎戒に似ている金棒だった

 

「これがいい」

 

「わかった。至急用意させよう」

 

何処かに連絡を取っているマーケイヌを横目に着替えをすませる

 

「着替えはすんだようだね。付いてきたまえ」

 

マーケイヌに付いていくとたくさんのモニターのある部屋にきた

モニターに映っているのは何処かの国が戦争している映像だった

 

「さて、君の任務を説明しよう。今映っているのは管理局が管理している第58世界ペヨング星にあるトリマ王国の映像だ。見てのとおり内乱が起こっている。君には我々管理局の戦力として王国軍の加勢をしてきてもらう。何か質問はあるかね?」

 

「相手は生け捕りか?」

 

「いや、殺して構わないよ!歯向かうものは全部殺せ!管理局の正義には犠牲がつきものさ!」

 

ちっ!ムナクソわりぃ。正義なんてもんはそう思ってる奴の自己満足だ

 

「質問は以上かね?それならこの装置に乗りたまえ。今から君を戦場に送る。ああ、それとこれは先ほど君が欲しがった金棒だよ。使い心地は向こうでためしてくれたまえ」

 

マーケイヌから金棒を受け取り装置に乗ると装置が作動し一瞬で戦場に転送された

 

「なっなんだおまえは!!」

 

いきなり子供が現れればそりゃ驚くか

 

「管理局ってとこから来たもんだこれからお前らをぶち殺す!死にたくねぇ奴はとっとと失せろ!!」

 

 

 ブオォォォォォン

 

 

俺は覇王色の覇気を相手に向かい放つ

相手軍の大半は俺の覇気で気を失いその場で倒れる

他のやつも片膝を付いてなんとか意識を保っていたり震えあがっていたりと殆どのものが戦意喪失していた

こんなものかとその場を後にしようと思ったその時1人の男が攻撃してきた

 

「やああああ!!」

 

 

 ガキィィィィン

 

男の攻撃を金棒で受ける

 

「ほぉう少しは骨がありそうだなぁ」

 

「我々はお前たちに屈しない!!お前たちを倒し自由をつかむのだ!!!俺に続け!戦士たちよ!!」

 

「「「「うおおおおおおおおおおおお!!!」」」」

 

男の声によりさっきまで戦意喪失していたやつらが息を吹き返したように俺に立ち向かってくる

 

「面白れぇやつだ!お前名は?」

 

「モルサだ!」

 

「モルサか、この戦争中は覚えといてやるよ」

 

そういって俺は向ってくる男たちに金棒をふるう

1人また1人と俺の金棒をくらって倒れていく残るはモルサ1人だけとなった

 

「何故だ!何故俺たちの邪魔をする!!お前たちに俺たちの自由を奪う権利なんてないだろう!!」

 

「たしかにそんな権利は俺達にはねぇ」

 

「じゃあなせ「弱いからだ」なんだと!?」

 

「弱い奴は自由すらねぇんだよ!!!」

 

かつて俺がお父さんに言われた言葉だ

 

「自由になりたきゃ強くなれ!奪われたくなきゃ奪ってくる奴らをねじ伏せろ!!この世は弱肉強食だ!!強い奴はやりたいことができ弱い奴は惨めに死んでいく!それが世界だ!!!」

 

俺はそう言って凄まじいスピードでモルサに近づきすれ違いざまに金棒で殴りつけた

 

 

「"雷鳴八卦"(らいめいはっけ)!!!」

 

 

 

ガン!!

 

 

「ガハッ!」

 

「言ったろう?弱い奴は惨めに死んでいくだけだってな」

 

そいって俺は龍になり次の戦場に向かった

龍の姿で向かった戦場は俺が現れたことにより阿鼻叫喚

俺を見て武器を捨てて逃げ出す者もいればその場で失禁し倒れる者もいた

俺はお構いなしに相手軍の拠点に目掛けて<熱息(ボロブレス)>をかました

相手軍は拠点があったところをみて唖然としていた

 

「次はお前たちに向けて放つ!それが嫌なら武器を捨て投降しろ!!」

 

俺の言葉で武器を捨てその場に膝を付く相手軍

今戦場を支配しているには絶対的な力による恐怖だろう

あのドラゴンには逆らうな逆らえば命はない!!そういった声が戦場に溢れていた

 

 

 

 

 

 

 

 

戦場の様子をモニターで見ていたマーケイヌは歓喜に打ち震えていた

 

「フフフッフハハッアッハハハハハハハハッ!!素晴らしい!!素晴らしいぞ108番!君は私の想像のはるか先をいっているよ!!ただの威圧だけであんな大勢の人の意識を刈り取るなんて!おおっ!なんだねその技は?らいめいはっけ?一体いつ編み出したのだい?おおおっ!!もうドラゴンになることが出来るのか!しかもドラゴンブレスまで出来るとは!ああっなんて素晴らしい!!!」

 

マーケイヌはまるで子供のようにはじゃいでいた

 

「これを私が、そう!この私が作り上げたのだ!!!見たか!ジェイル・スカリエティ!!貴様の作る戦闘機人(おもちゃ)よりも私が作り上げた者のほうが素晴らしいぞ!!見たかプレシア・テスタロッサ!この私を振って他の男とくっ付いたことを後悔させてくれるわ!!!」

 

そうこの男マーケイヌは大魔導士であり研究者の間でマドンナや高嶺の花と言われていたプレシアさんに告白をしたことがあるのだ!

結果は見事惨敗!

ちなみにプレシアに言った告白の言葉が

 

「プレシア!君に天才であるこの私、マーケイヌの妃になる権利をあたえよう!!」

 

とまぁなんともアホ丸出しのプロポーズだった

そしてプレシアさんの返事がこちら

 

「あなたみたいなアホとは死んでも無理よ!子供に悪影響だわ!!」

 

とこっぴどく振られさらにプレシアさんが自分を振った翌日に他の男と結婚したと知らされたとゆう過去があったりする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦争が終わり王城にて開かれた宴会で俺は飯を食いながら今日のことを振り返っていた

人を殺してもなんとも思わなかったお父さんの血によるものなのかそれともあの負け犬がそうしたのかはわからないがこれからも戦場に行くのであれば躊躇うことなく戦えるのは良いことだと思うがやっぱりいい気分はしねぇな

そんなことを思いながら飯を食い続けていると1人のメイド服を着た少女が肉が山盛り積まれた皿を持ってこちらにやってきた

 

「おかわりをお持ちしました」

 

「頼んでねぇぞ?」

 

「公爵様よりお届けするように仰せつかりました」

 

俺はこの肉を食えばどうなるか見聞色でわかっている

 

「おい、そこの兵士この肉食えよ」

 

「えっ!自分がですか?」

 

「そうだよほら!!」

 

「むぐっ」

 

俺は肉を無理あり兵士の口に突っ込んだ

 

「グッガアッアガガッガハッ!」

 

肉を食った兵士が血を吐いて死んだ

自分が持ってきた肉で人が死んだことでメイドの顔は真っ青になりガクガクと震えだす

それはそうだろうもし兵士に食べさせなければ俺がこうなっていたのだから

 

「さて、これは俺に対する宣戦布告ってことでいいんだよなぁ?」

 

わきに置いてあった金棒を担ぎながら立ち上がる

さっきまで楽しい宴会だったはずが俺から漏れ出す覇気により最後の晩餐のような空気になる

 

「まっ待ってくれ我が国は貴殿に敵対する意思はない!」

 

「じゃぁこの肉はなんだ?こいつに食わす前に食ってたら俺が死んでたぞ?」

 

「そっそこのメッメイドがやったんだ!」

 

そんな言葉を発した奴がいたそいつを見てみると派手な服を着た脂ぎった醜い肉の塊がいた恐らくあれがメイドの言っていた公爵なのだろう

公爵の言葉を聞いたメイドは糸が切れた人形のようにその場にへたり込む目には光がなく表情も無である

まぁこれから自分に起こることを考えればそうなるだろう

だが俺はこいつを殺さない!こいつらの思い道理になるなんてまっぴらごめんだし自分がやったことを他人のせいにして意地汚く生きている奴が大嫌いだ!!

俺は金棒を構えて公爵に向けて<雷鳴八卦(らいめいはっけ)>をくらわす

公爵は飛んでいき壁に当たり潰れて死んだ

他の奴らは次は自分がやられると思い泣き叫ぶ

俺はそんな奴らを無視していまだにへたり込んでいるメイド近づく

 

「おいメイドお前は料理できるか?」

 

「はっはい料理は出来ます」

 

「他に何ができる?」

 

「かっ家事全般できます後魔力もあります」

 

「ふむ、おい国王!このメイド貰っていくぞ!」

 

「へ?かっかまわぬが」

 

「メイド今すぐ荷物まとめてこい」

 

「はっはい?あっあの私は「早くしろ!!」はいぃぃぃぃ!!」

 

メイドは急いで荷物をまとめに行き15分で戻ってきた

 

「おっお待たせしました」

 

「よし行くか。おいマーケイヌここにもう用はねぇさっさと戻せ!!」

 

俺がそう言うと足元に魔法陣が現れ一瞬にして研究所まで戻ってきたのであった

 

 

 

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