リリカルに龍があらわる   作:ヒキニックニク

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参拾弐

 

 エグザミアが停止した原因は俺が防衛プログラムに放った全力の熱息でした!。

わざとではないので許してほしい。

 

「エグザミアをも損傷させる龍の息吹!素晴らしい!!ああ、研究したい!!」

 

「落ち着いてくださいドクター」

 

スパーンッ!

 

興奮していたジェイルはウーノにハリセンで叩かれた。

 

「んで?治るのか?」

 

「うむ、エグザミア自体の修復機能は動いてるし私が開発した修復プログラムによって回復に向かってるよ。あと3日ぐらいで治るよ!!」

 

プレシアが言う通り変態だが腕は確かのようだ。

 

「目が覚めたら連絡してくれ」

 

「わかったよ」

 

ジェイルにそう言って帰ろうとしたがウーノたちの首に付いているものが気になった。

 

「ジェイル、これが前に言っていた爆弾か?」

 

ウーノの首輪を指しながら聞く。

 

「ああ、そうだよ。下手に解析したり無理やり外そうとすると爆発する仕組みになっている」

 

悔しそうな顔をしながらジェイルは答えた。

この首輪ならもしかしたら外せるかもしれない。

 

「この首輪はお前には作れないのか?」

 

「作ることは可能だよ?この首輪は君に付けられていた物を奴らが改良したものさ!君に付けられていた首輪を作ったのは私だからね!!」

 

「なら5個作れ」

 

「何に使うんだい?」

 

「お前らの首輪を外す練習をするため」

 

俺に付いていた物と同じなら大丈夫だろう。

イナホの流桜の練習台になってもらうか。

 

「明日の昼までには用意しよう!!」

 

そう言ってジェイルは何処かに行ってしまったので、ウーノに出口まで送ってもらい家に帰った。

 

 

 

家に帰りみんなで朝食を食べながらディアーチェたちのことをアリシアとフェイトに説明した。

 

「ホントにフェイトたちにそっくりだねぇ」

 

「わーい!新しい妹だあ!」

 

「僕のほうが大きいから僕がお姉ちゃんだぞ!!」

 

「私だよ!」

 

「僕だぁ!!」

 

アリシアとレヴィが言い争い、それをフェイトがオロオロしながら見ている。

プレシアはいつもより多くの鼻血を出しながらビデオカメラを回している。

 

「レヴィ、食事中は静かにしてください」

 

「アリシアもお行儀が悪いですよ?」

 

「「はぁい」」

 

シュテルとリニスに怒られた2人はしょぼくれながら食事を再開する。

 

食事を終えてまったりしていたらリンディから連絡があった。

 

「未確認の魔力反応が確認されたので協力をお願いしたいのですが」

 

多分ジェイルが言っていた未来から来た奴らのことだろう。

どんな奴かはわからないが万が一があるので俺も出ることにする。

 

「良いだろう。手を貸してやる」

 

「よっよろしいのですか?」

 

「ああ。ただし金をもらうぞ?」

 

タダで動きたら管理局の奴らが勘違いするからしっかりと対価はもらう。

 

「いくらご用意したらよろしいですか?」

 

もしかしたらディアーチェたちがこのまま地球に住むかもしれないからなぁ。

 

「捕縛だけなら1人500万。問題解決なら2億だ!ビタ一文負けねぇ!!」

 

何人来たかわからねぇがこんぐらいでいいだろう。

 

「わかりました。ハクリュウさんには捕縛を依頼します」

 

「わかった。引き受けよう」

 

そう言って通信をきり準備をする。

 

「とりあえずディアーチェたちはイナホと一緒にジェイルのところにいてくれ」

 

「ここではダメなのか?」

 

「ジェイルのところでついでに検査してもらってくれ。エグザミアがあんなんだったんだお前たちもどっかしらに異常があるかもしれないかな」

 

「そうね。万が一があったらいけないからそうしましょう」

 

プレシアも賛成してくれた。

 

「イナホ、もしジェイルが変なことしたら死なない程度に痛めつけることを許可する!」

 

「かしこまりました!」

 

これでなにかあっても大丈夫!!

イナホたちを見送り俺は、見聞色の覇気で気配を探る。

ん?公園の方に1つあるな。

この気配はこの前捕まえたピンク頭に似ているような気がする。

公園に行くと赤い髪を三つ編みにした女がいた。

 

「早くキリエを探し出して連れ戻さないと色んな人に迷惑が」

 

そんなことを言いながらキョロキョロしていた。

たしかキリエってピンク頭の名前だったような?

 

「おいあんた」

 

「ッ?!何でしょうか?私は急いでいるので!!」

 

そう言って走り出そうとしたので正面に回り込む。

 

「っ!!」

 

赤髪は驚きながら後ろに飛び臨戦態勢をとる。

 

「何処のどなたか知りませんが私はいそいで「キリエってやつの仲間か?」ッ!キリエを知ってるんですか!!」

 

「ああ、キリエってピンク頭の人をおちょくってるみたいな話し方するやつのことだよな?」

 

「キリエです!!キリエは、妹はどこに!?」

 

「管理局に捕まってる」

 

「そっそんな!?」

 

「会いたいなら連絡するが?」

 

「お願いします!!」

 

俺は黒チビに連絡をいれこちらに来てもらう。

30分ぐらいして黒チビがやってきた。

 

「おまたせしました。時空管理局執務官クロノ・ハラオウンです」

 

「アミティエ・フローラインです!キリエは!妹は何をしたんですか!!」

 

そう言いながら黒チビに詰め寄るアミティエ。

 

「かっ彼女は無許可の転移魔法の使用及び夜天の魔導書も持ち主を襲い夜天の魔導書を盗んだ罪があるため逮捕しました」

 

「なんてことを!!あれほど人様には迷惑をかけないように言い聞かせていたのに」

 

「とりあえず貴女にも事情を聞きたいのでご同行お願いします」

 

「はい。わかりました」

 

アミティエは黒チビと共にアースラに転移していった。

俺は暇になったのでジェイルのところに来た。

中に入るとジェイルとプレシアがなにか話し合っていた。

 

「よぉ、なんかあったのか?」

 

「あらハクリュウ依頼は終わったの?」

 

「おう。捕まえたのはピンク頭の姉だった。んで?なんかあったのか?」

 

「ディアーチェたちにはなんの問題はなかったのだけど、ユーリの方が問題でね」

 

「ユーリがどうかしたのか?」

 

「彼女が目覚めた瞬間にエグザミアが暴走するよ」

 

え?暴走する?なんで?

ジェイルが言ってることが理解できなかった。

 

「どっかの誰かが暴走するようにプログラムを付け加えていたのさ」

 

「夜天の魔導書が闇の書と呼ばれる原因になった防衛プログラムみたいなものよ」

 

ジェイルの説明に頭をかしげていた俺にプレシアが最近あった出来事に例えてわかりやすく教えてくれた。

 

「じゃあまた切り離してぶっ壊せばいいのか?」

 

「それはできないだろう。このプログラムはもうエグザミアの一部となってしまっているから切り離せない」

 

「プログラムとは難しいのは俺にはわからん!!」

 

「簡単に言うと風邪を引いてるからワクチンが必要ってことよ」

 

「なぁる!」

 

いやぁプレシアの説明はわかりやすいねぇ。

流石二児の母親!年の功ってや「なにか余計なことを考えてる?」そっそんなことないよ?

 

「そのワクチンは作れないのか?」

 

「それは今ディアーチェ達が作ってるわ」

 

「ならそれはアイツラに任せとこ。それよりジェイル」

 

「なにかな?」

 

「頼んでいたものはできたか?」

 

「ああ!もちろんだとも!!」

 

そう言ってジェイルがもってきた首輪はマネキンに付けられていた。

 

「無理に取り外そうとすれば爆発するようになっている。まぁ規模は爆竹ほどだけどね」

 

よしこれで練習ができるな。

 

「イナホちょっとこい」

 

「何でしょうか?ご主人様」

 

「今から流桜の練習をする」

 

「流桜ですか?」

 

「前に教えた武装色の覇気は留める感じだが流桜は覇気を流して内部破壊するんだ」

 

実演するために首輪を一個取ってみた。

マネキンから外すとパーン!と音が倉庫に響く。

 

「こんな感じで覇気で内部破壊すれば取れるからやってみろ」

 

「はい!」

 

イナホは言われたとおりに覇気を流し首輪を外す。

一個目は失敗したが二個目で成功させせて感覚を掴んだのか三個目四個目も成功した。

イナホって覇気の天才なのかなぁ?

俺でさえ2日かかったのに。

 

「よし!そんじゃ本番いってみっか!!」

 

俺とイナホ、ナンバーズたちは無人世界にやってきた。

流石に倉庫を爆発させるのはヤバいと思ったからだ。

俺とイナホで二手に分かれてナンバーズ達の首輪を外していく。

全て外し終えたらナンバーズ達は泣きながらお礼を言ってきた。

倉庫に戻るとジェイルが泣きながらお礼を言ってきたのには若干引いたがうまくいって良かったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





ナンバーズについていた首輪は天竜人が奴隷に付けた首輪と同じものだと思ってください
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