新年あけましておめでとうございます。
駄文ですが今年も頑張って書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
目を覚ますとポットの中にいた。
この中にいるとあの研究所を思い出すから嫌な気分になる。
「気がついたかい?ハクリュウ君」
《俺はどのくらい眠っていたんだ?》
「3日ぐらいだよ。あの後イナホ君がものすごいスピードで私のもとに運び込んできたんだ」
《そうか。あの後どうなったんだ?》
「首謀者は捕まった。エグザミアはワクチンによって今は正常に起動している。他の子たちも皆無事だよ」
《そうか》
「ただ、管理局と未来からきた子達がユーリ君たちを引き渡せと言ってきている。今はプレシアとイナホ君が窓口になっているがね」
全く懲りない連中だよ管理局は。
未来から来た奴らの目的はユーリを使って故郷をもとに戻す事って言ってたっけか?
《俺は後どれぐらいで出れる?》
「そうだねぇ、あと2時間ってところかな」
《それじゃあイナホを呼んでおいてくれ》
「わかった」
俺はそう言ってまた眠りについた。
2時間後、ポットの中から出た俺をイナホが丁寧に拭いてくれた。
拭いている時、胸の傷を見て暗い顔をしていたが、これは俺の慢心が招いた結果なのでしょうがないのだ。
着替えを終えてプレシア家に戻ると、ちょうどプレシアがハラオウンと話していた。
「お願いですプレシア!あの子達を渡してください。けっして危害は加えません!!」
「貴女がそうでも他の局員がそうとは限らないじゃない!!あの子達に何かあったら戦争ものよ!!」
「わかっています!ですからアースラで話を聞くだけです!!でないと我々は上に報告ができません」
「ならお得意の隠蔽工作でもしろよ」
「「ッ!!」」
話に夢中になっていたので俺が帰ってきたことに気づいてなかったらしい。
「あらハクリュウおかえりなさい」
「ただいまプレシア」
「おっお怪我はもういいんですか?」
「おかげさまで全回復したぜ。今すぐ暴れたいぐらいにな」
俺がそう言うとハラオウンはビクビクし始めた。
「俺が寝ている間にずいぶんとまぁ好き勝手してたみたいじゃねぇか」
「いっいえ!我々は職務を全うしているだけです!!」
「物は言いようだな。お前の考えはわかってる。どうせアイツラを嘱託魔導師にして管理下に置き、いざとなったらアイツラを使って俺を制御しようとでも思ってるんだろ?違うか?」
「・・・・」
俺の言葉に何も言い返さないハラオウン。
「言い返せないよなぁ。俺が言ってることがホントのことなんだから。何でわかったかって?そんなのお前の考えを読めばわかるさ。今もどうやって俺を言いくるめるか考えてるな?」
「ッ!?」
「無駄なことはするな。お前にできるのは俺が言う通りに隠蔽工作するしかないんだよ。じゃないと管理局が消えるぜ?」
俺がそう言うとやっと観念したのかハラオウンは「わかりました」といった。
報告書はプレシアが考えてくれるので、俺はフェイト達がいるところに行った。
そこにはなんか知らないオッドアイの少女が2人いた。
「誰ぞ?」
「未来からきた姉妹に巻き込まれてこの世界に来てしまった者たちだそうです」
イナホの話によると、フローリアン姉妹が未来からこの時代に来たことによって、時空が歪んでしまい、その歪みに飲み込まれてこの時代に来てしまったらしいオッドアイズは、俺がユーリと無人世界で戦っている時にフェイトたちが保護したらしい。
そう言えばジェイルが何人か未来から来るとか言ってたなぁと思っていると、オッドアイズが俺に気づいた。
「パパッ!」
「師匠!!」
「「「「パッパパァァァァァッ!!?」」」」
おい!ちょっと待て金髪オッドアイ!パパって何だ!ぱぱって!!
俺達が驚いていると、金髪オッドアイは「あっ!!これ言っちゃ駄目だった!!」とあわてていた。
金髪オッドアイはヴィヴィオという名前らしい。
ヴィヴィオにどういうことだと聞いても「未来が変わっちゃうから言えない!」の一点張りだった。
どういうことかさっぱりわからないのでリインフォースに説明してもらう。
「彼女たちが話せないのは、未来を知ってしまうとこれから起こることに対処できてしまい、彼女たちが知っている未来にならないと言うことだ」
「対処できることはいいことじゃねぇか」
「ハクリュウの言うとおりだ」
俺とヴィータはそういった。
「確かに我々にとってはいいことだ。しかし、彼女たちにとっては危機的状況になる」
「「??」」
俺とヴィータは全くわからずに首を傾げる。
他の皆はわかったみたいで、リインフォースは俺とヴィータを見てため息を付く。
「いいか?我々が未来を知ってしまったら先ほども言った通り彼女たちが知ってる未来ではなくなってしまうのだ。そうなったら彼女たちの存在が消えてしまう恐れがあるのだ!!」
「「ええっ!!」」
俺とヴィータはやっと理解して驚いてしまった。
「だから彼女たちは未来のことを話すことができないのだ」
リインフォースの話を聞いてオッドアイズは申し訳無さそうになっていた。
「そういった事があるんならしょうがねぇ。俺は何も聞かねぇ」
「「ありがとうパパ」ございます師匠」
オッドアイズが深々と頭を下げる。
「なぁ」
「「はい?」」
「ええと名前は?」
「ヴィヴィオだよ!」
「アインハルトです」
俺のことをパパと呼んだのがヴィヴィオで、師匠と呼んだのがアインハルトね、覚えた。
「俺のことを師匠と呼ぶんだからそれなりできるんだよなぁ?」
俺は今まで動けなかったので動きたくてしょうがなかった。
「はい。六式と覇気はそれなりにできます」
「ほう、六式は何が使える?」
「剃、月歩、嵐脚、指銃です」
「私はまだ剃と月歩だけ」
アインハルトは四式でヴィヴィオは二式か。
「覇気の方はどうだ?」
「見聞色も武装色もまだまだ未熟です」
「わたしも〜」
ふむ、ならばリハビリもかねて少し鍛えてやるか?
なんて考えていたら、プレアシアとハラオウン、フローリアン姉妹がやってきた。
「少しいいかしら?」
「どうかしたか?プレシア」
「ヴィヴィオちゃんたちの今後についてよ」
プレシアの話によると、フローリアン姉妹が帰るのと同時に未来に帰らないとヴィヴィオたちは元の世界に帰れないらしいってのと、フローリアン姉妹はどうしてもユーリたちを連れていきたいらしい。
しかしユーリが行くのを拒否しているのだとか。
理由は「エグザミアがまた暴走したら止められるのはハクリュウさんしかいないからハクリュウさんと一緒にいたいです」と顔を赤らめて言っているらしい。
そうなるとディアーチェたちは「ユーリがいかないならいかない!!」と言ってるらしい。
「それでフローリアン姉妹があなたに説得をお願いしてるのよ」
「知らん!」
「そうよねぇ」
プレシアは俺の答えがわかっていたようだ。
「本人が行きたくねぇって言ってんだから俺がとやかく言う必要はない」
「そうよね!無理に行かせる必要なんてないわよね!!」
なんかプレシアテンション高くない?
俺はイナホを見るとイナホが苦笑いしながら教えてくれた。
「実はプレシアさん、レヴィのことをたいそう気に入ってしまいまして、フェイトたちと並べて三姉妹って言いながら写真を激写してまして」
なるほどね。
あの娘LOVEなプレシアの前にアリシアとフェイトにそっくりなレヴィが現れたらそうなるのは必然か。
「そこをなんとかお願いよ!!彼女たちがいないと私達の星が!!」
「そんなもん俺には関係ねぇ!!星だの何だのはそこにいる管理局の管轄だろうが」
「その管理局が見放したんです。なので彼女たちが私達の最後の希望なんです!!」
そんな事言われても俺にはどうにもできないんだよねぇ。
俺ができることなんて精々壊すことぐらいだかなぁ。
何か作ったり研究したりはプレシアとかジェイルの分野・・・ん?
ジェイルならなんとかできんじゃね?
っということでフローリアン姉妹に星がどんな状況なのかの制裁なデータをもらってジェイルに渡してどうにかならないかと聞いたら「エグザミアのデータもあるしなんとかなるよ」とかえってきた。
さすがマッドサイエンティストと呼ばれたやつだよ。