=イナホ=
私は今ご主人様をバカにしたゴミを切り刻むために運んでいます
以前の私なら考えられない行動です
以前の私はトリマ王国にあるオーナカ・ダルダール公爵家に私、イナホは奴隷メイドとして働いていました
そこでは毎日が地獄のような日々でした
公爵はデブで脂ぎってて臭いし私をねっとりとしたいやらしい目で見てきて「もう少しもう少ししたら食べ頃」なんてブツブツ呟いている変態でした
あぁ私はもう少ししたらこの気持ち悪い変態に無理矢理犯されてしまうと思うと恐怖で震えました
嫌だ!あんな奴に好きにされるならいっそのこと下を噛みちぎって死んだほうがマシ!!そう思いましたが死ぬ勇気もなくただ死んだように働いていました
そんなある日トリマ王国で戦争が起こりました
まぁ起こるとは思ってましたよ?国民を奴隷もように働かせ税収といって搾り取れるだけ搾り取り私腹を肥やすことしか考えていない貴族しかいないこの国は腐ってますからねぇ
そんな貴族のやり方に不満が爆発した国民が反乱を起こし戦争へと発展した
状況は反乱軍が有利だった。このままいけば反乱軍の勝利で戦争が終わり私も自由になれると思っていました
しかし国王が管理局に助けを求めたことにより管理局から送られてきた1人の少年に反乱軍は壊滅されたことにより王国軍が勝利を収めた
戦争に勝った王侯貴族たちは管理局から来た少年を王城に招きパーティーを開いた
貴族たちは少年と個人的な繋がりを持とうと娘を嫁にどうかと話しかけるが全く相手にされなかった
私は公爵の命令で料理を持って行った
少年は何かを感じ取り料理を近くにいた兵士に食べさせその兵士が毒で死んだのだ
この事を少年は宣戦布告と捉えこの場にいる全ての人を殺そうと立ち上がる
国王が弁解するが聞いてもらえず凄まじい威圧感が会場をみたす
兵士が死んだのを見て私は公爵とその取り巻きたちが少年の殺害を企てたのだと確信した
この料理を持っていくように私に言ったのは公爵だ
少年を殺害しようとした理由はあの強大な力が自分たちに向けられたらたまったものではない自分たちの物にならないのであればいらないと考えたのだろう
この料理を食べた少年が死んだらその罪を私に全て擦り付け殺すのであろう
私はこの場手殺される。それでもいいと思った。
あんな醜い公爵に犯されるぐらいならいっそのことこの場で首を跳ねられて死んでしまったほうがいいと。
案の定公爵は私のせいにした
私は体の力が全て抜けその場にへたり込む
あぁ、私はここで死ぬんだやっとこの地獄のような生活から解放されて大好きな家族がいる場所に逝けるんだ
そう思っていたが少年は公爵を金棒で殴り殺した後私に声をかけた
「おいメイドお前は料理できるか?」
「はっはい料理は出来ます」
私は訳がわからなかったがすぐに答えた
「他に何ができる?」
「かっ家事全般できます後魔力もあります」
「ふむ、おい国王!このメイド貰っていくぞ!」
「へ?かっかまわぬが」
「メイド今すぐ荷物まとめてこい」
「はっはい?あっあの私は「早くしろ!!」はいぃぃぃぃ!!」
とんとん拍子で話が進み私は少年と共に行くことになり少年が新しいご主人様になりました
ご主人様が私を連れてきた理由は家事が全くできないので身の回りの世話をしてほしかったからのようでした
まぁ6歳からあの気持ち悪い変態にメイドとしてこき使われたので家事はお茶の子さいさいなので期待に答えられると思います
それとこの人なら私の秘密を明かしてもいいと本能が告げたので自分は絶滅した狐人族の生き残りだと明かした
そしたらいきなり尻尾をモフられてびっくりしたが嫌ではなかった
今ではブラッシングをしてもらわないと落ち着かないほどになってしまいました
「それと戦闘訓練も受けてもらうぞ」
「戦闘訓練ですか?」
その言葉を聞いて私は不安になりました。今まで戦ったことなんてない私に戦闘なんて出来るだろうか
ご主人様の期待に答えられなければ捨てられてしまうのではないか?
そんな考えがよぎります
「そうだ、お前にも強くなってもらわないと俺が困る!俺はこれからも多くの戦場にいくだろうし何時かはこの管理局とかいう組織からも出る気でいるそん時にお前を人質にされたらめんどくせぇからな!自分の身は自分で守れるようになれ!!じゃなきゃ大事なもん全て奪われて惨めに死んでいくだけだ」
ご主人様の言葉が胸に刺さる
私は今まで奪われてばかりだった。家族も人権も自由さえも奪われて生きてきた
このままでいいの?
いやだ
また奪われるの?
もう何も失いたくない!
じゃぁどうするの?
「もう何も奪われたくない!惨めに死ぬのも嫌です!!私を強くしてください!!」
そうだ!私はもう何も失いたくない!!
それから私はご主人様の訓練を死物狂いで受けた。
狐人族は元々狩りをしていた種族なので動きは悪くないですが今まで家事しかやってこなかったので攻撃の仕方がわからず避けることしか出来ませんでした
ご主人様から色々教わりました。中でも六式と言う体術は素晴らしかった
高速移動の<剃>魔法を使わずに空中移動が出来る<月歩>指を硬化し素早く相手を突き刺す<指銃>蹴りで鎌鼬をおこし相手を斬りつける<嵐脚>
特に指銃と嵐脚は私にあっていたのかすぐに習得出来ました
嵐脚を使うとご主人様は顔を赤くして「下着が見えている!」と注意してきます
その注意に私は恥ずかしさとご主人様が私を意識してくれていることに嬉しくなってしまいます
この頃から私はご主人様に特別な感情を持ってしまったのかもしれません
ご主人様の訓練を受けてから1年がたったころ私はご主人様と初めて戦場にでました
私は初めての戦場だったので凄く不安でした。
ご主人様に大丈夫だと言ってもらいましたが不安が拭えませんでした
そんな私を見てご主人様が言ったのが
「それともお前はまた奪われるのか?」
「ッ!?」
また奪われる?
「お前は何のために俺と訓練してきた?」
「奪われないためです」
そう私はもう奪われるのはいやだ!!
「そうだ弱い奴は奪われる金も家族も自由も命だって奪われる!そうならないためにはどうすればいい?」
「強くなることです奪いに来る奴らをねじ伏せるため、奪われないために!!」
「そうだ!これから行く所に居る奴らは愚かにも俺たちから奪おうとしてる奴らだ」
私達から奪う?
「なにをですか?」
「俺からはお前の尻尾をもふる時間を、イナホからは尻尾をブラッシングしてもらえる時間だ!」
「なんっですっと!!?」
ブラッシングの時間がなくなる?
何故?
あいつらが奪うから
じゃあどうする?
奪われる前に奪えばいい
「ご主人様!早く奴らを殺りましょう!!そして早く帰ってブラッシングを!!」
ご主人様と一緒に敵がいる小屋に入る
中にいる人達は最初は警戒していたが私達を見て警戒を解きいやらしい目を私に向けてきた
私は近づいてきた男を嵐脚で首を落とし殺した
「私に触れていいのはご主人様だけだ!!」
血を吹き出しながら倒れている男に言う
仲間が死んだことで武器を構えだしたがもう遅い。
剃で近づき指銃で心臓を一突きして残りの人たちを殺していく
すべてが終わりご主人様に頭を撫でてもらいました
それから私はご主人様と一緒に色々な戦場に行き戦いに慣れていきました
そしてついに研究所を出ることになりなした
研究者たちを次々と斬り捨てていきすべて終わった後ご主人様と外に出ると当たり一面真っ白でした
白い物を掴むと冷たかった。ご主人様に聞くとこれは雪と言う物らしいです
雪に夢中になっているとご主人様がドラゴンの姿になり私に乗るように言ってきました
ご主人様に乗るなんて出来ないと断りましたが乗らないとブラッシングなしと言われたので急いで乗ります
ご主人様のブレスで研究所を跡形もなく吹き飛ばして私の転移魔法で地球に飛びました
そこでは魔道士たちが戦ってました
あれ?ここに魔法文化はないはずですが?
戦っていた銀髪さんがご主人様のお父様を知っていたらしくご主人様がお父様の死因を聞いてショックで落ち込んでしまいました
あぁ落ち込んでいるご主人様も素敵です!!
ご主人様を慰めていると気持ち悪い男が近づいて来たので斬りつけました
ご主人様と銀髪さんは戦い始めましたのでそれを見届けていたのですが先程斬りつけた男が戦いを邪魔しました
さらにご主人様を雑種と呼び侮辱しました
許せない!!!
私の命よりも大切で大好きなご主人様を侮辱したあの男を生かしてはおけない!!
私は先程ご主人様に頂いた刀で男を斬りつけた
「ご主人様、先ほどいただいたこの刀の切れ味をこのゴミで試してもよろしいですか?」
「おっおうかまわねぇよ?」
「ありがとうございます!」
さぁこのゴミを生まれてきたことを後悔させてあげましょう