【カオス】転生者集合スレ【スレ民募集】   作:あすたきさんちん

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まさか飽き性の自分がここまで続けられるとは思わなかった


10スレ目

 翌朝、HR。

「―――と言う事でクラス代表は、織斑一夏くんに決定しました」

 3人がそれぞれ1勝1敗となったクラス代表決定戦。話し合った結果、代表者は一夏となった。

 ま、俺とセシリアが辞退しただけなんだけど。

 クラス全員が一夏を称えて拍手する。しかし、一夏の顔は芳しくなかった。

「(やりたくなさそうだな…。まぁ俺が介入しなくても一夏がやる事になってたらしいからな、予定調和だろ)」

 セシリアの方に目線をやると、クラスの誰よりも熱い眼差しで一夏の事を見つめていた。

「(やっぱ惚れてんだな…あ、目が合った)」

 

──────────────────

 

〜回想〜

 

『士狼さん、今までの行為お詫び申し上げます』

『いいよ別に気にしてないし』

『私はクラス代表を辞退します、士狼さんか一夏さんのどちらかが相応しいと思いますから』

『あー俺も辞退しようと思ってたとこだ、……じゃあ一夏に任せる?』

『…そうしましょう、ここは一夏さんに…』

『顔赤くね?…さてはお前、一夏の事好きだな?』

『!?!?!?』

『おー赤くなってる赤くなってる』

『そそそそそんな事ありませんわ!!!!ただえっとあの少し興味を持っただけででででで』

『(キョドり方尋常じゃないな…うーんこのチョロイン)』

 

〜回想終了〜

 

──────────────────

 

「まぁここは一夏にね?(ニヤニヤ)任せようと思ってね?(ニヤニヤ)」

「そっ、そうですね………」

「?」

 俺がニヤニヤしながらセシリアと一夏を交互に見る度に、セシリアの顔が気恥ずかしさで赤くなっていく。一方一夏は全く分かっていないようだ。ラノベ主人公って全員鈍感なのか?

「(ベタだなぁ…この展開)」

 という思いを、心のなかにひっそりしまう俺であった。

 

──────────────────

 

 やっぱりというか、今世でも授業が退屈な事に変わりはなかった。

 一週間も受けて何を今更と思うかもしれないが、クラス代表決定戦の疲れをまだ引きずっていた俺には先生の声も子守唄に等しい。

 ぼんやりと昨日スマホで見たニュースの事なんかを考える。

『太陽系周辺に戦艦型の物体が突如現れた』とか、

『犯人の正体が一切不明の連続誘拐事件』とか。

 変なニュース最近多いなー、と思う。

 まぁそんな考えも―――

 

「授業を真剣に受けろ、馬鹿者」

 スパァンッッ!!!!

 

 出席簿の一撃で、全て吹っ飛んだけど。

 

──────────────────

 

「一夏一夏」

「ん…どうした士狼?」

 休み時間、日をまたいでもまだヒリヒリする頭を擦りながら一夏に声をかける。

「クラス代表になって嬉しいか?」

「……いや、うーん…。出来ればお前にやって欲しかったかな」

「イヤイヤ言うて俺責任感無いし、お前が適任だと思うぞ、俺は」

「…ありがとな」

「しかも専用機持ちはウチのクラスにしかいないって言うし…もろたで工藤!!」

「イヤ工藤って誰だよ」

「(あそっかこの世界にコナン無いのか…)」

 前世とのカルチャーギャップを感じていた、その時…。

 

 

 

「その情報、古いよ!」

 

 

 

 俺より先に一夏が反応する。

「鈴…!?」

「そう、中国代表候補生『凰鈴音(ファンリンイン)』。今日は宣戦布告に来たって訳!」

「え?紅美鈴(ホンメイリン)?(難聴)」

「違うわよ!!何で友達の名前知ってんのよ!!」

「ゑ!?」

 何で紅魔館の門番が友達なんですかね…*1

「後何でカッコつけてるんだ?メッチャ似合わないぞ」

「なっ、なんて事言うのアンタは!!」

 一夏の(無自覚な)追撃ィー!そりゃ年頃の子なんだからカッコつけたいよね。おじさん分かるよ

 

「…で、アンタは専用機持ってるって解釈でおk?」

「そう、その通りよ!」

「じゃあ強いって事でもおk?」

「その通り!」

「そんじゃ一夏の事が好きって解釈でおk?」

「その通り―――何言わせんのよアンタはぁ!!!!

「(ヤバいwww会話がwww楽しいwww)」

 前世で味わえなかった会話の楽しさを痛感していたその時。

 

──────────────────

 

809:名無しのサーベル暴君

貴方達に折り入ってお願いがあります

少し…こちらのスレに飛んでほしい

【URL】

 

810:熱血剣士の相棒キメラ

どうしたん急にかしこまって

 

811:今は寿司屋なマスターロゴス

敬語キャラは私だけで十分だと思いますけど

 

812:名無しのサーベル暴君

イヤ…結構真面目な話なので

 

──────────────────

 

「(真面目な…話?)」

 何だろうと首を傾げるが、何か非常事態な様だ。

「そいじゃあっしはこれにて」

「あっ、待ちなさいよ!!」

 一夏と鈴を置き去りにし、俺はソソクサと自席に戻る。

 

「(―――コレは、少し身構えた方が良いのかな?)」

*1
同姓同名の人違い




という事で次回vs?????部隊戦です
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