【カオス】転生者集合スレ【スレ民募集】   作:あすたきさんちん

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スレ要素がない…もうこんなんサギやん


13スレ目

 木片が、見当違いな方向へ弾け飛ぶ。予期せぬ乱入者に動揺したのだろう。

「………イッチ?」

 思わずそう訊く事しかできなかった。

「おっと、今の俺はイッチじゃないよ。『レイダーニキ』とでも呼んでくれ」

「誰ですか、貴方」

 背の高いシスターがレイダーニキへ詰め寄る。

「俺は豹野士狼。彼の友人だ」

 そう言いながらレイダーニキは俺を指差す。

「そうですか。申し訳ございませんが今は取り込み中なので、ご退場願います」

「…………。」

「聞こえていますか?ご退場願いますと」

「そして」

 

 

 

『Blow!』

 

 

 

「お前らの敵だ」

 

 

 

「実装」

『レイドライズ!』

 

『Crushing Buffalo!!』

"This charge attack will send you flying.(突撃されれば、宙を舞う。)"

 

「かかってこいよ、お前ら」

 

 

 

 

 

「…何なんだよ、ありゃあ」

「―――驚いたね。アレも、学園都市が作ったのかい?」

「いや…あんなの見たことねーぞ、俺は」

「なんか、どっちかって言うと悪役に見えるかも」

 建宮、ステイル、上条、インデックス。

 誰も知らない未知の何かを、4人は食い入るように見つめていた。

 

「レイダーニキ…待って下さい、俺も戦いま…!?」

 痛みで震える足で立ち上がろうとした俺を、レイダーニキが静止する。

「大丈夫、コイツは俺がやる。サーベルニキは体力を温存しててくれ」

「させる訳ないでしょう、シスター・アンジェレネ!!」

「はぁい、シスター・ルチア」

 完全に油断しきっていたところに、またあの硬貨袋が飛んでくる。

「しまっ………!!」

 俺達に飛んできた、銃弾の如き硬貨袋は──────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

「仙竜ゲンブの甲羅だ!!」

 

「防げ、チオンジェン!!」

『カキシルス!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一人の男と、怪物によって防がれていた。

 男は甲羅のような背中を使い硬貨袋を弾き

 怪物はその枯れ葉まみれの体で硬貨袋を受け止めていた。

「あっぶねー、セーフ!」

 男は背中の甲羅を戻して笑う。

「ありがとな、チオンジェン」

『カキシルス』

 怪物は側に居た青年の持つボールに吸い込まれた。

 

「…まさか、貴方達は…!?」

 確かめるように、呟いてみる。

 

 

 

「よっ、キメラニキだぜ!」

四災(シーザイ)ニキだ。初めまして、サーベルニキ」

 

 

 

 まるでヒーローのように。

 最高のタイミングで、やって来てくれた。

 

 

 

──────────────────

 

「また厄介な増援が…!!」

「お前の相手は俺だ」

「…!!」

 増援の2人を忌々しげに睨みつけるルチアの意識を向けるように、士狼が言う。

「その自信ごと、消し飛ばしてあげましょう!!」

 直後、車輪が弾け飛ぶ。その大量の木片が、士狼目掛けて飛んでいく。

 それに対して士狼は、避けもせず、臆しもせず。真っ直ぐ突っ込んでいった。

「なっ…?!」

 木片はガリガリという音を立て士狼にぶつかるも、士狼が怯む様子は全くない。

「そんなチャチな攻撃じゃ、俺は倒れねぇよ!!」

 正に猛牛の様な突撃で、士狼はルチアを吹き飛ばした。

「ぐうっ…!!」

 ルチアは何とか受け身を取り、再生した車輪で反撃しようとする。その時

 ヒュイイイイイイ!!という鳥の悲鳴の様な音が鳴った。

「退却命令ですか…」

 ルチアは怒りが収まらない様子で一瞬だけ士狼を睨みつけると、踵を返した。

「退きましょう、シスター・アンジェレネ!!」

「あっ、えっ、はい!!」

 暗闇の中へと走り去っていったルチアを追いかける様に、アンジェレネも去っていった。

 

「これで分かったろうよ。アレがローマ正教の()()()()()よ」

 様々な感情が入り混じった沈黙の中、建宮が言った。

 

 

──────────────────

 

 

「俺ら3人は特別に先来たの。他の皆はまた後で来る」

「はぁ…それもまた、何で?」

「有能ニキ曰く『保険』だとさ。サーベルニキが危険な目に会わない様にって」

「実際お前ら命の危機だったじゃねーかよ、ヒヤヒヤしたぜ」

「すみませんキメラニキ…。で、これからの予定はどんな感じなんですか?」

「いやソレはサーベルニキ次第だよ、どうする?」

「…では、今すぐ行きましょう。場所は知ってます」

「よーしそうと決まればしゅっぱーつ!」

「レイダーニキそんな遠足じゃないんだから」

「悪い、つい…」

「おい」

「…どうしました、ステイル」

「君達…奴らに喧嘩を売るつもりなのか?」

「当たり前だろこの赤ロン毛」

「キメラニキ口悪っ」

「はぁ…まぁ僕のことはどんな渾名を付けようと構わないが、少し頭を冷やせ。奴らはこの街に少なくとも250人以上はいる。そんな大勢を纏めて相手にするなんて、無謀な自殺行為だ」

「え?250人?」

「嘘だろ?」

「…どうした?数に怖気付いたのかい?」

「いや少ないなーと思って」

「「「「……は?」」」」

「何だよ唖然としちゃって」

「そういう君達は戦力が何人いるんだ?」

「8千人の部下がいる!!」

「四災ニキややこしくなるからやめて下さい、今のは嘘です」

「えーと…

1(俺)、

2(サーベルニキ)、

3(四災ニキ)、

4(キメラニキ)、

5(サーヴァントニキ)、

6(デュエリストニキ)、

7(寿司屋ニキ)、

8(悪意ネキ)、

9、10、11、12、13(名無しのニキネキ達)…。

13人だね」

「「「「……は?」」」」

 

「お前ら…ゲームみたいな考え方してるだろ」

「…君達の頭の中を覗いてみたいね、意味が分からない」

「どうしたらそんな答えに至るか全く理解できないのよな」

「みんな数を数えられないの!?250人だよ?!」

 

「うおっボロクソ言うやん」

「いや平気だって俺らなら」

「量より質って言うしね」

「はぁ…君達は根っからの馬鹿な様だね」

「馬鹿で結構!何故なら勝てる自信があるから」

「じゃあ…そろそろ行きましょう」

「うん」

「せやな」

「行こうぜ!」

「ちょっと待て、話はまだ途中―――」

「すみませんステイル、事は一刻を争うので」

「おい待てよ漿…!!」

「…行っちゃった」




後半はスレ内での会話を意識。そのためセリフだけにしてます。
申し訳程度のスレ要素(汗)
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