【カオス】転生者集合スレ【スレ民募集】   作:あすたきさんちん

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お久しぶり。

色々と難航してたよん。

だから色々変わってるよん。


開幕!スレ民総力戦!

 

 オルソラ教会と名のついた作りかけの教会。外壁こそ完成しているものの、周りには足場や梯子が残り、作りたてという雰囲気を醸し出していた。

 

 内部も一切手がつけられておらず、大理石の床や壁、そして無造作に置かれた巨大な十字架だけがそこを構成していた。

 

 その中にいるのは、シスター達。それも何百人と。何かを中心に何重にもの輪を作っている。

 

 シスター達のリーダーであるアニェーゼ=サンクティスがオルソラを厚底の靴で踏み潰した。

 

 噛み殺すようなオルソラの悲鳴が聞こえた。

 

「全く獣を騙すのは簡単ですよねぇ、ちょっと手懐けるだけで勝手に獲物を持ってきてくれるんですから!」

 

 アニェーゼは笑う。

 

 それはオルソラへの嘲笑とも取れ、同時に漿や上条達への嘲笑とも取れた。

 

「…だまされた?」

 

 オルソラがゆっくりと問う。

 

「貴方達に協力したのではなく、騙されて…?」

 

「そんな事どうだって良いでしょうが、現にこうして捕まってる訳ですし!」

 

 アニェーゼはオルソラを万力の様に、より強く踏み潰す。

 

「イヤ本当に愉快でしたよ!アッハッハッハ!!

 

『必ず天草式十字凄教からオルソラを助け出す』みたいな事言っちゃって!!馬鹿みたいでしたよ!!」

 

「―――そう、ですか。彼らは、騙されていたのですね」

 

 オルソラは、心の底から安堵した。彼らは純粋な善意で行動をしてくれた、という事に。

 

「なぁに笑ってんですか、貴女!!」

 

 オルソラの胴体が蹴り飛ばされた。サッカーボールでも蹴るかのような気軽さで。

 

 言葉にならない叫びが、辺りに響いた。

 

──────────────────

 

「―――ッ!!」

 

 俺は目の前の教会で聞こえる悲痛な叫びに、拳を思い切り握りしめる。

 

「落ち着けサーベルニキ、気持ちは痛い程分かる」

 

 怒りで我を忘れかける俺をキメラニキが諭してくれる。

 

「行きましょう、皆さん」

 

 

 

 その時。

 

 

 

 

 

 

「待たせたな、お前ら!」

 

 

 

 

 

 まさかと思い、後ろを振り返る。

 

 

 

 

 

「少し遅れてしまいましたが…」

「私達も行くわよ」

「俺も戦えるからな」

「いつでも、準備OKだ!」

 

 

 

 

 寿司屋ニキ、悪意ネキ、決闘者ニキ、サーヴァントニキ。

 

 最高のタイミングで、コテハン勢が揃った。

 

 絶望で呆然としていた、さっきとはもう違う。

 

 怒りと勇気が、今の俺の原動力だ。

 

──────────────────

 

 

 

 

「………?」

 

 バン、バン、バン。

 

 微かに、何かを叩く音が聞こえる。

 

 アニェーゼは訝しんだ。

 

 

「ダメだな…こりゃ開かねーわ、かと言ってここで全力を出すのもな…」

 

 

「(何、が―――?)」

 

 アニェーゼの中を駆け巡る、悪寒。

 

 

「……よし分かった、俺を煽れお前ら!」

 

「この状況で何言ってるんですか?」

 

「あー、不破さんのアレか…」

 

「いやワンチャン行けるから、多分」

 

 

 彼女はもう、誰が来たか分かりきっていた。負ける要素など微塵もない。その筈なのに、何故。

 

 

「はぁぁ…分かりましたよもう…」

 

「あなたはゴリラですか?」

 

「ゴリラですか?」

 

「ゴリラですよね?」

 

「はァァァァァァァ!?」

 

「何でガチギレしてるんだよw」

 

 

 彼女の悪寒の正体は、身を持って知らされる事となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!(怒りの鉄拳)

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────────────

 

 叩きつけるような轟音と衝撃が、辺り一面を襲った。

 

「結界が、壊された―――!?」

 

 あまりの出来事に呆然としていたシスターの一人が、ポツリと呟く。

 

 アニェーゼが指示を飛ばそうとしたその瞬間。

 

 勢い良く、扉が開かれた。

 

「―――!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「会いたかったですよ、アニェーゼさん…いや、アニェーゼ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 男は来た。侵略者の様に、或いは、救世主の様に。

 

 

 

 

 

「さぁ、最終決戦と洒落込もうじゃありませんか」

 

「たった一人で何を粋がっているんですか、貴方は。この人数が目に入らないんですか?」

 

「………。」

 

「無謀に哀れに向かってくるか、尻尾を巻いて大人しく引き下がるか。どちらが賢明な判断かは、馬鹿でも分かりますよねぇ?」

 

 嘲るかのようにアニェーゼが問う。漿は固く握った拳をパッと緩めて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「死ね」

 

 

 

 

 

 

 

その顔面に、拳を叩き込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

「貴、様―――何のつもりだ、コレは―――ッ!!」

 

「その様な脅しに驚くような俺ではありませんよ、ここにいる全員を敵に回すなど、俺の怒りに比べれば安いものです」

 

「―――ならこの戦力差を、見せつけてやりますよ!!」

 

 アニェーゼのその一声と共に、周りに居たシスター達が一斉に武器を構える。

 

 誰が見ても分かるその圧倒的な人数差。勝敗は明確だった。

 

 

 

 

 しかし、シスター達は知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「それはこっちのセリフだァァァァァッッ!!!!」」」」」」」

 

 

 ドアを蹴破り入ってきた者達が、それを覆す圧倒的な力があるという事を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰だ、貴様らは……!!」

 

「俺達は『欠陥住宅見破り隊』だ!!」

 

「違う、『いちご・オレ早飲みクラブ』だ!!」

 

「真面目にやって?」

 

「「スイマセンデシタ」」

 

「うーん、この緊張感の無さよ」

 

「マグマニキの事も少しは考慮して下さい」

 

「イヤ無理、俺ふざけないと死ぬ病だから」

 

「悪意、恐怖、憤怒、憎悪、絶望、闘争、殺意、h」

 

「ごめんなさいパーフェクトコンクルージョンだけは勘弁!!」

 

「有能ニキと名無しのニキネキ達は後で来る…俺達は時間稼ぎ要員だ」

 

「ま、来る前に倒しちゃったらごめんなさいね」

 

「舐めているのか、貴様達―――ッ!!」

 

「いーや、俺達は真剣だぜ?その証拠に―――」

 

『Hunt!』

『オムニフォース!』

『Ark One…!』

 

 

 

 

「実装」

「「変身」」

 

 

『レイドライズ!』

『Fighting Jackal!!』

"Deciding the fate of a battle like a Valkyrie.(バルキリーの様に、戦いの運命を決める。)"

 

『OPEN THE OMNIBUS FORCE OF THE GOD!』

『KAMEN RIDER SOLOMON!』

『FEAR IS COMING SOON!』

 

『Singurise!』

『破壊…破滅…絶望…滅亡せよ…!』

『Conclusion One…!!』

 

 

 

「始めましょう」

 戦いの火蓋は、切って落とされた。




何とか年越し前に書けた、やったぜ!!
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