クトゥルフみたいなステータスでダブルクロスみたいな世界に転生したのだがどう見ても生き残れる気がしない 作:柳瀬塔矢
ちなみに士郎視点です。疑問は後書きに書いてあるから納得できなかったらごめんなさい。
衛宮士郎の朝は早い。まぁ料理してー虎が来てーワーワーギャーギャーしてー隣で桜がウフフしてーって感じである。爆発しろ。だけども今日はちょっと、否、かなり違う。なにせ遠坂も居るのだ!まぁ虎も驚く訳で、んでもって桜はもっと驚いた。あとはセイバーもいる。セイバーは案外箸の使い方が上手い。過去に日本に来たことがあるのだろうか?
さて、聖杯戦争について聞かされた訳だが、これは粗方親父から聞かされていたのだ。では何故それを昨日知らなかったのかと言うと、『聖杯戦争』という言葉を知らなかったのだ。『マスター』や『サーヴァント』は薄っぺらいことしか教えてもらわなかったし。なので改めて教わった感じだ。
この『個性』社会において『魔術師』と言うのは地位が低い。なにせ『魔術刻印』は『個性因子』を消してしまうのだから。故に今この場で個性があるのは虎だけなのだ。俺は魔術刻印、遠坂もそうだ。桜は元々無個性だと聞いている。セイバーはそもそも存在していたのが個性社会よりも前も前、中世と言う個性と関係の無い時代の人間だ。
朝食を食べ学校に向かう。校門をくぐると何か変な感じがする。確か親父が言ってたな。何か違和感を感じたら他者による結界をまず疑うと良いって。て事は結界が貼られている?でも一体誰が?遠坂は違うと思う。この惨状は『ちゃんと聖杯戦争を知らない』人がやった事だ。
そして昼、ついに結界の魔法が発動してしまった。すぐに遠坂と合流し、今後の事を急いで話し合う。外と連絡が取れないって言ってるが、令呪を使えば呼べるとの事。なので俺は令呪を消費してセイバーを呼んだ。これであと二つ。まぁどうにかする。
そして俺達は3階に、セイバーは一階に向かうことになった。
3階には慎二がいた。慎二だけがこの結界の影響を受けてない、つまりはこの惨状は慎二がやったことになる。
「なんでこんなことした、慎二」
「違う!僕は、僕はこんなことやってない!サーヴァントが勝手にやった事なんだ!」
「関係ねぇ、テメェのサーヴァントがやった事ならテメェがやった事でもある。そのケジメはきちんと拭きやがれ!」
何やら怯えてる慎二を気絶させ、運ぶことにする。
一階に向かってる途中、外が急に光った。
あまり声は聞こえてこなかったが、その光は昨日バーサーカーを斬った光だった。その後一階で合流した俺達とどうやって気づいたのかわからないが結界を壊した言峰神父の関係者は対応を考える。被害者は救急車で運んでもらうことにしてもらって、問題は慎二だ。どうやらこの男も細かいルールまでは知らないようだ。今神父に連絡をとっている。破損した物とかの修復は出来るらしいのでそれは任せるとしよう。
「結論が出た。特にお咎め無しだ。まぁこの気絶してる間にサーヴァントを殺すなり令呪を奪うなりはしてもいいしなんならした方が良くない?」
と言われた。慎二のサーヴァントのライダーは今どこにいるか分からないらしい。遠坂は令呪を取った方が良いと言っている。
「確かに、他のサーヴァントのマスターになられたら困る。令呪を取ろうと思うのだが、やり方が分からない。遠坂は出来るのか?」
すると遠坂は「そりゃもちろん」と答え、慎二の腕から令呪が無くなっていく。
これでこの件は一件落着か。残るサーヴァントは6人か。
セイバー
アーチャー
バーサーカー
アサシン
キャスター
ランサー
さて、これからどうなってしまうのか。すると唐突に男が話し出す。
「そういやアサシンとキャスター死んだよ。バーサーカーにやられたっぽい。あとなんか8人目のサーヴァントがいるんだけど誰か心当たり無い?」
アサシンとキャスターが死んだ?あのあとの話か。バーサーカーって事はあの少女がマスターのあいつか。そして8人目?どう言う事だ?セイバーが問いかける。
「そのサーヴァント、他の人に対して『雑種』と呼んではいませんでしたか?」
「呼んでた呼んでた。何々?知り合い?」
「前回の聖杯戦争の生き残りのサーヴァントです。クラスはアーチャー。真名、宝具は共に分かりません。しかし数多くの武器を保有していました」
男は考えている。俺にはそいつがどんな奴かはわからない。遠坂も「うーん」と悩んでいるようだ。
「たくさんの武器、ねぇ・・・要はそれが弁慶みたいな刀狩りなのか違うのかって所だな。もし刀狩りでは無いなら確定したな。ギルガメッシュ、その宝具は『
なんでそんなことがわかるんだよこいつは。ギルガメッシュなんて聞いたことないぞ?すると影が刺す。
「ほう、まさか人伝の情報だけで我が真名を当てるとは。雑種、その名を聞こう」
「和堂宗助。ま、あんたを倒せる存在だよ」
和堂宗助、それが男の名前だった。俺達も初めて知った。
「ほう、我を倒す、と。面白い。やってみせよ」
和堂は昨日出した剣ともう一本、同じくらいの剣を出した。
「我も知らぬ剣か。エクスカリバーやデュランダルの派生か?そんな物で我を倒せると思っているのか」
「倒せるよ。これはあんた経由じゃない。『真に聖書の系譜たる聖剣』だ。『真なる神』が『聖剣』と認めたんだよ。テメェの武器と違ってな。さぁ、止めてみな!『クロス×クライシス』!」
ギルガメッシュも何やら槍の様な剣を構えた。
「ふっ、この乖離剣・エアを使うことになるとはな。『
二つの衝撃波は拮抗しているすると和堂の体から白い小さな龍が出てきた。その龍は『
すると『
衝撃波が消えると、今にも消えそうなギルガメッシュがいた。
「な?俺の方が強かった。まぁ小龍使うことになるとは思わなかったけど、俺には勝てねーよ」
そしてギルガメッシュが消えた。
「ま、あとは本来の聖杯戦争に集中してくれ。まぁ、俺的には誰が勝っても良いけど、変な終わり方はやめてくれよ?」
そう言って和堂は消えていった。
その後はまぁ忙しかった。残ったランサー、バーサーカーを倒し、残ったのは俺のセイバーと遠坂のアーチャーだけになった。そして最後に残ったのはセイバーだった。これにより聖杯が手に入る。と思っていたら言峰神父が邪魔をしてきた。俺は和堂と共に言峰神父を殴り、アンリ・マユを止めた。そして聖杯に触れ、願いを込めた。しかし、何も起こらなかった。
悩んでるのを見て和堂が言った。
「あ、その聖杯じゃ願いは叶わないしそれは本物の聖杯では無いよ?それに俺が『絶対のルール』を書き換えたし。これによってセイバー・・・アーサー・ペンドラゴンはこの時代に残ることになったよ。そもそもの『アーサーがサーヴァントになる事を条件にする』云々カンヌンを消したからね。強制的に『聖杯戦争に生き残った最後のサーヴァントは第二の人生をすぐさま与えられる』に変えたんだよ。だからアーサーはこの時代で生きてね。これは俺にしか変えられないことだから。じゃあねー」
そして聖杯戦争は終わりを告げ、俺はアーサーと過ごしていった。
えー、はい。ここまで読んだ貴方。どう言う感情を持ってるのかは知らないし、何も感じていないかもしれません。ここで恐らく貴方が感じているだろう疑問について答えましょう。
Q1.なんか原作と違くない?
A.そもそも育ってきた環境が違う。幼少期の出久の様な環境で学校などにいたので切嗣が色々と教えてくれたよ。だから原作の様なウジウジはなかったしセイバーが出てきた時も驚きはしなかったけど令呪を使わずにセイバーを止めれたよ。あとランサーとかにもあまり怪我を喰らって無いせいで『剣の身体』を認識できなかったよ。
Q.2結局なんで聖杯のルールが変わってたの?
A.答えは「投影魔術で『白紙の本』を投影して『聖杯のアニマ』を書き換えた」だよ。この『白紙の本』はスマホアプリ『偽りのアリス』で出てきたアイテムだよ。むっちゃ強いよ。出来る事は案外あるよ。ちなみに体育祭でこれを使う事を考えたけど、これだとギルガメッシュ呼べば終わりだからやめたよ。
A3.『白紙の本』が出来る事って何?
A.じゃあ書いてくね。
その一、『アニマ』の書き換え。この『アニマ』というのはそれを形成するモノだよ。書き換えるとそれが変わるよ。今回はこれを使ってルールを変えたよ。
その二、『ルール』の編集。これは先に存在する『ルール』を書き換えるよ。例えばやろうと思えば『絶対に誰も死なない』とかも出来るよ。まぁそれやるとかなり悲惨なことになるけどね。
その三、幻影の召喚。その場に幻影を呼べるよ。幻影には記憶とか全部引き継がれるよ。少し経てば消えるよ。
その四、空間の生成。要は呪術廻戦の領域展開だよ。まぁ絶対のルールしかないけど。
次回はちゃんと宗助視点に戻るよ。期末試験編かな?