アークエンジェル一行はインド洋にたどり着き、自分達の最終目的地「アラスカ基地」へと航路を再び開始した。
だがそんな彼らをザフトのモラシム隊長が奇襲をしかけ、カーペンタリアから増援も駆けつけ落とそうとしたが、キラとシルヴァ達の活躍により撃破に成功した。
そして、クルーゼ隊から新たにライデン副隊長を主軸としたモビルスーツ部隊「シュトゥルムアングリフ」を結成し、彼らの足跡を追っていたのであった。
それではお楽しみに下さいませ
-ザフトside-
ボズゴロフ級が水面に顔を出すと、ハッチが開けられ一人の男が顔を出し、胸ポケットにしまっていた煙草を取り出し吸っていた。
それから紺色の髪をした少年「アスラン・ザラ」も現れ、座り込んだ男の名前を呼んだ。
「ここで煙草を吸ってたんですね、ライデン隊長」
「バレたか。隊長と呼ばれるのはしっくり来ないな。」
「ハハハ。それは皆が口を揃えて決めたことですからね。あのイザークでさえも」
「確かに。思わず開いた口が塞がらなかったよ。まぁクルーゼも笑っていたな。」
「ええ。」
「潮風が気持ちいいな、アスラン。」
「そうですか?あまり慣れてなくて」
「そうか。よし休憩は終わりだ、足付きを追うぞ。」
「了解しました!」
ライデンは煙草を吸い終わると、吸い殻を専用の容器に片付けアスランを引き連れてモビルスーツ格納庫に到着し、自身の専用モビルスーツ『ジンクリムゾン』に搭乗すると、背中の大型ウイングバインダーを展開させて出撃した。
グゥルに乗ったイージス・デュエル・バスターと、ライデンから預かったサブフライトシステム「ファルコン」に乗ったブリッツがアークエンジェルに向けて飛び立っていき、合間見えることになった。
-ザフトside.....end-
アークエンジェル一行は、後方からやって来たライデン達の追撃を受け黒煙を吹き出していた。
ライデンの駆るジンクリムゾンは、ウイングバインダーで弾幕を避けつつ、大型ショットガンで攻撃し装甲にダメージを与えていく。
それに続いてバスターはライフルを連結させ、デュエルは全身の火器を一斉に発砲しエンジン部を狙ったが、アーサーの駆る「ナイトメア・ツヴァイ」のビームランチャーにより塞がれた。
しかし、ミラージュ・コロイドにより奇襲を受け、左のレールガン砲が破壊されてしまう。
キラはアスランと一騎討ちになっており、シルヴァは「フリューゲルストライカー」を装着したフィアースで、ライデンの駆るジンクリムゾンと交戦を開始するが、その時異変が起こった。
「ゴフッ.....!!!くそ、こんなときに!」
「なんだ?シルヴァの様子がおかしい。やらせてもらう!」
「シルヴァ!?体制を立て直して!」
「く、くそぉぉぉぉぉお!!!」
なんと、シルヴァはコクピット内で吐血をしてしまい、そこに目を付けたライデンは、リアスカートに装着してある武装「チェーンマイン」を取り出し、フィアースに巻き付けた瞬間、爆発を起こしシルヴァは海に落ていった。
マリアはライデンに向けて発砲し、ライデンを回収しようとしたが「試作レーザーブレード」を取り出したライデンに油断し、左腕を切り落とされてしまう。
マリアは直ぐに死を感じたとき、後方から急速に接近したキラがライデンに向けて、ビームライフルを発砲し離れさせてマリアの前に立った。
「マリアさん!今のうちにシルヴァさんを。後は僕がやります!」
「キラ君!?ごめんなさい、また後で!」
「ストライク、よもやまた来るとはな。」
「これ以上、シルヴァさん達に負担をかけさせるわけにはいかない!」
一方のアーサーはAIのインテグラに「バーサーカーシステム」の使用を承認させ、右サイドアーマーに搭載された「ハイパービームソード」を取り出し、イザークが乗っているグゥルを一刀両断し、ニコルのブリッツを蹴り飛ばし、グゥルを一突きで破壊した。
すると、インテグラがある情報をアーサーに伝えると、ヘルメットを脱ぎだしファスナーを下げ、アークエンジェルの元へと向かった。
『アーサー、私達の所に向かってきている艦隊が来ます』
「こんなときにか、どこの所属だ?」
『これは.....。オーブ艦隊です!一体なぜ彼らが』
「何だと!急いでアークエンジェルに戻る。下手すればこちらが撃たれることになる!」
アーサーの言う通り、彼らは戦っているうちにオーブの領海に近づいており、本国から防衛艦隊が迫っていた。
無論、ライデンもコクピットのモニターにオーブ艦隊が来ていることを確認すると、攻撃を中止し距離をとった。
しかし事態は急速に動きはじめたのである。オーブ側から通信が入ると、ブリッジにたどり着いたカガリが対応し、あることを言い放った。
「私はウズミ・ナラ・アスハの子、カガリ・ユラ・アスハだ!」
「な、何だと!?」
「只者ではないと思っていたが、まさかあの小娘が.....?」
(カガリ、とうとう言ってしまったか.....)
両軍とも驚愕し、マリアに助けられたシルヴァはモビルスーツ格納庫にて、そう心の中で呟くとアークエンジェルに衝撃が走った。
それはディアッカの駆るバスターが、アークエンジェルに再び攻撃を再開させたのであった。
「ご心配なくってね!領海には入れさせないさ!」
「ディアッカ、オーブ艦隊に当たれば洒落にならん!回り込んでアスランと共にエンジンを落とせ!」
「ま、回り込むったて隊長!」
「ディアッカ、よそ見するな!」
「何!?」
「これ以上、アークエンジェルをやらせるわけにはいかん!」
アーサーがビームランチャーでグゥルを破壊し、ムウがアグニを発砲するがディアッカはギリギリで避けていき、ライフルを連結させてエンジン部を破壊した。
アークエンジェルは推力が低下し、オーブ領海「オノゴロ島」に着水すると、オーブ防衛艦隊は自衛権を行使しミサイルを放っていった。
「これ以上戦闘は継続できん。アスラン、ここは引くぞ。体制を立て直す!」
「了解しました、隊長!」
ライデンはレバーを強く握りしめ、アスランをつれて撤退していった。
アークエンジェル一行はオーブ艦隊に囲まれ、指示に従いモルゲンレーテ社の戦艦ドックに収容を始めた。
アーサーはコクピットから顔を出し、シルヴァらと合流するとパイロットスーツを脱ぎ、軍服に着替えて自室にて今起こったことをインテグラを介してアズラエルに報告と、ルアルとフィアースの戦闘データを送っていった。
そして、マリュー達はオーブの首相「ウズミ・ナラ・アスハ」との会合を果たすのである。
一方のライデン達は、オーブから送られた文書に載ってた内容に不満を爆発させていた。無論、アスランとニコルは冷静に聞いていた。
「こんな発表を素直に信じろと言うんですか!」
「足付きはオーブから直ぐに離脱したって本気でいってるんですかね?僕ら舐められてませんか?ねぇ隊長」
「フハハハハ!ディアッカの言う通りだ。確かに俺たちの事を舐めているな、オーブは。」
「だったらこのまま突撃すればいいではありませんか!」
「落ち着けイザーク、隊長に言ってもオーブの正式回答なら俺達はここで何も出来ないんだ。」
「何を!」
「落ち着けイザーク。引き続きカーペンタリアから圧力をかけてもらうさ。だが、それでも変わらないのであれば俺達はオーブに潜入する。あそこには工作員がいるからな、すぐに入れるさ。」
「なるほど、流石ライデン隊長。それまで俺達は待機しますよ。それに潜入する事が出来たら、ストライクとフィアースのパイロットを拝めれるかもしれないしな」
「ああ、そうだな。イザーク」
イザークはそう言うと、ディアッカを引き連れて作戦室から退室し、ニコルは自室へ向かい、残されたアスランとイザークは互いに溜め息をつき、苦笑いをこぼしていた。
それからオーブでウズミ首相と会合を果たしたマリュー達は、オーブで船を直す代わりに、「ストライク・フィアース」の戦闘データと、そのパイロットである「キラ・シルヴァ」の二人に技術協力わ言い渡された。
だが、ここで拒否をすればアークエンジェルはボロボロのままアラスカへと向かうのは愚の骨頂。マリューは悩んだ末に承諾し二人をモルゲンレーテ社の格納庫へと向かわせていった。案内役の車にはアーサーが乗り込んでおり、彼もまた秘密裏に交渉を持ちかけれたのである
そんな三人をある人物が待ち受けていたのは、二人は知ることはない。
そして、同時刻オノゴロ島の崖からダイバー姿のライデン達が工作員と合流し、擬装用のパスポートとモルゲンレーテ社の社員証を受け取った。
「シュトゥルムアングリフ隊のライデンだ」
「ようこそ、平和の国へ」
-to be continued-
いかがしょうか?
なんとかオーブ編に入れたことに安堵しております!
そして、1月26日は「機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM」の上映日、私事ガトーは上映日に見に行ってきましたが、もう凄すぎて感動して涙が出ました。( ;∀;
ガンダムを好きになって良かったと、こころから思っております。是非とも皆さんもSEEDやSEEDDestiny、ガンダム好きの方はぜひ見てみてください!
これからも小説は続けて参りますので、最後まで暖かい目と、評価・感想書いてくださるだけでも、読んでくださるだけでもはげみになりますので、応援よろしくお願いいたします!
それではまたチャ━(★´∀`)ノ━ォ!!!