機動戦士ガンダムSEEDクロニクル   作:ガトー

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前回のあらすじ.....。
オーブにて、技術協力をしているキラとシルヴァは順調にM1アストレイのOS開発を進めることができ、喜んでいた。
そして、トールたちも家族との面会も果たし、キラもシルヴァの説得によりヤマト夫妻と面会が成功した。
そしてライデンたちも潜入するもなかなか足取りがつかめず苦戦を強いられたが、粘り強く網を張り続けた。
それではお楽しみにくださいませ


第三十話 さだめの楔

-オーブside-

 

あれからオノゴロ島にて、アークエンジェルは修復を完了しオーブから出港の準備を整えていた。

アークエンジェルのブリッジでは、近々ザフトが大規模降下作戦を開始するという情報を入手しており、ナタルとマリューはキサカと共に話し合っていた。

そして、船内のある一部屋ではアーサーはアズラエルから得た情報を読み取っていた。それから部屋の片付けを早急に片付け、アークエンジェルから降りる準備を整えた。

 

(シルヴァ、俺はここまでだが皆の武運を祈っている。だから、死ぬんじゃないぞ.....。)

 

それから二日後、アークエンジェルは完全に修理を果たし出港の準備を進めていた。

そして、アークエンジェルの外ではアーサー・グレイを迎えに来たアーカード少尉が退屈そうに待っていた。そしてアーサーはラミアス艦長らと握手を交わし、敬礼をした。

 

「少しの間ではありましたが、ラミアス艦長と皆と共に戦えた事を誇りに思います。」

 

「こちらこそです大尉。貴方がシルヴァ君を助けなければ、私たちもここまで辿り着けませんでした。ありがとうございました。」

 

「いえ。ではまた何処かの戦場で」

 

「シルヴァ!」

 

「なんだ、アーサー?」

 

「ありがとうな。お前にもう一度あえて良かった。」

 

「俺もだよ。また会おう戦友」

 

シルヴァとアーサーはそう言うと、互いにハグを交わしアーサーはアーカードにつれられて、自分の元の所属である連合軍「ブルーコスモス」へ、ナイトメアと共に戻っていった。

 

それから、アーサーを見送った後シルヴァはモルゲンレーテ本社に立ち寄り、アレスを探していた。

なかなか見つからないため、「アストレイ三人娘」に尋ねるとモビルスーツ工房にいることを耳にし、そこを目指していった。

現地に辿り着くと、ちょうどエリカさんがシルヴァを見かけて「見せたいもの」があると言われ付いていくと、シルヴァが目にしたのは「暁色」のモビルスーツと、「白銀」のモビルスーツが並べれているのを目撃し驚愕していた。

すると、暁色のモビルスーツのコクピットからパイロットが降りて、ヘルメットを脱ぐとアレスだとシルヴァは理解した。

 

「やぁ、シルヴァ。どうしたんだここまできて?」

 

「い、いや。俺はアレスに用があって来たんだが、このモビルスーツは一体.....」

 

「エリカさん、教えてもよろしいですか?」

 

「勿論ですよ。」

 

「シルヴァは、これは『アストレイアルバフレーム』と呼んでな。私専用のモビルスーツなんだ。」

 

「何だって!?」

 

「驚くのも無理もないさ。君たちが技術協力してくれたお陰で、我々のモビルスーツも強くなった。勿論、私のモビルスーツも自分でOSを調整し、君との演習も組み込んでかなり良くなったよ。」

 

「そ、そうなのか。やはりすごいなオーブの技術力は」

 

「そうだろう?」

 

シルヴァとアレスは二人して高笑いをし、エリカは二人の様子を見て微笑んだ。

それからシルヴァは、軍服に着替え終わったアレスにある頼みごとをした。その内容は彼にとって損得になるかはわからない頼み事であったが、アレスは快く承諾し握手を交わしたのであった。

 

-オーブside.....end-

 

 

 

 

-ザフトside-

ボズゴロフ級の甲板にて。

ライデンは相変わらず、胸ポケットから取り出した煙草に火をつけ、海を眺めながら一服をしていた。

ただ、ぼんやりと眺めて吸っているとハッチからニコルとアスランが現れて、ライデンの傍へとかけよった。

 

「また1人で吸ってたんですか、隊長?」

 

「あ、ゴミは自分で持ち帰ってくださいね!。海がよごれますので」

 

「分かってるさニコル。まぁお前達もゆっくりすればいいさ」

 

「でも隊長。イザークはそわそわしてましたよ?」

 

「ん?アイツは犬なのか。気持ちは分からなくもないが」

 

「隊長.....。それ、本人には言わないでくださいよ?」

 

「勿論さ」

 

ライデンの冗談を聞いた二人は、「クスッ」と笑いライデンは二人の反応をみて微笑んだ。それから煙草を吸い終わり、缶タイプの吸い殻にいれて三人は潮風を堪能していた。アスランはイジースのメンテナンスをするといい戻っていった。すると、ライデンはあることをニコルに聞いた。

 

「そういえばニコル。」

 

「なんですか隊長?」

 

「君はどうして軍に志願したんだ?」

 

「え?」

 

「ああ、すまない。無理して答えなくていいさ」

 

「私も皆と戦わなくちゃいけないなって思ったんです。あのユニウスセブンの事件を受けて」

 

「ライデンさんは?」

 

「俺のきっかけとしてはこんな戦争を早く終わらせるためにかな。」

 

「ライデンさんらしいですね」

 

「そうか。ありがとうな」

 

ライデンはこれから先が起こることを目に浮かばせ、絶対にニコルを死なせるわけには行かない事を胸に刻み、ニコルを連れて船内へと戻っていった。

ライデン達とシルヴァ達の激突はそろそろ近い.....

 

-ザフトside.....end-

 

 

 

 

一方オーブでは、アークエンジェルの準備が完璧に整いドックに警告音と共に注水が行われた。

モビルスーツ格納庫では、新たにトールがスカイグラスパー二号機のパイロットとして志願していた。勿論、初めての実践になるので不安があるわけではない。

だが、それをカバーするようにコマンドグラスパーのパイロットである「フレイ・アレスター」と、ルアルのパイロット「マリア・ピースクラフト」がカバーに入るのである。

 

「大丈夫ですってば!。シュミレーションだってもうバッチリ。やれますよ!」

 

「まぁこいつが出れば、ストライクのサポートに入れるしな。コマンドグラスパーはシルヴァのサポートに回れれば、なんとかたすかるでしょうけど」

 

「でもトール.....」

 

「ストライクの支援と上空監視だけだよ」

 

「トール、それはバジルール中尉の命令かい?」

 

「シルヴァさん。俺志願したんですよ。サポート出来るように頑張らないと!」

 

「そうか。無理だけはしないようにな」

 

「ムウさん。トールを頼みます」

 

「おう、任せなさいって!」

 

キラはトールが自分と同じ前線に出てくることに、不安を隠せれなかったが、シルヴァは彼の意見を尊重する代わりに、ムウさんと一緒に行動するようにと提案した。

それからシルヴァ達はパイロットスーツから軍服に着替えると、キラはシルヴァの右手首にあるものが「キラリ」と光るものに気づくと、シルヴァに質問をした。

 

「あのシルヴァさん」

 

「どした、キラ?」

 

「右手首についてるそれはなんですか?」

 

「ああこれか?実はマリアにプレゼントを貰ってね。『ハウメアのブレスレット』らしい」

 

「いいじゃねぇか!シルヴァ!」

 

「ム、ムウさん。苦しいですよ」

 

「だってよ。お前さんとマリアちゃん、アークエンジェルの中じゃかなりお似合いなんだぜ?そりゃお互いプレゼントしてりゃ、相思相愛だろ!」

 

「ええ!そうなんですかシルヴァさん!!」

 

「ま、まぁな。プロポーズもしたし」

 

「え.....!?」

 

「シ、シルヴァさん。い、今なんて!?」

 

「こ、このやろう!おめでとう、畜生!!」

 

シルヴァの爆弾発言を聞いた三人は、喜怒哀楽を爆発させシルヴァを祝福した。片方のマリアはそんなことが起きていることは知るよしもない。

そしてオーブ艦隊が先に出港し、アークエンジェルがオノゴロ島の秘密ドックから出ようとした時、ウズミ・ナラ・アスハがドック内に顔を出していた。すると予想外の人物を上部デッキに出してほしいと、アークエンジェルに通達をした。

 

「ドック内にアスハ前代表がお見えです。ファウスト中尉を上部デッキへだしてほしいと言われてますが.....」

 

「え?シルヴァ君を?」

 

マリューは驚きつつも、艦内放送でシルヴァを上部デッキへ出るようにとアナウンスした。当本人にはとても不思議な顔をして上部デッキに顔をだし、ドック内を見るとそこにヤマト夫妻とキサカ、アレス・レイのコンビ、そしてエリカさんとアスハ前代表が揃っていた。

 

「皆。見送りに来てくれたんだな。にしてもウズミ様はキラじゃなくて『俺』を呼んだんだろう.....。」

 

「シルヴァー!!!」

 

「ん?この声はカガリなのか!?」

 

「シルヴァ.....。いやシルヴァさんがもう行くからって、別れの言葉を言ってなくて.....」

 

「それで走ってきたんだな?。このおてんば娘め」

 

「な、何をー!。」

 

「フハハハ!俺もそろそろ行かないとな。元気でなカガリ。君がいてくれたお陰で、俺達はオーブに入れたわけだし、色々と助かった。本当にありがとう」

 

「ッ!シルヴァさん!」

 

シルヴァは、カガリに対し笑顔で感謝を伝え戻ろうとした時、急に呼ばれて振り向くとカガリがシルヴァの胸に飛び込み、抱擁を交わした。

ドックにいたアスハ前代表とヤマト夫妻は、お互いに顔を合わせ驚愕していた。

 

「シルヴァ。死ぬなよ.....」

 

「大丈夫さ。俺にはキラとマリア、皆がいるからな」

 

シルヴァはそう言いながらカガリの頭を撫でて、アークエンジェルの船内へと戻っていった。

それからカガリもアークエンジェルから降りて、秘密ドックから彼らを見届けていった。

 

(彼らにハウメアの加護があらんことを.....)

 

カガリは心の中でそう思いながら、彼らの身を案じた。

 

 

 

 

そしてオーブに領海外にいるライデン達の船に知らせが届いていた。それはオーブがスケジュールにはない行動をしていた連絡であった。

 

「演習なのか?艦長」

 

「スケジュールには記載されておりませんが、北東へ向かっております。艦の特定はまだか!」

 

「よし、先に戦闘準備に入る。特定を急いでくれ。」

 

「了解しました」

 

ライデンは艦長にそう伝えると、直ぐにアスラン達をパイロットスーツに着替えさせ、各々のモビルスーツのコクピットで待機するように命じた。

 

(とうとう動いたか足付きめ。シルヴァは必ず出てくるとおもうが.....。)

 

ライデンは一人、コクピットの中で腕組をしながら報告を待っていた。

 

 

 

一方のアークエンジェルはオーブの領海線に近づきつつあった。

 

「間も無く領海線です。」

 

「周辺に敵影無し」

 

「警戒は現に。艦隊離脱後、離水。最大戦速」

 

「艦隊旗艦より入電。『ワレ、コレヨリ帰投セリ。貴艦ノ健闘ヲイノル』」

 

「『エスコートを感謝する』と返信を」

 

モビルスーツ格納庫では、パイロットスーツに着替えたキラとシルヴァがやって来て、マードック曹長は不思議に思い、彼らに聞くことにした。

 

「どうした?二人とも。まだなんも命令出てないぞ?」

 

「領海を抜ければザフトが攻めてきます」

 

「あん?そりゃどういうこったよ。」

 

「まぁまぁ、マードックさん。ここはキラの言う通りにしときませんか?俺はキラの言ってること信じてるからさ」

 

「そ、それはそうだがよ。まぁお前さんにいわれちゃあな」

 

「ありがとうございます。」

 

「そういやフィアースのシステムだが」

 

「ええ。アレは生体ユニットがあってこそのシステムでしたから外してオーブにあります。かといってもオーブでも不用なものですがね」

 

「そうか。まぁ後はどうなることやら」

 

マードックさんを穏便に説得したシルヴァは、キラがストライクのコクピットに入ったことを確認し、自身もフィアースのコクピットに入り、システムのチェックを行い待機した。

そしてオーブ艦隊が離脱したことを確認すると、アークエンジェルはエンジンを全速力にし、オーブ領海外に再び飛び立った。

 

「敵艦隊より離脱艦あり。艦特定.....足付きです!」

 

「何!?」

 

「ヒュー♪」

 

「当たりましたね、隊長!」

 

「(キラ.....)」

 

「出撃する。今日こそ足付きを落とすぞ!」

 

ライデンはアスラン達を激励すると同時に、モビルスーツハッチが開けられ、リニアカタパルトが展開していき、ジン・クリムゾン・イージス・バスター・ブリッツ・デュエルが出撃した。

ジン・クリムゾン以外の四機はサブフライトシステムの「グゥル」に足をつけ、ライデンを先頭に待ち構えた。

そして、アークエンジェルのデッキにもレーダーに反応があり、直ぐに反応した。

 

「レーダーに反応!数四....いや五!」

 

「「「ッ!?」」」

 

「機種特定。イージス・バスター・ブリッツ・デュエル、そしてジン・クリムゾンです!」

 

「潜んでいた!?。網を張られていたのか!」

 

「対艦・対モビルスーツ戦闘用意。逃げ切れればいい!厳しいとは思うが各員健闘を!」

 

「ECM最大強度、スモークディスチャージャー投射!両弦煙幕放出!」

 

「コンジット接続、補助パワーオンライン。スタンバイ完了!」

 

キラはアークエンジェルの右カタパルトからコネクタが出てくると、それを超高インパルス砲「アグニ」本体に取り付け、構えて待機した。左カタパルトにはシルヴァがフィアースを待機させて、合図が出れば直ぐに出撃をするように待機した。

そして、アークエンジェルからスモークディスチャージャーが展開されると、たちまち煙幕が広がり直ぐにアークエンジェルは姿を隠した。

 

「そう緊張するな。上空からストライクの支援をすればいい」

 

「は、はい!」

 

「何かあったらフラガ少佐が守ってくれるさ。」

 

「よく言うぜ、シルヴァ。」

 

「一先ず先に行く!フィアース、シルヴァ・ファウスト出る!」

 

「そんじゃ、俺も行きますかな。墜ちるなよ!」

 

シルヴァが先に出撃し、その後にムウさんの乗るエールスカイグラスパーが出撃していった。

 

「進路クリア。スカイグラスパー・ケールニヒ機発進どうぞ!気をつけてね.....」

 

「ぐぁっ!?」

 

スカイグラスパー二号機も出撃し、計三機の出撃を完了さる。

煙幕に包まれたアークエンジェルを見たディアッカとイザークは、その戦法に驚きを隠せず同様をしていた。

 

「煙幕!?」

 

「チッ!姑息な真似を!」

 

そうやって動揺し動きを止めていると、煙幕からフィアース・スカイグラスパー二機が現れて、さらに動揺をすることになる。

 

「三機だと!?おまけにフィアースが出てくるだと!?」

 

「ボーッとするな、イザーク!。奴は俺が相手をする。二人はあの戦闘機を落とせ」

 

「了解!」

 

「やってやるぜ!」

 

フィアースが現れた事を確認したライデンはブースターを最大稼働させて、フィアースにミサイルを放つが、フィアースのそうびの一つである「PSマント」により全て受けきられてしまう。

イザークとディアッカはビームライフルを発砲するが、ムウさんとトールは見事回避する。

 

「よし!上出来だ!ストライクの支援を任せるぞ!」

 

「はい!こちら、スカイグラスパー・ケーニヒ。ストライク聞こえるか!敵の座標と射撃データを送る!」

 

「トール.....。了解!」

 

キラはトールから送られたデータを元に、煙幕の中からアグニを数発撃ち始めた。

ディアッカとイザークはなんとか回避するが、突如と上空に上がったストライクの攻撃に対処するものの、グゥルをアグニの攻撃により被弾し、ディアッカは蹴り落とされ、イザークも地上に降りることになってしまった。

 

アスランとニコルはストライクに向けて発砲するが、煙幕の中からゴットフリートが放たれてしまい、距離を取られてしまう。

一方、アークエンジェルに近づけまいとし奮闘をするシルヴァとそれにも屈しないライデンがぶつかり合っていた。

 

「アークエンジェルには近づけさせはしない!」

 

「シルヴァ.....。悪いが今回ばかりは押しとおらせて貰うぞ!」

 

「させるか!」

 

ライデンはショットガンで攻撃をしつつも、シルヴァは小回りのきくフリューゲルストライカーでうまく回避し、背中に搭載されているビームサーベルを引き抜き、そのショットガンを切り裂いた。

そして、アークエンジェル甲板に降りたキラは、ムウさんからエールストライカーを空中で換装することに成功し、ニコルとアスランの元へとブースターを最大稼働させて近づいていく。

 

「ア、アイツ空中で換装を!?」

 

「くっ、キラ!」

 

ディアッカとイザークは小島に不時着し、地上からアスラン達の援護を開始した。だがアークエンジェルから出撃したコマンドグラスパーとルアルに乗ったマリアにより、妨害されることになる。

それからキラはニコルと対峙し、右腕を切り落としてキックをお見舞いし、ニコルは体制を整えぬまま海に落ちていった。

 

「きゃあああああ!」

 

「ニコル!?くそ!」

 

「アスラン撤退だ.....!」

 

「な、た、隊長!?」

 

アスランはライデンから突然の発言により、動きを止めてしまう。そこに目を付けたキラはすぐさまビームライフルでグゥルを撃ち抜いた。それからアスランは変形して「スキュラ」を放つも、当たることなく真下の小島にイージスを降ろした。

ライデンはニコルが海に落ち、アスランも戦闘継続が難しい事を悟ると、すぐにアスランの元へとブースターを最大稼働させていくが、フィアースのビームサーベルにより、左腕を切り落とされてしまう。

 

「クッ!」

 

「これ以上の戦闘は無意味だ、ライデン!」

 

「まだだ!俺には役割がある!。ここで彼らを死なせる訳にはいかない!」

 

「な、何!」

 

ライデンの鬼気迫る発言に、シルヴァはビームサーベルを戻しキラの元へと近づいていった。

 

「やめろアスラン!これ以上戦いたくない!」

 

「何を今さら!討てばいいだろ!お前もそういったはずだ!」

 

アスランとキラは互いに激突し、何度かつばぜり合いが起きるが、ストライクのパンチにより、イージスは倒れエネルギー切れを起こし、機体は灰色に染まった。

そしてフェイズシフトダウンしたイージスと、ソードストライカーに換装したストライクが対峙する中、ライデンはアスランの前に立った。

 

「隊長!どいてください、こいつは俺が!」

 

「状況をよく見ろ、アスラン!お前の機体はエネルギーが無い。イザークとディアッカを連れて撤退しろ。ニコルはなんとしても連れて帰る」

 

「くっ、了解!」

 

「もってくれよ、クリムゾン.....」

 

「そんな機体で!」

 

「キラ!深追いはするんじゃない!」

 

「シ、シルヴァさん?」

 

ライデンはアスランを撤退させるように諭し、ショットガンをキラに構える。キラはソードを構えようとしたが、シルヴァが傍に降りてソードを納め、アークエンジェルへと戻ろうとしたその時だった。

 

「ライデンさん下がってください!コイツは私が!」

 

「よせ、ニコル!」

 

「な、ブリッツか!?」

 

なんとランサーダートを片手にもったニコルが、ミラージュコロイドで接近していたのである。

キラの前にはシルヴァがいた為、一歩前に足を踏み出し、両腕を「ブランドマーカー」に変形させてブリッツの左腕を破壊し、頭部を殴り飛ばした。

 

「ニ、ニコル!」

 

「よ、よくもニコルを!」

 

「すまない、ライデン.....!」

 

その様子を見たライデンは、激昂しシルヴァに向けてショットガンを放とうとしたが、先にシルヴァが動きビームサーベルを二刀流にさせて、ライデンのジン・クリムゾンをバラバラに切り裂き爆散した。

 

「..........」

 

「あ、ああ.....」

 

「た、隊長.....。ニコルーーーーー!!!!!」

 

アスランは二人の最期を目撃し、悲痛叫びを上げた。

シルヴァはコクピットの中で、震える両手を握りしめて、ただ黙っていることしか出来なかった.....。

 




いかがでしょうか?
かなり強引な展開になってしまったようですが、どうでしょうか?(・・;)
自分としては案が纏まってかけれたので、少しは満足はできておりますが、あとは読み手の皆さんがどう思うか、心配ではあります。
さて!そろそろオーブ編も終わるので、ゆっくりではありますが、暖かいめでお守りください。
いつもお気にいり、しおりも増えてきて驚いてはおりますが、満足せずこれからも精進してまいりますので、よろしくお願いいたします!
メッセージも受け賜っておりますので、感想もお任せします!
それではまたチャ━(★´∀`)ノ━ォ!!!
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