オーブ解放作戦から数日、マスドライバーを確保するべく連合艦隊は新たにザフト軍の基地にもなっているヴィクトリア基地に向けて進攻を開始していた。
そして補給を受けると同時に、ホワイトファング隊に新たなメンバーも到着するのであった。
そしてヴィクトリア基地に集う彼らの他にも、エースパイロット達は気を引き締めて戦闘に望むのであった。
それではお楽しみに下さいませ!
No.1 ブラックハスター
ランサーの強化形体であるが、後に「ナイトメア」の強化プランの一つティアマトのパーツとして流用されることになる。
ランサーの周りを漆黒の追加アーマーが施されると同時にスラスターも増設され、圧倒的な瞬発力と機動力を発揮することになる。
頭部にも追加装甲とセンサーが追加されており、ランサー専用のシステム「オーバードライブ」と連動し、追加されたセンサーからモノアイがあらわになり、機体各所にある追加装甲とスラスターも赤く輝き出す。
しかし、パイロットであるナチュラルの「アーカード・ワイズマン」は一回使ったきりで、それ以外の戦闘では二度と使用することはなかった。
ブラックハスターのメイン武装は両腕部に装備した大型アサルトライフルと、追加装甲にあるマイクロミサイルランチャーである。
大型アサルトライフルはそれぞれ「実弾」と「ビーム弾」の二種に分けられておりフェイズシフト搭載のモビルスーツにもたいさくしている。
それからこの大型アサルトライフルは銃身が折り畳まれ、そこから大型ビームサーベルとして使用することも可能である。
他にもランサーからの武器である「ロンギヌス」と「ビーム発生基」も使える。
尚本機はオーブ解放作戦の後、ワンオフ機体のランサー/ブラックハスターは補給パーツもなく解体されることになった。
機体のモチーフはARMORED COREに登場するラスボス機体「N-WGⅨ/v」
ブラックハスターの由来は「黒い槍」
No.2 ティアマト
フィアース計画の三番機ナイトメアの強化形体。
本機はブラックハスターと、フィアース・ルアルの戦闘データを用いて作られており、無人サポートユニット「エルキドゥ」と呼ばれ、それからエルキドゥとナイトメアが合体した姿がティアマトになる。
合体した姿はもはや人形とはかけ離れており、異形の姿となり連合軍の中では「怪鳥」とまでよばれるようになった。
その他には「強襲モード」というものが搭載されており、簡易的な変形で両手足を格納し、背中にあるテールスタビライザーを伸ばすとそれはさながら鳥のようなシルエットになる。
この形体では両肩についている「大型ビームキャノン」と「マイクロミサイルランチャー」、「アルミューレ・リュミエールランサー」が主な武装になる。
無人サポートユニット「エルキドゥ」を製作時には、ユーラシア連邦の技術がふんだんに使われているため、あのハイペリオンガンダムと同様に「アルミューレ・リュミエール」が搭載されている。
その他にも両腕部に搭載された「複合兵装ユニット」は、ビームサーベルとして使用することも可能で、同時にビームバルカンとしても使用可能である。
それから、「アルミューレ・リュミエール」はティアマトとなった際に使用できるものの、制限時間5分と短いがナイトメアの「バーサーカーシステム」が同時に発動されると、少しだけ延長し合計で10分もの展開も可能である。
ティアマトの主な武装は.....
通常モードは「複合兵装ユニット」・「大型ビームキャノン」・「マイクロミサイルランチャー」・「アルミューレ・リュミエール」・「ザスタバ・スティグバト」・「ビームバルカン」
強襲モードは「大型ビームキャノン」・「マイクロミサイルランチャー」・「アルミューレ・リュミエールランサー」
ナイトメアのモチーフとしては.....
機動戦士ガンダム閃光のハサウェイに登場した「フィックスドフライトユニット」・「ペーネロペー」
ティアマトの名前の由来はメソポタミア文明の母神「ティアマト」から引用している。
No.3 マルドゥーク
ザフト軍が開発したZGMF-Xシリーズ幻の7番目の機体である。
本機は本来の使用用途としては来るべき決戦にむけて、プラント本国防衛の要として開発されたモビルスーツで、フリーダム強奪事件と同時にロールアウトされ、その機体のパーツには「プロヴィデンス」・「フリーダム」・「ジャスティス」の三機体がつかわれている。
しかし現実にはもう一機の「プロヴィデンス」なのだが、シーゲルクラインの特命により、プロヴィデンスと被らないように頭部には大型センサーとゴーグルが追加された。
それから本機は左腕に複合防盾システムが装備され、両サイドアーマーには大出力ビームサーベル「ビームドラッヘサーベル」が二本装備されており、フリーダムとジャスティスと同様に「アンビテクストラス・ハルバードモード」に出来るが、パイロットのシルヴァはそれを好んではいない。
そして本機の最大の特徴は背部に搭載された独立起動ユニット「エア」である。
これはジャスティスの「ファトム00」をモチーフにしたものでファトム00と同様にサポート機としての機能もあるが、武装面が大きく異なる点がある。
それは、翼のように展開されている六連の「バラエーナプラズマ収束ビーム砲」が装備されている他、小型のコンテナからは「プラウドディフェンダー」が八基搭載され、圧倒的な攻撃力と防御力に優れておりまさにプラントの守護神にふさわしいものとなっている。
最後にマルドゥークはとある武装があるのだが、シルヴァは使っていない。
余談ではあるが、マルドゥークを目にしたフィア・ローズマリーはフィアースと同様に、左腕だけを換装できるようにしたがっているのをシルヴァはなんとか押さえているのだとか.....
マルドゥークの主な武装は.....
「複合防盾システム」・「ビームドラッヘサーベル×2」・「ルプスビームライフル」・「六連バラエーナプラズマ収束ビーム砲×6」・「プラウドディフェンダー」・「MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲×2」
マルドゥークの名前の由来は、メソポタミア文明の英雄神マルドゥクの名前を引用したものである。
オーブ解放作戦の後、アーサー達は戦力をまとめて撤退を図っていた。
戦いに疲弊した彼らは一刻も早く体を休めるために休憩もとりつつ、次の目的地「ヴィクトリア基地」に備えてモビルスーツの整備と補給を進めた。
ホワイトファング隊の旗艦「タナトス」に補給戦が到着すると、補充パイロットが続々と乗り出していると、その内のふたりのパイロットはタナトスの艦長室へと向かっていた。
一人は髪は黒色の短髪で筋肉質な体つきをしており、慎重はおよそ180センチもあり肌は褐色の好青年。名前は「ジョシュア・レオンハート」。
そのジョシュアの傍らにいるもう一人の男は、メガネをかけており細身でありながらも筋肉はついており、身長もジョシュアと同じの好青年で、金髪のウルフカットで碧眼の好青年。名前は「マクシミリアン・ベルリオーズ」。
この二人はお互い小さい頃からの親友同士であり、コーディネーターとナチュラルでありながらも、お互いの出来ることをともに切磋琢磨した仲でもあり今でもライバル同士である。
さて二人は艦長室に到着すると、タナトスの艦長であるアンジェラのディスク前に立ち敬礼をして自己紹介を始めた。
「第8艦隊より派遣されましたマクシミリアン・ベルリオーズ少尉です」
「同じくジョシュア・レオンハート少尉であります!」
「よく来たわね二人とも、初めまして。私はタナトスの艦長アンジェラ・ヒースローよ。早速だけれど、貴方達は本日よりホワイトファング隊の指揮下に入ってもらいます。隊長のアイザック・ヒューストン少佐に挨拶もしてね。」
「はっ。了解しました」
「了解です!」
「積もる話はあるだろうけど、今は補給作業で忙しいからまたの機会でお願いね」
「もちろんです艦長。我々も挨拶も出来たことですしモビルスーツ格納庫へむかいます」
「ありがとう。これからよろしくお願いね。もう下がっていいわ」
「では失礼します」
「失礼しました!」
ジョシュアとベルリオーズは簡単に挨拶を済ませ、艦長室を出るとジョシュアは念願のエース部隊「ホワイトファング隊」に入隊出来たことを嬉しく思いガッツポーズをし、ベルリオーズもそんな彼の姿を見て微笑んでいた。
それから数分後、彼らもモビルスーツ格納庫と到着しそれぞれのモビルスーツ、赤の「ソード105ダガー」と青の「イージスガンダム」が配備され、メカニック達にメンテナンスが行われていた。
そんな自分の愛機を見ながら二人は、アイザックが搭乗するクリークの元へと足を運び見上げていた。
「これがクリークか。純白のカラーだと敵の注意を引き付けるな」
「へぇ!こいつがアイザック隊長のモビルスーツかよ!噂には聞いてたが新型なんだな!こうして生で見ると迫力違うな!」
「そうだなジョシュア。さて隊長にも挨拶をしなければいけないが」
「ん?珍しいな。俺のモビルスーツをまじまじと見てるとは」
「貴方は?」
「私か?。私はアイザック・ヒューストン少佐だ。ホワイトファング隊の隊長を勤めている」
「貴方が!申し遅れました。我々は第8艦隊より派遣されましたマクシミリアン・ベルリオーズ少尉です」
「あんたが隊長なんだな!同じくジョシュア・レオンハート少尉です!」
「そうか、艦長が言ってたのは君たちなんだな。ようこそホワイトファングへ。うちの隊はとくにルールはない。いつも通りでいてくれ」
「は、はぁ」
「フハハハ!了解ですぜ隊長!俺も今まで通りでいきますぜ」
「それでいいさ。これからよろしく頼む」
声をかけられた二人はすぐに振り替えると、隊長のアイザックが立っておりすぐさま敬礼をして挨拶を交わした。
アイザックは今は亡きレイヴン・マギの代わりに入隊した二人と暑く握手を交わし、今後の作戦について軽く伝えて自室へと戻っていた。
ジョシュアとベルリオーズは用意された部屋へと戻ると、パソコンが置かれたディスクにベルリオーズが座り、ジョシュアはベッドに横たわって話を始めた。
「俺たちも今日からエースだな、ベルリ」
「ハルバートン閣下から直接申請があったからな、断る理由なんて無かったさ。」
「だよな!んでこれから俺たちゃあのヴィクトリアを奪還しにいくんだよな。」
「そうだ。オーブ解放作戦に失敗したから今度はマスドライバーがあるヴィクトリアを攻める話さ。」
「だけどよ、ヴィクトリアを攻めてどうすんだ?パナマがあるじゃねえか」
「それはそうだが、ザフト軍の戦力を少しでも減らし地球軍の戦力を宇宙に上げるために攻めるのさ」
「なーるほどな!そのためにホワイトファング隊とあのタクスフォース・デルタが先陣切って攻めりゃあいいってことだな。」
「そういうことさジョシュア。まだヴィクトリアに着くには時間はかかるから休むといいさ」
「おうそうするぜ!んじゃ何かあれば起こしてくれや。」
「またラクス様の歌を聞いてか?」
「あたぼうよ!」
「まったく.....わかった。おやすみ」
「おう、おやすみー」
ジョシュアは右ポケットから小型端末を取り出し、プラントの歌姫であるラクス・クラインの曲をイヤホンで聴きながら眠りにつき、ベルリオーズは静かにパソコンを開きハルバートン提督と連絡を取りはじめたのであった。
モビルスーツ格納庫にて隊長のアイザックはレイヴンとマギの遺品を片付けて部下に手渡していた。
それから自室に戻り棚からウイスキーを取り出し、グラスに氷を入れウイスキーを注ぎパソコンを開いていた。
「ジョシュアとベルリオーズか。レイヴン、また新しい仲間が君の代わりに来たぞ。もう二度と失うわけにはいかない。俺はまだそっちには行けないが待っててくれ」
アイザックはそう一言放ち、ウイスキーを飲み干してベッドに横たわった。
それからタクスフォース・デルタのリーダー、アーカード・ワイズマンはボロボロになった体を動かし、共に傷ついたブラックハスターもといランサーを見上げていた。
すると副隊長のアルトリア・ヒギンズが彼の傍に立った。
「ランサー.....。もうお前はうごけねぇか.....」
「隊長...。メカニックに聞いたのですが、ランサーはワンオフ機体ですので治る事はもう出来ないみたいです」
「そうかよ。もう俺は戦えないんだな。こんなときによ」
「だ、大丈夫ですよ!補給で105ダガーもありますし!」
「まぁそれでもいいんだがな。励ましてくれてありがとうなアルトリア。」
「いえ!隊長も前を向いてくださいね。みんな心配していますから」
「おう、そのつもりだぜ。」
「アーカード!ここにいたか」
「あん?」
「あ、アーサー少佐!?」
後ろから名前を呼ばれたアーカードは振り替えると、そこにはアーサーがおりアルトリアは敬礼して、アーカードは手を振り返した。
アーサーより話があると言われ、アーカードはアルトリアに支えながらティアマトの隣の格納庫に足を運ぶと、そこにはあるモビルスーツが鎮座していた。
「話があるといっても、お前にこれを渡したくてね」
「こ、こいつぁ.....」
「な、なぜこのモビルスーツを」
「これはハルバートン提督からの選別でな。お前になら乗りこなせるだろ」
「何でストライクを俺に寄越したんだ」
「俺がアークエンジェルに滞在した際に、密かにAIのインテグラを通じてデータを収集し、ハルバートン提督の指示のもとに再設計し、お前専用にしてある。」
「まじかよ。これで俺もまた戦えるな。」
「そうだ。ストライクといえどユーラシア連邦の技術をふんだんに使ってるから名前はストライクジェフティ。」
「あ?てことはまさかあのハイペリオンの技術をこのストライクにつぎ込んだのかよ!?だから月に関連した名前か」
「まぁ名前に執着はしないが、お前になら乗りこなせるだろうさ。ヴィクトリアで初の戦闘になるが無茶だけはするなよ?」
「あたぼうよ。そんときはアルトリアもいるからな」
「え、あ、はい!隊長は必ず援護して助けますのでご安心くださいね」
アーカードはアルトリアに支えながらも、自身に与えられた新たな剣を喜びつつ、名誉挽回のためにアーサーに誓った。
アーサーはそんな二人を見て微笑みながらも、アーカードにあることを伝えるために副隊長のアルトリアをその場から退室させ、二人の男は話を続けると、その内容を聞いたアーカードは驚きを隠せれなかった。
「今なんつった?」
「オーブ解放作戦の時、死んだはずのシルヴァが俺の前に立ち塞がったんだ」
「シルヴァが生きてるのかよ!おいおい、死んだはずのシルヴァとおまけにフィアまでとはよ。何が起こるかもわからねぇもんだ」
「ああ。俺は.....いや僕は信じれなかった。あの二人が生きてることなんて」
「おいおい、僕って。昔の口調に戻ってんぜアーサー。まぁでもよあの二人ならオーブにいてもおかしくはねぇが、シルヴァが乗ってたモビルスーツ。ありゃオーブでも連合でもないぜ?」
「それは俺もそう思ってる。あれはおそらくザフトの新型モビルスーツだ。だがそれを何故シルヴァが持っているのかは気になるがな」
「そりゃあな。まぁいずれアイツらの跡を追って戦うことになるだろうしな」
「そうだなアーカード。仮にお前はシルヴァ達といっしょに戦いたいか?」
「あ?そりゃおめぇ、アイツらは俺達の敵じゃねぇ。一緒に戦えるなら嬉しいけどな」
「そうか。ならアーカード、お前に頼みたいことがある。戦友として友として。」
「けっ!まどろっこしいんだよアーサー。いいぜ聞いとく」
アーカードはもう一人の同期、シルヴァが生きていることを聞かされると驚きを隠せずため息をついてしまった。
オーブに二人もの死んだはずの人間がいることに、驚きん通り越してため息をつくしかなかった。
しぶしぶと話すアーサーに対しては、「正直、一番生きていることに喜んでるのはお前だろ?アーサー」と、心の中でそう思いつつ、アーサーから提案を聞き二人はそれぞれの持ち場に戻った。
そしてタクスフォース・デルタ、ホワイトファングと連合艦隊は目的のヴィクトリア基地を捕捉し、各自陣形を広げてモビルスーツ隊の準備を進めていた。
ホワイトファング隊からは、戦線に復帰したバイアラン・セラフとそのパイロットであるエイヴァも、ジョシュアとベルリオーズと共にモビルスーツ格納庫に集まっていた。
「はじめまして、エイヴァ少尉です。」
「こちらこそよろしくな!おれはジョシュア・レオンハート少尉だ!」
「私もマクシミリアン・ベルリオーズ少尉です。」
「私は貴殿方より年下ですが、仲良くやれることを願ってます」
「こっちも同じだぜエイヴァ。まさか君みたいな子供なんてのは驚いたがな」
「何か理由があるだろうが詮索はしないよ。私たちも前線にでてサポートする」
「ありがとうございます」
「揃ったな三人とも。そろそろ出撃だ」
「「「了解!!!」」」
隊長のアイザックが現れ、モビルスーツに乗るよう指示を出し四人は各々のモビルスーツに登場した。
それから数分後にアヴァロン・タナトスのミサイル攻撃を合図とし、連合艦隊も攻撃を仕掛けモビルスーツ隊も出撃していった。
「クリーク、アイザック・ヒューストン出るぞ!」
「バイアラン・セラフ、エイヴァ・ファウスト行きます」
「ソードダガー、ジョシュア・レオンハート行くぜぇ!」
「イージス、マクシミリアン・ベルリオーズ発進する」
タナトスからは新たにソードダガーとイージスが出撃し、先に出たクリークとバイアラン・セラフはブースターを最大稼働させて、前線に配備されたジンとディンの攻撃を回避しながら打ち落としていった。
そしてアヴァロンからも、リニアカタパルトからティアマト・ストライクジェフティ・アーチャーも発進し、いち早く戦闘を終わらせるために彼らを出した。
「まったく、とんだじゃじゃ馬だぜこのジェフティはよ!」
「援護しますから無理だけはしないでくださいね!」
「おうよ!」
「ザフトの雑兵共が、一気に方をつける」
不気味な羽音を響かせながら、アーサーはティアマトの武装を全て解除し、迫り来るディンの大部隊にたいしてビームキャノン・ミサイルランチャーを展開し、無傷で打ち落としていく。
ストライクジェフティに搭乗したアーカードは、悪態をつきながらもハイペリオンと同じ武装のビームマシンガン「ザスタバ・スティグマド」をジンに向けて発砲し撃破する。
すると上空からシグーがアサルトライフルを発砲するまえに、飛び立ってバックパックに搭載された二門のビームキャノン「シュトラール」を構えて得票を捉えて発砲すると、シグーはいとも簡単につらぬかれその後ろにいたジンもろとも撃破した。
「な、なんつう威力だ!?あまりコイツを頼り続けるとすぐにエネルギーが切れちまうじゃねぇかよ!」
「そこのモビルスーツ、わたしと共にダンスをしようではないか」
「あぁ!?ダンスだと、何を抜かしやがる!まぁいいぜ、後ろは任せろ!」
「フン、狂犬めが。まぁよい、せいぜい死ぬなよ?」
アーカードは戦闘中に出くわした味方機、それはオーブの五大氏族の一人「ロンド・ギナ・サハク」が搭乗した『ゴールドフレーム天』であった。
初めて見る機体でありながらも、アーカードは直ぐに彼の援護に周り共にデュエットを奏でていた。
一方のホワイトファング隊は、後に南米の英雄と呼ばれる「エドワード・ハレルソン」とその彼が乗る「ソードカラミティ二号機」がソードダガーに搭乗した「ジョシュア・レオンハート」と共闘をしていた。
「まさかあの『切り裂きエド』と共闘できるなんて光栄だぜ!」
「ハハハ!俺もだぜ。まさかホワイトファング隊のメンバーと戦えるなんてな。その機体の赤色は俺のリスペクトかぁ?」
「まぁな!あんたを尊敬しているから真似してるだけだ!それよりもここを切り抜けないとな!」
「違いねぇ。よしジョシュアと言ったな、いくぜ!」
「オラァ!アドレナリンが沸騰してきたぜ!」
二人は初めてあったのにも関わらず、お互いに意気投合しジンとバクゥを切り刻んでいき、戦意が無くなった者達には投降を呼び掛けあった。
そして、ティアマト・クリーク・アーチャー・イージス・バイアラン・セラフの五体は弾幕をすり抜け、ヴィクトリア基地の司令本部へと特攻し残ったザフトの残存兵力を叩き潰し、ティアマトに乗ったアーサーは司令部本部に向けてライフルの銃口を向けると、ザフト軍ヴィクトリア基地の司令官はすぐに降伏をした。
ヴィクトリア基地はあっという間に連合の物量と、タクスフォース・デルタ、ホワイトファングのパイロット達、そしてそこに集まったエースパイロット達により陥落した。
それから戦闘を終えた彼らは各々の戦艦に戻り補給を済ませていた。
エドワード・ハレルソンと共闘したジョシュアは、戦闘後に彼の元へと顔を出すと、挨拶代わりに彼の好物であるハンバーガーを手渡されると、ありがたく受け取りそのハンバーガーを味わった。
それからアヴァロンではロンド・ギナ・サハクが顔を出しており、共闘をしたアーカードの元へ足を運んでいた。
アーカードの隣にはアーサーがおり、二人は敬礼してギナを迎え入れた。
「私はロンド・ギナ・サハクだ。」
「アーカード・ワイズマン少佐であります。」
「お初にお目にかかりますギナ様」
「アーカード君、君のサポートは凄まじかったぞ。なにより命を投げ捨てるがごとくの戦い、見事であった。」
「はっ!恐縮です」
「それから閃光のように活躍したなアーサー君。実に二人は素晴らしい力を持っている。どうだ、この際私の元に来て世界を手に入れないか?」
「はっ?」
「.....」
ギナは二人に対して提案をしたが、アーカードとアーサーは目が点になりつつも、考えたものの首を横に振り丁重にことわった。
その姿をみたギナは、軽く笑い話を始めた。
「フッ。それは残念だ。君達とは仲良くやれそうな気はするのだがね。」
「ハハハ!そりゃどうも」
「せっかくの御誘いありがとうございます。ですが我々には役目がありますので。」
「そうか。気が変わったらいつでも言ってくれ君たちの主であるムルタ・アズラエルに」
ギナはそう伝えるとアヴァロンから去っていき、アーカードは頭をかきながら溜め息をつき、アーサーはじっと彼の背中を見届けていた。
それから数時間後、タクスフォース・デルタとホワイトファングらパナマ基地のマスドライバーに集まり、宇宙にあがるジュンビをしていた。
「とうとう宇宙にあがるんだな俺たち。」
「ああ。当然シルヴァ達もいると思うが、今度は逃さん」
「当たり前だ!だが前にいってた話、本当にいいんだなアーサー?」
「勿論だアーカード。俺からも言っておく、その後は任せる」
「おうよ!」
二人は熱く握手を交わし、アヴァロンに乗り込んでジュンバンにアヴァロンとタナトスは空に上がっていった。
いずれ彼らとまた再会するために.....
-To be continued-
お久しぶりです、ガトーです!
仕事が落ち着いたので再開します!( ≧∀≦)ノ
さてさて新たなパイロット二名も追加されましたね!脳筋と冷静な男達ですが、彼らの活躍とホワイトファングがこれからどうなるかもお楽しみくださいませ!
そして新たなモビルスーツ「ストライクジェフティ」は、まさかのデータを盗用し、あのハイペリオンの技術を用いて搭乗しましたが、自分で思ったのがSEED版のF91だなと思いました(;`・ω・)
さて、物語は後半に移りましたのでここから原作とどうやってSEEDデスティニーに繋げようなか悩みどころではありますが、暖かい目で見守ってくださるとありがたいです。一応、FREEDOMまでの構成は出来つつあるのでお楽しみに!
いつもいいねと感想おまちしております!
※お気にいりが200もいってびっくりしてます!(゜ロ゜)