織斑千冬だ。
前回話した内容は、IS学園ののり弁は彩りが綺麗で美味しい―
……もちろん、冗談だよ。
だから、お前たちそんな目で見るな。
んんっ、一夏を説得して私に相談をするようにさせた暁人。
しかし、親切心での助言ではなくもっと別な目的があるようだがはたして?
俺の様にとは?彼の言う『みんな』とは?
そして誰かと話しているような様子だったが、いったい誰と話をしているのだろうか?
もしや彼の過去が関わっているのだろうか?孤児院の闇とはいったい?
2022年4月4日(月)
IS学園
1年1組の教室
「「「………」」」
放課後の教室で、俺を含めたクラスメイトのみんなはある男女2人のことを見ていた。
「くろろん!」
「ほーちゃん!」
そう言って、ひしと抱き合う二人。別れを惜しむような涙をお互いに流している。―そう、この1日でこの教室の名物(?)になった暁人と布仏さんとのやり取りである。―ああ、そういえば布仏さんの紹介を忘れていた。
布仏本音、薄い色の桜のような柔らかい髪色、瞳の色はマスタードイエローで、身長は多分
そんな彼女はいつも授業中や休み時間中はずっとニコニコと笑顔を浮かべていたが、今はボロボロと暁人と一緒に涙を流している。
「私たち、ズッ友だよね?」
「もちろんだよ、ほーちゃん!」
「こんなに……こんなに仲良くなれたのに、離れたくないよ!!」
「お、俺もだよ、ほーちゃん!」
「「う、うわーん!!」」
「「「………」」」
俺たちは、いったい何を見せられているんだ?君たち出会って1日も経っていないのに、なんで学校を卒業して離れ離れになる親しい友人同士のテンションでやり取りをしているんだよとか、ツッコミを入れたら負けだ。あと一応確認するけど君ら性別違うよな?
「ほーちゃん!俺は、君を絶対に―」
「本音~、今日は用事があるんだから早く来なさ~い」
「あ、は~い」
「し―フベッ」
教室の外から布仏さんのことを呼ぶ声が聞こえたと思ったら、布仏さんは抱き合っていた暁人を離して教室の外に向かう。布仏さんは先ほどまでのやり取りは何だったのかという早さで暁人を離す。急に離されると思っていなかったのか、暁人はべチャと顔から床に落ちる。俺はそんな
「また明日ね~、くろろ~ん!」
「………またね、ほーちゃん………グス」
「「「………」」」
顔を床につけたまま暁人は布仏さんに向けて手を振る。……暁人のことをこの一日見ていて思ったことがある。
こいつ見ていて飽きないな。
2022年4月4日(月)
IS学園
職員室
「………」
私は教員室の自分の机で『黒野暁人』に関する報告書読みながら頭を悩ませる。
【黒野暁人が被害を受けた事件の報告書】
【被害者の情報】
・名前:黒野暁人
・年齢:15歳
・性別:男
【人間関係】
・両親不明
・
・
・中学生の時には特に親しい友人はいなかった模様
【生い立ち】
・2007年の4月に児童保護施設『神統園』の前に1歳くらいの頃に放置されているのを発見される。
※現時点でも両親は発見されていない、死亡している可能性が濃厚。
・児童養護施設に保護されて小学校を卒業し市立中学校に入学する。
・2022年の3月半ばに実地した男性のIS適性判別テストによりISの適性が確認された。
【事件の詳細】
・被害者のIS適性のあることが判明した際に実地した身辺調査で児童保護施設『神統園』の児童買春や人身売買などの犯罪が発覚。
・被害者はIS開発者、篠ノ之束の顔が似ていることから『女装』させられて定期的に『様々な暴行』を受けていた模様。
・被害者本人と施設の管理人:浦野末雄の話によれば13歳の頃から『暴行』を受けていた模様。
・傷が残るほどの暴行を受けていたが、加害者の中に医療用ナノマシンの研究者がおりその者が医療用ナノマシンを投与をしていたため、周りには気付かれなかった。
・元々この施設はIS適性の高い女子を特定女性至上主義団体に引き取らせたり、男子やIS適性の低い女子を適切とは思わない相手に高額で引き取らせたりしていた模様。
・今回の被害者に対する加害者達は女尊男卑の世の中になって、鬱憤が溜まっている男性たちによるものだった。
・浦野末雄は『言うことを聞かなければ手石星音に手を出す』などと彼女を人質にしていうことを聞かせていたと証言。
【この事件に関わっていることを確認できた人物を以下に記載】
・
・
・・・・・・
「―各企業の重役が関わる事件であり慎重に対応を進める必要があるため、『黒野暁人』のIS適性に関する発表は当事件の収束まで当分行わないものとする……チッ」
改めて読み返しても胸糞が悪くなる事件だ。しかもこの報告書には児童養護施設にいた女子、手石星音の保護の件が記載されていない。日本政政府側で匿った―管理していると予想される。最悪の場合は、黒野に手石星音を出汁にいうことを聞かせている可能性がある―今回の事件のようにな。自分たちの鬱憤を晴らすためや欲望を満たすために子供たちに危害を加えるだと?……しかし、『私達』がこんな世の中にしたことで生じた事件でもあり、黒野は被害者の一人だ。私のできることはしてやりたいと思っている。しかし、先ほどの―
「―ら先生、織斑先生!」
「ん?……ああ、すまない山田先生。少し考え事をしていたよ」
どうやら私は自分の思考に集中をし過ぎて山田先生から呼びかけられていることに気付かなかったらしい。
「はあ、織斑先生がそこまで集中されるなんて珍しい……って、その報告書は―」
「ああ、黒野に関する例の報告者だ」
「……また読んでいるんですか?今日、何度目ですか?」
「少し気になることがあってな」
私がこの報告書を何度も読み返しているのは、先程黒野に感じた違和感、不信感について何かわかることがないのかと調べるためだ。現時点で考えられることは複数あるが、どれも『今の』黒野に当てはまらない気がする。『政府に預けられている女の子が人質にされていて、自身の有用性を証明するため?』―自分が戦う理由になっても一夏を戦わせる理由にはならない。『力をつけて、この社会や加害者達への復讐?』―強くなる理由はあるが仲の良い女子生徒と遊べていたり、特に男性不信となっていない様子から後ろ暗い感情は見受けられなかった。……考えれば考えるほどわからなくなるなこれは。
「はあ、読んだことは無いが推理小説の犯人を予想している時の気分はこんな感じか」
「え?そうなのですか?読んでみると面白いですよ」
「その口ぶりからすると……山田先生はよく本を読むのか?」
「はい!私、こう見えて結構本読みますよ」
眼鏡をクイッと上げながら山田先生は言う。
「ほう、意外だ……ちなみにどんなものを読んでいるんだ?」
「最近、読んだのですとアガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』と、ジャック・フィニイの『ふりだしに戻る』ですかね」
「『そして誰もいなくなった』は有名だから知っているが、その『ふりだしに戻る』とはいったい?」
「タイムトラベルを題材にした長編小説ですよ」
「ふむ?その小説の主人公はなにかするたびに物語の最初っからになってしまう、とかか?」
「ふふ、それは実際に読んでみて確かめてください。……織斑先生はあんまりこういった本は読まれないから『そして誰もいなくなった』もタイトルしか知りませんよね?」
「ああ、恥ずかしながらな」
「それではこれを機会に推理小説を読んでみるのはいかがでしょうか?『そして誰もいなくなった』のお話は簡潔に言うとある事情で島にいた複数の男女が、最初の殺人を契機に疑心暗鬼で殺し合いを始めて、最後に生き残った1人が自殺をして―」
「……ああ、山田先生、その話はまた今度に。男子達に部屋の鍵を渡さなくてはいけないだろう?男子達が学校にいる間に渡してやらないと」
「は、はい!し、失礼しました!」
私は山田先生の話が長くなりそうだったので、切り上げるために別の話をする。しかし、うーむ、私は勉強で専門書などを読んだりはするがそういった推理小説は難しすぎて読めないだろうな。そんなことを思いながら私は先ほどの報告書を自分の机の引き出しに入れた。
2022年4月4日(月)
IS学園
1年1組の教室
「……それで一夏、先ほど黒野に言われた話はいつ言いに行くんだ?」
「ああ、先生たちも入学式初日で忙しいと思うしもうしばらく経ってから言いに行くよ」
「あら?いったい何の話ですの?」
「1週間後のクラス代表戦でのISの訓練について織斑先生に相談しろって言ったんだよ」
「話に行くのは早いに越したことはないのだか、まあ、先生方の仕事の都合もあるからな」
「とりあえず『コレ』が終わったら行くよ」
「フッ、すぐに終わればいいですわね」
「まあ、すぐに終わるでしょ……はい、1抜け」
そう言って黒野は同じ数字が書かれたトランプのカードを2枚を俺たちに見せる。俺たちは先ほどの件で復活した暁人と暇そうにしていたオルコットと箒と一緒にババ抜きをしていた。
「早いな暁人。俺なんてまだ5枚もあるぜ?」
「ああ、送ったカードの位置を全部把握してたからな……お前の手の中にある3枚を当ててやろうか?」
「……普通そこまでするか、お前?」
「くっ、このゲームはそこまでしなくてはいけませんの!?」
「オルコット、気にしなくていいと思うぞ?」
「……ただの遊びに変な努力をする所も『あいつ』に似ているな」
「あはは、遊び方は人それぞれですので何と言ったらよいか……」
俺たちがババ抜きで遊んでいる所に、千冬姉と書類と鍵を持った山田先生が現れる。千冬姉は何かを思い出して懐かしむような表情を浮かべていたが、すぐにその表情は消えた。
「千冬姉」
「織斑先生だ。……ふう、お前たちがまだ教室にいてくれてよかったよ」
「ああ、それはちふ……織斑先生に話があって、それで―って、俺たちがなにか?」
「織斑くんと黒野くんに伝えることがあったというか……出来てしまったので、それを伝えに来たんですよ」
伝える話が出来てしまったので伝えに来た?
「織斑くん……と黒野くんには自宅から通学してもらうと伝えてましたが、『事情』が『事情』なので一時的に部屋割りを変更して2人ともこのIS学園の寮で生活してもらうことになりました」
「え?」
そう言って山田先生は部屋の番号が書かれた紙と鍵を俺たちに見せる。番号は『1025』と『2034』だった。入学前に聞いたIS学園についての説明では、将来優秀なIS操縦者を保護するといった名目ですべての生徒は寮での生活を送ることを義務付けられている。優秀な自国のパイロットが他国に行かないようにするための処置―あと日本にIS学園があるので、これで他国から預かっているIS操縦者を別の国に引き抜かれたりすれば日本の責任問題にもなるであるだろう―ということは理解ができるが……しかし―
「織斑、突然の話で困惑るの理解できる。納得はしろとは言わない。ただお前たちを『守るため』の処理だのだ、理解してくれ」
「ああ、いや―」
「『
「それを『
いや、まあ、その、なんでしょうかね?俺はそういったことはそんなんでもないけど、俺の悪友どもは色々凄いからな。女子に対する飢えというかなんというか……
「はあ……まあ、そう言うわけだ。これは政府特命でとにかくお前たちを寮に入れることを最優先にした。織斑は『1025号室』で篠ノ之と同じ部屋だ。黒野は『2034号室』だ。とりあえずこの紙と鍵を受け取ってくれ」
「はい、織斑君と黒野君、どうぞ。……黒野君は他の1年生とは違って2階の部屋となっているので気をつけて下さいね?ひと月もすればそれぞれ個室を用意しますのでその間まで辛抱してください」
山田先生はそう言うと紙と鍵を渡してくる。俺と黒野はそれを特に疑問を持たずに受け取る。
「よし、受け取ったな?部屋には後で行っておけ。最低限の着替えなどは学園から支給する。しばらくの間はそれで我慢してくれ。休日にでもなったらそれぞれ私物をじた……準備しておくように。夕食の時間は6時から7時だ、遅れるなよ?特に黒野、お前は他の同学年とは異なって一人だけ階層が違うから起きる時間や朝食や夕食の時間には気をつけるんだぞ?IS学園の寮には大浴場があるが、お前たち男子は今のところ入れない。部屋に備え付けられているシャワーでしばらくの間―」
「……うん?」
「……あれ?」
「ん?どうした、織斑と篠ノ之?」
あれ?おかしいな、今とても重要なことをさらっと言われたぞ?『篠ノ之と同じ部屋』って言ったぞ?それって――
「千冬姉、一つ確認したいことがある」
「織斑先生だ。何度も言わせるなよ、織斑?」
「千冬さん、私も確認したことがあります」
「織斑先生と呼べ篠ノ之」
「千冬姉!!なんで俺と箒が一緒の部屋なんだ!?」
「そうですよ、千冬さん!!なんで一夏は黒野と一緒じゃないんですか!?」
千冬姉と山田先生は俺たちが叫びだすと顔を横に背けて目を合わせようとしない。こっちを見てくれませんかねお二方!?
「そ、それが……その、色々『配慮』した結果というかなんというか……」
「何を配慮したら俺が!女子と同室にならなくてはいけないんですか!?」
「大人には色々あるんだよ……一夏、箒」
「千冬さん、そんな疲れ切った目で言わないでもらえませんか!?大人になるのが正直、怖いです!!」
「マドレーヌを2つ出してコール……フルハウス」
「くっそ、スリーカードだ。……次に俺はこのクッキーを3枚賭けるぜ」
「ふっふっふ、このゲームではわたくしが勝てそうですわね?……基本チップのマドレーヌ3つと先ほどの勝ち分のクッキーを2枚出してレイズですわ」
そこの2人、俺は社会的な危機に陥ろうとしているんだぞ!?自分たちには関係ないからとポーカーするな!!あと教師の前で堂々とお菓子を賭けて勝負するなよ!?
「そうは言うがお前らも満更ではないだろう?」
「「いったい何を言っているんだ/いったい何を言っているんですか!?」」
「お前らは何も知らない中ではないしな、他の生徒達より良いとは思ったんだよ」
「俺を黒野と同じ部屋にする努力をしてもらえませんか?」
「黒野は黒野で大変だぞ?同学年ではなく一つ年上の女子生徒のお姉さん達の階層に足を踏み入れるんだからな」
「そう言うなら、暁人を俺と同じ部屋にしてやれよ!!」
「……ほら、織斑は引っ越しの時にあった『物』の中に確か巫―」
「織斑先生、それ以上言ったら暫くの間プライベートで口をききませんからね?」
あれは
「そうか、そこまでお前らは同室は嫌か……では、織斑は別の女子と一緒になってしまうな」
「え?」
「……え?」
なんでそうまでして暁人と同じ部屋にしないんだ?……ここまで来ると暁人には何かあるのではないかと嫌でも考えてしまう。そう考えていると箒が口を開いた。
「千冬さん。私は一夏と一緒の部屋でいいです」
「はあ!?ちょ、箒!?」
「ん?篠ノ之、お前さっきまでは―」
「一夏と、一緒の部屋がいいです」
「そ、そうか。お前がそういうのなら……」
「ちょっと待ってくれよ箒。まだ話が―」
箒は俺にだけ聞こえるように耳打ちしてきた……耳に息がかかってくすぐったい。
「どうやら男子2人を同じ部屋にできない『事情』といったものがあるらしいので、一夏が女子と同じ部屋になるのは決定事項らしい。一夏や私がこれ以上言ってもこれは変わらないだろう。それなら多少なりともお互いに知っている相手と同じ部屋になった方がお前にとってもいい話だとは思うのだが?どうだ?お前は私と同じ部屋は嫌か?そうではないよな?同じ部屋にしよう、な?」
「お、おう」
何で早口で捲し立てるように言うんだ、と思ったが箒の目が若干怖いので何も言わないことにした。
「部屋の件は異論はないな?……それで織斑、私に話とはなんだ?」
「あ、ああ……クラス代表を決める試合までの間、少しでもISに触れたりして訓練をしたんだよ、千冬姉。どうにならないか?」
「うん?……ふむ」
俺がそう言うと千冬姉は少し考えるように顎に手を当てる。
「お前からそういうとは少し意外だったな。……通常、放課後のIS訓練のための貸し出しも予約制になっていて、ここ1週間は2~3年生で予約が埋まっているのだが……よし、夕飯を食べてしばらくした後に特別に私がISを使った訓練を行うものとしよう」
「ほ、本当か!?」
「ああ、本当だ。流石に本日は難しいが、訓練を行えるように調整しておく。……放課後から夕食までの間は、篠ノ之と一緒に『軽く』運動でもして少しでも『身体』を慣らしておけ。大分、お前は
「お、おう、ありがとう、千冬姉」
「フッ、織斑先生と呼べ」
だ、ダメもとでも言ってみるものだな……ありがとう暁人―って、暁人は何で涙を流しながら床を叩いているんだ?……ああ、オルコットにポーカーでボロ負けしたのな?知らない内に俺の席にお菓子の山が出来ている……場代取るぞお前ら。
「それに私も少しストレス発散を……」
「ん?何か言ったか千冬姉?」
「いや、何も、気にするな。あと織斑先生と呼べ」
「………」
賭けポーカーをやっていた2人を見ていたら千冬姉が何か言った気がするが、気の所為だったようだ―ん?何故か床にいる暁人が俺のことを凄く同情した様な視線を向けてくる。いったいなんでだ?
「あの、織斑先生?その場合、私の放課後の負担が『ちょっと』厳しくなるのですが……」
「優秀な副担任がいてくれて私は嬉しいよ」
「……がんばります」
「今度なにか奢るからそれで勘弁してくれ」
山田先生ががっくりと肩を落とすが、その肩を叩きながら千冬姉は言う。……なんか、俺の所為で山田先生に迷惑をかけてしまった様だ。今度なにかしてあげよう。俺は一人でそう思っていると、
「それにしても織斑先生、実の弟に対して特別扱いをしていると受け取られてもおかしくない対応になりますがよろしいので?」
「特例だ。授業中にも説明したが、ISは使い方を誤ると大変危険なものだ。せめて飛び方などは教えてやらねばならない。オルコットも分かっていて聞いているだろうに……お前たちも理解しているとは思うが、あまり他言するなよお前ら」
「「「はい、織斑先生」」」
「……あと教師の前で賭けポーカーをやったそこのバカ2名。その度胸に免じて今回は見逃すが次はないからな?いいな?」
「「は、はい、織斑先生」」
そう言うと、千冬姉は俺の机からお菓子を1つ取って教室から出ていき、山田先生もお菓子を1つ取ってそれに続いた。
「まあ、いいか。……とりあえず箒、出来ればこの後に使うベットの位置やシャワーを使う時間とかを決めておきたいから、部屋に行かないか?」
「異議なし」
「私もいったん部屋に向かいますわ」
「俺もお菓子の補じゅ……部屋に戻るか」
「「お前、少しは懲りろ」」
こいつ、本当に自由だな?……はあ、さっさと部屋に行こう。
今回出たオリキャラたちの名前の元ネタ
IS武装開発会社カグツチの火野→古事記の
アムリタ研究所の相馬→インド神話の不死の飲み物、アムリタとソーマから
※上記は名前のネタにしただけで、今後の話には『あまり』関わることはありません、
サクシャウソツカナイ
~次回予告~
山田先生「なぜか趣味読書って設定が盛られちゃいました」
暁人「だって眼鏡だし。ちょっと伏線を仄めかすのに急遽付け足したようですね」
山田先生「眼鏡だし!?失礼じゃありませんか!?」
暁人「まあまあ、落ち着いて下さい山田先生。俺は山田先生が読書が趣味だってことは可笑しくないと思いますよ?」
山田先生「ほ、本当ですか!?」
暁人「ええ、俺は山田先生の(原作的によく妄想をしている)ことをよく知っているので」
山田先生「……ちなみに、孤児院という名称は現在の日本にはなく正確には児童養護施設が正しい名称ですよ」
暁人「へぇー、そうなんですね。作者は無知を晒しましたね。……しかし、結果的によかったと思いますよ?」
山田先生「え?どうしてですか?」
暁人「だって、児童養護施設の闇ってタイトルにしたら生々しすぎませんか?」
山田先生「名称をそのまま入れ替えるのではなく、もっと別のサブタイトルにしていたと思いますよ?」
次回、第6話: