この素晴らしい世界であのクソ女神をぶっ飛ばす……! 作:ブロリーです
「緊急! 緊急! 全冒険者の皆さんは、直ちに武装し、戦闘体制で街の正門に集まってください!」
ギルドで女神アクアの天敵を喰らっていると突然鳴り響くアナウンス。そのアナウンスは、緊急性が非常に高いらしく、受付嬢のルナさんであろう声もかなりの焦りが見える。
「緊急! 緊急! 全冒険者の皆さんは、直ちに武装し、戦闘体制で街の正門に集まってくださいっ! 特に、冒険者サトウカズマさんとその一行は、大至急でお願いします!」
そのアナウンスに、カズマ君一向は急ぎ正門に向かったらしい。そんな光景を見て、俺は再び女神アクアの天敵を口にした。女神アクアを懲らしめることができる者が一人減る悲しみに耐えながら……。
◇
「こんの……人でなしどもがあ!!」
魔王軍幹部、ベルディアが発した一言に、集まっていた冒険者……特にカズマ一向は、間抜けな声を上げることになった。だって何を言われているのか分からないのだから。
「何故城に来ないのだ! 貴様らには仲間の死に報いようと言う気概はないのかっ!! あの仲間を庇って呪いを受けた騎士の鑑かのようなクルセイ……え? ってお、お前はっ!?」
さて、ここで何故彼の言葉が止まり、さらに戸惑ったかのような声を出したのか説明しよう。話は一週間前に遡る。からは前にも一度、ボロボロの鎧を着ながら、この街に来たことがある。何故か? 毎日毎日ポンポンポンポン爆裂魔法を放ってくる頭のおかしい奴に説教をするためだ。その際、見せしめとしてその頭のおかしい爆裂娘に呪いをかけようとしたのだが、その際にクルセイダーが代わりとなって呪いを受ける羽目になったのだ。
にも関わらずそのクルセイダーを見捨て、城に自分を討伐しに来ない冒険者たちを叱責しにきたはず……なのだが、何故かその騎士が生きているではないか。
それだけならばどれほど良かったか。彼の不幸は止まるところを知らなかった。騎士の鑑たるその女の背後に、見覚えのある黒髪の男がいたのだ。
「お、お前はブロリー!?」
「死に損ない、殺したはずだが……生きていたのかあ?」
彼はその言葉と同時に、筋肉を肥大化させ、伝説のスーパーサイヤ人となる。アクセルの街に伝説のスーパーサイヤ人が現れた!
ちなみにその後ろにはぼっちを拗らせた赤目の少女がいたりする。
◇
「ぬぅ……こうなったら……配下たちよ! 街の住人を皆殺しにせよ!」
おそらくはユウキの気を引くためであろう指示を出して、ベルディアは多量のアンデッドナイトを召喚する。
「いやぁーーっ!!? なんでこっちに来るの!?」
しかし、アンデッドたちは皆一様に女神アクアを追いかけ始めた。正直散らばられるのは面倒だった。こうもまとまってくれると処理しやすいのだ。アンデッドナイトと女神アクアをまとめて。
「……うぐぐぐ……んぐぐ……ぐぐぐぐぐぐぐ……っ!!」
俺は
「うおおおおお!!!」
そしてそれを一気に解放! その瞬間、一時は鳴りを潜めていた伝説のスーパーサイヤ人が再び顕現する。女神アクアへの明確な害意を持って。
「女神アクアァァァアアア!!!」
「こないでぇえええ!! ふおぉあ!?」
「ああ! なんという鬼畜の所業! ぜ、ぜひ私にも……!」
そんな意味のわからないことを言っている変態騎士はスルーして、俺は女神アクアを沈めたクレーターに掴んでいる女神アクアや頭を2.3回押し付ける。
「ふん、終わったな。ならば次はベルディア、貴様を血祭りにあげてやる」
女神アクアを岩盤した彼の発した言葉に、思わずベルディアは絶望する。彼の強さは先日魔王城にて戦った時にすでにわかっている。
(どうする……はっきり言ってやつは化け物……どうにかして逃げなければ……!)
「化け物……? 違う、俺は悪魔だあ」
「心の声をナチュラルに読むな貴様! 本当になんなんだもう……」
「ブロリーです」
「知ってるわ!!」
コントかのようなやり取りをしつつも、ユウキはゆっくりと、一歩一歩踏みしめて確実にベルディアへと接近していく。しかしその時、一人の人物により邪魔が入る形となった。
「悪魔! 今悪魔って言ったわね!? それなら、セイクリッド・ハイネス・エクソシズム!」
そう、先ほど岩盤されたはずの女神アクアだ。カエルの口に放り込み、カエルの口に押し込んで、仲間を人質にカエルに突撃させられたり、簀巻きにされてまるで釣り餌の如く扱われて結局カエルに食べられたり、岩盤されたり。
女神である己に対する数々の蛮行に、女神アクアも内心腹が立っていた。もちろんそんなことを本人に言えば、またカエルの口に放り込まれるため言わなかったが、女神アクアは一つのキーワードを拾ってしまう。そう、それは「悪魔」である。
悪魔は女神が忌むべき、いわば敵対している存在。そうだ、彼は強い。強すぎる。女神である私をカエルの口に放り込めるくらいには強すぎる。だがそれは悪魔なら納得だ。彼が私を付け狙う理由も! ほら見なさいカズマ! 悪魔に付け狙われるやっぱり私は女神なのよ! と。つまり、先ほどのアクアの行動は、ユウキは悪魔であると結論づけての行動だ。
しかし当然だが、ユウキは悪魔などではない。故に退魔魔法など聞くはずのないのだ。そばにいたベルディアは巻き添えを食らったが、そんなこと今はどうでもいい話だろう。
「……なんなんだ、今のはあ?」
それと同時に巨大な振動が当たりを揺らす。無論これをやったのはユウキだ。アクアへの制裁に、カエルでも呼び出すつもりなのだろうか。
「今日は貴様だけ血祭りに上げてやる」
今日も今日とて、女神アクアはカエルに包まれる。きっとまた一人、子供や、山羊を救ったことだろう。
◇
「ベルディア、次こそは血祭りにあげてやる」
「くっ……俺は魔王軍幹部! ベルディアだああああ!!!」
ユウキに対する生物としての格……否、核の違い。本能から湧き上がってくる強い恐怖に、魔王軍幹部としての矜持が打ち勝った! 彼は雄叫びを上げながら化け物に斬りかかる。しかしそれも無駄だ。何度剣を当てようとも、何度切り刻もうとしても、伝説のスーパーサイヤ人と化したユウキの体には、かすり傷の一つもつかない。
「こうなれば……死の宣告! 貴様は一週間後にしぬっ!」
苦し紛れの抵抗だったのだろう。しかしそれすらも意味はない。彼の使う死の宣告は、女神アクアが既に攻略済みだ。最も、女神アクアが彼を解呪するかは別問題だが。
確かに死の宣告それ自体は成功した。しかしそもそもここで生きて帰らなければ無駄となってしまう。女神アクアが呪いをとかなくても、術者を倒せばなんの問題もないのだ。
「ムダなことを……今楽にしてやる」
「もうダメだあ……おしまいだ……」
「とっておきだあ……!!」
ユウキの右手には緑色の小さな気弾が生成され、それをベルディアに向かって放つ。
小さなそれはゆっくりと、うずくまっているベルディアに向かっていき、彼に衝突したその瞬間、けたたましい音と共に、ユウキ諸共眩い緑閃光に包まれた。
「ぐっ……早く殺せっ……!」
しかしベルディアは生きていた。……彼を「生きている」というのは彼への冒涜かもしれないが、確かにベルディアはあの大技を耐え抜いた。
「……なんてやつだ……」
そんな彼の凄まじさに、ユウキも惜しみなき賞賛を送り、そしてできるだけ安らかに血祭りにあげてやろうと決意した。
「……今、楽にしてーー」
「セイクリッド・ハイネス・エクソシズム!」
「ぎゃあああああああ!?」
横槍再び。カエルの唾液でめとめとになったアクアが、ベルディアを消滅させた。
「さあ! 今日は宴会よっ!」
「ばっか! 何やってんだおまえ!」
横には、カエルの口から女神アクアを助けたであろうカズマが、彼女を叱責している。
「女神アクア……貴様だけは簡単にはカエルに食わさんぞっ!!」
「ちょっ、いやあああああ!! こっちこないでえてえ!!!」
女神アクアとユウキが、カエル鬼をしている中、出番が全くなかったことで拗ねている頭のおかしい爆裂娘や、望む攻め苦を受けられなかったものの、民が守られて安心しているなんとも複雑な表情を浮かべている変態くっころクルセイダーがいたとか。
数日ぶりの投稿です。というわけで、アクア様には食べられてもらいます。
アクア「んぅ……へあっ!? な、なんでこんなところに!?」
ユウキ「朝からカエルに食われる気分はどうだあ?」
アクア「さいあーーってちょっと……? その羽衣……t
ユウキ「女神アクア……羽衣は可愛いか?」
アクア「へっ……? ちょ、まさか……や、やめて! その羽衣は私が女神だって証明できる唯一のもの、アイデンティティなのっ! 少しは手加減してくれたっていいじゃないっ! わたし女神なのよ!?」
ユウキ「手加減て、なんだあ?」
アクア「いやあああああああ!!!」
朝からカエルの口に放り込まれてゆっくりとカエルの中に沈んでいく最中、自分の大切な羽衣を変えるの粘液まみれにされるのを見るアクア様の図
アクア様の食べられ方
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無理矢理押し込む
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さりげなく押し込む
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ゴッドブローを打たせる
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朝から食べられてゆっくりと沈んでいく