ポケットモンスター蟲スカーレット   作:放仮ごdz

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どうも、放仮ごです。FGOで見事な大爆死をかましましたが私は元気です。嘘です。

今回はテーブルシティでの大乱戦。楽しんでいただけたら幸いです。


VSミライドンⅡ

「テツノオロチ、イナズマドライブ!」

 

「ハッサム、つるぎのまい!」

 

 

 近くの建物の屋根の上に飛び乗ったエスプリO…ラウラさんとエスプリG…グロリアことユウリさんがハッサムとテツノオロチと言うらしいポケモンで空中戦を行う下。テツノオロチが現れてからエレキフィールドとなった地上で、駆けつけた四天王も加わった私達はバラとアケビ、そしてブルーフレア団したっぱとエスプリ軍団を相手に戦っていた。

 

 

「ディンルー、じわれだ!」

 

「アーマルド、シザークロス!」

 

 

 アーマルドの背に乗り、バラのディンルーの放ったじわれを回避、シザークロスを叩き込む。四災(スーザイ)はいずれもあくタイプだ、もう一個のタイプが分からなかったがこの感じ…いわじゃない、じめんタイプか。

 

 

「イダイナキバ、はたきおとす!」

 

「ドラミドロ、水遁の術(なみのり)!」

 

 

 横ではシュウメイさんがバラがボールジャックで操るイダイナキバとぶつかっていた。あれはたしか、ラウラさんの記憶を取り戻すために必要なひでんスパイスの一つを守ってたヌシポケモンだ。グロリアもといユウリさんから報告をもらってたけど手懐けた……んじゃなくて無理やり操ってるのか。

 

 

「カーフ・スターモービル、作った我ながら強すぎるな!誰だ、とくせいをじきゅうりょくにしたの!俺だったな、クソッ!サケブシッポ、ムーンフォース!」

 

「なにコントをしてんねん!?うちのポピーの方が働いてるで!バクーダ、ふんえん!」

 

「さっきの人に比べたらへっちゃらもへもへなんですの!デカヌちゃん、じゃれつく!」

 

 

 カーフ・スターモービルを相手取るのはオルティガさん、四天王のチリさんとポピーさんだ。ラウラさんがフロント部分をひしゃげさせたもののじきゅうりょく…ドロバンコとその進化系であるバンバドロの専用とくせいであり、攻撃を受けると防御が1段階上がるというとくせいなのもあって苦戦している様子だ。状態異常も効かず、ビワさんに代わってその上に搭乗して操っているエスプリのボールジャックもあってとんでもない難敵になっている。

 

 

「アハハハ!チオンジェン、カタストロフィ!ハバタクカミ、パワージェム!」

 

「爆ぜろや!コータス、かえんぐるまだ!」

 

「もう、屈しない!ナゲツケサル、つばめがえし!」

 

 

 チオンジェンとハバタクカミを操るアケビを相手取るのはエスプリのスーツを身に着けたままのメロコさんと、ビワさん。チオンジェンのカタストロフィで確実に体力を半減させてハバタクカミで仕留める連携を取っているようで攻めあぐねている。

 

 

「ヒナ、ルミナコリジョン!」

 

「パーモット、でんこうそうげき!」

 

「マフィティフ!かみくだくだぜ!」

 

 

 ヌシシャリタツとヌシヘイラッシャはアイアールさん、ネモさん、ペパーさんが押さえこんでいる。こちらは時間の問題か。

 

 

「ドラゴーン!!オノノクス、げきりん!」

 

「ウォーグル、ブレイククロー!」

 

「ギャラドス、アクアテール!」

 

「ボールジャックは僕に任せろ!片っ端からジャミングしてやるよ!」

 

 

 エスプリ軍団とブルーフレア団のしたっぱたちはピーニャさんの援護を受けたネルケさん、四天王のハッサクさん、ムツキさんが蹴散らしている。あのままいけばそのままこちらに加勢できるだろう。

 

 

「テツノオロチ、パワージェム!」

 

「アギャアアアアッス!!!」

 

「バレットパンチだハッサム!」

 

「ハッサ!」

 

「悔しいですがあいつと渡り合うとは…!ラウラ、あんなに強かったんですか…!?」

 

 

 テツノオロチが蜷局を巻いて放つ流星群の様に降り注ぐパワージェムを、全て鋼の拳で打ち砕いているハッサムにムツキさんが感嘆の声を上げる。…もしかしたらラウラさん以上に強くなってる可能性すらあるんですよねえ。ラウラさんに負けた私とグレイの知るラウラさんですから。

 

 

「よそ見とは余裕だな!ディンルー、じだんだ!」

 

「交代、イオルブ!サイコキネシス!」

 

 

 隙を見てバラが指示してきた、前の技…この場合じわれが外れた場合威力が上がるじだんだを、サイコキネシスで無理矢理振動を相殺することで防ぐ。そう簡単にはやられませんよ。

 

 

「これでもプラズマ団に喧嘩売った身でして。悪の軍団に負けるわけにはいかないんですよ」

 

「我々が悪、か。我々の悲願を邪魔するお前たちこそ我々にとって悪なんだがな?」

 

「じゃあかしいんですよ。こんなに人々を洗脳して、被害者ぶるのはやめなさい」

 

「どうせみんな死ぬのだ。エスプリになったことで生き延びられるのに感謝してほしいぐらいだな」

 

 

 まったく悪びれない様子のバラに、シュウメイさんが怒りからか睨み付ける。同感だ。

 

 

「ふざけるなでござる。そんな自分勝手な恩の押し売りがあってたまるか」

 

「…仲間(グレイ)から聞きましたよ、死の猛毒をばら撒く咲いてはならない地獄の花、カロスの最終兵器。フレア団はその毒を防ぐ赤スーツを高値で売って購入した者を「選ばれし者」として助かるようにしていたとか。とんだ偽善ですね、選ばれし者ってつまり金を持っているかどうか、じゃないですか」

 

「今回は違うぞ?金持ちであろうとなかろうと我々に与する者だけが助かる。そして生まれるのは自分勝手な者達が消えた理想の世界だ。そしてなにより、私はあの最終兵器の死の花が咲いた姿を科学者として見たい。そのためならばなんでもするさ」

 

 

 それが本音か。このマッドサイエンティストめ。

 

 

「アケビも同じですか?」

 

「いいや。あいつは単に自分が楽しめればそれでいい人種だ。一緒にしないでもらいたいな」

 

「いや、同じでしょうが」

 

「同じでござるよ」

 

「……一緒にしないでもらいたいな!イダイナキバ、ぶちかまし!」

 

 

 照れ隠しの様に繰り出してきたのは、知らない技!?あの感じ、インファイト同じ防御を捨てた強力な一撃か。ならばこちらもとっておきだ。

 

 

「さいみんじゅつ!」

 

「なに!?」

 

 

 私とイオルブの十八番(オハコ)、さいみんじゅつが決まってイダイナキバを眠らせる。それに気を取られてディンルーへの指示が遅れるバラ。…エスプリと違って機械的じゃないからこそできた隙だ。

 

 

「シュウメイさん!」

 

「心得た!猛毒爆撃の術(ヘドロばくだん)!」

 

 

 そこにドラミドロから猛毒の塊が放たれ、直撃。眠ったまま毒に犯されイダイナキバは崩れ落ちた。あとはディンルーだけ…!

 

 

「くっ…エスプリG!加勢しろ!」

 

「テツノオロチ、じゅうでん。パラボラチャージ。ストリンダー、オーバードライブ」

 

 

 するとテツノオロチでラウラさんを相手にしたままエスプリGがストリンダーを繰り出してきて、エレキフィールドで威力が増した電撃を纏った音波が襲いかかって来てイオルブとドラミドロが戦闘不能となる。

 

 

「くっ…スカタンク!」

 

「アブリボン!」

 

 

 ポケモンを交代するが分が悪い。しかもパラボラチャージってことは、ラウラさんとの戦いで負ったダメージも回復している。

 

 

「ウルガモス!オーバーヒートだ!」

 

 

 そこに空からウルガモスが飛来、強烈な火炎を解き放ちテツノオロチを焼き尽くす。メロコさんのコータスのひでりを利用した一撃か。さすがだ。

 

 

「パラボラチャージ。イナズマドライブ」

 

 

 しかしテツノオロチはすぐ回復して、ホイール状に変形し相手に急降下しつつ突撃、通り過ぎた後に敵に強烈な雷を落としてウルガモスを感電させる。多分とくせいかなにか…エレキメイカーでエレキフィールドを作って威力を増すって、強すぎないかそのポケモン。多分パラドックスポケモンなんだろうけど。

 

 

「……鬼に金棒、ユウリに強ポケ。面倒この上ないな」

 

 

 ラウラさんが降りて来ながらそう吐き捨てる。なんかのことわざなのかな?

 

 

「監視カメラにハッキングして見たところ、あっちの俺も苦戦している。誰か援軍送りたいところだな」

 

「そうなんですか?」

 

 

 それはまずい。ネモさん達の言いぶりから記憶は取り戻してるっぽいが、それが苦戦しているなんてよっぽどだ。

 

 

「なら私が!…私が、行く!」

 

 

 そう胸に手を当てながら進言したのは、アイアールさんだった。




本音を告白したバラ。最終兵器を起動させようとするのは科学者故です。狂人しかいないからこそ再編できたブルーフレア団。

あっちのラウラとかこっちのラウラとか混乱しそうですが、今は詳しく語らないことにします。

次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
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