ポケットモンスター蟲スカーレット   作:放仮ごdz

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どうも、放仮ごです。ぶんぷを調べる時にマップがあまり役に立たないことを知りました。見逃してるだけなのかもだけど何番エリアなのかちゃんと書いてほしい。

今回はテーブルシティ西、南2番エリアでのいざこざ。楽しんでいただけると幸いです。


むしジム、大空のヌシ、あく組
VSコジオ


 南2番エリアをコライドンに乗って道なりに進む。すれ違う人々の驚いた奇異の視線が痛い。まあ目立つわな。途中喧嘩売ってくる奴もいたが俺達は交代しつつ返り討ちにした。道中、ハネッコやヤヤコマ、ムックルやメリープ、ディグダにミニーブなどのポケモンたちともすれ違う。

 

 

「なんかピンと来るポケモンいたか?」

 

「今のところいないかなあ」

 

 

 どうやらアイアールはすぐに六匹揃えるタイプじゃないらしい。俺もそうだが、余裕ができてからがいいから同感だ。それに、アイアールの今の手持ちもホゲータ、ウパー、ウミディグダとバランスもいいしな。

 

 

「しかし妙だな」

 

「なにが?」

 

「最初の方は見えていたハネッコとかがいつの間にか消えている」

 

「たしかに。どうしたんだろうね……んん?」

 

「どうした?」

 

 

 岩場に差し掛かった時、アイアールが何かを見つけたのかコライドンを止めた。グルルッと不満げに唸るコライドンの頭を撫でて宥めながらしきりに周りを見渡すアイアール。俺達は一度コライドンから降りてボールに戻して歩くことにした。

 

 

「いったいどうしたんだ?」

 

「何か可愛いのがいた!えっと……あそこ!」

 

「んんー?」

 

 

 視線を向ける。そこにいたのはめちゃくちゃ輝いているキノコみたいな岩の様なポケモン。見覚えがあるやつだ。

 

 

「たしかコジオだったか?サニアの持ってたやつだな。でもなんか光ってるな」

 

「サニアって?」

 

「ネモと同じチャンピオンランクの岩使いだ」

 

「ネモ以外にもいたんだ。まあいいや、捕まえよう!レッツゴー!ホゲータ!」

 

「あ、ちょっまっ」

 

 

 止める暇もなくホゲータを繰り出して突撃させるアイアール。するとコジオはうちおとすを発動、直撃してホゲータは引っくり返り、アイアールは涙目で慌てて駆け寄った。

 

 

「ホゲータァアアアアアッ!?」

 

「言わんこっちゃない。コジオはいわタイプ。ほのおタイプの天敵だ」

 

「ほのおってみずだけが弱点じゃないの!?」

 

「そこからか!?」

 

 

 一度アカデミーに戻ってタイプ相性というものを学んで来いお馬鹿。

 

 

「ウパーのじめんタイプとウミディグダのみずタイプはいわタイプに強いからそいつらで行け」

 

「なるほど!よーし、ウミディグダ!」

 

 

 ホゲータをボールに戻したアイアールが繰り出したのはウミディグダ。するとウミディグダを前にしたコジオの輝きが増していき、結晶化して姿を変えた。

 

 

「テラスタルだと…!?」

 

「え、野生のポケモンがテラスタル!?」

 

「こいつは………何タイプだ?」

 

 

 なんか風船みたいなものが頭についている紫色の結晶の姿。見たことないテラスタルだ。電球のようなでんきタイプや、神殿みたいないわタイプ、燭台みたいなほのおタイプとも違う、

 

 

「ならこっちも…テラスタル!」

 

 

 ならばとアイアールもテラスタルオーブを取り出しウミディグダをテラスタル。噴水の様な結晶が頭部についた、多分みずタイプのテラスタルにすると突撃させた。

 

 

「アクアジェット!」

 

 

 すると不思議がことが起こった。水を纏ったウミディグダの突撃を、コジオはふよふよと浮かんで回避したのだ。

 

 

「あれえ!?」

 

「何だ今の?」

 

「逃がさないよ!まきつく攻撃!」

 

 

 うにょーんとウミディグダの身体が伸びて空中のコジオに巻き付こうとするが、また不思議なことが起こった。ウミディグダの攻撃が、コジオを擦り抜けたのだ。

 

 

「ノーマル技を無効…ゴーストタイプのテラスタルか!?」

 

「コジオっていわタイプじゃなかったの!?」

 

「ネモが言ってた別のタイプに変わる特別なテラスタルってやつじゃないか?」

 

 

 うん?ということはむしポケモンがむしタイプ以外のタイプになることも可能ってことか?ぐっ……ドラピオンがパルデアにいないことが悔やまれる…!本当の意味で蟲ポケモンになれたのに……!……まあそもそも持ってないから関係ないか。

 

 

「ゴーストタイプだから微妙に浮かんでるんだなあれ」

 

「こらー!浮かぶなー!どろかけ!みずでっぽう!」

 

 

 やたらめったら遠距離技を撃ちまくるアイアール。バトルの才能はあるが野生ポケモンの扱いはド下手くそのようだ。しょうがないなあ。

 

 

「手伝ってやれ。タマンチュラ」

 

「シャーッ」

 

 

 手伝うためにタマンチュラを繰り出す。狙いを定めて……。

 

 

「そこだ、いとをはく!そのまま地面に落とせ!」

 

 

 そして糸を吐いてコジオをグルグル巻きにすると勢いよく引っ張り、ふよふよと浮かんでいたコジオを地面に埋める。同時にテラスタルが解除されて普通のコジオに戻った。これでいいだろ。

 

 

「ありがとうラウラ!いけえ、モンスターボール!」

 

 

 そのまま近づいて零距離でモンスターボールを叩き込むアイアール。容赦ないなおい。コジオは観念したのかそのまま捕まった。ちょうどいいので捕獲したデータをポケモン図鑑アプリで共有させてもらう。

 

 

「あれ?」

 

「どうしたんだ?」

 

「図鑑によると近くの西1番エリアにはいるけど南2番エリアにはいないらしいよ?でもここ南2番エリアだよね?」

 

「そのはずだが」

 

 

 マップアプリを表示して現在地を調べる。南2番エリアだな。でも確かにポケモン図鑑のぶんぷにはコジオはもう少し先のエリアに生息しているそうだ。なんでここに?

 

 

「……考えられるとすれば心無いトレーナーに逃がされたか、なにかから逃げてきたか……」

 

「後者だとするとなにから?」

 

「………多分、あれだ」

 

 

 西1番エリアの方角の空を指差す。そこには一見暗雲の様なものが存在していて。アイアールはボールから出したコジオが震えているのを感じながらも視線をやって首を傾げる。

 

 

「なにあれ?」

 

「……あれは鳥ポケモンの群れだ。ムクバードだな」

 

 

 ムクバードは獰猛なポケモンだ。群れと群れのぶつかり合いでは顕著になるらしい、とおぼろげな記憶にある。誰かに教えられた気がする。そしてそれを率いているのは……。

 

 

「コライドンを出せアイアール。逃げるぞ」

 

「なに、が…!?」

 

 

 こちらの派手な戦いを視界に入れたのか、暗雲の様な群れを率いてそれは飛来した。もうきんポケモン、ムクホーク。しかもなんかでかい。今の俺達じゃどう足掻いても勝てない奴だ。道理でハネッコとかが姿を消したわけだよ野生の勘って奴か!

 

 

「コライドン!逃げて!?」

 

 

 アイアールが出して、すぐに事態を察して駆け出したコライドンに飛び乗り逃走を開始する。旅の最初から最悪だなクソッたれ!




オヤブンムクホーク降臨。ラウラに生態を教えたのはなにキなんじゃろね。

ゴーストタイプテラスタルのコジオはうちの子を元にしてます。のろいを使い分けられるのが楽しい子。その名もゴーマシオウ。何故か「オウ」で統一したせいで6匹の王と一緒にチャンピオンを目指す旅だったっていうね。アイアールの手持ちもそのネーミングにするか悩みどころ。同一ポケモンが沢山出るのでニックネームは必須だと思うんですけどね。

次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。

ウカ以外のラウラの手持ちにもニックネームは…

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