ではどうぞ。
なお、次々回あたりで幼少期は終わります……
終わればいいなぁ…(´-ω-`)
____あれから数日が経った。
彼らに渡された『将来について』の提出期限まで3日を切ろうとしている。
いるのだが……。
「まさか、ここまで何も思いつかないとは…」
そう呟きながら自宅の机で、頭を抱えるのは元教師であり、元暗殺者である転生者の少年。
一見簡単に見えるこの課題に何故ここまで、彼は頭を抱えているか?
それは単に『元教師であること』と『今世でなりたいものが未だに定まらない』のが関係している。
未来。過去。現在。
その中でも未来の部分に関して、彼は今までただ、決められた運命、自身が作り、予測できる未来という形を通して見るという形でしか見ることが出来なかった。
故に、何の過程もなく、夢物語のように未来など見ることなど殆ど無いと言っても良かった。
その上、元教師である為に、教師が出した意図に気がついてしまう為、ついつい、それに囚われてしまうのだ。どうなりたいかがはっきりとは決まってはいないが故に余計に。
よく無いことなのはわかっている。
どつぼにハマっているのもわかっている。
わかっているが…。
意識しないようにすればするほど、悪循環へと潜っていく。
読者の方々も経験はないだろうか?
寝る時や受験、会議などで、意識しないように意識したら、結果どんどん意識してしまっていたとのような事を。
つまりはそういうことである。
今、彼はその状態に陥っているのである。
「……とりあえず、外出しますか」
気分転換もかねて、外出を決める。
窓の外は晴天。今日は休日である事もあって、絶好の散歩日和になるだろう。
しかし……その反面彼の心の中は先も見えないような暗雲が立ち込めていた___。
race.2 Qの時間
「___はぁ」
青雲広がる空に対し、思わずため息をつく少年。
ため息をつくと幸せが逃げる。
勝ち馬逃すは
誰が最初そんなことを言い出したか知らないが、ため息をつくこと=幸せが逃げるなんていう意味の言葉を作り出した人はその時憂鬱な気分だったのだろうか?
そんな風に思ってしまうくらいには、心が弱っていることを自覚していた。
しかし…。
「生きるのを必死だった死神時代までの日々、その後『彼女』がくれた願いを叶える為に飛び回った教師生活。迷っている暇なんてなく、選択肢も限られていた前世を生きていた。が…しかし、『今』は違う。たっぷり時間がある。選択肢も多い。それはいい。進む道が多いことは良いことなのですから。ですが…」
___だからこそ、迷うのでしょうね。私は。
そんな言葉が続くかのようにそう呟く。
結局のところ…『方向性』と『理由』は決まっててても、『目標』までは決めてなかったのだ、彼は。
決められた道、分岐点が少ない道のり。
そうであった『前世』という名の過去を思えば仕方がないのかもしれないのだろう。
選択肢があればあるほど、人は迷う生き物で。
いきなりそれが増えれば、困惑してまうのだから。
「…なかなか切り替えられないですね、やはり」
一応、予想はついてたことだと彼は思う。
世の中、外出しただけで気持ちの切り替えができるのなら、多くの人が休日明けの仕事が憂鬱ではなく楽しみで仕方が無いはずなのだ。
つまり+αで何かしらの変化を求める必要があるのだ。
そうと決まれば。
「とりあえず、いつもの野良レース場で何も考えずぼー…っとでもしますかねぇ?」
そう呟くと、いつも眺めている野良レース場へと足を向けるのだった。
「___ここに来るのも二ヶ月振りですねぇ」
関東どころか日本最大の流域面積を持つ利根川。
その河川敷にある一周1000mの野良レース場にきていた。
一周1000m。
人間からすればやや長い部類に入るのだろうが、成長しきっているウマ娘にとっては短い距離。
もちろん、短いのならば追加で何周かすればいいだけのことである話であり、そもそも市がお遊び程度にと設置したレース場のためにしっかりとしたものではない為、もし本気で走りたいというならば、トレセン学園の施設を借りたりして走ればいいのだけの話である。
しかし、それでもここには様々な老若男女人バが多くくる。
理由は幾つかあるが…その一つに、お遊び程度のレース場である為、誰でも自由に走れるのが特徴であることだろう。
その結果…。
「___あっ!ずるいわよ!?抜け駆けなんて!!?」
「へへん!ウマ娘であるお前に対してこれくらいしなきゃ負けるもんねー!」
「失礼。横通ります」
「あ、ごめん、邪魔だったか?じいさ…はぇ?」
「えっ?ちょ、おじいさん!?オヌシナニモノ!?」
「アイアムハヤスギル。そう呼ばれてたニンジャですよ」
「「アイエエエエ!?ニンジャ!?ニンジャなんで!?」」
「では失礼」
「あのじいさん…まぁたウマ娘を抜かしてるよ…」
「ニンジャショックを与えるのが好きなじいさんだもんな〜」
「つか、ウマ娘の少女と競技用の車椅子に乗ってる少年を己の体一つで抜かすなんてどれだけはええんだよ。あのじいさん、確か60超えてるはずだろ?」
「なんか特別な呼吸とかなんとかで走ってるらしい…あっ、パンダが飛び入り参加でじいさんにレースを挑むわ」
「あれいいのか?パンダがレースするの、アリなのか?そもそも、どこの動物園から脱走してきたんだよ。あのパンダ」
「別にそんなこといいだろ、面白ければなんでも」
「走りたいやつが走る場所だしな。ここ」
「え〜…」
とこのように人に危害を加えなければ走りたい奴が好きな方法で走ればいいというモットーな為、面白かったらなんでもありなレース場となっていた。
なお、先程のパンダはレース終了後、どっかからきた動物園の飼育員さんに説教くらいながら連れられてドナドナされていった。是非もなしである。
そんな騒がしくも『走る』ことに対して輝く光景をしばらく眺めていると隣からこえをかけられる。
「お兄ちゃん。今日も来たんですか?」
「おや…そういう貴女もですか?
「はい、ここは楽しいものであふれてますから…!」
そこには笑顔で彼に笑いかける、三日月の流星を描く鹿毛の少女がいたのだった___。
五呂 千世(殺せんせー)の秘密②
とある有名ウマ娘と幼い頃から知り合っているらしい。
独自に考えたウマ娘世界の諺・熟語とかの解説、いる?
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いる!
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いらん。
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任せる。
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書けええええぇぇぇ!!!