【任務】
この2172年、この長い時を超え、地球の科学や
機械はハイテクなものばかりと化している。
私の名前はレナイド・ゴース、NASAというあの
有名なアメリカ航空宇宙局で、エンジニアを
務めている。スペースシャトルの検定や、
技術者として、細かいパーツなどを作ることも
しばしばある。過去には陸軍としての経験もある。
現在、この銀河系内にある星に着陸し、
人々が住める適した星がないか、というのを
徹底的に調査しているが、それに私も同行
している。今回は木星へ行くとの情報は
つい最近入ったものだ。急なことだから
驚きはしたが、こういったことにはエンジニア
は必ず必要な存在なのだそうだ。
まぁ確かに普通はそうかもしれないが。
とりあえずは技術者、工具がなければ
何も始まらない。
基本的に使うのは紫外線カッターだろう。
紫外線の熱を線上に放ち、鉄などを切る
といった普通の工具である。
「とりあえず紫外線カッターを持っていけば
それで大丈夫だろう...」
シャトルに乗り込み、木星へと飛び立った。
長い時間ではあるが、充実してシャトル旅行を
行えた。
だが最悪の悲劇が俺たちを待っていた。
鳴り響く大きな音、大きく揺れたシャトル、
パイロットのゲダン・レアノウァは大きく叫んだ。
「隕石がシャトルに衝突しちまった!
木星へ不時着する!!全員伏せろぉぉぉ!!」
揺れるシャトル、木星へと不時着し、大きな
衝撃に襲われる。
「あぁ!クソッ!エンジンがいかれやがった!」
「一体何があったのよ!?」
後ろから大きな声でゲダンに喋りかける女性、
ミスナド・チェイルカ。
「後ろから隕石が来ていたんだ!!
かわす事なんて不可能だったんだ!!」
「とりあえず落ち着け...熱くなりすぎだお前ら」
俺はそう言って二人を落ち着かせようとする。
「落ち着け!?こんな時になにいってるの!?」
「俺という一流エンジニアを舐めてもらっては
困るね。簡単に言えば直せばいいんだろ?
ぶっ潰れたところをさぁ。」
「直せるのか?」
「多分問題ないさ、安心してくれ。俺が船の
修理にかかるから、他のみんなは先に木星の
調査に行ってくれ。」
「でもお前一人残すのは...」
「心配するな、俺はあくまでもエンジニアだ。
調査する人間じゃないんだぜ?」
「わかったよ...お前を信じるよ。」
「ちょっと待ちなさいよ!何私のこと差し置いて
話進めてるの!?」
ミスナドが大きく声をあげる。
「だから...俺が修理するからお前らは先に
行けって...」
「ふざけないでちょうだい!なんで私まで
調査する人間になってるの!?」
「お前は補助に当たる人間だろ、調査側に
加わっとけよ、素人が肝心な所に触れると
危ないぜ?」
「うるさいわよ!補助に当たるならエンジニアの
方がいいわ!!」
「はぁ...素人にわかるか?こんなもんが。
そう強がるなよ...これだからめんどくさいぜ
女は...」
俺はかなり女性には不器用なのだ。どうやっても
話は合わないから話そうとはしないし、
聞く耳も持たない。何よりも文句を言われても
素人にはわからないことだらけのことを
当たり前のように言われるのが一番腹が立つ。
どうも経験上それを言う人間が女性が多い。
なにかされればすぐに影で愚痴ることしか
できないし、大半をしめるそんな女を俺は
嫌っていた。
「いやよ!絶対嫌だからね!」
「あのなぁ...駄々こねた子供みたいなこと言うなよ...」
「失礼よ!」
「じゃあなんだよ...あんたはお嬢様気取りか?
こんな宇宙に飛んでる別の星まで来て?
見てて呆れるぜ...」
「ふん!もういいわよ!!」
むすっとした顔で彼女は去っていった。
武器を持ち、彼らは木星の地へと降りていった。
どうやらアメリカ人ほぼ全体が宇宙人の存在を
信じており、宇宙にいけば襲われるのではないか
と言う意味で、武器をシャトルに積み込んである。
「さてと...修理修理っと...」
ここで言うのもなんだが俺は37歳のいたって
どこにもいるようなおじさんだ。
結構修理作業は背中にくるのだ。
「あー...いててて...」
そんなこんなで内部を直すため、外側から
当たった場所の内部を調査した。直せる
ところも直し、コードもちぎれたところは
手動で直した。あとはこのシャトル、
立てなければいけないのだが...いや、大丈夫か?
するといきなり無線が入った。
「レナイド!聞こえるか!?
長いこと歩いたがこちらも不時着して何年も
経ったような船が転がってやがる!
これは...もしかするとなんだが...」
「...もしかしたらスターリング...なのか?」
「あぁ、木星に不時着し、全員の生命が
不安定になり、最後には全滅したあの
スターリングの船だ。まさかこんなところに...」
「まっててくれゲダン、俺も修理が終わった
ところだ。気になるからそっちまで行っても
いいか?」
「あぁ、構わないよ、もしかしたらこの船に
使えるものがまだ多々多くあるかもしれんしな。」
「OK、今からそちらに向かう。」
「あぁ、待って...ザァーーー」
いきなりノイズが流れ始めた。無線の先から
悲鳴が聞こえた。
「なんだ!?この変な生物は!?レナイド!
船の中で落ち合おう!きっと地球外生命体の
細胞がスターリングに乗っていた人の体を
のっとったものだ!」
「待て!!それなら中は危ないんじゃないか!?」
「もういやよ!なんでこんな化物船の中
なんかに!?」ミスナドが言う声が聞こえた。
「あくまでも俺たちのすることは調査だ、
この船の現状やなにがあったかでここは
人が住める星なのかを決める。」
「...わかったぜ...しぬなよ...!」
「あぁ...お前もな...!」
こうして無線は切れた。
ここから、俺たちの地獄の1日が始まった。
いろいろと変に終わっちゃったけどもまぁ多分大丈夫てしょう!!♨それでは次回をお楽しみに ヾ(・д・。)