漆黒の狐の物語   作:桐野 ユウ

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啓介 学園へ

「ここだな?私立駒王学園ってのは・・・・・・」

 

黒いシルクハットをかぶり黒い服を着た人物が駒王学園の入り口に立っていた。彼こそ工藤 啓介、漆黒探偵事務所の所長兼探偵をしている人物・・・・・・その彼がなぜ駒王学園へ来ているのか?

すると二人の眼鏡をかけた人物が歩いてきた。

 

「工藤 啓介さんですね?私は支取 蒼那といいます。」

 

「・・・・・・そうか、ソーナちゃんが生徒会長か?」

 

「どうして私のって・・・・・・え!?ゼフォール様!?「しーーーーー」す、すみません・・・・・・まさかゼフォール様が漆黒の探偵をしていたんですね。リアスは何も言っていなかったので・・・・・・」

 

「すまんすまん、リアスには黙っておいてくれと頼んでおいたんだよ。まぁいいか・・・・・・しかし駒王学園に来て、まさかソーナちゃんが依頼をしてくるとは思ってもいなかった。ん?」

 

啓介は旧校舎の方を見ていた。あそこから突然として強力な力が発揮されているのでどこかで感じたことがあるような気がするなと思いながら、蒼那に謝り旧校舎の方へと向かう。

彼は旧校舎に到着をしたが、結界が張られているのに気づいた。

 

「だが無駄なんだよね。すいーっと」

 

彼は張られていた結界の中に突入をして、感じたであろう場所に到着をした。ここから何かを感じており扉を蹴り飛ばす。

 

「あーいごめんよーってあら?」

 

一方、中ではライザー・フェニックスという人物がリアスの婚約者であり、彼女と結婚をしようとしたが・・・・・・リアスは断っているところに扉が蹴り飛ばされてライザーに命中をする。

 

「あーごめんよーってあら?」

 

シルクハットをかぶりながら啓介が現れてアーシアは驚いていた。

 

「け、啓介さん!?」

 

「おうアーシア、久しぶりだな?ってあれ?どういう状況?」

 

「お兄様!?どうしてお兄様がここに!?」

 

「「「「お兄様?」」」」

 

「あ・・・・・・」

 

リアスはすぐに口を抑えたが、啓介はため息をついてしまう。だがライザーの方は先ほどの蹴り飛ばされた扉で気絶をしておりその部分だけを聞いていない状態だ。

 

(しかし、リアスが婚約なんてな・・・・・・父さんたちからそんなことは一度も聞かされていない。はぁ・・・兄貴が関わっているとなると色々とな。ってグレイフィアさんもいるのかよおおおおおおおおおおお!!)

 

兄のサーゼクスの妻であるグレイフィアがいるのに今更気づいて、啓介はまずいタイミングで入ったなと思いながら、ライザーが起き上がりリアスとレーティングゲームをするといい始めた。

 

「そして貴様も参加しろ!このライザー・フェニックスさまにとびらをぶつけおって!!」

 

「え?いやこの人は「いいぜ?」ちょ!?」

 

「参加をしろと言ったのはそっちだ。ならそれを受け入れるぜ?」

 

「いいだろう。一週間後だ!!はっはっはっは!楽しみだ!!」

 

そういってライザー・フェニックスは魔法陣で去っていき、グレイフィアは頭を抑えていた。

 

「何しているのですか、ゼフォール様、なんであなたが参加をすることになるのですか!!」

 

「いやー喧嘩を売られたからさ?」

 

そんな話をしている中、朱乃達は啓介に近づいていく。

 

「あのー先ほどリアスが言っていたお兄様という単語が気になっていたのですが・・・・・・」

 

「リアス・・・・・・あなた、話していなかったのね?」

 

「はい。」

 

グレイフィアはため息をついて、啓介のところへと歩いていく。

 

「この方こそ、我が主サーゼクス・ルシファーさまの弟であり、リアス・グレモリーの兄・・・・・・ゼフォール・グレモリーさまです。」

 

「「「「えええええええええええええええ!!」」」」

 

四人は驚きの声をあげて、啓介自身は苦笑いをしながら自己紹介をする。

 

「まぁグレイフィアから言われたと思うが、工藤 啓介というのはこちらの世界での名前だ。そして真の名前はゼフォール・グレモリーだよろしくな?だがお前さん達とは何度も会っているぜ?」

 

「会っているのですか?」

 

そういって啓介は懐から、デザイアドライバーを出して腰に装着をしてマグナムレイズバックルをセットをする。

 

「それは!」

 

【SET】

 

「変身!」

 

【MAGNUM】

 

仮面ライダーダークギーツに変身をしてもう一つの顔が漆黒の狐というのを知り驚いている。

 

「やっぱり・・・あなたは母を救ってくれた人だったのですね。」

 

「そういえば、幼い子どもと母親を助けたことがあったな。そうか・・・立派になったのだな?さてグレイフィア。レーティングゲームのことだが・・・・・・奴が俺を指名をしてきたんだ。今更断ることなんてできないぜ?」

 

「わかっています。はぁ・・・・・・こんなことに巻き込まれるとは・・・・・・」

 

「だが、リアスよ。お前さん達を一週間という期間ができたな・・・・・・よし!グレイフィア頼みがある。」

 

「何でございましょう?」

 

「我が眷族たちを残りを全てこちらに来させてやってくれないか?」

 

「・・・・・・そういうことですか、承知しました。では私も準備などがありますので、ではこれにて。」

 

グレイフィアは魔法陣を出して、啓介自身もリアスが別荘で鍛えることとなり、こちらも準備が必要だなと一度帰ることにした。

 

「それじゃあリアス、また。」

 

「すみませんお兄様・・・・・・私のことなのに。」

 

「気にするなって、お前たちの成長などもついでに鍛えてやるよ。俺の眷族たちと一緒にな。」

 

そういって啓介は立ち去り、探偵事務所へと帰還をする。

 

「おう帰ったか?」

 

「お前達、明日から忙しくなるぞ?」

 

「といいますと?」

 

「一週間後、リアスがライザー・フェニックスとレーティングゲームをすることとなった。それに俺も工藤 啓介として参加をすることになった。」

 

「なんですとーーー」

 

「ずるいぞ!」

 

「お前達、お前達が参加をすることになったら。ご主人の正体がばれてしまうだろうが・・・・・・」

 

エアの言葉にブラ、パサーはその通りだと思い落ち込んでしまうが、彼は笑い出番はあるぞといい内容を話す。

 

「一週間、リアス達を鍛えるために俺の眷族たちを全員集結させるようにグレイフィアに頼んできた。」

 

「全員集合ってことですね?」

 

「そうだ、バイザー、美穂は悪いが残ってもらうことになる。まだあの堕天使の奴が目を覚ましていない以上な。」

 

「わかっています。」

 

「もしもの時は連絡をいたします。」

 

「頼む。」

 

こうしてこちらも準備が進んでいき、啓介は楽しみだとうずうずするのであった。




次回 リアス達と共に別荘へとやってきた啓介たち、そこには啓介の残りの眷族たちが先に到着をしており彼は久しぶりに再会を果たす。

次回「全員集合」
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