漆黒探偵所のリビング、赤い髪をした女性がソファーに座っており、美穂が紅茶を持ってきてそれを飲んでいた。
それに応対をするのが工藤 啓介である。そのそばにルド、エアが立っておりリアス・グレモリーは紅茶を置いた。
「美味しいわね、この紅茶・・・・・・さて、悪いけどあなたたち三人は下がってもらえないかしら?」
「貴様!?」
「よせエア、啓介・・・・・・」
「すまん、二人きりで色々と話をしたいから、美穂悪いが、大きな車で三人で買い物に行ってきてくれ。」
「承知しましたマスター、二人ともよろしいですか?」
「仕方がない。」
「わかったよ。」
三人が出ていった後結界まで張ったので啓介は驚いているが、彼女は先ほどのピリピリとした雰囲気がなくなる。
「・・・・・・さてお兄様、漆黒の狐となり何をしているのですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「父様からいきなり、お兄様が飛びだしたといわれて驚きましたが・・・・・・まさか人間の姿をしたままはぐれ悪魔狩りをしていたのですね。驚きましたよ?」
啓介は頭を抑えていた。我が妹にばれてしまったのだからだ。
「聞いておられますか?ゼフィール・グレモリーお兄様!!」
「・・・・・・なんでわかったの?父さんたちには内緒にしておいてくれと言っておいたのに・・・・・・」
「もちろん!サーゼクスお兄様からですわ!」
「兄貴・・・・・・」
「それに、ルドさんにエアさんも元を言えば兄様の騎士と戦車じゃないですか。それが突然として飛びだしたと思ったら、漆黒の狐の姿になり!もーうお兄様もひどいですわ!!」
「すまんまじですまない。」
一方で外にいった三人は
「ばれたな。」
「あぁばれたな。」
「どういうことですか?」
「・・・・・・美穂は知らなかったな。私達は啓介・・・・・・いやご主人様の兵士でもあるんだ。」
「そうだな。この名前も偽名だからな。」
「ええええええええええええええ!!」
一方で探偵事務所では?
「廃教会に?」
「そうだ。俺もここで過ごしているカラわかることなのだが・・・・・・どうもきな臭いんだよな。なにせ神器をもったシスターがあそこに派遣されるものなのか?」
「確かにそうね。」
「そういえばリアス。」
「なんですか?」
「あの男の子を兵士にしたのかい?」
「一誠のことですね。はい・・・・・・実は。」
リアスは彼の左手に赤い籠手が装着されていることを話しをすると彼は両手を組み考えていた。
「赤い籠手・・・・・・か、いずれにしてもばれてしまったからな。はぁ・・・・・・探偵事務所で漆黒の狐としてひっそりと過ごしていたいのに・・・・・・なんで見つかるのかなー兄貴のばかやろおおおおおおおおおおおおお!!」
啓介はばらした兄、サーゼクスに叫ぶがその当人には聞こえていないので空しくなってしまった。
いずれにしても漆黒の狐としてばれてしまった以上、リアスには色々と話をすることにした。
「まぁ今回は兄貴の力を借りたとはいえ、お前がここまで来たのは褒めてやる。とりあえず俺は工藤 啓介と今は名乗っている。それは忘れるな?」
「はい。」
「それと漆黒の狐・・・・・・まぁダークギーツとして現れたとしてもスルーをしておいてね?」
「まぁそれは兄様のお願いとならば・・・・・・」
「リアス、見ないうちに大きくなったな。」
そういって啓介は彼女の頭を撫でた。
「もうお兄様!私はもう子どもじゃないんですよ!!」
「はっはっはっは、俺からしたらまだまだ子どもだ。だからこそ父さんからこの街を任されたんだろ?いいじゃないか。」
彼は笑いながらデザイアドライバーを装着をして外の方を見ていた。
「お兄様?」
「・・・・・・気のせいか。」
彼は腰につけていたデザイアドライバーを外して、ほかのメンバー達が帰ってきた。
「ただいま戻りました。」
「リアス様・・・・・・先ほどはどうも。」
「いえいえ兄様の大切な眷族たちですからね。そういえばお兄様・・・・・・この子は?」
「美穂はアンドロイドなんだ。人間に近いね。」
「ど、どうも・・・・・・」
「そういうことだったの。私はリアス・グレモリー、ぜフィールお兄様の妹よ?」
「は、はい!!」
リアスに挨拶をして美穂はホッとしており、啓介はじーっと見ながら彼女はごきげんようといい帰っていく。
「しかしどうしますか?」
「ばれてしまった以上、啓介として過ごしていくのは難しいな・・・・・・はぁ・・・・・・まぁいつかはばれる日が来るとは思っていたのが早まっただけだ。」
啓介はため息をつきながら、今日はお酒を飲むことにしたのであった。
次回 妹であるリアスにばれてしまった啓介、彼はダークギーツに変身をしてマグナムフォームでじーっと彼女たちを見ていた。
敵ははぐれ悪魔バイザーと呼ばれている人物、だが彼は彼女を救う為に変身をする。
次回「はぐれ悪魔バイザー」
工藤 啓介の正体 グレモリー家次男のゼフィール・グレモリーであった。