閃の軌跡〜変わる物語〜   作:名無し名人

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百話目だぁ!…まさかここまで進むとは思わなかった。読んでくださった皆様ありがとうございます!


第九十四話

フローラSide

 

「φΔυζρδ!」

 

「ひ…!く、来るな…来るなぁー、化け物め、グギャッ」

 

最後のテロリストが銃を乱射して抵抗を試みていたが人形兵器の甲冑には傷一つ付かず逆にシールドバッシュで吹き飛ばされ壁に叩きつけられ気絶した

 

フローラ「制圧完了……プログラムも異常無し、状況判断能力も申し分無し…うん、これなら『アンファング』の防衛機構の一部として使えるわね」

 

「か……は……」

 

フローラ自身もテロリストの一人を絞め落としながら自身が造り上げた人形兵器『スクルド』の仕上がりに満足していた

 

フローラ「リィン様には良い報告出来そうね…さて、貴方達!この者らを縛り上げなさい!」

 

「ψχΑρ」

 

フローラの命令に従い二体の人形兵器はテロリストを手早く縛り上げたのを横目に爆弾を解除した

 

フローラ「ふぅー、これでもう起爆しないわね……貴方達、縛り上げたらそこに転がしておきなさい。後はリベール側に任せておけば良いわ、貴方達は『アンファング』に撤収しなさい」

 

「φΔχ」

 

人形兵器達は命令を受諾して直ぐに転移して帰還して行った 

 

フローラ「さて…リィン様と合流しなきゃ、無茶してなければ良いのだけれど……」

 

フローラはそう言ってその場を後にした。後に残されたのは縛り上げられたテロリストと壁に幾つも開けられた弾痕だけだった…

 

リシャールSide

 

「うぅ…いてぇ、痛えよ……」

 

「馬鹿な…たった一人に……」

 

テロリスト達はリシャール大佐によって地に沈んだ

 

リシャール「フ、私を舐めて貰っては困るがね。これでも日々鍛錬を欠かしてないのでな、貴様ら程度に遅れはとらん」

 

「くそ…が…!俺達の…理想……」

 

テロリストはそう言って意識を失った

 

リシャール「…理想、か…その為にリベールを焼こうとするならやはり私は迷わん。例え国に弓引く事になろうともリベールを強国にしてみせる…そう、遥か昔古代人が創り出した『輝く環』という力を以ってして!」

 

リシャールはそう言ってその場を離れ他の二人に合流する為歩き出した…

 

リィンSide

 

リィンとルトガーの戦いは一進一退だった。リィンがルトガーの大剣……ブレードライフル、銃と剣の一体化した攻撃に梃子摺っていた。

 

リィン「ちッ!やっぱり厄介だなそのブレードライフルは!?」

 

ルトガーの銃撃を躱し懐に入ろうとしたが…

 

ルトガー「これが猟兵の一般的な武装だ!覚えておけ坊主!!」

 

リィン「ご親切にどう…も!」

 

ルトガーは素早く銃から大剣に切り替えリィンの顔の位置に横薙ぎに大剣を振るい、リィンは上に跳びルトガーの頭に目掛けて太刀を振り下ろす!

 

ルトガー「おっと、危ねえ!…坊主殺意ある攻撃しかしねぇなぁ?」

 

リィン「アンタの後ろの爆弾を止める為にアンタを無力化するなんて余裕無いんだよ!」

 

ルトガー「そりゃあ最もだ……な!」

 

ルトガーは太刀を自身の大剣で受け止め力任せに薙ぎ払い吹き飛ばされたリィンは壁に叩きつけられること無く一回転して着地した

 

ルトガー「ほう…坊主も中々やるじゃねぇか、場数も踏んでるみてぇだし…フィー相手なら楽勝で勝てるな」

 

ルトガーは一旦攻撃の手を止め再び葉巻を吸った

 

リィン「……一つ良いか?何故テロリストの依頼を受けた?アンタ程の猟兵なら割の良い依頼など幾らでもあるはずだ…ましてやこんな外道な策を用いる輩に…?」

 

ルトガーは葉巻の煙をゆっくり吐いた

 

ルトガー「………フゥ~、大した理由じゃ無い、あのいけ好かない野郎……『アイツ』に命令されたんだよ」

 

リィン「アイツ……?」

 

ルトガー「…坊主には関係のない話だ。それより俺からも一つ聞きたい、お前は何故戦う?」

 

ルトガーは吸っていた葉巻を捨て足で踏み消しながら大剣を構えリィンに斬り掛かった

 

リィン「何故って?」

 

リィンは太刀で受け止めながら弾きルトガーの胸に刺突を繰り出す

 

ルトガー「お前はリベールの人間では無いのだろう?何故関係のない国の為にこうも動く?金か?名誉か?」

 

ルトガーはリィンの刺突を大剣で防ぎリィンの太刀を蹴りで弾き落とした!

 

リィン「くっ!?」

 

ルトガー「貰ったァァァ!」

 

ルトガーの大剣がリィンの頭に振り下ろされ真っ二つにされた…かに思われたが

 

リィン「……ググッ!…」

 

ルトガー「な、し、白刃取りだと…!?」

 

リィンはルトガーの大剣を真剣白刃取りをして防いでいた

 

リィン「……ググッ、あ、アンタさっき何故俺がこの国の為に戦うと言ったか、金?名誉?…ハッ!そんな物興味は無いな!」

 

ルトガー「何だと…!?なら何故…?」

 

ルトガーは大剣をリィンに掴まれたまま問うた

 

リィン「大切な娘がこの国に居るからだよ!」

 

リィンは彼女をの笑顔を思い出しながら言った

 

ルトガー「は…?たったそれだけの為にこんな地下まで来て俺達と戦うと?」

 

リィン「当たり前だ!惚れた娘の故郷が荒らされるのを黙って見てたら彼女に申し訳無いんだよ!ハァァァ!!鬼気解放!」

 

リィンはそう言って鬼気解放してルトガーの大剣を白刃取りしたままへし折った!

 

ルトガー「な…ッ!?何だと…?」

 

ルトガーは思わぬ武器破壊に動揺していたのをリィンは見逃さない

 

リィン「終わりにしようか…八葉一刀流 『無手ノ型』

 

 

 

 

     破   甲   拳!」

 

リィンはガラ空きになったルトガーの鳩尾に破甲拳を叩き込んだ

 

ルトガー「がッ……!!」

 

諸に入ったルトガーは吹き飛ばされ壁に叩き付けられ崩れ落ちた

 

リィン「……ふぅ~勝負あり、だな。さて…爆弾を解除して…!?」

 

リィンは爆弾の方に振り向こうとしたが崩れ落ちたルトガーが立ち上がってきたのを見て驚いた

 

リィン「タフだな…」

 

ルトガー「おいおい…そうでもねぇぜ?今の攻撃は中々ダメージが大きいぜ、正直少し本気で落ちてたぜ」

 

リィン「なら投降しろ、テロリストも残りの爆弾も今頃排除されている筈だ」

 

ルトガー「ふ、それは出来ないな」

 

ルトガーはそう言って懐から煙幕弾を取り出し起爆させ辺りは真っ白になった

 

ルトガー「今回は俺の負けだが次会ったら俺が勝たせてもらうぜ!」

 

そんな声が聞こえ煙が晴れるとルトガーは居なかった…

 

リィン「…逃げたか…」

 

リィンはその後爆弾を解除して他の二人と合流しリシャール大佐が応援を呼んで捕縛したテロリストを連行して今回の事件は解決した…それと同時に武術大会の決勝戦も終わり優勝はエステル達遊撃士チームに決まった。

 

 

 

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