やはり書くのは難しいですが、こんな凡作を読んでくれる方達の暇潰しの種になれば幸いです
七耀暦1197年リベール王国
翌日準備を整えた俺達は早朝グランセルをでてキルシェ通りを歩き、グリューネ門を目指していた。基本的に街道は魔獣除けの街灯?があるから故障しているか昨日の様に大型魔獣が街道に居座るということがない限り比較的安全ではある、只あくまでも比較的であって零ではないので一般人が街道を通るのは少なく、飛行船の発達によってその傾向が拍車を掛けていた。
だから街道を利用するのは遊撃士か軍それか猟兵、偶に陸上輸送する業者以外には一般人は滅多にいない…つまり何が言いたいのかと言うと…
ユン老師「八葉一刀流 壱ノ型 螺旋撃」
「弐ノ型 疾風」
ユン老師「フム、やはり魔獣は多いのう…じゃがリィンに見取り稽古を見せる相手が多いに越したことはないからのう」
遊撃士が定期的に排除してるとはいえ魔獣は数が多い、しかも魔獣除けの街灯を少し離れるだけでも魔獣の遭遇率は高く跳ね上がる。そんな状況で老師は魔獣を斬り捨てていた…八葉一刀流という物を実際に見せた方が早いと言って目にも止まらぬ疾さで太刀を振るうその姿は正に剣仙と呼ぶに相応しい立ち振る舞いに俺は目を奪われていた。
ユン老師「これリィン、ぼ~っとしとらんで儂の傍でちゃんと八葉の技をよく観察せい」
リィン「あ、はいすいません。すぐ参ります」
老師に注意され俺は慌てて老師の傍に駆け寄った。
ユン老師「うむ…ではよく観察せよリィン」
「三ノ型 業炎撃」
そうした見取り稽古を兼ねた魔獣駆除をしながら無事にグリューネ門を通過した後も見取り稽古を続け、ミストヴァルトの森との分岐点に差し掛かった時だった。
????「ヨシュアー!早く、早くー!!」
前から同い年位の女の子と男の子が釣り竿を持って走って来た…って今ヨシュアって言ったよな?じゃああっちはエステルか?
ヨシュア「エステルー?ちゃんと前見ないと転ぶよ〜」
エステル「大丈夫よー!うわ?!…あれ?」
ユン老師「大丈夫かの?お嬢ちゃん」
転けかける処をユン老師が支えて無事だった…
エステル「あ、ありがとうごさます。」
ヨシュア「エステル、だから言ったじゃないか…済みませんお手数おかけしまして…」
ユン老師「何、大したことはしてはおらんよ…所でちと尋ねるがお嬢ちゃん、もしかしてカシウスの娘じゃないのかのう?」
エステル「え?お爺さん家の父さんを知ってるの?」
ユン老師「うむ、よう知っとるよ。あやつに剣を教えたのは儂じゃからな」
エステル「へ〜父さんがねぇ〜」
ヨシュア「まさか、八葉一刀流の《剣仙》ユン・カーファイ!?」
エステル「あれ?ヨシュア知ってるの?」
ユン老師「そうじゃ、詳しいの少年…ふむ?お主その年で双剣を使うのか?大したものじゃ」
ヨシュア「!!?……」
リィン「老師、此処で話すのもなんですからそのカシウスさんという方の家に訪ねてはどうでしょう?」
ユン老師「そうじゃの、元々カシウスに訪ねる予定じゃったし…済まないがお嬢ちゃん、少年案内頼めるかのう?」
エステル「いいですよ〜お父さんのお師匠さんだったら大歓迎ですよ〜あ、それで君は誰?」
リィン「ユン老師に弟子入り予定のリィン・アイスフェルトって言うんだ、よろしく」
エステル「へ〜そうなんだ~あ、私はさっきも言ったけどエステル、エステル・ブライトって言うの、それでこっちが…」
ヨシュア「…ヨシュア・ブライトだよ、それでロレントに来たのは父さんに会う為?」
リィン「あ〜、ユン老師はそうだろうけど俺はちょっとややこしくてね?今は言えないかな?」
エステル「ふぅん?ま、人に言いたくない秘密なんて誰にもあるしね。じゃあ父さんの家に案内するから付いてきてー!」
そうして一緒に歩く事三十分でロレント市とブライト家の二又に別れてる分岐に入りブライト邸に近づいた…
エステル「此処が私達の家だよ〜!父さ〜ん!!お客さんだよ〜!」
そう言ってエステル達は家に入っていった…
????「客…?珍しいなどちら様ですか…な!?」
ユン老師「久しぶりじゃなカシウス?お主に奥伝授けて以来かの?」
カシウス「老師!?」
原作でも描写が無かった邂逅がなされた瞬間だった…
フローラside
カルバート共和国首都イーディス
フローラ「此処は…何処かしら?」