アルバレア候「ふん、聞こえなかったか?これだから平民は度し難いのだ…多少頭が回ろうと貴様等と我々貴族では見てる世界が違うのだよ」
今コイツは何と言った?あの時襲撃したのは小奴らの子飼いの者だと?……巫山戯るな、ふざけるなふざけるなふざけるなふざけるなふざけるな…ふざけるな!!確かにきっかけは《イシュメルガ》だがそれはあくまできっかけだ!こいつ等は自分の意思で俺達家族を…俺やカーシャを、リィンを…(キルナラチカラヲカスゾ…)黙れ…貴様の指図は受けん!だが…
オズボーン『ほう?どう見てる世界が違うのか教えて貰おうか?』
アルバレア候「何だと、貴様…ヒッ!?」
オズボーン『ドウシタ?キサマラハワタシニ《格》ヲミセツケテクレルノダロウ?ソレトモタダノ口先ダケカ?』
ふん、この程度の《圧》で怯むとはな…
アルバレア候「だ、黙れ…!成り上がりの癖に、平民が貴族に敵う訳が…!」
オズボーン『マダ解ラナイミタイダナ?戰場デハ貴族ダロウガ平民ダロウガ一振リノ剣ヤ一発ノ弾丸デ簡単ニ平等ニ死ヌ、貴族ガ特権ヤ贅ヲ持テルノハイザ戦イニナッタラ身体ヲ張ッテ力無キ民ヲ守ル為ニアルノダ。ソレヲ履キ違エオッテ…」
アルバレア候「き、貴様!平民の癖に…」
「双方そこ迄ににしてもらおうか」
この声は…ヴァンダイク閣下か?
ヴァンダイク「久しいなオズボーン。最後に会ったのは主が退役願いを提出した時だったかな?」
オズボーン「フフフお久しぶりです閣下、えぇ懐かしい話しですな。閣下にはお世話になりました」
ヴァンダイク「ウム、それより双方陛下の御前でかのような諍いを起こす等あってはならぬものぞ!」
アルバレア候「…ッグ!?」
オズボーン「フ、確かに少々無粋でしたな。申し訳ないアルバレア候、些か度が過ぎた様だ」
奴に頭を下げたが此処で謝罪を受け取らなければ彼奴は度量の小さい男として言われかねないからな…フ、奴には苦痛だろう
アルバレア候「グッ……!謝罪を受け入れる…」
ヴァンダイク「収まった様だな。それとオズボーン宰相殿、陛下がお呼びになられている。直ぐに向かう様に」
オズボーン「陛下が…?判りました、直ぐに向かいます。ではアルバレア候失礼致す」
アルバレアside
アルバレア候「おのれ……!成り上がりの平民の分際で…!」
去って行く奴の後ろ姿を見て忌々しい物を感じながらも奴に《恐怖》を覚えた事にも腹ただしさもおぼえたわ!
「ご機嫌が悪い様ですね父上?」
アルバレア候「ルーファスか…フン!鉄血の顔を見て機嫌が良い訳が無かろう!して、収穫はあったか?」
「こちらの派閥に属する貴族は改めて此方を支持すると…唯アルゼイド子爵を筆頭とする中立派はやはり何方も協力しないと…」
アルバレア候「ふん!やはりな…まぁ奴等には宛にはしとらん。良いなルーファス、来たるべき時に《鉄血》を倒した後は次の敵はカイエン公だ…その時に備えて奴の派閥を少しでも切り崩すのだ!」
「承知しております。父上…」
(その時等貴方には来ませんよ、父上)
sideout
オズボーンside
オズボーン「陛下、ギリアス・オズボーン只今参上致しました」
ユーゲント「うむ…ご苦労…オズボーン宰相、此度のカイエン公の催しどの様に見るか?」
「…少なくとも己の権威の誇示と私との全面対決に算段が付いたのでしょう。ここまで来れば和解は無理です…何方かが倒れない限り帝国は…」
「そうか…やはり〘黒の史書〙の通りになるのか…だが《古代種》については何も書いて無いが?」
オズボーン「《奴》はそれについては何も言ってきてません。奴も何も知らないのか、或いは問題無い些細なことなのか…」
「……何れにせよ全てが終わった後帝国の歴史家には私の事は史上最低な愚かな皇帝として名を残すな」
「陛下…」
「卿には申し訳無いが最後まで付き合って貰うぞ?オズボーン宰相」
「Alles für Seine Majestät den Kaiser(全ては皇帝陛下の為に)」
それっぽく書けたかなあ?