閃の軌跡〜変わる物語〜   作:名無し名人

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第三十五話

あれからラクシャさんの調査の手伝いをする事になった。どうやら他のメンバーは帝国領内の《古代種》の発掘調査に駆り出されて一人でこっち(リベール)に来た為現地で手伝いを募集しようと思っていたらしい。

 

因みにカイエン公等貴族派とは関係は良好なのかと尋ねだが答えは

 

「確かに研究会の最大のスポンサーですがはっきり言って〘只それだけ〙ですね。彼等の様な上級貴族は顔すら見た事もないですし、今帝国内で密かに言われてる貴族派と革新派の対立に味方しろとも言われてないですし加担したくもありません。恐らく彼等にとって私達は《古代種》という話題性を得る為の道具としか思って無いかと…」

 

「まぁ彼等の資金力を利用している私達も威張れる立場では無いですか…」

 

とのことらしい…まぁ、あのカイエン公やアルバレア候だと無理ないか?

 

リィン「で?具体的にはどう調査するんですか?専門的な知識は無いですよ俺達」

 

ラクシャ「それは大丈夫です、メーヴェ海道に出て見晴らしの良い所で対象の写真を撮りたいのです。それでお二人にも写真撮影をお願いしたいんです。写真が多ければ多い程良いのでよろしくお願いします」

 

という事らしい、まぁそれで二週間海道に行ってたんだが…

 

リィン「あいも変わらず魔獣が多いな?」

 

魔獣の首を刎ねながら呟くと…

 

フローラ「飽くまで魔獣除けでございますから、少しでも海道を離ればこうもなるかと…」

 

フローラが大型拳銃で丁寧に一発ずつ屠っていきながら答えていたが…まぁ確かにそうだろうけどしかし以外なのが…

 

ラクシャ「お二人共強いのですね?少々驚きましたが…」

 

そう言いながらレイピアで魔獣を斬り伏せるラクシャさん…寧ろこちらの台詞ですが?

 

リィン「随分手馴れてますね?」

 

 

ラクシャ「あはは、これでも一応帝国貴族ですから、剣は嗜みますよ。それに…発掘現場では常に魔獣除けはあるとは限りませんから皆何かしらの自衛手段を持ってないと命は幾つ有っても足りませんから」

 

フローラ「…逞しいですね?(汗)」

 

本当にな…これが学者か、下手な猟兵より強いんじゃね?(汗)

 

ラクシャ「?、まぁかなり撮れましたからルーアンに戻って少し整理しましょう」

 

「あれ、リィン?」

 

ん?この声は…クローゼか、挨拶しようと振り向くと彼女の後ろに見覚えのある二人が…

 

リィン「やぁクローゼ?…それと、エステル?ヨシュアもどうして此処に?」

 

エステル「それはこっちの台詞よ、こんなトコでなにしてんのよ?」

 

ヨシュア「それに、クローゼと知り合いなのかい?」

 

クローゼ「えっと、どうなってるのかしら?」

 

 

ー ホテル 《ブランシュ》 ラウンジ ー

 

リィン「そうか、正遊撃士を目指す為に各都市の推薦状を求めて…」

 

 

エステル「うん、リィンと別れた後市長さんの家に強盗が入ったのを追うのをきっかけにね?」

 

リィン「強盗?」

 

ヨシュア「そう、今年の女王祭に贈る大きい七曜石の塊を奪われたんだ…でその後一度シェラザードさんと一緒にカプア一家と名乗る盗賊団を追いつめたんだけど飛行艇で逃げられてしまってね。その直後に父さんの乗った定期船が消息不明と聞いて…」

 

「その後ロレントを発ってボースで暫く依頼をこなしていたら消息不明だった定期船を見つけたのは良かったんだけど丁度来たハーケン門のモルガンっていう将軍に事件の容疑者として疑われて牢屋にぶち込まれたのよ!メイベル市長が居なかったらどうなってたことやら」

 

リィン「カプア?それって確か…」

 

フローラ「多分そのカプアかと思います」

 

エステル「二人共何か知ってるの?」

 

リィン「直接の面識は無いけど俺達が居を構えてるリーヴスの領主がカプアという姓だった筈」

 

フローラ「確か詐欺にあい財産を失い爵位も手放したとか…リーヴスの町長は心配してましたが…」

 

 

エステル「そっか、それを聞くと少し可哀想かな?」

 

リィン「それでどうなったの?」

 

ヨシュア「うん、最終的には彼等のアジトに乗り込んで捕まってた定期船の乗客を救出してカプア一家は王国軍によって捕らえられたんだ、父さんは居なかったけどね」

 

エステル「それで父さんが宅配便に入れた〘荷〙を私達が受け取ってツァイスに〘荷〙を解析してもらおうって話しになったの」

 

〘荷〙…アレの事か

 

クローゼ「あの、リィンそれでその人は一体…?」

 

あ、そうかクローゼは知らないよな。

 

リィン「済まない。此方の方はエレボニアから来た…」

 

ラクシャ「ラクシャ・フォン・ロズウェルと言います。《古生物研究会》という処に所属しています。今はこの地にいる《古代種》を調査していまして、彼等にも協力してもらってたんです」

 

クローゼ「《古代種》とは…もしかしてあの海に居る?」

 

 

エステル「あ!そうそう、あれなんなの!?あんなの初めてみたんだけど!?」

 

ヨシュア「あれは一体…?」

 

ラクシャは一口紅茶を飲んで語り始めた

 

ラクシャ「リィン君にも手伝って貰ったお陰である程度は分かった事は有ります。ですがその前に古代種についてお話ししましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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