ラクシャさんの解説を聞き終えた俺達はラクシャさんに礼を言って部屋を後にした。
エステル「えっと…なんか突拍子も無い話だったね」
クローゼ「えぇ確かに…」
ヨシュア「《古代種》か…しかも最低でも800万年前の栄えた生物…か、しかもそれが今目の前で生きていて、にも関わらず『生きているのはあり得ない』…か色んな意味で驚くね」
エステル「本当に…でも七耀教会がこの話を聞いたらどんな反応するかな?」
リィン「…少なくとも自身の教え、というか古代ゼムリア文明よりも古いというのはショックを受けるかもね?」
クローゼ「確かに、教会としては俄かに受け入れ難い話しかもしれないわ…」
頑迷な人は何処にでもいるからなぁ…でも教会に限らずこんな想像の埒外の話しを簡単に信じる人は少ないか…
ヨシュア「まぁ教会は置いとくとしても、問題は《オケアノス》だよね。あの巨体相手では軍の力も必要だ」
エステル「そうだ…ね、これは私達遊撃士だけでは無理な話ね」
ヨシュア「まずはこのルーアンで依頼をこなしていこう。まずは僕たちが出来る事をやらないとね」
エステル「賛成、そう言えばさっき聞きそびれたけどリィンとクローゼって知り合いなの?二人共親しげだし…」
クローゼ「え、っとそれは…」
リィン「まぁ、エステル達と知り合う前に少しね?」
エステル「ふぅん?、何か怪しいなぁ?」
エステル、顔が笑ってるぞ…
フローラ「御二人ともそろそろギルドに着任報告しないといけない時間です」
ヨシュア「あぁもうそんな時間ですか、それじゃ行こうかエステル、クローゼさん、リィン時間あったらまた会おう」
エステル「うん!あ、ちょっと待ってよ!」
クローゼ「ええ、行きましょう。リィンまた後でね、孤児院の方にも偶には顔を出して、子供達喜ぶわ」
リィン「時間空いたらな?」
三人がギルドに行ったのを確認してからフローラに尋ねた
リィン「古代種の件心当たりある事言わなくてよかったのかな?」
フローラ「確証がない話しですし、それに…仮に本当にそうだとしたら何処で聞かれるか分かった物ではありません」
リィン「そうか…確かにそうかも知れない」
リィン「そうだ、このまま《紺碧の塔》に行ってみないか?フローラ調査したいと言ってただろう?」
フローラ「良いんですか?ルーアンにはゆっくり滞在されるのですから、まだ大丈夫ですが」
「あぁ、俺は構わない、それじゃあ行こうか?」
この時俺達はまだ、予想していなかった。テレサ先生の孤児院が火事に遭い建物が全焼するなど思わずフローラと塔に向かって行った…