閃の軌跡〜変わる物語〜   作:名無し名人

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遅くなりました。このような下手な小説を見て頂き有難う御座います。コレからも皆様の暇つぶしの材料になれば幸いです


第三十九話

走りながらクローゼ達に詳しい話しを聞くとマノリア村で無事な姿のテレサ院長以下の子供達を確認して事情を聞いたら炎で出口が塞がれた危機に銀髪の男が助けてくれたらしい。

 

リィン「その人が、子供達を助けたのか。」

 

クローゼ「ええ、そうみたい。」

 

とクローゼは答える。

 

リィン「その男と孤児院に関係は?」

 

クローゼ「…いいえ、無いはずよ?…」

 

リィン「そうか…」

 

エステル「それでテレサ先生は子供達を連れてマノリア村の宿屋で一息ついたの……」

 

ヨシュア「その後に僕達の後からダルモア市長達が来て焼失した孤児院の代わりに王都にある自分の別荘を孤児院の代わりに使って欲しいと提案してきたんだ」

 

リィン「なるほど、それでダルモア市長の別荘に?」

 

クローゼ「いえ、それが……」

 

エステル「先生はあの場所が愛着があるからって断ったの……」 

 

ヨシュア「その席でダルモア市長の秘書がルーアンにたむろしているレイヴンという不良グループが怪しいと零したんだ」

 

リィン(原作とほぼ同じ展開か)

 

リィンはダルモア市長と秘書の会話を思い出す。

 

リィン(ルーアンを観光地にしたいダルモア市長、そして別荘地としてうってつけな孤児院の立地、黒いが…今証拠がない今それを三人に言っても混乱するだけだな…) 

 

エステル「それで、市長達は帰ったんだけど……」

 

ヨシュア「どうやら僕達の話しをクラム君が盗み聞いたらしい孤児院の火事がレイヴンだと思い込んで……」

 

リィン「それで、みんながルーアンに行く事になったのか止める為に」

 

エステル「ええ……」

 

クローゼ「私、子供達に宿屋の食堂で子供達にアイスをご馳走してたんだけどクラム君が途中から居なくなったのが気づかなくて……」

 

ヨシュア「…ごめん。まさかこんな事になるなんて」

 

リィン(なるほど…)

 

リィンは原作でのレイヴンの行動を思い出す。

 

リィン「事情はわかった、俺達も一緒に止めに行く、フローラ!ルーアン市内の吊り橋の開閉時間は後どのくらいある?」

 

フローラ「……たしか、後三十分位です」

 

リィン「なら、急ごうクローゼ!レイヴンのねぐらは何処に!?」

 

クローゼ「港の倉庫の一角よ」

 

ヨシュア「うん、吊り橋が上がる前には捕まえたいね」

 

こうして五人はルーアン市内に急ぐのだった。

ルーアン市内に入ると小さな男の子が見えた、クラム君だ。

 

リィン「クラム君!」

 

クローゼ「よかった、無事だったのね」

 

エステル「もう、心配したのよ?」

 

ヨシュア「……無事で何よりだよ」

 

フローラ「どうやらまだ倉庫街には辿りつかなかったみたいですね」

 

と五人人が安堵の声を上げる。

 

だが、クラム君はリィン達には気付かずにそのまま走って行った

 

リィン「あ!」

 

クローゼ「待って!」

 

と五人はクラムを追いかけるのだかランド大橋がクラムが通り過ぎた後に丁度跳ね橋が上がっていった。

 

リィン「しまった!」

 

クローゼ「そんな!?」

 

エステル「もう、こうなったら泳いでいくわよ!」

 

ヨシュア「……いや、確かホテルに遊覧のためのボートがあった筈だよ!」

 

リィン「よし、急ごう!」

 

五人はホテルに急ぐのだった。

ホテルに着くと受付で事情を話しボートを貸してもらう事ができた。

 

クローゼ「ありがとうございます」

 

エステル「さあ、急ぎましょう!」

 

そして対岸の倉庫に向かうと倉庫から人の声がする、ここがレイヴンのねぐらはここらしい。

倉庫の中に入る。

 

リィン「クラム!」

 

クローゼ「クラム君!」

 

エステル「遊撃士よ!ここに子供が来たでしょう?」

 

ヨシュア「大人しくするんだ!」

 

フローラ「失礼します」

 

と五人が言うと倉庫の奥から三人組の男達が出てくる。そしてその真ん中にクラム君が居た。

 

クラム「ク、クローゼ姉ちゃん!?、それに準遊撃士の…何でリィン兄ちゃんやフローラ姉ちゃんまで!?」

 

「あ、何だよテメェ等は?このガキの知り合いか?」

 

「だったらさっさと引き取ってくれや、五月蝿くて落ち着いて煙草も吸えねぇじゃねぇか」

 

「それと酒もな」

 

不良共はそんなことを言っているがまだ未成年だろうに…

 

クローゼ「その子は孤児院の子です。とある事情で貴方達が怪しいという話をこの子が聞きまして…」

 

「あ?孤児院?…何の事だ?」

 

「…あ〜あれじゃね?なんか火事があったとかなんとか…」

 

「…だとしたら俺達は知らないな、その時間帯は酒盛りしてたしな」

 

エステル「それを裏付ける証拠や証言は?」

 

「港のバーのマスターに聞けや、あそこで呑んでたからマスターも俺等がいた事覚えてる筈だぜ」

 

ヨシュア「…リィンどう思う?僕は彼等が嘘をついてるようには見えない」

 

 

リィン「多分本当に何も知らないと思う、それに実は孤児院の焼跡から足跡を見つけたけど成人男性の物だったんだ。どう見ても彼等とは似つかないよ」

 

クローゼ「そう、なのね……」

 

クラム「え?」

 

リィン(……やはりコイツ等も利用されたんだろうな)

 

「話しはそれだけか?ならさっさと失せろや」

 

不良共は話し終わると倉庫の奥へと移動していく。

 

エステル「あ!待ちなさい!」

 

「…何だ?放火は無実なのは証明出来ただろう?」

 

 

ヨシュア「確かに放火は無罪だけど未成年の飲酒や喫煙は御法度だよ」

 

フローラ「それと街の人達に迷惑かけているのも事実、大人しく説教を受けるのが貴方達の為でもありますよ」

 

「チッ!うるせえな大体遊撃士と言ったって俺等と然程、歳変わらねぇだろうが!」

 

「しかも遊撃士なのはそこの二人だけみたいだし、後はジェニス王立学園の生徒に旅行者…しかも一人は美人メイドさん連れだと?…羨ましい!」

 

「お前メイドスキーだったのか!?」

 

「ちげーよ、男なら美人メイドは誰だって憧れるだろうが!」

 

「……ま、まぁという事で抵抗させて貰うぜ」

 

そう言ってレイヴンメンバー各自はナイフを構えてきた

 

リィン「…クローゼ、クラム君を下がらせて」

 

クローゼ「……ええ、わかったわ。クラム君こっちにおいで……」

 

クラム「う……うん」

 

ヨシュア「……どうやら話し合いの余地は無いみたいだね」

 

リィン「(……仕方ないか)フローラ殺さない程度に無力化を、武器は…必要ないだろう」

 

フローラ「了解しました」

 

エステル「少しお灸を据える必要があるわね」

 

と五人は得物を構える。そして不良共がリィン達に襲いかかってきたがエステルやヨシュアは危なげ無く制圧してクローゼも特に危険なことは無かった。無論俺も素人相手に武器を使うこともなく撃退したし、フローラも…何かフローラが撃退した不良が満足そうな顔をしていたが…

 

「くそ!まさか歳が変わらねぇ奴等に負けるなんて…」

 

エステル「そりゃその手の訓練受けてるんだし、負けないわよ…それにしてもあんた達元気有り余ってるんなら遊撃士めざしたら?」

 

「…は…?何をいきなり…」

 

エステル「だからあんた達やりたい事無いからチーム組んでこんな所で燻ってるんでしょうが、少なくとも目標を定めてやってみれば良いじゃない。まぁ別に遊撃士じゃなくてもいいしね」

 

「…は!アガットが抜けた時の様なセリフを吐きやがって…」

 

エステル「え…?」

 

ヨシュア「その名前は…」

 

???「たく、まだ馬鹿やってたのか…」

 

そこに現れたのはボースで世話になったアガットさんだ…

 

リィン「アガットさん、お久しぶりです」

 

アガット「あ?お前は確かボースで会った…まぁ良い少しこいつ等と話があるから待ってくれや」

 

アガット「久しぶりだな…」

 

「ふん!今更なんの用だよ!勝手にチームを抜けた奴が説教かよ!」

 

アガット「は、説教なんざ柄じゃねぇよ。だがな曲がりなりにも古巣がまだこんな人様に迷惑を掛けてるのはみてられねぇんだよ!」

 

「何だと…!?居場所のねぇ奴等の為に結成したのがレイヴンだろうが!結成したお前がそれを否定するのか!」

 

アガット「確かに結成した時はそうだった…だがな俺達はいつまでも餓鬼で居られねぇんだよ!!メンバーの大半はもう十六、七だろうが!?もう居場所はてめぇで見付けれるだけの判断と責任は備わってるだろうが!、いつまでもぬるま湯に浸かってられねぇんだ!!それはもう判っている筈だ!」

 

「……ッ!!」

 

アガット「巣立てや、お前等はこれからが本当の意味で居場所を見つけるんだ。その為の手伝いなら喜んでしてやる」

 

 

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