オケアノスとの戦いが終わりルーアンに戻る事にしたが使っていたボートは破壊されていたのでさてどうしたものかと頭を抱えていたが其処にリシャール大佐から提案が出た
リシャール「アルセイユに乗れば良い、艦長には私が説得する……まぁ、軍事機密の塊だから目隠しはしてもらうが…」
と言われた艦長のユリア中尉は当然渋る、最新鋭の艦艇に民間人を乗せる等有り得ないのだから当たり前の反応だ……クローゼは除けばだが、最終的にはユリア中尉が折れて乗艦を許可してくれた
ユリア「済まない…幾ら機密とはいえあの化け物相手に戦っていた諸君等をこのような…」
ルーアン空港に到着し下船した俺達にユリア中尉は頭を下げて謝罪した
リィン「まぁ、機密情報防止の為でしょう?当たり前の措置ですよ。寧ろ乗艦させて貰えただけでも有り難いぐらいですし…」
ユリア「そう言って貰えると助かる。今更だが私は王室親衛隊のユリア・シュバルツ中尉だ、今回ルーアンの海を脅かしていたあの化け物……オケアノスと言ったか?討伐に協力感謝する」
リィン「俺はリィン・アイスフェルトです、隣の彼女はフローラ・クリストです。でこっちの彼女はクローゼ・リンツ、ジェニス王立学園の生徒です。それと…ラクシャ博士は何故アルセイユに?」
ユリア「うん?彼女を知っているのか?それはな…」
「私が連れて来たのだよ」
そう言ってアルセイユからリシャール大佐とラクシャ博士、それと女性士官が下船してきた
クローゼ「ッ……」
リシャール「やぁ、お疲れ様だったねお陰でルーアンの脅威は去ったよ。改めて名乗ろう、リベール王国軍情報部所属のリシャール大佐だ此方は私の副官のカノーネ大尉だ」
紹介されたカノーネ大尉は目礼をした
リィン「礼を言われる程では……それでさっきの言葉は…?」
リシャール「何、あの化け物の事を詳しい人間がこのルーアンに滞在していると聞いたからね。協力を要請したのさ」
ラクシャ「……いきなり部屋に入ってきてオケアノスのことを詳しく教えてくれなんて言われて驚きましたけどね、此方としては…」
リシャール「申し訳ない、あの時は切羽詰まっていたもので」
フローラ「ですが助かりました。弱点を教えて貰ってなければアレには勝て無かった…」
クローゼ「同感です…アレは魔獣とは根本的に異なりました」
ラクシャ「まぁ役立てたのなら良かったのですが、私としても死骸とはいえオケアノスを見れたのは古生物学者として嬉しい限りでしたが…」
ラクシャは何か難しい顔をしていた
リィン「…?ラクシャさん、なにか?」
ラクシャ「あぁ…いえね、あの後私はオケアノスの死骸を観察していましたよね?その……頭部に焼印が入れられていたんですよ」
ユリア「焼印だと?何が入れられたんだ?」
ラクシャ「えぇと数字とマークですね数字は1053と……マークは………
薄気味悪い目にD∴Gと書かれていました」