閃の軌跡〜変わる物語〜   作:名無し名人

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第六十七話

「叩き潰すだぁ〜!?笑わせんな!我等の革命をテメェ見たいなガキに………!ギャ!?」

 

五月蝿い馬鹿の顔面に正拳突きで黙らせてやった。顔が陥没して歯が何本か折れたようだが生きているから問題無いだろう…

 

リィン「革命、革命とバカの一つ覚えみたいに…それしか貴様らの辞書には載ってないのか?」

 

「黙れや!死……」

 

ジン「余所見とは随分余裕だな?」

 

「な!?グハァ!」

 

いつの間にか距離を詰めたジンさんが男のみぞおちに体重を乗せたアッパーを喰らわせ男の意識を刈り取る

 

ジン「やれやれ、先走り過ぎるぞ?」

 

リィン「すいません、どうしても我慢できなかったので…」

 

ジン「ま、どの道奴等は投降する気は無いみたいだしな…無力化するぞ!気合い入れろ!」

 

リィン「はい!」

 

「調子乗るな!蜂の巣になりやがれ!」

 

テロリストがライフルを構え発砲する

 

リィン「疾!」

 

リィンは抜刀して銃弾を弾く 

 

「は、はぁ!?銃弾を弾くだとぉ!?」

 

リィン「この程度の銃弾を弾けないようでは剣士を名乗れないのでな!」

 

「ふ、巫山戯んな!そんなチートキャラ居て堪るか!」

 

テロリストは叫びながら乱射していたがリィンは弾きながら近づく

 

リィン「貴様が信じようが信じまいがどうでもいい、さっさと行動不能にさせて貰う!八葉一刀流、二ノ型〘裏疾風〙(峰打ちバージョン)!」

 

「ぐぎゃぁぁぁぁ!」

 

リィンの太刀は峰にしてテロリストの脇腹に叩き込んだから生命には別状無いが肋骨は二、三本はへし折れ激痛にのたうち回った

 

ジン「お~い、やり過ぎるなよ?」

 

ジンさんはそう言いながら敵二人を軽々と吹き飛ばしていた

 

「ヒイ!…何だ!あいつ等は……?」

 

「ば、化け物か…!」

 

「こ、こうなったらあの女達を人質にするぞ!どうせ女はたいした事は……」

 

シズナ「おやおや女だからって侮るのは心外だねぇ、今の時代女も戦えるんだよ?」

 

シズナ達に近付き人質に取ろうとしたテロリスト達の懐に入ったシズナは掌底で敵の顎を突き上げ、男の一人を蹴り飛ばした。

 

「ガアッ!」

 

シズナ「せい!」

 

次に膝蹴りを敵の腹に叩き込んでから飛び蹴りで更に二人倒す。

 

「ぎゃっ!」

 

「ぐっ」

 

あっという間に三人倒したその動きに誰もが呆然とした。

 

シズナ「あんた達程度、太刀を抜くまでも無いね。ほらどうしたの、かかってきなよ?それとも素手の女が怖いのかい?」

 

敵を挑発しているがシズナの足元に倒れてる味方を見てテロリスト達は二の足を踏む

 

「な、なんだよこの女!」

 

「お、おい!逃げようぜ!?」

 

フローラ「逃がすとお思いですか?」

 

恐れをなして逃げようとした敵の前にフローラが立ちはだかった

 

「ちっ、退けぇ!権力者に尻尾を振る売女がぁ!」

 

テロリストがフローラに掴み掛かろうとしたが…

 

フローラ「せいっ!」

 

「な!ガハッ!?」

 

フローラは素早くテロリストの腕を掴み背負投げをし床に叩きつけた。男は背中から諸に入りたまらず肺の空気が全て抜け意識を失った

 

フローラ「汚い手で触らないでください、私に触れていいのはリィン様ただ一人なのですから…さて?」

 

「ヒィ!…」

 

フローラ「襲い架かってきた側が何を怯えてるんですか?暴力を用いて来たのですから自分達が暴力で怪我するのも覚悟の上でしょう?」

 

「あ…う…」

 

フローラ「はぁ…もう良いです、寝てなさい!」

 

「ぐぇ…!?」

 

フローラは溜息をつくと敵の頭に踵落としを叩き込み沈黙させた

 

シズナ「お見事、メイドにしてはやるねぇ『斑鳩』に興味無いかい?」

 

フローラ「生憎、リィン様のメイドである事に不満はないですので…それより害虫がまだ居ますよ?」

 

「誰が害虫だ……ぎゃ!?」

 

「このアマ……、ぐわッ!」

 

 

フローラは倒した敵の懐から銃を拾い素早くチェックを済ませ射撃を開始し肩や脚を撃ち抜きテロリストを行動不能に追い込む

 

 

シズナ「おや残念、リィンも忠誠心厚いメイド持って幸せだねぇ…ま、私も契約分の仕事しますか」

 

シズナも負けじと敵を蹴散らしにかかった。そこからは四人による蹂躙劇が始まった…テロリスト側が圧倒的に人数が多かったが遊撃士やプロの猟兵も居る相手には敵わず全て拘束され、テロリスト三十七名の内生命に別状は無いものの重傷者二十五名、軽傷者九名、無傷で投降した者が三名という有様だった。

 

「なじぇ革命の邪魔ヺずる…!?」

 

最初にリィンが顔面を潰したテロリストのリーダーが縛られた状態でまだそんな事を抜かす…

 

リィン「……はあ〜呆れたな、まだそんな事を言うとは…大体革命が成功したとして貴様らはどういう政府を目指す積りだったんだ?」

 

「ぞれば勿論身分差が無い゙平等の゙社会を゙…」

 

リィン「……馬鹿か貴様?身分差が無い社会なぞ不可能だろうが…」

 

 

「ば?な゙に゙を゙言っで…?」

 

リィン「尋ねるが貴様の母国カルバートの一番偉いのは誰だ?」

 

「ぞれば勿論大統領……あ゙れ゙?」

 

リィン「そう、大統領だこれも立派な身分だよな?王政だろうが共和制だろうが人が集まり組織を創れば必ず上下関係が発生する。その時点で平等なんて無い、どんな組織もな…」

 

シズナ「ま、そうだろうね私達猟兵も団長とかなんやらの区分あるしね。それが当たり前だし可笑しいとは思わないかな?」

 

ジン「遊撃士協会も似たようなもんだな、纏め上げる上役が居るからこそ協会が成り立つ…」

 

フローラ「そう言う意味では貴方達の言う身分差の無い社会とやらは夢物語ですね……」

 

リィン「そう言う事だな」

 

「何言っでる!テメェ等さえ邪魔じなければ良がったんだ!」

 

ジン「はあ……どの道お前等はもう終わりだよ」

 

「ふざげんな!な゙に゙を゙根拠に…」

 

ジン「今頃カルバート本国では密かにお前等の仲間の検挙が始まっているぞ」

 

「な!?嘘だ!そ、それは……」

 

ジン「嘘じゃない、とっくに準備は整ってたからな。お前達の暴走を鎮圧する為にな……今頃は全員捕まっているだろうよ」

 

「そ、そんな……俺達の野望がぁ……」

 

リィン「だから夢物語と言ったんだ。お前達みたいなテロリストの言う革命は民の為ではなく自らが権力者に為りたいが為の物、貴様らは唯の犯罪者に過ぎないんだよ!」

 

「……あ………」

 

その言葉を聞いたテロリスト達は拘束されたまま戦意喪失して項垂れてしまった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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