閃の軌跡〜変わる物語〜   作:名無し名人

78 / 217
第七十二話

「あれ?君はもしかしてリィン君とフローラちゃんじゃない〜?」

 

店を出たあと二人で街を散策していると知っている顔の女性が二人初めて見る男性二人が此方に近づいてきた

 

リィン「確か…貴女達はアネラスさんに…カルナさん?」

 

カルナ「久しぶりだね、ボースでは世話になったね」

 

フローラ「お久しぶりです。それと…アネラスさん、ちゃん付けは辞めて欲しいのですが…」

 

アネラス「え〜良いじゃない、可愛くて〜」

 

フローラ「いや、だから…はぁ、もう良いです」

 

リィン「本当にお久しぶりです。でもどうしてグランセルに?」

 

カルナ「その前にこっちの男連中を紹介するよ。こっちが…」

 

カルナさんが紹介する前に男性達が話し始めた

 

グラッツ「ボース支部のグラッツだ。俺が居ない間世話になったらしいな、感謝するぜ」

 

クルツ「グランセル支部のクルツだ。君の噂は聞いてるよ、『八葉の最後の弟子』君」

 

リィン「はじめまして…どんな噂なのかは聞くの少し怖いですね」

 

クルツ「はは、少なくとも悪い噂ではないさ、ルーアンの化け物退治に君が関わってると評価する位にはね…」

 

リィン「あれは軍と遊撃士の功績との発表された筈ですけど…?俺はたいした事はしてませんし」

 

カルナ「人が褒めてるんだから素直に受け取りな、まぁ実際アンタが遊撃士じゃないのは惜しいけどね」

 

リィンは怪訝そうな顔をしたがカルナさんにそう言われてはしょうがない

 

リィン「それでどうしたんですか?アネラスさんもカルナさんも……ボースやルーアンは空けて大丈夫なんですか?」

 

アネラス「うん、君の心配はもっともなんだけどね」

 

カルナ「アンタも知ってるだろう?武術大会の件、アタシ達はそれに参加する事になったのさ」

 

クルツ「軍と遊撃士の双方の日頃の成果を出す場、ともなれば断る理由も無いからね」

 

グラッツ「ただなぁ…少し問題があってな」

 

グラッツさんは苦虫を噛み潰したような顔をしていた

 

フローラ「問題…ですか?」

 

アネラス「うん、何時もなら個人戦なんだけど今年は団体戦に急遽変更されちゃってね」

 

クルツ「それで我々はさっき団体戦の為のチームを組んだ事を運営に申請しにアリーナに行ってきたのだよ」

 

全員戸惑いを隠せない様子で言った

 

グラッツ「やれやれ、代行とはいえデュナン公爵の思いつきには参るよな…」

 

リィン「代行…という事は女王陛下は御身体が悪いと?」

 

クルツ「ああ、城の発表だとそうらしい。まぁ、そこまで酷くは無いらしいが…」

 

カルナ「っと、そろそろ戻らないとエルナンに怒られてしまうね。悪いけどこれで失礼するね」

 

アネラス「あ!そうでした、じゃあね〜リィン君、フローラちゃん。良かったら試合見に来てね〜」

 

グラッツ「じゃあな〜」

 

クルツ「失礼する」

 

リィン「あ、はい」

 

そう言ってる四人は去っていった…

 

フローラ「参加してみたいですか?」

 

リィン「ん?…いや止めとくさ…それよりパスポートの期限が迫ってるな…」

 

フローラ「なら帝国大使館でパスポートを更新に行きましょう。今の時間なら受付ているでしょうし」

 

リィン「そうだな……でもオリビエさんが居るんじゃないのか?」

 

フローラ「……幾ら何でも大使館で大人しくしているでしょう、多分…」

 

少々不安になりながらも帝国大使館のある東区画に向かった。

 

リィン「これが帝国大使館か…」

 

警護に就いていた兵に事情を話したらすぐに門を開けてくれ中に入ったが…

 

フローラ「何か騒がしいですね?何かあったのでしょうか?」

 

確かに大使館職員が少しそわそわしているというか…

 

リィン「どうしたんだろう…すいません」

 

リィンは近くの職員に話しかけた

 

「ん?あぁ…君達は…エレボニア人かな?大使館になんの用事だい?」

 

リィン「えぇっと、パスポートの期限が迫ってるので更新を申請しに来ました。」

 

「ならこの書類に必要事項を書いてね。不備がなければ二、三十分で終わるよ」

 

二人は職員が差し出した書類に必要事項を書いて不備が無いかチェックして職員に渡した

 

リィン「それにしても少し騒がしいですね、何かあったんですか?」

 

職員に尋ねてみた

 

「あぁ、本国から大物が我が大使館に尋ねて来てね。てんてこ舞いなんたよ」

 

リィン「へぇ~皇帝陛下でも御来訪なされたとか?」

 

「いや、そうでは無いけどね。今大使が面談している…あ、終わったようだね」

 

職員の視線の先を追うと二階の大使の執務室から二人の男女が出て降りてきた

 

「しかし残念でありますな師よ、はるばるリベールに尋ねて来たのに武術大会が急遽団体戦とは…」

 

「フフ、そういう事も有ろうさ…それに試合を見るのもまた一興、退屈はしなかろう…うん?」

 

男性の視線がこっちに向き女性もまた此方に視線を向けて来たと思ったら此方にに近づいてきた

 

「君達はエレボニア人だね?…その太刀は…東方剣術を修めてるね」

 

リィン「え、えぇ…まさか、貴方方は…」

 

「ふむ?我々を知ってるか…まぁ自惚れる訳では無いが同じ剣の世界では聞いた事はあろうな、だが一応自己紹介しよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィクター「我が名はヴィクター・S・アルゼイド子爵、レグラムの地を治めし者だ。この者は…」

 

オーレリア「フフフ、オーレリア・ルグイン、一応伯爵の地位を授かっている《黄金の羅刹》となら貴公にも判ろう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。