シャドウガーデンと共に楽しい日々を   作:陰の実力者になれんかった

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こんばんはみなさん。

 テンションが高いです。詳細は後書きにて。本編関係ないので取り敢えず本文を読んでって下さいな。後書きは読まなくていいです。

それでは日常編、どうぞ。


ベータとゼロの取引

『ベータとゼロの取引』

 

 

 

 ある日。何の変哲もなかった日のこと。シャドウガーデンの拠点にある、とある隠し部屋に一人の男と一人の銀髪エルフがいた。

 

 男は黒い布で覆われたなにかを持ち、エルフはそれを輝いた、されど真剣な目で見る。

 

 昼下がり。窓すら隠されたその部屋には異様な雰囲気が漂っていた。

 

「ゼロ様、例のものは」

 

 真剣味を帯びた声で問いかけるエルフ。その目は既に例のものに向けられている。

 

「ああ。今日この場所にということだったな、ベータ。確かにここにある……これだ」

 

 そう言って例のものを少し揺らし、視線をそちらに集中させる男、ゼロ。それの大きさはまるで額縁に入れられた絵画のような大きさ。隠し持つには大きいが、それを成し遂げる実力を持つ。

 

「そちらがブツですね。頼んだ通りのサイズです。ところで、少しだけ中身を確認しても? やはり、本物かどうか確かめなければ」

 

 そう興奮した様子で問いかけるエルフ、ベータ。ブツなどと言っている辺り、既に正気は失われている可能性がある。

 

 普段かけている黒縁メガネの奥の瞳は既にキマッている。身体は小刻みに揺れているし、息もどことなく荒い。

 

「もう私の手を離れるのだから、自由にすればいいと思うが……」

 

 そう言ってゼロが手渡そうとそれを出した瞬間、目にも止まらぬ速さでベータが奪い取る。最早執念に似た何かを感じざるを得ない。

 

「いえ、これを描いて持ってきて下さったゼロ様の前で行うべきです。文句の付けようが無いのはわかっていますが、確認は必要だと思うのです」

 

 そう快活な声で話すベータ。普段の冷静な彼女ではない、ある意味本性ともいえる彼女がそこにいる。

 

「ああ、そうだな……必要なことだ。将来的にも必要なことだ。そうだな」

 

 言い聞かせるように言うゼロ。すぐにでも見たいという彼女の考えが透けて見えるからだろうか。

 

「はい! それでは……はあ……素晴らしいものをありがとうございます。丁重に部屋に飾らせて頂きます」

 

 ちらと黒い布の隙間から例のものを確認すると、ほんの数瞬の無の後、恍惚とした表情を浮かべる。隙間から確認出来る範囲でも彼女にとっては大きなものだった。

 

 ゼロに感謝し、今度は直ぐにでも部屋に戻りたいと足をソワソワさせるベータ。本音がダダ漏れである。

 

「そうか。まあ、程々にな」

 

 諦めたようにそう言うゼロ。

 

「はい、それでは失礼します!」

 

 ここ最近で一番の笑顔を見せ、丁寧に礼をして、例のものを大事に抱えながら颯爽と自室へ戻っていくベータ。

 

 後に残るゼロは、暫くの間ただ立ち止まっていた。

 

「……将来、不安だな」

 

 

 

 

 

〜ベータの部屋〜

 

 

「はあ……このシャドウ様も素敵です」

 

 自室へ戻ったベータは早速例のもの……シャドウの肖像画を見る。黒い布の下から現れたそれは、シャドウの顔をよく表したものだった。

 

 よく凝って描かれたフードの下の、僅かに見える表情はどこか物憂げで、その瞳はどこか遠くを見つめている。そこに映っているのは一体何なのか。まさにシャドウ様そのもの。

 

「ゼロ様の絵は相変わらず素晴らしいです。これだけのシャドウ様を描けるなんて……私ではまだ表現出来ません」

 

 そう言って自室を見渡すベータの目には、他にも数多くのシャドウの絵が映る。それらは全てシャドウが描かれたもの。しかし同じものはなく、様々な表情、様々な場面で描かれている。

 

 それらは部屋一面にびっしりと飾られ、見える壁の面積がほとんど無いのではと思うほど。ベータのシャドウへ向けたものは既に一般の限界を越えていた。

 

「どうしよう。少し早いけど、日記書こうかな。このシャドウ様について書かずにはいられないし」

 

 そう言って机の引き出しから1冊のノートを取り出すベータ。中身をパラパラとめくり、空いているページを開く。

 

「今日貰ったシャドウ様の絵……その素晴らしさはまさに──」

 

 ベータから時折発せられる呟きと、ノートへ書くペンの音が響く。その部屋は誰かが入ることの無い、基本立ち入り禁止の部屋。プライベートな空間である。

 

 それが故に、本人たちの個性が出るのだが、ベータの場合、シャドウへの敬愛がぶっ飛んでいることを如実に表しているのである。

 

 シャドウの絵について書くこと小一時間。彼女は未だに書き続けている。シャドウへの想いを乗せて。その表情は真剣ながら、とても幸せそうであったとか。

 

「シャドウ様の凛々しさと哀愁を見事に表現したそれはまさに本物の──」

 





お疲れ様でした。それではまた次回!










 みなさぁん(ねっとり)。公式生放送見ました?見ましたよね、はい見ました。
 やばくないですか? 新春アルファとデルタですよ。かわいいですねー、かわいいです。超かわいい。正月に出すネタが消えたのはここだけの話。
 でもあれは色々と参考になりますよ?絶対。種族についてそこまで書かれてないので自由さはありますけど、やっぱ適度に公式があった方が僕は妄想しやすくて好きですね。アルファとデルタの絡みいい……よくない?2人の良さとか可愛さがよく出ますね。

 シャドウ様戦記のも良かったですねー。ベータがいましたよ、あの場には。いつか書く時に参考になるかなぁとか。このベータもあんな感じだったりするのかもですかね。内容はたまたまです。
 あと聖域もよかったですね。厨二病に罹ることが出来なかった身としてはとても参考になります。語彙力が無くてですね……。
 まあそんなこんなで楽しい生放送でしたね。新情報も盛り沢山?でしたし、よかったです。BDとかオンラインくじとかコラボドリンクとかコラボカフェとか欲しいんですけどね。お財布がね。

 それでは……うさぎさん。……はい、また次回!

恋愛みたいな要素が

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