シャドウガーデンと共に楽しい日々を   作:陰の実力者になれんかった

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どうも皆さん。

 ようやく書き上がったゼータは始めに書いてたものと全く違ったとかなんとか。ゼータ可愛いですよね。ゼータももっと書きたいなぁ。

それでは日常編、どうぞ。


猫じゃらしの可能性

『猫じゃらしの可能性』

 

 

 

「猫といえば猫じゃらしかな? でもこたつとかマタタビとか魚とかもあるな……どう?」

 

 猫にこたつ。猫にマタタビ。猫に魚。魚に関しては彼らの前世での日本くらいなものであったが、猫と聞いて直感的に出てくるものの1つである。

 

「……どう、とは、私は猫と言えば何を思い浮かべるのかということでいいのか?」

 

 いつも通りのシドからゼロへの唐突な振り。前世の地球を知る者が自分以外にもいるということで、何かと話を振るようになったシド。前世でのあるあるを共有したいのだろうとゼロは予想している。

 

「そうそう」

 

「そうだな、さっき挙げていたもの以外だと、猫の種類や色、変わり種では猫カフェなども出てくるだろう。流行った時期があったはずだ」

 

 猫にも少ないが種類があり、多くて約100種類程とされていた。ネコ科となれば話は別となる。犬と比べると大分少ないということをほんのりと思い出すゼロ。

 

「猫カフェかぁ。そういえば、クラスの人が話してた気がする」

 

「あとは、猫に小判、招き猫なんかもあるな」

 

「猫に小判、招き猫……そういえば、ゼータって猫系の獣人だったよね」

 

「……止めないが、変なことはしてやるなよ?」

 

 妙にワクワクしているシドを見て、諦めたように忠告するゼロ。気の乗ったシドは止められないとわかっているからだった。

 

「大丈夫だよ。本当に遊ぶだけだから」

 

 満面の笑みでシドはそう言った。

 

 

 

 

 

 

 

「……呼んだら来たりするかな。おーい、ゼータ?」

 

「呼んだ? シャドウ」

 

「おお、来るの早いね、ゼータ」

 

 思っていたよりもすぐに来て感心しているシド。ゼータはシドに褒められたことが嬉しいのか、尻尾がいつもより揺れている。

 

「そう? シャドウが呼んだらすぐ来れるように、耳はいつも澄ませてるんだ」

 

「へえ、そうなんだ」

 

 単純に耳を澄ませば聞こえるってものでも無いと思うんだけどな、と思うシド。しかし、自分も同じことが出来るためそれでいいかとなってしまう。

 

「ねえシャドウ。何かあった?」

 

 何かあるのかと素直に聞くゼータ。用事があるのであれば早急にこなすという意思が感じられる。

 

「少しあs……試したいことがあってね。ゼータに協力してもらおうと思ったんだけど」

 

「試したいこと? シャドウのためなら何でもするよ。どんなことでもね」

 

 そう言うゼータの目には漆黒の星が輝き、至って真剣な表情でシドを見つめている。そんな少し変わったゼータの様子にシドが気付くことは無い。

 

「じゃあ早速なんだけど、これを見てどう思う?」

 

 シドが取り出したのはエノコログサ、もとい猫じゃらし、と思われるもの。少なくとも地球の猫じゃらしと瓜二つである。

 

「どう、って……なんていう名前の植物なんだろう、とか? 川原とか畑近くとかで見た事あるけど……」

 

 拍子抜けしたのか、目を丸くして答えるゼータ。なんと答えるべきだったのかと悩み始めそうになっている。

 

「……」

 

 思っていた反応と違ったことを少し残念に思いながら、ふとあることを思いついたシド。おもむろに持っていた猫じゃらしを揺らし始める。猫じゃらしは手の動きに連動して揺れる。

 

 突然揺らし始めたシドに、どういう意図なのか疑問に思うゼータ。しかし、徐々に猫じゃらしに意識を持っていかれ始める。

 

 猫じゃらしに集中していくゼータ。目は猫じゃらしを追い、体は猫じゃらしに合わせて僅かに揺れる。少し前傾姿勢になり、今すぐにでも襲い掛かりそうなほどになっている。

 

 無言の空間。猫じゃらしとゼータの尻尾がゆらゆらと揺れるだけ。ほのぼのとしたようでどこかピリピリとした雰囲気が漂う中、ついに均衡が崩れる。

 

 体の揺れが収まったかと思うと、一気に猫じゃらしに飛びかかるゼータ。その姿は、まさに狩猟者。

 

「おっと」

 

 猫じゃらしの先には当然シドかいる。飛び込むどころか、不運と踊ってしまう(ハードラックとダンスっちまう)程の勢いだったが、難なく受け止めるシド。

 

「……はっ、ごめん、シャドウ。なぜか、身体が勝手に動いちゃって」

 

 自分が飛び付いてしまったことに気づき、赤面するゼータ。

 

「ん? 全然大丈夫だよ。協力してくれてありがとね。……そうだ、これあげるよ」

 

 そんなゼータに注目することなく、やっぱり猫要素があるんだなと考えているシド。そのうち他にもやってみようかなと考え始める始末。

 

 持っていた猫じゃらしもどきをゼータに手渡し、その場を去ろうとするシド。

 

「ねえシャドウ。嬉しいけど、これは結局どういうものなの?」

 

 シドが去る前にゼータが問いかける。

 

「それは猫じゃらしって言って、ここから遥か遠い地で色んな事に使われてたんだ」

 

「猫じゃらし……それに、色んな事」

 

 考え込み始めるゼータ。シドからの陰の叡智であろうこの話を聞いてどうすべきか。ガンマと協力するのがベストかという方向へ向かっている。

 

「食べる人もいたかな。僕はオススメしないけどね」

 

 昔、サバイバル訓練した時に食べてみたけど不味かったんだよねと懐かしむシド。

 

 それでもその辺の野草の中では栄養はある方だと思うし、何かに使えたりするかななどと、思考が明後日の方向に向かっている。

 

「こんなに小さいのに食べる……なるほど。わかったよシャドウ。そう遠くないうちに成果を出してみせるよ。楽しみにしててね」

 

 食べるのが勧められないということは、そのまま食べるのではなく、何かに加工して利用するのだと当たりをつけたゼータ。

 

「? 頑張ってね」

 

 シドが部屋を出ていった後、ゼータはガンマの元へ直行。シドから聞いた話と自身の推測を共有した後、早速猫じゃらしを利用した何かを開発し始める。

 

 数日後、隠れ家のリビングで猫じゃらしを利用した幾つかの試作品が出され、感心するシドと褒めて欲しそうにしているゼータとガンマ、その構図を見てため息をつくゼロが見られたとか。

 




 私は原作の(多分)重めのゼータが1番好きです。そうでなくてもゼータは好きですけどね。

 最近だと、カゲマスではベアトリクスさんが参戦して変な声が出てしまいました。正直来るかもと来るわけが無いというのが半々だったので、割とビックリしてました。
 でもベアトリクスさん来たからにはベアトリクスさんも書こうかな……アニメのベアトリクスさんめっちゃ好き。
 バーガーもぐもぐしてるとこが1番かな……というかその印象が強すぎてアニメの方それでいっぱいいっぱいですが。ゲームの方だと何やらとんでもないらしいので、履修しなければ……(ガチャ)出るかな? 出なさそう。自分の目(アカウント)では確かめられないかなぁ……。

 さて。今日、遂にアニメ最終話ですね。長かったようで短かった20話。寂しいですが、どんな話になるのかというワクワク感が勝ちますね。凄く楽しみです。
 アニメ1期は終わってしまいますが、原作を始めとした各媒体はまだまだ続きますし、アニメ2期はあると思っているので期待ですかね。
 何はともあれ、アニメ第20話、見ましょう!


それではまた次回!

恋愛みたいな要素が

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